「藤子・F・不二雄ミュージアム」鑑賞レポート
2011年9月3日、ドラえもんの誕生日に、多摩区の生田緑地に
「藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンしました。
藤子・F・不二雄先生の命日にあたる今日、ミュージアムのご紹介を
してみたいと思います。
■藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
http://fujiko-museum.com/pc.php
「藤子・F・不二雄ミュージアム」は、武蔵小杉からですと、南武線に
乗って宿河原駅、登戸駅で下車することになります。
このほか、小田急線の向ヶ丘遊園駅も比較的近い位置にあります。
■登戸駅のドラえもんオブジェ
前掲の3駅には、藤子・F・不二雄先生のキャラクターのオブジェが
設置されています。これは登戸駅のドラえもんです。
武蔵小杉駅からは宿河原駅の方が近いのですが、登戸駅からは
ミュージアムまでのシャトルバスが出ていますので、こちらの
ルートを選択しました。
■登戸駅からのシャトルバス
登戸駅からのシャトルバスは毎時5本程度運行されているほか、
ピーク時には臨時便も出ています。
バスの車体に藤子・F・不二雄先生のキャラクターが描かれた
ラッピングバスになっています。
いくつかバージョンがありまして、これは「ドラえもん」のバスですね。
■シャトルバス社内にあしらわれたデザイン
シャトルバスは車体のラッピングだけでなく車内にもキャラクターの
デザインがあしらわれています。
写真はブザーボタンと、吊り革です。ドラえもんやパーマンのデザ
インがかわいいですね。
シャトルバスは直行ですので、ブザーボタンは実際に使うことは
ないのですが、押すとランプが点灯します。運転手さんが「何度でも
押してください」とアナウンスしてくれました。
なお、シャトルバス以外にも小田急線に藤子・F・不二雄ミュージアム
のラッピング電車が運行されているのですが、こちらは都条例に
抵触しているとの指摘があり、9月までで運行終了することになって
しまいました。
■カナロコ 小田急F-Trainに都条例がブレーキ、「広告」規制で
月内で運行終了に
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109230012/
広告物としての規制に抵触するということですが、このラッピング
電車は好評を博していたようですし、非常に残念ですね。
■藤子・F・不二雄ミュージアム
今回は一番早い10時のチケットを購入しまして、定刻にはミュージ
アムに到着したのですが、休日ということもあって入口には長蛇の
列ができていました。
実際に入館できるまでには15分程度かかりましたので、この点は
スケジュールを組む上で留意する必要があります。
館内には数多くの原画、資料などが展示されていまして、藤子・
F・不二雄先生の生い立ちや作品の成り立ちを知ることができま
す。
展示室は撮影が出来ませんので、実際にミュージアムでご覧くだ
さい。
また、シアターではミュージアム用に作られた10分程度のオリジナル
映画が上映されています。
これがなかなか良くできていまして、楽しめました。
■休憩所の「きれいなジャイアン」
■屋外広場のパーマン
■ドラえもん
■ピー助とのび太
屋外の広場などは撮影が可能になっていまして、キャラクター達が
各所で来場者を迎えてくれます。
おや、ピー助とのび太の奥の茂みに何か見えるような・・・。
■奥の茂みのバウワンコ像
これは、「のび太の大魔境」のバウワンコ像ですね。
敷地内には、他にもこのような隠れキャラが多数ありますので、
是非探してみてください。
■ミュージアムカフェの待ち時間
お腹がすいたらミュージアムカフェでランチやおやつをいただく
こともできるのですが、このカフェは人気が高く、私が見ている範囲
では最大90分待ちの状態になっていました。
受付をすると番号札を渡され、その間はミュージアム内を回る
ことができます。お店の入口にただいまの案内番号が表示されて
いますので、それを確認しつつ待つことになります。
ミュージアムのチケットは時間指定ではありますが入替制ではない
ため、後ろの時間帯になるほど混雑が激しくなっているようです。
■藤子・F・不二雄ミュージアム 混雑発生時の対応について
http://fujiko-museum.com/important/
ミュージアムの公式サイトにもお知らせが出ていまして、これに
よると、来場者の平均滞在時間が想定をはるかに超えているそう
です。
それだけ楽しめる内容ということなのでしょうが、「混雑を気にせず
ゆったりと見られるように」という時間指定チケットのコンセプトは、
実際にはなかなか難しいようですね。
■ライブラリー
ただ、そんな待ち時間にうってつけの場所が、こちらのライブラリー
です。ここには藤子・F・不二雄先生の作品が多数そろえてあります
ので、ここで懐かしいマンガを読んでいるとあっという間に時間は
過ぎてしまいます。
ライブラリーとキッズスペースはフロアが違うのですが、近くの
吹き抜けを見上げたところにカフェの入口があり、そこで番号表示を
視認することができました。
(※番号表示の看板は固定ではありませんので、置き場所によって
見えないこともあるかもしれません)
■キッズスペース
また、ライブラリーに隣接して、未就学児を対象としたキッズスペース
も設置されています。
さて、そうこうしているうちに時間も過ぎまして、カフェに入れることに
なりました。
■暗記パン
■ふわふわ卵のドリアもん
こちらが各種媒体でも取り上げられていた、ドラえもんメニューです。
「暗記パン」は懐かしいですね。
味は正直あまり過大には期待していなかったのですが、「ふわふわ
卵のドリアもん」は想像以上においしかったです。
■ミュージアムショップ
一通りミュージアムを回って、お帰りの途中には定番のミュージアム
ショップがあります。
ここには、藤子・F・不二雄先生のキャラクターグッズが多数揃って
います。子どもたちの人気は、頭にセットできる実物大?のタケコプ
ターだったようで・・・。
大体このようなところで、たっぷり3時間ほどミュージアムを楽しむ
ことができました。
チケットは入場時間が2時間刻みになっていますが、最初の行列で
15分、シアターで10分、カフェの待ち時間で1時間、カフェの食事・
休憩時間で30分とすると、2時間での退場はなかなか難しそうです。
当面、休日は混雑が続きそうですので、滞留しているお客さんの
いない10時のチケットか、平日がお勧めかもしれません。
(今回、入場までの行列とカフェの待ち時間以外は、それほど
混雑でストレスということはありませんでした)
やや交通が不便な場所にありますが、武蔵小杉からは電車と
徒歩でも30分程度で行けますし、お勧めできるスポットです。
■川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 入館チケットの川崎市民
向け優先販売のお知らせ
http://kawasaki.fujiko-museum.com/ticket01.html
藤子・F・不二雄ミュージアムのチケットはローソンの各店舗で購入
できるほか、市内のJTBの店舗にて川崎市民向けの優先販売も
行っています。武蔵小杉ですと、イトーヨーカドー2階のJTBが
窓口となります。
10月13日から11月6日までは近くの「生田緑地ばら苑」の秋の一般
開放もありますし、ミュージアムとセットで一日楽しめるコースに
なりそうですね。
■藤子・F・不二雄ミュージアムのマップ
【関連リンク】
藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
2011/1/21エントリ 中原区役所にドラえもん現る
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