Kerity
>以前にこちらでそもさんに勧められた「Kerity, la maison des contes」を観ました。2009年の作品ですが先日のザグレブ国際アニメーションフェスティバル2011でも観客賞を受賞したそうです。
確かにこれは良いですね。ストーリーもキャラクターのデザインもシンプルですが丁寧に感情が描かれているので心に残ります。
ポイントはやはり主人公のお姉ちゃんのアンジェリカちゃんが・・・サービスシーンもありますし(いかん!邪念が)。あとアリスも良いですが赤ずきんちゃんが可愛い!
参考まで各製作スタジオの紹介ページを。
http://www.la-fabrique.com/anglais/fichefilms_lm.php?v=HTML&id=111
http://www.alphanim.com/serie/53/synopsis
http://www.lanternamagica.it/index.php?p=3&sp=1&d=6
ところで、この作品のデザインが気になって調べたのですが美術のレベッカ・ドートゥルメール(Rébecca Dautremer)という方は日本でも著作の出ている絵本作家で、この作品は初めて参加したアニメーションだそうです。下記は上がオフィシャルサイト。下のブログの6月11日の記事に解説があります。絵本もちょっと欲しくなりました。
http://www.rebeccadautremer.com/
http://italiashobo.com/hq/index.php?month=1006
by massando
massandoさんどもです。
えへへ、実は私もこれ見たんですよ!お姉ちゃんやアリスや赤ずきんなどみんなカワイイですよね!
おとぎ話(本)の世界のキャラクターたちがわんさか出てくる・・・「月光条例」みたいな(全然違う)
この人形みたいなラインのデザインがまた独特でいいですよね。
この作品、DVDのパッケージでちょっと損してる気がする・・・
DVDについてくる小冊子のスケッチ画。
こんな感じでいっぱい出てくる。自分はアリスの三角形すぎる体型がけっこう好きでした。
そういや、これってフランスアニメだと思ってたけど、フランス・イタリア合作ですかね。
そのうちレビューしよう。・・・
と、ずっと前から思いながらもずるずると 日々の暮らしに挑戦中!
(レビューしたい本だのアニメだのけっこうたまってる気がする)
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コメント
- そも:
- たしかに、ナー君もアリスたちとおんなじサイズで並んでいたほうがずっとかわいいかも。>パッケージ
エンドクレジット見てるとアジアっぽい名前をたくさん見ました。
制作は外注のスタジオさんなんスかねえ。
- スカポン太:
- そもさん、どもでした。
なかなか感想かけなくてもうしわけない。
パッケージアートはあれはあれでいい感じなんだけど、もうちょっとキャッチーなほうがウケいいと思うの。ジャゲ買い的な意味で。
- massando:
- >DVDについてくる小冊子
え!自分のには付いていませんでした。初回特典?!
>フランス・イタリア合作
メインの三つのスタジオのうちのLanterna Magicaはイタリアですね。そもさんの言われるとおりその他に中国のスタジオ等も関わっているようです。
>パッケージ
ちなみにイギリスはこんなのでした。
http://www.amazon.co.uk/gp/product/B004OQJSAE/ref=oss_product
自分もパッケージや予告を見ただけではそれほどそそられなかったんですよね。ちょっと長編にしてはキャラクターがシンプルで弱いかなと。しかし実際に観ると細かな表情や演出の見せ方で巧く情感を表しているので問題無く感情移入できました。
じんわりと心に染みるような良作でしたね。そもさん、ありがとうございます。
- そも:massandoさんへ
- 遅ればせながら・・・。
丁寧にお礼までしていただき、こちらこそありがとうございます。
作品そのものだけでなく美術を担当されている作家さんのことなど、詳細をもれなく調べられているのがすごいです。
絵本も興味がある分野なので、是非チェックしてみます。
学生の時はすこし離れてしまいましたがふたたび海外アニメにハマってこれと、タイアニメの『ナーク』に出会えたことは最大の収穫です。
massandoさんがヨーロッパ方面以外に興味を持たれているか分からないので前回はすすめませんでしたが、良ければこれも。
URLに入手先が紹介されています。
冊子、スタジオ・カナルの作品カタログともうひとつついてませんでしたでしょうか。
初回特典というほどのものではないように思います。・・・今読み返してみたのですが、もしかしたらこれ書籍版(album)の案内なのかも。
http://www.amazon.fr/Kérity-maison-contes-grand-album/dp/2081230097/
- massando:
- >そもさん
恐縮です。「ナーク」も気になっていた作品だったので助かります。
リンク先のオーディオブックはAmazonで在庫切れなので、とりあえず在庫のある二種の絵本を入手しました。残念ながら挿絵はレベッカ・ドートゥルメールの作ではなく他の方が描いているようで、また両方とも同じものを使っています。下のリンク先の版型の大きい方が挿絵が多いでおすすめです。
http://www.amazon.fr/Kérity-maison-contes-grand-album/dp/2081230100/ref=pd_sim_b_2
オーディオブックの表紙の絵もこれらの絵本の挿絵と同じもののようなので、挿絵は全て共通なのかも知れません。
今回は少し安かったイギリスのAmazonの方を利用したので、ついでにイギリス版のDVDも買ってみました。英語で吹き替えられているのは知っていたのですが、ナットが読む図書室に刻まれていた言葉が「Just because it's a story, doesn't mean it's not real」と英語表記になっており、この言葉が映るシーンは英語圏用に差し替えてあるのが確認できました。観るまでは英語字幕が入るのだろうと思っていたのでちょっと意外でしたね。