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金曜日, 11月 04, 2011

つなぐ光●原発100キロから200キロへ対象拡大

私たちが311直後に沖縄で立ち上げた「つなぐ光」の中川事務局長からの最新ニュースをご案内します。

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       お知らせ●原発100キロから200キロへ対象拡大


沖縄県で被災者支援をしております、「つなぐ光」事務局の中川と申します。

お世話になっております。

同一メールが複数届いておりましたら、予めお詫び申し上げます。

つなぐ光では、「あたたかい沖縄で未来の宝を守りたい!」という動機のもと、3月18日より活動を開始し、事務局サイドでは、現地の団体様と同じく、1日も休みを取ることなく、今日まで活動を継続しております。


<お知らせです>

今回一番お知らせしたいことは、状況を鑑み、レスキュー支援において、避難者を受け入れる対象エリアを拡大しました。


 ●旧:福島第一原発から100キロ圏内の対象者
 ↓
 ●新:福島第一原発から200キロ圏内の対象者


対象者は、どちらも、妊婦さんと子育て家族です。

本来は東京のエリアまでカバーできればと思いますが、小さな団体ですので、諸々の事情にてご容赦ください。

なお、従来まで企業様からのご厚意にて12室のペンションを使わせていただいていた滞在支援は、10月15日をもって終了いたしました。

ですが、信じられないことに、11月1日より別の団体様が「同じペンション」を借りてくださり、それをつなぐ光が使わせていただけるという展開となり、3月までペンション滞在支援が継続できることとなりました。


               ========
よって、福島第一原発200キロ圏内の対象者さんに、施設での約1ヶ月の滞在支援が3月まで継続できるようになりました。
               ========


この事を、全国の支援グループの方に拡散して頂きたいと願い、ポストさせていただきました。

なお、つなぐ光には、3つの支援活動がありますので、安心材料として、少しご説明します。


★レスキュー支援:

レスキューとは沖縄に来た方の支援ではなく沖縄に「来るため」の支援で、約1ヶ月の滞在をご提供しています。

★学童疎開支援:

高レベル放射線地域に住む学童には、メンタルリフレッシュと細胞修復の二系統にて免疫力を取り戻す約1ヶ月の疎開支援を行っています。

★コミュニティ形成支援:

避難しても孤立したら別の苦悩が生まれるので、避難者と県民が集う企画を運営し、仲間と繋がっている安心感を提供する支援も行っています。


<これまでの支援の状況>

(1)レスキュー支援(3/18~10/10現在)

 ◇支援内容:5週間滞在無料&全ての食事も無料

※従来は、宿泊と食事の込み込みで無料でしたが、現在では、込み込み大人一人1泊500円となっています。また、従来は、震災直後で生活一時金や航空運賃もご提供しておりましたが、現在のご提供はありません。

 ◇滞在実績:福島県から16世帯47名が滞在
       宮城県から15世帯39名が滞在
       茨城県から03世帯08名が滞在

 ◇実績合計:被災地から34世帯94名が滞在、27世帯78名移住。

  ※沖縄県行政の「1/13」規模の支援を行うことが出来ました。

(2)学童疎開支援

 ◇定員:福島県の子ども20名(小学5年~中学2年) 

 ◇費用:1ヶ月の宿泊・食費・交通費の全て込み込み1万円で、避難所や仮設住宅の子を優先(結果として9名が優先者)

 ◇特記:沖縄で10cm程背が伸びた子がいた。疎開の意味を痛感。

(3)コミュニティ形成支援

 ◇かなりの率で被災者が移住するので、せっかく来た沖縄で孤立をしない為の「つながる」支援を行う活動拠点として、7月に浦添市に「つなぐ処(トコロ)」を開所し、交流会を行っている。


<今後の支援の方針>

(1)募金箱や寄付をいただけるアイテムを創り、活動費を捻出することが急務。
(これまで多くの方のご厚意で活動が行えましたこと、本当に有難うございました。自分の人生で最大級の感謝と感動を感じておりますとともに、現在においては、大震災が世の中から忘れられてきていることを生身をもって実感します)

(2)レスキュー・学童疎開・コミュニティ形成支援の継続
   (十分な経験あり)

(3)移住支援の強化 
   (被災者支援をご理解下さる不動産業者を増やしてゆく)

(4)就労支援の新設
   (就労の目処がないなら、移住は考えにくいのが実情)

   ◆県民と被災者がJOBを奪い合わないよう、県民枠とは別に被災者用雇用枠を提供して下さる企業様を集約してゆく。


<最後に>

つなぐ光は、東北から一番遠いけれど、この暖かい沖縄で「避難の為の受け皿を創ろう!」と考えた民間人が立ち上げたプロジェクトです。

ですが、数日前に、「つなぐ光は統一教会と思われている」という話を初めて聞いて、驚きました。

僕らのことは避難者さんに聞いていただければ、普通の民間団体であることは簡単にわかります。

もしも、残念な噂から沖縄への避難を断念するお母さんがいるのなら、もっと残念です。

きっと、噂を広げた方々も、悪意を持ってつなぐ光を攻撃しているわけではなく、その方々の正義に基づき、被災者さんを「悪の手」から助けている自負であると思います。

今は、民間団体が可能な接点を寄せ合うことが大切だと思います。

一人ひとりの顔や想いが違うように、それぞれの活動団体にも違いがあって当然ですが、状況の本質に対し、できることを役割分担して、活動団体の力が集約できれば時代も変わるように感じます。

ここまでお読みくださり、どうもありがとうございます。

つなぐ光の夏休み疎開にきてくれた子どもたちの笑顔集があるので、よかったらご欄ください。

 ●福島キッズ! 笑顔をありがとう!
  http://www.youtube.com/watch?v=jiblzeZUCaA

最後になりますが、可能であれば、福島第一原発200キロ圏内で、子育て環境に不安を抱えてらっしゃるご家族に、この情報を届けていただけましたら幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
東日本大震災被災者支援プロジェクト・一般社団法人「つなぐ光」
沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1404-1シーサイドビラ203
事務局長  中川角司(090-6146-5054)
恩納村本部 TEL&FAX 098-966-1103
浦添事務所 TEL&FAX 098-943-3693
メール   [email protected]
HP    http://tsunaguhikari.jp/
ブログ   http://mothership2012.ti-da.net/
ツイッター https://twitter.com/tsunaguhikari

火曜日, 3月 29, 2011

あなたが正しいと感じることに

つなぐ光は海外にも広がっています。以下は事務局長の中川角司さんのメッセージです。

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つなぐ光、事務局の中川です。お世話になります。

クロスポストご容赦ください。

沖縄の現状を報告させていただきます。

もし、国の避難区域が100キロなら、まるで映画のような米軍ヘリ救出の「トモダチ作戦」ができます。

やがてそうなるまで、行政の手から漏れてしまうような被災者さんの中の妊婦さんと子育て家族を受け入れます。

よろしくお願いいたします。

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●新しく、つなぐ光を知ってくださった皆様へ

東北関東大震災被災者支援プロジェクトのつなぐ光は、沖縄で被災者さんの受け皿となる役をしています。

特に原発100キロ圏内で被災している妊婦さんや子育て中の家族と、受け入れ先とをつなぐことを第一の目的としています。

昨日は、我々が関わった原発31キロ地点の妊婦さんは、「30キロ以内の被災者を受け入れる」という沖縄県行政の規定外でしたので、被災者用
住宅に入る資格がありませんでした。

また、35キロ地点の海辺の方は、同様でしたので、いま、当座に入れるホームステイを我々が調整しています。

よく考えれば30キロ圏内の被災者さんは、もう既に100キロ以上遠い市町村に避難しています。

その30キロから100キロの間のドーナツ状の70キロの区域に、取り残された人がいます。

ですから、仲井眞県知事がおっしゃった被災者を支援するという主旨で基準を出すなら、助けるべき範囲は「100キロ」圏内の方たちです。

そして、100キロ以上は、アメリカ軍が、「トモダチ作戦」として待機しています。
(アメリカの放射能基準では、軍隊であって、100キロ以内に入れません)

残念ですが、行政の担当者は規定にそって一生懸命に仕事しているわけです。

よって、世論に協力していただいて、行政そのものに動いていただけるように、情報提供も同時におこなってゆこうと思っています。

他には、現地では、避難しようにも避難できない「しがらみ」や、避難しようとして引き戻された方の情報も入ってきました。

「どうして、逃げるんだ!」と言われたり、或いは、友達や親族が亡くなったので、「生き残った私達は、この土地を守り復興させることが使命
だ」という論調があります。

その中で、子どもの健康などの不安や恐怖を感じる母親は、避難を決意しつつあります。

その決意は、相当の「勇気」と、その後の「逃げた」という「強い罪悪感」を背負っての退避となっています。

先日、我々が関わっている被災者さんからはこんなことをお願いされました。

「義援金や毛布を被災地に送らないで下さい!」

理由を尋ねると、これから多くの被災者が沖縄に避難してくるので、いま送ろうとしている義援金や毛布が手元にあるなら、それはしばらくとって
おいて、これから被災地のみんなが避難してきたときに、毛布をかけて温かいソバを食べさせてあげてくださいということだそうです。

つまり、被災地ではなく、むしろ、日本一安全な受け皿となれる沖縄県の我々ができることは、義援金や物資を、寒い地域に送ることではなく、
「その寒い地域から避難してもいいんだよ」と言葉が現地に届くように、現地と世論に働きかけることです。

それが無ければ、受け皿はあっても、誰も避難してこれないことも分かってきました。

神戸の阪神大震災の際にも、人道的な支援グループが山ほど立ち上がりました。

その行為は世界で一番美しいものだと思います。

しかし、以前の阪神大震災と、今回の東北関東大震災には大きな違いがあります。

それは放射性物質がなかったことと、あることの違いです。

今朝(3/29)は、とうとう原発3号機の燃料(プルトニウム)が土壌検出されました。

それでも、政府からは、「ただちに健康を害するものではありません」というコメントが出されています。

僕は、真実が何なのかを追求したいわけではありません。

皆さんが感じることが皆さんの真実です。

できれば、あなたが間違っていると感じてる相手を責める事に力を使うのではなく、あなたが正しいと感じることに力を貸してください。

もし、沖縄に原発があったとして、1771年に発生した1万人以上が亡くなった明和の大津波がいま来たとしたら、今回の震災名は「沖縄大震災」で
した。

場所が変わるだけで立場が変わります。

つまりは、地震断層の上にあるこの「日本という国」のどこにいてもお互い様です。

被災者さんに対して、腫れ物に触るような同情で接する時ではなく、真っ直ぐに目をみつめてお互い様で接していただくなら、被災者さんにとって
いまどんな支援が必要なのかを感じていただけると思います。

いまはそれぞれの人生のなかでありえない経験をしています。

よく電話をうけていて聞く言葉があります。

「私は何もできないけど何かしたいです」

それぞれができる事は小さいかも知れません。

でも、あなたができるその一役をつないでください。

そして、みんなで大きな力にして、いま寒さで震えている東北の人たちに、本当に必要なゆいまーるの支援をしてゆきませんか。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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ご縁をありがとうございます。
全てに感謝
∞∞∞∞∞∞∞∞
「つなぐ光」東北関東大震災被災者支援プロジェクト
http://tsunaguhikari.jp/
http://mothership2012.ti-da.net/
事務局 中川角司
090-6146-5054
[email protected]

木曜日, 5月 13, 2010

米軍普天間基地の移設問題

沖縄の米軍「普天間基地」移設問題は、いよいよ暗礁に乗り上げた様相を呈して、マスコミは指針が定まらない鳩山政権の無能ぶりに、厳しい批判を連日浴びせていますね。

私は、以前にも述べましたが、今回の基地移転問題は戦後の日米軍事同盟のあり方を日本国民があらためて問い直す絶好の機会ではないかと思っています。確かに、全国各地に米軍基地は散在していますが、私たちがそのほとんど(70%)を沖縄に押し付け、沖縄の人々を米軍の戦略下に翻弄させて見て見ぬふりをしてきたことは事実です。

戦争を放棄した平和憲法を有する独立国に外国軍隊が何万人も常駐し、連日軍事訓練を行い、しかも地元民のほとんどがそれに反対している状態は”異常”なことです。その異常さ(欺瞞)に私たちが気づく必要があるのです。

歴代政府と主要マスコミは、あたかも日本の安全保障のためにはアメリカ軍の存在が必須であるかのような主張を一貫して繰り返してきましたが、果たしてそうでしょうか。もし、アメリカ軍基地がなくなったら、仮想敵国とされる中国や北朝鮮が日本に攻めて来ると本当に彼らは信じているのでしょうか。もしかしたら、その人たちはそう信じたいのでしょう。

チャルマーズ・ジョンソン元カリフォルニア大学政治学教授は、著名な日本や中国の政治研究家で、アメリカと東洋とのバランスある視点に立った国際政治に関する考察は常に真の平和を希求する態度で貫かれています。5月6日にロスアンゼルスタイムズ紙に投稿した文章「もう一つの沖縄戦」で、彼は次のように書いています。

米国は第二次大戦以来世界130ヶ国に700あまりの基地を作ってきたのだが、沖縄の基地ほど悲しい歴史を持つものはまれであろう。」

第二次大戦での沖縄戦では、多数の沖縄市民が本土決戦のための犠牲にされ、敗戦後、今度はアメリカの軍事基地にされるという悲しい歴史です。

昨年、鳩山由紀夫氏が日本の総理大臣となったが、彼の率いる民主党は普天間の返還と海兵隊員の沖縄からの完全な撤退を米国に求めるという公約によって選挙 に勝ったようなものであった。しかし鳩山首相は今月4日、沖縄を訪れ、県民に対し深く頭を下げて米国の要求を呑むように頼んだのだ。・・・鳩山首相の態度は臆病で卑劣だと思うが、日本をこのような屈辱的な袋小路に追い込んだ米国政府の傲慢さの方が更に遺憾である。 米国はその軍事基地の帝国を保持することで頭が一杯になってしまったようだが、我々にはもはやそんな資金もないし、基地の「受け入れ国」の多くがますます反対の声を大きくしてきている。米国は高慢さを改め、普天間基地を米国本土の基地(私の家の近所にあるキャンプ・ペンドルトンなど)に戻し、65年間も耐えてきた沖縄の人々に感謝するべきであろう。」

現代は地球のどこにでもボタンひとつでミサイルを打ち込めるハイテク戦争の時代です。米ソ冷戦時代からの基地など実際はすでに無用の長物になっているのです。それを知っているのがアメリカ軍の当事者です。ただ、それを認めたくないだけです。まして、アメリカは世界に800カ所、総計50万人と言われる軍関係者を毎日養っているだけでなく、戦争までやっているのです。

また彼は、最近ある雑誌社のインタビューにこう答えています。

沖縄では少女暴行事件の後も米兵による犯罪が繰り返されているが、米国はこの問題に本気で取り組もうとしていない。日本の政府や国民はなぜそれを容認し、米国側に寛大な態度を取り続けているのか理解できない。おそらく日本にとってもそれが最も簡単な方法だと考えているからであろう。

実を言えば、米国には普天間飛行場は必要なく、無条件で閉鎖すべきだ。在日米軍はすでに嘉手納、岩国、横須賀など広大な基地を多く持ち、これで十分である。・・・・しかし、普天間基地が長い間存在している最大の理由は米軍の内輪の事情、つまり普天間の海兵隊航空団と嘉手納の空軍航空団の縄張り争いだ。すべては米国の膨大な防衛予算を正当化し、軍需産業に利益をもたらすためなのだ。」

「米軍基地は世界中に存在するが、こういう状況を容認しているのは日本だけであろう。もし他国で、たとえばフランスなどで米国が同じことをしたら、暴動が起こるだろう。日本は常に受身的で日米間に波風を立てることを恐れ、基地問題でも積極的に発言しようとしない。民主党政権下で、米国に対して強く言えるようになることを期待する。」

「日本にはすでに十分すぎる米軍基地があり、他国から攻撃を受ける恐れはない。もし中国が日本を攻撃すれば、それは中国にこれ以上ない悲劇的結果をもたらすだろう。中国に関するあらゆる情報を分析すれば、中国は自ら戦争を起こす意思はないことがわかる。中国の脅威などは存在しない。それは国防総省や軍関係者などが年間1兆ドル以上の安全保障関連予算を正当化するために作り出したプロパガンダである。過去60年間をみても、中国の脅威などは現実に存在しなかった。」

「北朝鮮は攻撃の意思はあるかもしれないが、それは「自殺行為」になることもわかっていると思うので、懸念の必要はない。確かに北朝鮮の戦闘的で挑発的な行動がよく報道されるが、これはメディアが冷戦時代の古い発想から抜け出せずにうまく利用されている側面もある。一般の米国人は日本を守るために米国がどんな軍事力を持つべきかなどほとんど関心がないし、そもそも米国がなぜ日本を守らなければならないのか疑問に思っている。世界で2番目に豊かな国がなぜこれほど米国に頼らなければならないのか理解できない。それは日本人があまりに米国に従順で、イージーゴーイング(困難を避けて安易な方法を取る)だからではないか。」

そろそろ私たちは自分自身の考えで、物事を常識で捉え、判断することをしないと、またあの悲惨な歴史を繰り返すことになりはしないでしょうか。

月曜日, 1月 15, 2007

1月15日沖縄

1月7日からの沖縄滞在も、あっという間に帰る日になってしまいました。ここでの楽しみはいろいろありますが、食い道楽の私たちにはなんといっても沖縄料理。普段は肉を食べる事はほとんどないのですが、じっくり野菜と煮込んで脂分を落とした豚肉料理には目がありません。ラフテー、てびち汁、ソーキ汁(そば)など沖縄独特の他では味わえない料理です。もちろんゴーヤ料理も大好物。沖縄は冬が野菜の旬なので、本土ではないものがここでは豊富に手に入ります。おかげでゆみも私もだいぶ体重が増えたようです。そうそう、ソーキとは沖縄語で肋骨のこと。沖縄の神話伝説を読むと、キリスト教聖書と同じ事が書いてあるのにびっくり。この世に男が最初に現われて、その肋骨のひとつから女が生まれて来たと。フランシスコ・ザビエルよりもっと前にキリスト教をこの島に伝えた人がいたのでしょうか。沖縄、とくに那覇の町を歩くと、教会がやたらと多いのにきづきます。それにひきかえ仏教寺院はほとんど目にしません。沖縄は神の国という意識がそうさせているのかもしれません。一昨日は、いつも那覇でお世話になるオペラシンガーの金城久美子の案内で、もっとも聖なる島とされている久高島に船で渡りました。ここは女性の神人たちによるさまざまな神事で有名です。久美子さん自身も久高島でスピリチュアルな経験を来るたびにすると言います。小さな島をみんなでレンタルした自転車でゆっくり回りました。穏やかな陽気のもと、植物の緑と海の青さそして珊瑚の砂の白さの絶妙な配色におもわず思考停止になります。ここが初めて神が地上に降りた、いわゆる天孫降臨の地だと言われるのももっともだと思いました。ありがたい命のエネルギーをいっぱいもらって船で那覇にもどりました。今回も沖縄の素晴らしい人たちに出会い、助けられ、楽しい旅ができました。ありがとう。さあ、これから寒い国へもどります。