武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
08月26日

法政通りの陶芸教室「陶花楽工房」

hatsushimo.gif

日常生活において、何かしら趣味があるといいですよね。スポーツや
舞踊の類など、自分の身体的技能を磨くものもありますが、一方で
「ものづくり」も非常に奥の深いものです。

今日は、そんな「ものづくり」を楽しめる、法政通り商店街の陶芸教室
「陶花楽工房(とうからこうぼう)」をご紹介したいと思います。

■陶花楽工房 公式ウェブサイト
http://tokarakobo.com/index.html

■陶花楽工房 外観
陶花楽工房 外観

陶花楽工房は、法政通り商店街の割合元住吉寄りにあります。
教室を経営されるのは、以前から地元にお住まいの松原秀夫さん。
京都で陶芸と生花を勉強され、2005年の9月にここに教室を構え
られました。

■陶花楽工房 教室の風景
陶花楽工房 教室の風景

教室の風景ですが、皆さん思い思いに創作をされていて、要所で
松原先生が指導をされる感じでした。もちろん生徒さんのステージ
しだいで、初心者の方にはある程度密着指導されるのだと思います
が、皆さん楽しそうなリラックスした雰囲気が印象的でした。

■指導される松原先生
陶花楽工房 指導される松原先生

松原先生が説明をされているところです。文章で表現できないのが
残念ですが、とても穏やかな語り口と笑顔が素敵な先生です。

松原先生は、「楽しい」が形になる、「大好き」が形になることをモットー
に教室を運営されていて、自由度が高いのが特徴になっています。
カリキュラムは当然ありますが、それは「作りたい」思いをサポート
するもので、何かを強制するものではないということを、教室の
基本的な考え方としているものです。

■陶花楽工房のマーク
陶花楽工房のマーク

これは陶花楽工房のマークですが、教室の名前のうち「楽」を模した
ものになっています。楽しい教室にしたいとの思いがこもっています。

教室のスペースも広く、設備も整っているように思われましたので、
「本格的にできそうですね」と私が申し上げたところ、松原先生は
このようにお答えになりました。

「本格的かどうか、というのはいろいろあって、先生が手を入れる
範囲が多い教室が本格的ともいえます。陶芸とはこういうもの、
というものさしをあてて、きっちりしたカリキュラムで職人の技術を
先生が教えていく教室のほうが、技術は高いことが多いと思います。

陶花楽工房では、なるべく強制をせず、生徒さんが自分でできる
範囲を広くとって、作る楽しみを大切にしています。もちろん、生徒
さんが高い技術の習得を求めていらっしゃるのであれば、それにも
対応は可能です。生徒さんのニーズに合わせて運営したいと思っ
ています」


前述の教室の雰囲気や松原先生のかかわり方を見ると、これは
確かにうなづけるものがありました。「どちらが良い、悪いということ
ではないのです」
と松原先生もおっしゃっていましたが、教室にも
いろいろなスタンスがあるということですね。

■陶花楽工房のユニークな作品


そんな陶花楽工房の自由な雰囲気のためでしょうか、生徒さんが
個性豊かにのびのびと創作された作品が生まれます。

これはたまねぎをモチーフに作られたもので、創作者の方の個性が
伝わってきます。均整の取れた工業製品とはまた違った味わいが
ありますね。

陶花楽工房では、生徒さんのステージにあわせたいくつかのコースが
ありますが、初心者の方や教室の雰囲気を知りたい方のために、
「陶芸体験コース」(2時間半・1,050円)を設定しています。

■陶花楽工房 陶芸体験
http://tokarakobo.com/trial.html

陶芸の作品は、①土を作る ②造形(形をつくる) ③成形(形を仕上
げる) ④釉薬を掛ける ⑤焼成する
 というプロセスを経て完成します。
陶芸体験では、このうち②造形(形をつくる)を体験できます。

■陶芸体験 ②造形(形をつくる)の実例
陶芸体験 ②造形(形をつくる)の実例

一日で出来る範囲の作るところを体験し、その他の工程は工房の方が
完成まで作業してくださいますので、2時間半の体験といってもきちんと
最終的な完成品を受け取ることができるようになっています。 

現在約80人ほどの生徒さんがいらっしゃいますが、そのうち9割は
初心者から始めた方
だそうです。これまでのお話をお伺いしても、
初めての方でも安心できる雰囲気があると思いましたので、これまた
うなづける数字でした。

■陶芸体験の作品
陶芸体験の作品

こちらは、陶芸体験をされた方の作品の仕上がりです。なかなか
素敵にできあがっていますね。

陶花楽工房の詳細につきましては、前掲の公式ウェブサイトが充実
していらっしゃいますので、是非そちらもご参照ください。松原先生が
ご自身で製作されたものです。作品のギャラリーもたくさん見ることが
できますよ。

さて、今回は武蔵小杉ライフが個別取材させていただきました。
陶花楽工房について十分お伝えできたかどうかはわかりませんが、
教室をされている中取材させていただいて、異物であるはずの私も
居心地よく過ごしてしまいました。

私は何も「ものづくり」はしていないのですが(武蔵小杉ライフがそう
だといえばそうですが)、実際に見るとやっぱりやってみたくなります
ね。

■陶花楽工房 連絡先
電話:044-722-3993
メール:[email protected]

■陶花楽工房 マップ
陶花楽工房 マップ

【関連リンク】
陶花楽工房 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:各種スクール 陶花楽工房

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