まりあ†ほりっくの第2話を見ました。
第2章 甘美な疼き
「見て下さい、かなこさん。高等部の制服を着て見たんです、似合いますか?」
「うん、とっても」
天の妃女学院附属中学高等学校でも新学期が始まり、中等部を卒業した
鞠也が着ていた高等部の制服を見て鼻血を流してしまう
かなこ。
「ま、愚問だったか。このファッションリーダー・祇堂鞠也様に着こなせない服があろうはずがないしな」
「世間的にはただのオカマですけどね」
制服を着替えたい
かなこは
鞠也に部屋から出て行ってほしかったが、却下されてしまう。
「だがまぁ、オレも鬼じゃない。床に頭をこすりつけ哀願されれば聞き入れてやらん事もないな」
鞠也と
かなこが言い争っていると時間は7時21分となり、第ニ女子寮の朝食は7時30分からで時間に遅れると問答無用で朝食抜きになるという。
食事の決まりを聞いてる内に時刻はさらに進んでしまい、布団に中で泣きながら着替える
かなこ。
「ごめんなさいね。少し調子に乗りすぎたみたい。先に部屋を出ますから、ゆっくり着替えていらしてね」
鞠也が優しく語りかけながら頭をなでてきたために
かなこは全身蕁麻疹だらけになってしまい朝食に間に合わなかった。
学校に登校した
かなこは
鞠也に連れられ、担任の
熊谷芙美先生の元に挨拶に行く。
熊谷の美しさに、いきなりテンションが上がる
かなこは困ったことがあったらいつでも言ってねと言ってもらえるものの、
鞠也にバラしたらブチ犯すと言われるために相談することができないのだった。
教室で自己紹介をした
かなこは空いていた
桐奈々美の隣に座ることになる。
クラスメイトに弓道部の
稲森弓弦や
桃井サチも可愛いので
かなこはすぐに鼻血を出してしまうのだった。
入学式で代表挨拶を行う
鞠也は中等部で生徒会長、弓道部で部長をしており、文武両道、才色兼備だったので選ばれたようであったが、その入学式の途中に
かなこのお腹は鳴ってしまう。
「朝食を抜いてきてしまったので、お腹の虫が抗議の声を上げたようです」
在校生達は
鞠也ではないと分かっていたが、犯人捜しが馬鹿らしくなり、いつしか
鞠也が素晴らしい人だという雰囲気に変わり、
鞠也はこの状況を利用して、在校生の心を掴んだのだった。
鞠也の挨拶が終わり、今度は在校生代表として生徒会長・
志木絢璃が挨拶する。
絢璃の挨拶の中、
かなこに
サチからそっとお菓子が渡されるのだった。
放課後になり、結構人気になった
かなこはクラスメイトからいろいろ誘われる中、
隆顕に声をかけられ、一緒に帰ることになる。
隆顕は寮の部屋が急に変えられたことを心配しており、その話をしようにも、部屋への通路は封鎖され、朝食にも出てこなかったので、話が出来ず、放課後に声をかけてくれたらしい。
「言いづらいことかもしれないが、もし私に火があったらなら聞かせてもらえないだろうか」
「そ、それは…」
「違いますわ」
鞠也は
かなこを24時間監視下にきっちりと置くために迎えに来たようだった。
鞠也は
隆顕にどれだけ人気があるかを説明する。
過去に
隆顕のルームメイトは嫉妬で嫌がらせを受けて短期間で変わることが何度もあったのだ。
一瞬だけでも同室だった
かなこも鞄の中にワカメが入れられていた。
隆顕が去った後、
鞠也は
隆顕の方がモテることが許せないと本音を暴露する。
「心が狭いんじゃないの?要は自分より立場が上で人気がある隆顕さまに嫉妬してるんでしょ?生徒会長ともなんか仲悪そうだったしさ、鞠也って八方美人っぽいから、ちょっと意外だったよ」
かなこは
鞠也と
絢璃の悪口を聞き、二人が知り合いだと知り、幼馴染とかなのかと思う。
「鞠也が本当は男だって知ってるのかな?」
「お前には関係無い」
絢璃に対抗するため、明日から偽パイ2枚重ねをしようかと考える
鞠也だったが、突然胸が大きくなったらおかしいと
茉莉花に却下され、スレンダー系美少女で売っていくことにするのだった。
その頃、校舎では
隆顕と親しくする
かなこに嫉妬する女子生徒がいた。
次回、「被虐の若芽」
まりあ†ほりっく DVD第1巻
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