一鶴の骨付鶏<地方発送品>を試してみた(ひなどり編)

IMG20230430093256-crop.jpg 6日前、おやどり編を書いたが、今日はひなどり編。

私は、で注文するのはいつもおやどりだが、通販ではひなどりも試してみることにした。

「一鶴」のオンライン・ショッピングは前の記事にも書いたけれど、ひなどりは1,001円でおやどりよりも安い。これは店でも同じ。


おやどり編で、「冷蔵直送品については、ひなどりのほうが期待できるかもしれない。おやどりは一鶴の骨付鶏として主張が強いけれど、ひなどりはむしろ万民向けにしてあると思うから」と書いているが、その予想はあたっていただろうか。

おやどり同様、冷蔵品なので電子レンジで温めるのだが、おやどりの加熱時間は1分30秒なのに、ひなどりは2分30秒と、1分も長くなっている。
思うに、おやどりは、あの肉の硬さが加熱しすぎで失われないように加熱時間を短めにしているのではないだろうか。

IMG20230506173730-crop.jpg さて、そのお味は。
その前に、店でも同じだが、おやどりは肉があまりに硬いからだろう、肉に切り目を入れてあるが、ひなどりはそれはない。肉が柔らかいから簡単に歯で噛み切れるからだろう。

さて加熱が終わって、かぶりつく。
一鶴は店ではナイフ、フォークなどは出さない。骨を持ってかぶりつくように客に求める。
家で食べるわけだけれど、店の方針にしたがって、骨に紙ナプキンを巻いて、かぶりつくことにした。

ひなどりはまだしも、おやどりだと、歯や顎が悪いと厳しいと思う。店のポリシーは尊重するけれど、ユニバーサルデザインからいえば、やはり求めに応じてはナイフ、フォークも出すほうが良いのではないかと思う。持ち帰りの場合は、家でナイフ、フォークで切り分けるところもあるのではないだろうか。


さてファースト・バイトの感触。
おやどりと同様だが、舌に直接触れる塩味は弱い。ただし、それはファースト・バイトだけの話で、後からは塩気がぐんぐん主張し始める。

骨付鶏の特徴は各種スパイスである。
これもおやどりと同様で、舌で感じる味としてはスパイスはしっかり効いているが、香りはやはり再加熱によってとんでいると思う。これもいたしかたないだろう。

肉はやはりやわらかい。店で食べるよりもやわらかいと思う。
子どもでも十分食べられる柔らかさ(ただしこのスパイスは子ども向きではない。まして犬・猫には無理である)。
おやどりは肉のしたたかさが売りだが、ひなどりについてはそういう期待はもとからないから、違和感はない。やわらかい肉だなぁと普通に美味しい。

さて、ひなどりは1,001円、価格に見合う商品か。
おやどりよりも安いが、価格を無視して満足感でいえば、ひなどりのほうが大きいように思う。
おやどり編で書いたとおりである。

ただ前にレトルト骨付鶏を試したことを書いたが、それよりも一鶴のほうが安い。
今回も、ネット通販で骨付鶏と銘打つ商品を調べたが、ブランドの一鶴とくらべて特に安いところは見当たらない。

安いところがあれば一鶴との違いも含めて試してもよいが、安くないとなればブランド品を選ぶ人が多いのでは。


さてリピートはあるか。これは微妙なところだ。
通販品にかぎればひなどりのほうが値打ちがあるけれど、これはスーパーで鶏の脚を買ってきて自分で焼くのと大差ないけれど、おやどりのほうは、その肉質の鶏は通常、スーパーでは売られていない。

先日までおやどりが販売中止になっていたこともある。

そういうことからすると、買うならおやどりという考え方もある。
もっとも、骨付鶏が食べたくなったら、店にいくのが一番良さそうだ。大阪にも店はある

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