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金曜日, 11月 02, 2012

11月のハワイリトリート

 
先週はカリフォルニア・サンホゼに出向き、講演やワークショップなど非常に充実したスケジュールをこなしてきました。これを企画し、素晴らしいオーガナイズ/コーディネートをしていただいた渡辺ご夫妻のきめ細かい尽力のおかげです。このつながりを大切に、来年もいろいろな計画が進行中ですのでご期待ください。
三育学院が講演会の会場を提供してくださいました










滞在中、たくさんの方々から相談を受けたのは、やはり日本の放射能の健康への影響です。とくに若い妊婦の方や子どもを抱えたお母さんたちは、遠く海外にいるだけに余計に日本のことが心配で、また情報が少ないことで不安を抱えていました。

世界の現実に真正面から向かいつつ、どうしたら心身ともになるべく安心できるようになれるか、暮らしの智慧と必要な情報を共有しました。お母さんたちから、不安がだいぶなくなりましたという感想をいただき、行って良かったと思っています。


ハーモニクスヒーリングのセミナーでは、私たちの自然治癒力である免疫力を高めるシンプルですぐできる方法を教えます。


何と言っても人気は薬になるローフードのスウィーツ    


さて11月22日から1週間、ハーモニクスヒーリング・ハワイ・リトリートが開催されます。まだ2名ほど空きがありますので、ご希望の方は[email protected]までご連絡ください。

リトリートの詳細はここをクリックしてください。


月曜日, 4月 09, 2012

スーパーフィットネス&ウェルネス@ハワイ島

ハワイが好き、もっと健康になりたい、美しくやせたい、という方に、ハーモニクス・ヒーリング・ハワイが提案する「スーパーフィットネス&ウエルネス」のお誘いです。

ハワイ島コナに長期滞在しながら、カラダを内からも外からもきれいにしませんか?夏に向けて、カラダは活動的になろうとしています。健やかで軽やかなカラダで、この夏はよりアクティブに!


  <スーパーフィットネス&ウエルネス@ハワイ島

期間:2012年5月1日から6月20日の間の1〜7週間。
*ご自分の予定とご予算に合わせて滞在期間を選んで下さい。最低1週間(6泊7日)から、最長7週間まで(1週簡単位でお選び下さい。それ以外の日数は要相談)。

内容:ハーモニクスライフセンター・ハワイに滞在しながら、週に5回、フィットネスクラブのヨガ、ピラーテス、ズンバ、シャクティフロー、ブートキャンプなどのクラスに通います(フィットネスクラブへの送迎をいたします)。

オプション:ハワイ島ツアー(森田玄ときくちゆみがご案内します)、オーガニックファーム体験(見学)、NVC(非暴力コミュニケーション)イントロ、ロミロミマッサージ、フラレッスン、ウクレレレッスン、ドルフィンスイム、スノーケリング、など

お食事:ハーモニクスライフセンター・ハワイのヘルシーな食事は1泊につき2食つきます(朝は基本的にフルーツかスムージー、夜はローカル・ベジタリアンを中心としたお食事。ローフード、マクロビオティック対応可)。ヘルシーな食事と適度な運動で、あなたの健康を増進し、カラダも心も輝かせましょう。

詳細はメールにてお問い合わせ下さい。タイトルを「スーパーフィットネス」として下さい。

定員:6名(女性、またはカップル限定)

月曜日, 3月 19, 2012

ライトワーカーの仕事

ウォールストリート金融界を中心に全米で話題になっていることのひとつに、3月14日のニューヨークタイムズに「私がゴールドマンサックスを辞める理由」という内部告発の寄稿記事があります。これは世界最大の金融投資会社のひとつであるアメリカのゴールドマンサックスに12年間務めた役員が、金儲けのためには平気で顧客を騙す会社の体制を「これほど腐敗し破壊的な環境は見たことがない」と糾弾する会社への縁切り状をこの日の新聞に公開したのです。

この人の良心が目覚めたのですね。これも光が世界に増している一つの徴候でしょうか。

ハワイにいるスピリチュアルなリーダーの一人であるドリー・メイさんも、かつては不動産売買で成功した会社の社長でしたが、80年代の不況で一夜の内に2,500万ドルという負債を抱えて倒産し、一時は債権者が700人にも昇ったそうです。でもそれがきっかけで内なる世界に目覚めたのです。ドリーさんの書いた「ライトワーカーの仕事」をたまたま手にした雑誌にみつけ、とても心を動かされたので、ドリーさんの了承を得てここに転載させていただきます。

でもマシュー君の言う、私たちの細胞が”炭素基盤からクリスタル基盤に変化”していることが科学的に実証されているとドリーさんは書いていますが、私はまだ確認していません。

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ライトワーカーとは、自分が輝く愛の光の灯台であることを知っている人です。この光は癒したり、感じたり、ただそうあるために使われます。それは愛と歓びの波動です。それはやろうと思えばできますが、押し出したり、操作する必要はありません。ライトワーカーはなにもしていないように見えるかもしれません。でもそこに存在することが、何気なく微妙な素晴らしい方法で、ほかの人たちの気持を落ち着かせ、気づかせ、その存在を高めるのです。灯台は単に輝く光です。ほかの人たちがその光を受けて何をするかは、その人たちが選択し創造することです。

ライトワーカーの仕事は光になることです。そうすることで、このアセンションが進行している時代になにが起きているのか理解できず混乱している人たちの気持を落ち着かせます。それらはチャクラ(からだのエネルギーの中心)の覚醒、極度の不眠症、なかなか良くならない関節痛や筋肉痛、めまい、記憶喪失(認知症とは違います)、心悸亢進、頭痛、一過性の異常症状などです。このような症状を経験している人たちは病気ではありません。それは問題ではないのです。

さまざまな問題について人々が不安を訴えて来ます。関節痛、視力異常、頭痛、腹痛、食生活の変化、不眠症、めまいなどです。その人たちの心配と恐れは実は私たちが見ている新しい”映画”に興奮しているためなのです。私たちはスクリーンに釘付けになって、少々取り乱しているのです。べつにそうする必要はありません。だれかに相談して、答えてもらって恐れや不安を鎮めてもらうのもいいでしょう。でもそれよりは、自分自身の内に問いかけて、自己のハイアーセルフとつながって不安をなくす方がいいです。心配ありません。ほんとうに大丈夫なのです。

地球の第三次元の自己に転生する前にあなたがつくった本来の人生プラン/合意に、あなたは間違いなく沿って進んでいます。あなたはこの地球の変換時にここにいるように選んで来ているのです。あなたのからだは実際に炭素基盤からクリスタル基盤に変換しつつあります。科学がこれを証明しているのです。各細胞のDNAとその炭素基の原子量が変化するところを科学者たちが観察しています。

考えても見てください。私たちは肉体的、エネルギー的に変化して細胞がより多くの光に満たされるようになるのです。クリスタルの光の存在に一瞬でなるのではありません。それはからだとこころと精神に慣れるように徐々に起こります。あなたの魂はすでにそれがどこに向っているのか知っています。

あなたのエネルギー体には7つのチャクラが背骨に沿って走っていますが、それらがこの地球に入ってくる新しい高エネルギーの光の波動を受け取り、そのような変化の多くをコントロールしています。太陽光と月光は黄色みが減ってさらに明るく白くなります。これらの近い天体とほかの遠い天体からの光の波動エネルギーがこの変化を生みます。このような変化に反抗し、否定し、拒否する人たちには変化は起こりません。その人たちは、その考えにふさわしい場所を自分たちで見出すでしょう。恐れる必要はありません。すべてうまく行っています。変化のために私たちはここに来たのです。汽車がいま駅を離れようとしていますが、行きたくないと言う人たちがいます・・問題ありません。

では、光がいったい何だというのでしょう?科学はあらゆる存在するものが、X線、紫外線、レーザー光線、ダークホール、太陽光、ラジオ波などの巨大な光のスペクトラムのようなものだと理解し始めています。光によって物が起こります。それは波で伝わります。それがあらゆるものの波動を変換することで、現在この惑星とこの宇宙とそのあらゆる存在に変化を起こしています。あらゆるものにです。長い間科学の謎であった失われた環(ミッシングリンク)に私たちがなるのです。過去の最後の変化は動物から考える人間でした。今回の変化は人間から、統一、平和、愛、歓びの感覚をもつ宇宙人です。それは宇宙の高い意識の兄弟愛からの再結合の中で、双対性を超え、善悪を超えた分離の和解という私たちの真の人間性です。これがささいな変化ではないことは明白です。

惑星と宇宙とそしてあらゆる創造物と供に、一つの種として私たちはいま改良され、グレードアップされつつあります。私たちはこれが起こる助けをすることに合意したのです。このレベルアップは私たちの世界だけのことではありません。多次元レベルでのことです。大きな違いは、このようなことはこれまでに起きませんでした。変化の間、ほかのどのような存在たちも肉体を持ったまま留まったことはありません。ところが、いまここにはたくさんの人間ではない存在たちがいて、私たちが宇宙でも未曾有の出来事を経験できるように、愛情を持って支援し、見守り、導き、指揮してくれているのです。

ライトワーカーの仕事は闇に気づいていて、しかしそれに飲み込まれないでいることです。ライトワーカーは、全人口の1%の支配者たちの腐敗、欲、欺瞞、濫用などの重大な悪行為を知り、彼らがどのようにメディア、政治、金融、食料、宗教を通して私たちにそのような卑劣な行為を行っているか気づいているでしょう。その気づきは闇に光をもたらすためのものです。それによって隠されていたことが明らかにされるのです。気づきの光を輝かせることが、いまやパワーを失いつつある闇の人たちのいる陰の世界を明らかにするのです。それが彼らを弱くするだけでなく、光が来ない前には彼らの身の安全からできなかった立場を変えるチャンスにもなるのです。

私たちはこのすべてにどう関わっていくのか決めなければなりません。私たちは許しのこころをもつライトワーカーになれます。私たちは報復、罰則、投獄、公共での恥を要求する迫害者にもなれます。ライトワーカーは愛と思いやりと許しを選びます。私たちは完全ではありませんが、私たちがみなワンネスであること、そのような悪党たちはこの転生での目的があってその役割を演じる合意をしたことを思い出すことができます。すべては私たちのいまのこの気づきのために起きているのです。それらによって、私たちの心の中にある陰の深さを知ることができます。この人生ではそれほどひどいことはしていないかもしれませんが、私たちの数多くの転生や思考や怒りの中のどこかで、ほんのつかの間かもしれませんが、その陰が生きていたのです。

あらゆることが変化しています。いま母なる地球にこうしていることはワクワクする時です。私には平和と愛と歓びがすぐ近くに来ていることが感じられます。私たちが一緒にこれを実現させ、この地球をより高い波動の、癒された、全体の、愛に満ちた、飢餓のない、豊穣と光に満ちた星にしましょう。

もしあなたがこれを読んでいるのなら、あなたもライトワーカーです。

お帰りなさい。

原文: http://www.dollymae.blogspot.com/2012/02/lightworkers-job.html

水曜日, 2月 29, 2012

放射線とがん細胞

今日は放射線物理学と生体学の話です。ちょっと専門的な内容ですが、ガンがどうやって放射線によって誘因されるのかぜひ知って頂きたいと思います。

放射線の恐さは、科学者の世界でも「体が蜂の巣にされる」と言う程度の認識しかなく、放射線の破壊力のメカニズムは具体的には何も分かって無いのが現状です。ですから臭いも味も色もない放射線に対して本当の恐怖感も余り無いのだと思われます。

現 在の地球人のガンの発生率は明らかに異常であり、それは地球自体の陽化(注:宇宙生命論によれば森羅万象は常に陰から陽にと変化し、それを陽化と言う) が原因と思われるガン発生率の数万倍もの確率であって、地上に住む生物の肉体では、何と一分間に数個の割合でガン化が起こっている計算になります。これは 明らかに、外的な作用によって人工的に引き起こされていると解釈しなければなりません。その根本原因は、もう述べるまでもありませんが、放射線であり、そ れを生産している所の「原子炉」及び「放射能(核)兵器」だと断言できます。

アメリカ軍が使用した劣化ウラン弾の影響については、多くの報告がされています。しかし、ここで述べる放射線とガンの因果は、戦地でも何でもない私たちの住む町の真只中で、毎日毎日被爆を受けている私たち自身の話なのです。

以下は「未来地球研究所」のウェブサイトからの転載です。

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                放射線と水

放 射線(X線やγ線)という粒子の増幅エネルギーが、一体なぜ生物体の害毒になるのか、その詳細なメカニズムが分かっていれば、あの様な垂れ流し状態の原子 力発電所は造らなかっただろうし、また即座に停止していたと思われます。電気を得る方法は何も原子力に頼らなくても、ほかに火力、水力、そして自然エネル ギーの太陽光、風力、地熱などいくらでも手段があり、人類は自己の命と引き換えにしてまで電気が欲しいわけではないでしょう。放射線の具体的な恐さを知ら ないのは、一重に現代科学に原因があります。数学者が無理やり作った量子力学と素粒子物理学の“せい”だと言っても過言ではありません。ここではニュート ン力学に基づく現代科学を用いた説明ではなく、新しい科学理論(宇宙生命論)に基づいた放射線知識を知って頂きたいと思います。

生物の 体は、炭素骨格に配置された水素原子によって生命作用が営まれています。具体的な話をすれば、それらの水素配列が“水素電流”を生み出し、その「電流」や それが生み出す「電磁場」によって肉体が構成され生命の営みが行われています。タンパク質も糖も脂肪も、生体物質と呼ばれる物はすべて電線とも言えるこの 水素配列を備えており、そこには実際に電流が走って、“電磁場”と呼ばれる物質の「命」を宿しています。当然、一個の細胞の表皮膜にも電流が回転し、その 細 胞の記憶と意識を司る所の「命(細胞魂)」が形成されています。

放射線の恐さは、この生体電流を生み出す所の「水素原子」に直接作用 するところにあります。ご承知の様に、水素原子は一個の陽子と、その周囲を回転する一個の外殻電子から成り立っています。電子の軌道運動(角運動)が固有 の磁場を形成し、その磁場のN極から吹き出す中心磁束流が、水素配列を通じて「水素電流」と化し、次々と伝搬して行くわけです。それが生物体の中を走る 「生体電流」の正体です。

いま一本のX線を「水素原子」に照射して見ましょう。X線領域の光は、もともと陽子や中性子の振動から発生した もので、その波長領域の一連の光は同じ波長サイズである陽子や中性子にだけ選択吸収されるという特徴的な性質を持っています。X線を吸収した水素原子核の 陽子は激しく励起して、斥力(排他力)を増大させたその励起電荷は、自己が所有する外殻電子を吹き飛ばして、自ら裸の原子核、つまり単体の陽子へと変貌し てしまいます。何と原子が100万分の1の大きさの陽子に突然変身してしまうのですから、その時点で水素配列が乱れて電流がストップしてしまう事は想像で きるでしょう。

今度は、一本のγ線を「水素原子」に照射して見ましょう。γ線領域の光は、もともと電子や反電子の振動から発生するもの で、その波長領域の一連の光は、自己と同じサイズである電子や反電子に選択吸収されます。γ線を吸収した電子は身に余る強烈な増幅エネルギーを獲得したこ とにな り、自分自身の旺盛な電荷反発力によって軌道外へと飛び出してしまいます。原子核の陽子と、外殻軌道電子は、もともと微妙な電荷バランスの均衡の上に成り 立っていて、過分なエネルギー吸収は両者の電磁的な均衡を破ってしまうことになります。従って、X線を照射しても、またγ線を照射しても、どのみち電子は 飛び出て行くわけであり、水素原子の陽子化が起こります。

原子核と外殻電子が微妙な電荷バランスで成り立っているように、生物体の有機物 質も微妙な電荷バランスで成り立っています。たった一個の水素原子と言っても、それが抜けるということは「バケツ・リレー」の一員が抜けるのと同じです。 もしその水素が「組み立て体操」の土台を担う一員であったら、たった一個の水素原子の欠員の為に、全体が壊れてしまう場合もあります。しかし、この様な欠 員の事態は結構な比率で発生しており、その為の緊急対応機能を生物体は皆備えていて、細胞内なら電子伝達系酵素が、それが細胞外の血管内部ならばソマチッ ドが失った電子を供与して水素電線を修復してくれるのです。

水素原子の陽子化の本当の恐さは、陽子が持つ無機素粒子の強烈な電磁能力で あ り、その角運動半径の小ささにあります。一個の陽子(プロトン)が所有する磁石としての磁束密度は、何と一個の水素原子が持つそれの50万倍~100万倍 という途方もない馬力の持ち主であり、もしその小さな陽子が炭素原子や酸素原子の磁極に吸収されて磁極結合を起こした場合、その炭素や酸素は忽然と超能力 を呈示する“ヘラクレス原子”へと変貌してしまいます。この様な異常な力を有した原子は一般に“ラジカル原子”と呼ばれており、それが酸素原子の場合は特 に「活性酸素」と呼ばれています。

実は、放射線の恐さは水分子を“ラジカル化”する所にあります。水は通常、水分子がサークル的に結合し たクラスターを形成していますが、クラスターとクラ スターの間隙を埋めているのは、水の単体分子であり、それは普通「オキソニウム基:OH3 」と「ハイドロキシル基:OH」に別れて存在しています。H+ イオンとOH− イオンに別れるという現代化学の説明は理解の為の便宜上の話であり、実際には二分子体で別れています。いま放射線を水に照射すると、一個の電子を失ったオ キソニウム基は「オキソニウム・カチオン・ラジカル:OH2・」へ、そして同じく一個の電子を失ったハイドロキシル基は「ハイドロキシル・アニオン・ラジ カル:O・」へと変貌してしまいます。ここで「・」とは陽子の印です。






ここで、ビーカーの水に放射線を当てて、その中に300個のラジカル因子が発生したと仮定すると、100万倍の超パワーを持つラジカル因子が他の水分子を襲って、電子の奪い合いを始めます。一個のラジカル因子が水分子から電子を奪えば、今度はその奪われた水分子がラジカル化するわけですから、外からビーカーに電子が供給されない限り、その300個の欠員がいつまで経ってもなくならない事になります。ちなみに、一般の水には遊離電子は殆ど存在せず、それ自体は本来絶縁体を呈するものです。

たまたまクラスターを形成する水分子の水素原子が電子を奪われてラジカル化すれば、強烈な磁束がクラスターを貫く事になり、電磁的に活性したそのクラスターは、他のクラスターを引き寄せて結合し、数百~数千という巨大なクラスターを形成し、次第に流動性の無い粘性の高い汚れた水に変貌して行きます。

私たち生物の体は70%が水分である「水の化身」であり、体液や細胞液に満たされた準液体構造を呈しています。一見すれば、固体かなと思われる細胞の単孔膜の内側も、あるいは神経や骨髄の内部も組織液や髄液に満たされた液相を呈しています。そんな生物の体に放射線を照射すれば、固体組織には重大な欠員が発生する事はもちろん、体液の内部にはヘラクレス的なラジカル因子が大量発生し、そこら中で電子の争奪合戦が始まります。それよりも、「ハイドロキシル・ラジカル」がタンパク質の末端に取り付いただけで、そのタンパク電流が異常増幅されてタンパク組成が一瞬で変化してしまうばかりか、それと同じ様な現象は糖でも脂肪でも核酸でも起こります。

              
              ラジカル因子とガン細胞

「オキソニウム・ラジカル」もあるいは「ハイドロキシル・ラジカル」も、言わばそれ自体が一種の「発電所」の様なものです。強烈な電圧が付加されると、本来流れるべき方向ではない方向へ降伏電流(逆電流)が走ってしまい、それによる様々な弊害が発生します。私たち生物の「命」ともいえる生物魂は、通常は左巻きの「左電磁場」であり、細胞の一個一個の電磁場も左電磁場を呈しており、また核酸分子の二重螺旋も、あるいは高次タンパクの螺旋配列も、皆一様に左巻きを基本として、そこには左巻き電流が流れています。その理屈は地球や太陽や銀河が左巻きで(反時計回り)ある事に起因します。

磁場世界のルールは、「外磁場が内磁場を命令支配する」というものです。その様な意味では、外磁場が内磁場を意のままに自由に操作する(操縦する)ことが“生命作用”そのものと言えます。細胞磁場は一つ上の組織磁場に操作され、またその組織磁場は一つ上の全体の磁場(生物魂)に支配されているというように、生物体には磁場の階層支配が事実上存在しています。この様なマクロからミクロに垂直に降下する縦支配は、磁場世界では当たり前の常識と言えるものですが、その法則は同種(左巻き)の磁場だけに通用するものであって、その内磁場が異質な「右磁場」を呈している場合は、左巻きの外磁場にとっては原則的に支配する事が出来ない対象物となります。

例えば、一個の細胞と酵素の関係で説明して見ましょう。細胞には通常、赤道電流と呼ばれる水素電流が走っており、細胞そのものをスッポリと覆い隠す「電磁場(細胞魂)」が形成されています。当然、左巻き電流が流れる構造になっていますから、形成される電磁場も「左電磁場」です。外磁場である細胞魂そのものが「左電磁場」であれば、細胞内で生産される酵素タンパクも普通は「左電磁場」を呈しており、そこには左巻きの電流が走っています。

しかし、その細胞液の中にたまたまラジカル水因子が発生し、その発電所の様な因子が酵素の端に吸着したと仮定して見ましょう。その強烈な電圧が付加された場合、その電圧の向き次第では、今まで正常に流れていた電流が正反対の向きに流れる場合もあります。その確率は何と50%です。今まで細胞の命令通りに動いていた(操作されていた)酵素が、突然細胞の命令に従わない狂った酵素に変貌してしまうのですから、これは一大事です。それは無線操縦のロボットが操縦者の支配を逃れて、突然自由に動き出すのと同じで、これは大変に危険な状態と言わざるを得ません。いずれにしても、左電磁場を呈する細胞には、右電磁場を呈する酵素を支配する事は出来ません。

さて、今度は細胞のガン化に付いて考えて見ましょう。通常、細胞には左巻き電流が走り、左電磁場が形成されていますが、たまたま体液の中に一個の「ハイドロキシル・ラジカル」が混じっていて、運が悪い事に、それが細胞膜赤道部の水素配列の上に吸着したと仮定して見ましょう。電流が流れている電線自体に「発電所」が付いたわけですから、その強烈な電圧は電気の流れを順方向か逆方向かのいずれかに誘導してしまいます。順方向に増幅電流が走っても、細胞は電磁的に興奮するだけのことで、人間に例えれば精力が倍増されて、興奮の余りやたらと走り回ると言う感じでしょうか。

しかし、電流が逆方向に起電され、降伏電流が走ったとすれば、その細胞自体が「右電磁場」に変化したことになり、組織磁場や生物魂の命令支配の管轄外へ出たことになります。もはやその右巻き細胞は誰の命令にも従わない狂った「ガン細胞」と化し、食べることと増殖することしか知らない原始無垢の“化け物細胞”へと変じてしまいます。細胞電流が左に走るか、それとも右に走るか、たったそれだけの理由で天地の違いとなり、しかもその確率は50%ですから恐ろしいと言わざるを得ません。

組織細胞の一つが“ガン化”したと言っても、それは結局のところ「DNA」を核膜の中に閉じ込めた有核細胞であり、無限増殖をコントロールされている細胞の場合は、余り恐ろしいことはありません。仮に勢い良く細胞分裂を始めたとしも、その半分は劣化細胞であり、細胞分裂方式では思うような増殖は決して出来ません。しかし、赤血球の様な無核細胞(増殖細胞)の場合は、ガン化した場合は大変なことになります。そもそも赤血球とは細胞分裂という方式を取らない、母体が子体を産み落とす形式の産卵的な増殖方法を取る生殖細胞であり、彼等は特に腸内腔や脾臓や骨髄で子細胞を産み落します。

もし、あなたが強烈な放射線をまともに浴びたとしたら、最初に被爆を受ける水は太い血管の血液です。たった一度の瞬間的な被爆で、数千万いや数十億という「オキソニウム・ラジカル」や「ハイドロキシ・ラジカル」が血液中に発生する事はもちろん、今度はそれらが一斉に赤血球に襲い掛かります。ラジカル水因子を吸着した赤血球がガン化する確率は50%、運良く一つもガン化が起こらなかったいう話は万が一にも無いでしょう。しかも、一度ガン化した赤血球は狂った様に増殖を始め、次から次へと幼弱なガン細胞(ガンの子供)を脾臓や骨髄の中で生産して行きます。さらに、それらは血液によって運ばれて、体の隅々にまで届いてしまうのです。もちろん、致死量の被爆をした場合は、体中のありとあらゆる所で、水素電線が分断され、組織機能(磁場機能)が一度にパンクして即死状態となります。

原子力発電所が排出する大量の水蒸気は皆被爆した水であり、それ自体からは放射能はほとんど検出されませんが、しかし、その水蒸気のほとんど100%が「オキソニウム・ラジカル」と「ハイドロキシ・ラジカル」から構成されているものであり、それが大気中に垂れ流されている状態です。大気の一成分がラジカル因子で汚染されているのですから、どうしようもありません。私たちが使用する飲み水や、吸い込む空気から、あるいは降り注ぐ雨から、最も危険なラジカル因子が体内に侵入して来るのですから、どうにも避けようがないのです。地球の大気や水は、すでにガイガー・カウンターでは検出できない「放射線」によって重度に汚染されている状態だと言っても構わないでしょう。

現在、ガンに犯されて生死の淵に立たされている多くの人間が、それがどうして自分の体内に発生したものか、本当の真実を何も知りません。もちろん、その最たる犯人である原子力発電所を運営している電力会社も法律で定められた安全基準の下に運転しており、まさか水蒸気ガスそのものが、最も激烈な発癌剤である事を知るよしもありません。これらは人類の無知(現代科学の無知)が産んだものであり、真実を知らない驕った科学者達の手によって行われた殺意の無い大量殺人と呼べるものです。つまり「人類の無知」が人を死に至らしめているのです。

強烈な発癌物質の一つである「ダイオキシン」が、一体どの様なメカニズムでガンを誘発するのか、あなたは知っていますか? あるいはガン細胞を殺す抗癌剤が一体どの様なメカニズムで細胞を殺すのか、今の医学者は本当に知っているのでしょうか? 両者は全く異なる化学物質なのに、なぜか水に作用して生み出すものは同じものです。それは「オキソニウム・ラジカル」と「ハイドロキシ・ラジカル」です。この意味があなたに分かりますか? なぜ抗癌剤と発癌剤が一緒なのでしょう。「抗癌剤を打てば殺される」というガン患者の悲痛な叫びを、医者たちはちゃんと聞いているのでしょうか? それが農薬のパラコートと何も変わらない「ラジカル因子発生剤」である事を知らないはずはありません。

以上で放射能の話は終わりますが、私たちはもう少し真剣に、放射能と癌発生を考えなければならないと思います。電気を優先させるか、それとも命を選択するのか、私たち人類は早急に結論を出さなければならないのです。

(生命体を支配する電磁場については『宇宙生命論』に解説があります)

火曜日, 10月 04, 2011

放射線と子どもたちの心臓病

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放射能被曝による健康障害について、政府はもとより医学界や放射線の専門家たちはガンと白血病に注目しています。たしかにガンと白血病という深刻な病気を引き起こす要因であることは広島・長崎の被曝者そしてチェルノブイリ事故の被曝者のデータから明らかにされています。これは国際機関であるIAEA(国際原子力機関)、そしてそれが影響力を持つWHO(世界保健機構)も認めています。連日のマスコミ報道もまずガンということがなによりも焦点になっていますね。

しかし、これは恣意的、政治的に誘導されている見方だとヨーロッパに本部を置くECRR(欧州放射線リスク委員会)は主張しています。

原子力産業は背後に軍を抱える世界最大の産業であることから、その政治的影響力は絶大です。本来なら独立した民間機関であるIAEAやICRP(国際放射線防護委員会)も原子力産業の庇護のもとにあると言って間違いないでしょう。

ですから、放射能の危険性についてIAEAやICRPの指針は基本的に原子力産業擁護にならざるを得ません。つまり、なるべく放射能からの人体への影響を少なく評価するのがこの世界では以前から当たり前になっています。経済性のため、お金のためなら多少人間の犠牲が出ても仕方がないというのです。

日本政府や電力会社そして医学界も公にはそうはっきりとは言いませんが、いま彼らがやっていることを見れば自明なことです。

ガンと白血病ばかりを放射能の最大の影響としている政府やTEPCOや学界、そしてそれを報道するマスコミの主張は、広島・長崎とチェルノブイリによるガンと白血病の発症が極めて少なかったということに基づいているからです。ですから、今回の福島原発事故によるガンと白血病も人々が心配するほど起こらないというわけです。

しかし、そもそもIAEAやICRPの広島・長崎とチェルノブイリの健康被害データは信用できないとECRRは主張しています。実際はもっと深刻な影響が出ているのだと。2009年米国科学アカデミーはチェルノブイリ事故による世界の死者数は100万に達すると発表しました。これはわずか死者数千人とする政府側とはその差があまりにも際立っています。

もうひとつ、なぜ政府や原子力産業や諸機関がガンと白血病だけに注目し、ほかの病気はほとんどないと主張しているのか、その理由があります。

それは、被曝した人たちはガンや白血病を発症する前に心臓病で亡くなっている事実があることを認めたくないからです。

チェルノブイリ事故によって最も汚染されたベラルーシ出身で元ゴメル医療センター代表のユーリ・バンダシェフスキー教授は、子どもたちに心臓発作が頻繁に起きていることに気づき、それが放射線核種のセシウム137が原因であることを突き止め、ベラルーシ政府に早急な対策を講じるように求めました。ところが2001年、逆にバンダシェフスキー教授はまったく関係のない脱税罪で逮捕され8年の刑を宣告されました。これに対して不当な投獄から教授を救おうとアムネスティインターナショナルが国際的なキャンペーンを張り、またECRRのメンバーが欧州議会に働きかけて、欧州議会がバンダシェフスキー教授にパスポートを特別に発行することを決議した結果、2005年にやっと彼は釈放されました。

2009年のECRRギリシャ・レスボス会議でバンダシェフスキー教授は論文を発表し、その際エドワード・ラッドフォード記念賞を授与されています。

放射線被曝と心臓病との深刻な関係を示したこの論文は以来ECRRの内部資料とされ一般には公開されていませんでしたが、福島原発災害による深刻な健康被害が予想されるために、ECRRは今回この論文を急遽公表することにしました。

まず、ECRR科学議長バズビー博士の福島の人たちへの緊急声明ビデオです。



そして、バズビー博士から送られてきたバンダシェフスキー論文を解説する「福島の子どもたちの放射線被曝と心臓発作」を紹介します。

文中の図2.8「ベラルーシの死因構成、2008年」を見れば、心臓病による死が53%でガンはわずか14%であることが分かります。


バズビー博士は、福島の子どもたち全員にECG(心電図)テストを早急に実施し、不整脈のある子どもは直ちに汚染ない地域に避難させるべきだと忠告しています。

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福島の子どもたちの放射線被曝と心臓発作

クリス・バズビー

放射線被曝はガンと白血病を引き起こすと一般に考えられています。それは現在の放射線防護システムのリスクモデルが被曝による最終結果として予想しているものです。そのように、被曝した人が何年も経ってからガンを発症するのです。高線量では深刻な決定論的影響があり、結果として死に至ることが認められています。私は放射線核種のセシウム137の内部被曝による非ガン性影響について話したいと思います。これは、原子炉から出る寿命の長い主な汚染物質のひとつで、チェルノブイリのフォールアウト(放射性降下物)と福島からの汚染に存在していました。この物質に子どもたちが慢性的に被曝するときの影響と、それがどのように心臓の発達障害をもたらすのかについて考察したいと思います。
 
まず、これについて推測する必要はありません。データがあるからです。ユーリ・バンダシェフスキー教授がチェルノブイリ事故汚染によるベラルーシ地域の子どもたちの汚染被曝の影響について広範囲な研究を行っています。彼は、セシウム137平均体内負荷量が40Bq/kg以上の子どもたちが、不整脈、心不全(狭心症)、心臓発作などの致命的な心臓疾患に罹ったことを実証しました。以下の図1は、彼がその貴重な研究に対してエドワード・ラッドフォード記念賞を授与された2009年欧州放射線リスク委員会レスボス会議に寄与されたバンダシェフスキー論文からのものです。それによれば、約20Bq/kgを越えるレベルの汚染被曝をした子どもたちに、ECG(心電図)検査による不整脈が現れているのが分かります。

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(図1)体内セシウム137濃度と不整脈(ECG修飾)のない子どもの数(バンダシェフスキー)


この研究のお陰で、彼はベラルーシ政府によって数年間刑務所に送られてしまいました。EUからの大きな圧力と、そしてEUが彼のパスポートを発行した後に、やっと彼は解放されました。

私はこの問題がどのように起こるのか、そのメカニズムについて簡単に説明したいと思います。


子どもの心臓モデル


ICRP(国際放射線防護委員会)の参考人体データによれば、5歳児の心臓質量は220gで、その組織細胞だけでは85gです。心臓は重要な器官で、そのはたらきは驚くべきものです。人間の一生を通して休みなく血液を送り出さなければいけません。心筋細胞はからだで最もエネルギーを費やす細胞で、疲れることなく、人間の平均寿命の間に30億回以上も休みなく収縮運動を繰り返します。人間の心臓ポンプの30億回にも昇る鼓動活動によって、7000リットルの血液が、無意識に、10万マイルの血管を通して毎日送り出されているのです。
心臓の筋肉細胞数は3 x 109個あるとされています。そのシリンダー状の寸法は約100-150μの長さで 20-35μの直径です。それらは1年に約1%の速さでしか再生されないので、心臓発作を経験した人なら皆ご存知のように、その細胞が傷つくことは非常に深刻なことです。

人間の心臓中に3 x 109 個の細胞があるとすると、細胞質量が85gの子どもの心臓の細胞密度はKg当たり3.5 x 1010になります。

セシウム137核種が筋肉に濃縮されることは長年にわたって知られています。50Bq/kgのセシウム137がこの心臓の筋肉細胞に入るとしましょう。これはセシウム137のベータ粒子から50の飛跡に当たり、たぶんその娘核種のバリウム137mのガンマ線崩壊から1秒間に20の飛跡もあるでしょう。これは合計70の飛跡/秒になります。それぞれの飛跡は約400個の細胞を攻撃します。セシウム137の汚染地域に住む慢性的にこのレベルの汚染を受ける子どもたちの場合、1年間の飛跡数は単純にKg当たり70x 60x60x24x365 = 2.2 x 109 になります。これは1個の放射線電子飛跡にヒットされる細胞数がKg当たり8.8 x 1011ということです。

このモデルでは、私たちはすべての心臓細胞が一つの放射線飛跡によって約25回ヒットされることがすぐわかります。もしこれらの飛跡のたった1%で細胞が死ぬとしたら、子どもの心臓はその機能の25%を失うことになります。その細胞がすべて死んでしまうからです。細胞の壊死は、老人の場合と同様に、伝導性の問題をもたらし、心臓不整脈と心臓発作が結果として起きて来ます。留意しなければいけないのは、心臓の筋肉は非常にゆっくりと以外は再生できないことです。実際、心臓細胞は再生しないものと元々考えられていました。60年代の大気核実験による炭素14が心臓中にあることが発見されたことで、1年で1%の細胞の再生があることが分かったのです。ですから、心臓はからだの非常に重要な器官であることが分かります。その細胞が破壊されると修復できないのです。チェルノブイリの子どもたちが心臓病に掛かり死んで行くのはそのためです。ベラルーシの成人人口が心臓病に掛かり死んで行く理由です。(図2、3:バンダシェフスキー2011)

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(図2)ベラルーシ共和国の心臓病推移

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(図3)ベラルーシの死因構成、2008年

福島

最近、福島の放射線汚染によって子どもたちに心臓発作が起きていると私たちは聞きました。従ってこれは予想されたことで、心筋中のセシウム137やほかの放射線核種による内部汚染の結果です。この発症の重大性を考え、ECRR委員会は2009年レスボス会議でのバンダシェフスキー論文を発表することにしました[http://www.euradcom.org]。

福島の汚染地域居住者について

これらの考察によって、汚染地区でセシウム137を飲食・呼吸している子どもたちに、臨床調査とECG(心電図)検査を行うことが急務です。心臓異常があるとされる子どもたちは全員直ちに汚染のない地域に避難させるべきです。もし心臓疾患がある子どもたちが見つかれば、すべての子どもたちを避難させることが緊急課題であるべきです。

放射線リスク評価の意味

放射線リスクの疫学的研究の評価項目(エンドポイント)としてガンと白血病にことさら注目するのは、年齢に対するガン発症率が心臓と循環系発症率では異なる傾向があるので、間違った方法です。この問題は放射線犠牲者の遡及調査を行えば明白なのですが、この方法を使う人たちはまだこのことを考慮に入れてないので、リスク係数の開発と実証ができていません。例としては、核実験兵士、ラジウムとトロトラスト被曝患者です。明白な論点は、心臓発作で死ねばガンは発症しないということです。この症候群は図3のベラルーシでも明らかですから、福島での場合は健康管理に於いて非常に重要になります。バンダシェフスキーによって明確に示されている内部核種被曝による広範囲な非特異性老化の影響が、たくさんの死をもたらす結果になることが危ぶまれます。これは図4にあるように、ベラルーシ人口がチェルノブイリ以後にマイナス人口置換になったことに示されています。

ベラルーシ共和国人口指数、1950-2004のJPG
(図4)ベラルーシ共和国人口指数、1950-2004(バンダシェフスキー2011)

2011年9月9日
クリス・バズビー
訳:森田 玄




以下は、バンダシェフスキー教授の論文「チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患」です。田中泉さんが訳してくださいました。


水曜日, 8月 03, 2011

ハワイ・リトリート(8、9、10月)

花のJPG

ハーモニクス・ヒーリング・リトリート8月ハワイのご案内。

少人数の限定クラスで、心身をデトックスしてみませんか。

東洋医学・思想の根幹は「心身一如」という言葉に濃縮されています。

こころとからだはひとつのようなものだと言うことです。

こころの問題はもとを辿って行くとからだの問題でもあることに気づきます。

からだを自由に、爽快にすることが、もっとも簡単な解決法です。

最近とくに鬱病や自閉症のようなこころや精神の問題が大きく取り上げられています。

このリトリートは、そのような心や精神の問題についても、”生命の快法則”から見た原因とその治療法を学びます。

日本古来の伝統治療である温熱療法と操体法で気持よいバランスに整えましょう。

ところでデトックスの意味をあなたはどのように捉えているでしょう?

デトックスの本来の意味は”解毒”です。

毒とは”健康や生命を害するもの”ですが、その範囲はとても広く深いのです。

それらの毒をただ消すだけでなく、それを健康や生命に役立つものにすることさえ可能です。

毒と薬は表裏一体とも言えるからです。

なにが毒でなにが薬か、目から鱗の情報を学びます。

もちろん、このリトリートのメイン・デトックスは、完全ローフードのソフト断食です。

でも、私たちのソフト断食はグルメ・ローフードですからご安心。

これらは7月リトリートのメニューからです。

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トロピカルフルーツサラダ(生アーモンドドレッシング)

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ある日のディナー(ワカメそば、穫りたてキャベツのディップ、サラダ、桃)

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主食はフレッシュなガーデンサラダ

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ローアップルクリームタルト

きくちゆみのブログもご参考に。

食材はほとんどすべてハーモニクスライフセンター・ハワイで栽培している無農薬有機野菜とフルーツ、そして無添加調味料に夢風船の天然水を使用。

4月にオープンしたハーモニクスライフセンター・ハワイの菜園で栽培中の野菜は、ニンジン、カブ、大根、ケール、トマト、キュウリ、各種レタス、ジャガイモ、サツマイモ、小松菜、ネギ、茄子、チンゲンサイ、春菊などと、オレンジ、バナナ、レモン、パパイヤ、パイナップルなどのフルーツ、そしてアーモンド、カシュー、クルミ、マカデミアナッツとココナッツです。

ここで、ハワイ島コナのハーモニクスライフセンター・ハワイを紹介しましょう。

コナ空港から約20分、コナ市街からほんの5分のところの濃い南国の緑に囲まれた住宅街にあります。海岸やショッピングセンターまで歩いて20分の便利さなのに、となりは牧場で閑静です。

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中庭

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トマト

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裏庭のヤシの木

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バナナとカボチャ

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リビングルーム

ハワイ・リトリート詳細

定員:各回2名
*お申し込みのあった方に詳細情報を送ります。
場所:ハワイ島・ハーモニクスライフセンター
講師:森田玄/きくちゆみ
日程:2011年8月25〜31日(前後泊も別途可能)
       9月17〜23日
      10月14 〜20日

リトリートの内容は、これまでの鴨川でのワークショップに、ハワイ島でしか体験できないこと(ハワイの伝統文化のフラ体験、オーガニックファーマーズマーケット、野生のウミガメに出会う、ハワイ島ツアー)が加わります。野菜と果物は一部自給しています。ここでしか食べられない新鮮な完熟フルーツのおいしさは、一生に一度は体験してほしいです。

お申し込みはメールで[email protected]へ参加の動機とお名前、ご連絡先をお知らせください。

過去に私たちのワークショップを受けてくれた方の感想は、こちら:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2010/05/blog-post_07.html

月曜日, 6月 06, 2011

免疫力を高めよう

健康への影響を心配しているみなさんへ

繰り返しますが、いま最も大切なことは正しい知識を持つことです。微量なら安全であるという政府や一部の科学者たちの言葉は科学的知見に基ずくものではなく、「政治的」な意見に過ぎません。放射線の量に安全値がないことは世界の科学者たちの間では常識です。ですから、対策としてはなるべく取り込まないというのが科学的に正しい態度です。

メルトダウンしている福島原発がいまだに収束解決のメドがたたない現状では、外出をなるべく避け、必ずマスクをするなどの対応は必要かと思います。

でも、何度かブログにも書きましたが、私たちの健康維持のために肝腎なのはいかに免疫力を高め、維持するかということにつきます。今回の原発事故以前からも日本だけでなく世界は放射線汚染されています。べつに今に始まったことではありません。どうして世界の大半の人々が現在ガンで亡くなっているのか考えれば自明でしょう。原爆や原発が開発される以前には人類にガンはほとんど無かったのです。

つねに放射線汚染(電磁波も含まれます)の中にいる私たちのからだの細胞中のDNAは、当然影響を受けますが、その素晴らしい自己修復再生能力のお陰で、多少傷ついてもDNAはきれいに元に戻るのです。もちろん、放射線の量が多くなれば元に戻る確立が減少し、結果としてガンが発症すると考えられています。このDNA再生能力が免疫力と言われるものです。

広島・長崎の原爆で爆心地付近にいても、その後長年生き残り、今でも生存している被曝者の方々がいます。話を聞くと、みなさん味噌、梅干し、お新香、玄米を食べてきたそうです。

私がみなさんにすすめる免疫力向上の第一は、このような日本の伝統食です。玄米以外はどれも免疫を高める酵素分がたっぷり含まれるものばかりですね。これに新鮮な野菜を加えれば理想的でしょう。(長岡式の酵素玄米にはもちろん酵素が含まれています。)

私たちは2年前からローフード(生食)を勧めています。それは前述のように、生の食物にはたくさんの酵素が含まれているからです。酵素は48℃で分解されてしまいます。最近の研究で酵素が私たちのからだの中で非常に重要なはたらきをしていることが明らかになってきました。(マシュー君もすすめているくらいです。)

ほとんど草しか食べない馬や牛や象がどうしてあのように凄い力を出せるのか不思議に思いませんか?

ローフードをすすめる理由のひとつは、私たちは放射性物質の80%を食べ物から取り込むというチェルノブイリの研究データがあるからです。もちろんなるべく汚染の少ない食物はとらないようにすべきですが、すでに環境が汚染されている現状ではなかなかそれも困難でしょう。

たとえ汚染されている食べ物でも、もちろん程度にもよりますが、それに含まれる酵素のパワーで免疫力を高めればそれに打ち勝つことができるはずです。

原爆の被曝生存者たちの証言がそれを裏打ちしています。

食物について、どうやらマッシュルーム類は放射能をより多く取り込む性質があるようですので、なるべく控えた方がいいでしょう。

いずれにしても、食品類の汚染データは随時公表されているので、それを参考にしてください。

また、これは特に妊娠中の女性や赤ちゃんや幼児を抱えるお母さんたちに訴えたいのですが、胎児や赤ちゃんや幼児は大人に比べ数倍から百倍の影響を放射線から受けます。しかも、その健康被害は数年のうちに現れます。ですから環境を変えることが不可能でしたら(私たちは「つなぐ光」を立ち上げています)、なにを自分と子どもたちが食べたらよいのか、できるかぎりの選択をしてほしいと思います。

最後に、免疫力は肉体的なことだけでなく、精神的なことにも大きく影響されます。怖れを煽るような情報に対しては正しい知識を求める努力も必要でしょう。その上で、自己のこころとからだのパワーを信じることが大切だと思います。

金曜日, 4月 29, 2011

チェルノブイリ百万人の犠牲者

パレスチナ連帯・札幌代表の松元保昭さんからの情報をここに掲載させていただきます。原子力産業は人類に対する歴史上最大の犯罪だと言えます。地球上の原発はすべて廃炉にしなければいけません。私たちの将来の世代のために・・

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きのう26日は、世界各国で「チェルノブイリ25周年」が現在進行中の「フクシマ」と重ね合わせて放映されたと聞いています。しかし日本のTV各局はそのような特集を組んではいなかったようです。私のヨーロッパにいる友人から次のようなメールが届いたので紹介します。(立場上名前は伏せてといいますから「匿名氏」にしておきます。)

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「お元気ですか。原発事故による放射能の心配で大変だと思います。
きょう26日は、チェルノブイリ25周年で各国のTV局が特集で放映しています。
タイトルは「チェルノブイリとフクシマ」あるいは「チェルノブイリからフクシマ」です。

25年前のチェルノブイリ事故の映像が中心ですが、当時のソ連政府が事故状況を隠蔽していたこと、多くの作業員が勲章をもらったものの大量に被曝してその後亡くなっていること、石棺にひび割れがおきていまなお放射能が空中および地下水に漏れ出していることなどが映像とともに解説されていました。

番組の後半は、3・11から起きている現在のフクシマです。例の水素爆発の映像から、大量の汚染水の海洋投棄、1~3号機の止まらない放射能大気放出、4号機使用済み燃料プールの破損と冷却水の地下水や海洋の汚染が説明されたあと、避難所生活と避難民の訴え、放射能測定される子どもたちが映し出されていました。

そうして番組の最後に、チェルノブイリでいまなお白血病、甲状腺がんなどで苦しむ人々、水頭症や片腕がない指が6本などの畸形の子どもたちを、汚染されつづけるきのこの映像とともに流していました。

日本のNHKなどにはこのような映像はなかったと思います。つまり世界は今後、チェルノブイリからフクシマと結びつけて日本をイメージするだろうと思います。

すでに日本の農畜産物の輸入規制は始まっていますし、日本に行く飛行機はガラ空きだそうです。日本人は危機意識をもっているのでしょうか?
たいへんだと思いますが、がんばってご活躍ください。(匿名)」

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以上がそのメール内容です。彼はドイツとイギリスとスペインの番組はほぼ似たようなものであったと言います。おそらく何百万人もがこれらの映像を観たことだろうと思います。

井の中の蛙である日本では、文科省をはじめ政府や東電が数値を操作しては依然として過小評価と「安心」を振りまこうとしています。文科省の20ミリシーベルト通達の最後には、「放射能を心配しすぎるとかえってトラウマになり他の病気を呼び起こすことにもなりますから子どもを安心させてください」などととんでもない危険性の隠蔽を画策しています。

「風評被害」か「原発被害」か議論がありましたが、もし航空会社や輸出業者、観光業者、あるいは日本政府が、各国政府や業者に向かって「風評被害」だなどと訴えたなら国際的な笑い者になるでしょう。

「原発事故被害」の過小評価と安全神話をもくろんでやまない政府や東電、原発推進勢力に同調する国民はともに、井の中の蛙、旧態依然の島国根性として国際的な笑い者になるでしょう。いまこそ反原発、脱原発の声に耳をかたむけ建設的な将来像をつくる時です。(松元)

※放射能被害の不可逆的な生命破壊を胸に刻むべきと思います。とくに「ミツバチがいなくなった」は衝撃的です。
■チェルノブイリ「百万人の犠牲者」(再掲)
http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/
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金曜日, 7月 02, 2010

ハワイ・リトリートワークショップのご案内

今年1月に開催したハワイ・コナでのリトリート・デトックス・ワークショップが好評だったので、またこの8月に小田まゆみさんの素晴らしいジンジャーヒルファームで1週間のプログラムを企画しました。なかなか他では味わえないこの機会をお見逃しなく。この時期のハワイへのフライトも混んでいますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。詳細は以下の通りです。

<ハーモニクスヒーリング&ローフード・ディトックス・リトリートinハワイ>

ペレの息づくハワイ島にある小田まゆみさんの「ジンジャーヒル・リトリートセンター」にて、2010年8月21日から27日(28日帰路、日本着29日)まで「ハーモニクスヒーリング&ローフード・ディトックス・リトリート」を行います。講師は私たち二人(森田玄、きくちゆみ)、朝のヨガは小田まゆみさんの指導です。

ジンジャーヒルの大自然の中で、1週間完全オーガニックのローフードを食べて、日頃の疲れや心身の「ガラクタ(毒)」を手放します。そして一生の宝となる「自分で自分の体を整える術」を身につけます。

*ハーモニクスヒーリングの基本を学んで、いのちの仕組みと素晴らしさを知る

*温熱療法や操体法を習得して、体を整える術をマスターする

*ハワイの美しい海岸で自分の夢を具現化する

*ローフードと深層海水を使ったクレンジングで、体を根本的に浄化する

*小田まゆみさんの早朝ヨガでハワイの気を取り入れ、しなやかな体をつくる

*ネイティブハワイアン文化の体験(フラカヒコなど)


【日程】2010年8月21日(土)午後3時~8月27日(火)午後3時まで6泊7日

 (飛行機は28日朝コナ発、日本帰着29日、7泊9日になります)  

【場所】ハワイ島 ケアラケクア ジンジャーヒルファーム&リトリートセンター
【料金】¥155,000 
*代金には宿泊・インストラクション・空港への送迎・オーガニックローフードの食事が含まれます。
 飛行機は各自手配をおねがいします。

http://www.his-j.com/tyo/air/air_sp_bch.htm#hnl

【お申し込み・お問い合わせ先】
メール: [email protected] Tel&Fax 0470-97-1011(きくちゆみ/森田玄)
【主催】ハーモニクスライフセンター/ジンジャーヒル・リトリートセンター 


<プロフィール> 小田 まゆみ/Mayumi Oda

女神の版画等で知られる国際的な画家・環境活動家。自宅のあるジンジャーヒル農園(ハワイ島コナ)は、パーマカルチャーの実験農場であると同時に、リトリートセンターとして様々な人の癒しと学び、交流の場になっている。作品はニューヨーク近代美術館ほか国内外の多くの美術館でコレクションされている。著書『ガイアの園』、『女神たち』(現代思潮新社)他

このリトリートでは「ハーモニクスヒーリング」と「ローフード」を美しいハワイの大自然の中でゆっくり学べるだけではなく、女神の画家として世界的に活躍する小田まゆみさんから直接、ヨガの指導を受けることができます。ハワイの深層海水を使ったディトックス(*ディープシー・ディトックス)のあとは、女神のガーデンで採取した完全オーガニックの新鮮な果物と野菜だけのローフードで過ごします。

この貴重なチャンスを逃さないでください。(ハワイ島のボルケーノツアーもリトリートに含まれます)

火曜日, 4月 27, 2010

ハーモニクスヒーリングワークショップのご案内

どうもからだの具合が何かおかしい、疲れやすく精神的に不安定で、落ち込んだり、イライラするといった日常的な問題を抱えている人は現代社会ではごく普通のことですね。あらゆるレベルでの混乱と刺激が渦巻くこの世界で、こころとからだのバランスを保つことは本当に至難のことだと言えます。

私たちのこころとからだを常時取り巻いている「環境」が大きく影響していることは当然考えられることです。その環境は3つのカテゴリーに分けて考えられます。

(1)水、空気、土などのいわゆる地球環境、つまり物理化学的な環境です。これには、住んでいる家や着ている着物なども含まれます。
(2)生物的環境:動植物です。猫、犬などのペットやあらゆる生物、森や昆虫などもそうです。
(3)人間環境:あらゆる人間関係です。夫婦、家族、友人、仕事場や学校での人間関係など、そしてさらに広い社会や世界も入ります。

さて、これらの環境が私たちを取り巻いて日々私たちのこころとからだに影響を与えているのですが、考えてみますと、これらの環境はどれひとつとして、簡単にはすぐ変えられないことに気づきます。(1)のいわゆる自然環境は地球レベルで深刻な汚染が進んでいますが、これは今どうしようもなく、地球を離れるしかありません。(3)の人間関係の環境もさまざまなレベルで大きな影響を与えているようですが、これも普通は一朝一夕に変えるわけにはいきません。

つまり、私たちの環境は簡単には変えられないのです。

ですから、私たち自身を変えて行かなければいけないのです。

ハーモニクスヒーリングは、特殊なセラピーとか治療法のことではありません。それは、わたしたちのこころとからだのバランスを正常に保つ「生命の調和法則」のことです。それを日常生活の中で自分自身で実践する簡単な方法を教えています。

現代西洋医学は根本的なところで「いのち」を観る視点を誤っていると思われます。あまりにも多量な薬の使用でこころとからだが悲鳴をあげているのが実状です。真の医療はこころとからだに優しいものであるはずです。暴力的とも言える今の医療システムから、真の”私たちの医療”を取り戻す必要があります。

さて、毎月ハーモニクスライフセンターで開催しているハーモニクスヒーリング講座が来月(5/21〜23)ありますので、ご案内します。詳細はきくちゆみのブログをご覧下さい。

さて、私たち自身を変えることはそんなに難しいことではありません。というのは、私たちは日常、本来のこころとからだが欲していることを無視して生きていることが多いからです。本当にこころとからだが望んでいる方向に暮らしの内容をちょっと変えてやるだけでびっくりするような結果が得られるのです。そして、その方が本当は気持ちがよいのです。なぜなら、それこそこころとからだが望んでいる真の方向だからです。そのこころとからだが望んでいる方向こそ「生命の調和法則」にしたがった方向で、いわゆる自然治癒力とか生命力、あるいは免疫力と呼ばれるものです。

ハーモニクスヒーリングワークショップでこころとからだをエンパワーしてください。

月曜日, 1月 25, 2010

輸入ワクチン?

一昨日の読売新聞社会面に「輸入ワクチン大量在庫へ/初回配布希望200回」という小さな見出しがありました。それによると、「2月から出荷が始まる新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、第1回出荷分(474万回分)の配分を希望した都道府県は山梨県だけで、配分希望も200回分だけだったことが22日、厚生労働省の調査で分かった。当面はほとんどの輸入ワクチンが国の在庫となる見通し。」とあります。さらに、「輸入ワクチンは、国が欧州の2社から計約1126億円で計約9,900万回分を購入する契約を結んでおり、2月3日にノバルティス社(スイス)所製の234万回分、同5日にグラクソ・スミスクライン社(英国)製の240万回分がそれぞれ各自治体へ初出荷される予定だった。・・・一方、国内の患者数は7週連続で減少。最新の1週間(11〜17日)の新規患者数は1医療機関当たり8.13人で、40都道府県で前週を下回った。」と書いてあります。

あれだけ大騒ぎした豚(H1N1)ウイルスインフルエンザ騒ぎはいったいどこに行ってしまったのでしょう?

どうやら2009年に世界中で吹き荒れたこの問題は、何百万回分の豚インフルエンザワクチン接種を各国がつぎからつぎと取りやめた結果、あえなくたち消えになったようです。製薬会社が政府とマスコミとグルになって仕組んだこのでっち上げ作戦は。

真相は、製薬会社が一儲けのために、”世界的なパニック”を起こそうと世界保健機構(WHO)に働きかけて大流行宣言させ、それを政府とマスコミが後押ししたらしいのです。すでに、責任追求がヨーロッパ議会で政治問題化しています。

そもそも、これまで私も言及しましたが、H1N1豚インフルエンザは別に特別危険なものではありません。ですから、レベル6の世界的流行病などに最初からされる理由などないのです。ただ単にワクチンを大量に売るための大々的売り込みキャンペーンだったわけです。しかも、そのワクチンは元から効果がないことが専門家や医療関係者たちの間では”常識”になっているのです。それどころかワクチン接種によって取り返しのつかない被害を受けたり、さらには死亡した例も数多く報告されているのはみなさんもご存知でしょう。私の周りでも、そのような被害を被った人たちがいます。

それにしても、製薬会社にしては”してやったり”でしょう。世界中の政府からすでに注文契約を済ましているのですから。誰がそのつけを払うのか?もちろん、私たち国民です。しかも、造ってしまったワクチンは長期間貯蔵できませんから、すべて廃棄処分です。ちなみに読売新聞の記事にもあるグラクソスミスクライン社は2009年度の下四半期だけで14億ドルのワクチンを売りさばいています。

9,900万回分のワクチン代1,126億円が無駄になることの責任を一体誰がとるんでしょうか?マスコミは連日紙面のトップ記事で大騒ぎしておきながら、今はただだまっているのでしょうか。

もういい加減一般市民も賢くならないといけませんね。

土曜日, 9月 26, 2009

北海道ワークショップ

今日は、来月北海道で行うワークショップの案内を、きくちゆみのブログからの転載します。昨年につづいて2回目の素晴らしい企画をしてくれたのは木を植える人の中溪宏一さん。今回は海を眼前に望む彼の住むドームハウスが会場です。

忍路のJPG
中溪ファミリーは海の見えるドームハウスに住んでいます


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      紅葉の北海道でワークショップを体験しませんか?

木を植えて地球を歩いている中溪宏一さんが、今年も私と玄さんのハーモニクスヒーリングワークショップを紅葉の一番美しいときに北海道の小樽で企画してくれています。2泊3日で内容は鴨川と同じですが、エコロジスト松本英揮さんのスライドショーと、美しい紅葉も観られる一粒で3回おいしい企画です。

<ハーモニクスヒーリング&ローフード&夢の実現ワークショップ
   松本英揮の地球のスライドショーときくちゆみのトークin小樽>

森田玄さんときくちゆみさんの住む鴨川の「ハーモニクスライフセンター」で行われている大人気のワークショップがここ北海道の小樽で開催されます。小樽はちょうど紅葉で最も美しい季節。操体法や温熱療法、ライフエネルギーテストなどを知って、自分や家族の健康を自分で守れる人になりましょう。

僕はこれまで世界各地と日本を歩いて、木を植えてきましたが、今度のワークショップは自分自身の体と心にも木を植えるような企画。気がめぐる僕の家・ドームハウスでやります(玄さんはドームハウスの代理店もしています)。また、二日目の夜には、世界中を自転車で旅をし、世界中の人々と美しい自然を写真におさめた松本英揮さんのスライドショーときくちゆみさんのトークショー、そしてお二人の対談もあります。こんな贅沢な企画は他にないでしょう!

参加人数が限られていますので、お早めにメールでお申込み下さい。また同時にきくちゆみさんにも同報してください。

日時:2009年10月16−18日、午後3時現地集合
場所:中溪宏一宅(ドームハウス)
費用:3万円(二泊三日の宿泊費、ワークショップ参加費、講演会参加費、ローフードの食費込み→17日の夕食は別途)
*原則として部分参加はご遠慮ください(ご相談ください)。

宿泊所・会場周辺のホームステイになります。

<集合場所と時間>
10月16日午後3時までに小樽の中溪宏一宅に集合してください。
*お申込みをされた方に詳細をお知らせします。

交通案内:JR小樽駅前バス乗り場5番、余市梅川車庫前行きに乗る。
新千歳空港駅から小樽までは毎時4分、34分に快速電車が走っています。

講師:森田玄/きくちゆみ
内容:ハーモニクスヒーリングの基本理論
   操体法の理論と実践
   温熱療法の理論と実践
   食と環境の話
   ドリームワーク
   ライフエネルギーテストの理論と実践
   復習、温泉(オプション)
   松本英揮の地球のスライドショー
   きくちゆみのトークショー
   対談:松本英揮Xきくちゆみ
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日曜日, 8月 02, 2009

インフルエンザワクチン接種の義務づけ

WHO(世界保健機構)という国際的に医療や保健の権威とされる国連機関の勧告を受けて、一旦は収まったと見られた豚インフルエンザの問題が再燃しています。アメリカや英国で今秋から豚インフルエンザワクチンの接種を国民全員にやらせようというものです。

毎年騒がれるインフルエンザの世界的流行と言えば、過去の例では世界で死者が何十万人、感染者が何百万人というのが通例でした。ところが、今年あれだけ騒がれた(日本全国で休校になった学校がいくつあったんでしょう?)はずなのに、世界での確認された死者は500人程度で感染者は9万人程度だったそうです。

それなのに、WHO(世界保健機構)は今年6月に、豚インフルエンザが主にオーストラリア、イギリス、カナダ、チリ、日本、メキシコ、スペイン,アメリカで広がっているので、国際伝染病に関する警告表示段階の最高段階である「6」に引き上げ、各国にワクチン接種を勧告したのです。

なにか変ですし、大体,日本でそんなに広がっているのでしょうか?

インフルエンザワクチンのJPG

そして、それに最初に呼応して、すでに全国民用のワクチンを発注しているのがイギリスで、過去50年でも最大のワクチン接種キャンペーンを始めています。先月、保健省のスポークスマンは、「今秋始めには3千万本が届き、今年中に残りの6千万本が届く」と言明し、来年中にも国民全員の接種を予定していると言っているのです。(UKテレグラフ7/12/09)

アメリカでは、英国のように今すぐではなく慎重にという意見もあるのですが、これらの決定にもっとも強い影響力を持つ政府機関である疾病対策予防センター(CDC)が、先週アメリカの6ヶ月から18歳までの子どもたち全員に豚インフルエンザワクチン接種を義務づけることを政府に勧告しています。政府はすでに製薬会社にワクチンを発注し、今秋から全国的にワクチン接種を始める構えのようです。

インフルエンザワクチンには以前からその副作用があることが多くの科学者や専門家によって指摘されていますが、中でも、(これは以前書きましたが)ワクチン製造中に使われる水銀と子どもたちの自閉症との関連が問題になっています。水銀は日本では水俣病という過去の苦い教訓があるので、その恐ろしさについてはある程度の国民的な共通認識がありますが、アメリカでは政府がもちろん安全宣言をしているので一般にはまったくこの情報は知られていません。訴訟が起こる事を危惧した政府と製薬会社は、ワクチンの副作用による被害者から製薬会社を守る免責条項をすでに設けているという手回しのよさも気になります。

欧米各国が国民のワクチン接種を義務づける動きになれば、当然”右を習え”の日本政府もそうならざるを得ないでしょう。マシュー君はワクチンは無害化されるから心配しないでと言うのですが・・・。

金曜日, 10月 03, 2008

小樽ワークショップの案内

札幌の友人、修ちゃんが今度北海道で行う断食ワークショップの案内を流してくれたので、それをここに転載します。修ちゃん、ありがとう。

          ******************

修ちゃん@札幌です。

10月、北海道小樽市で、きくちゆみさん・森田玄さんがハーモニクスヒーリングとソフト断食のワークショップをやります。
そして、松本英輝さんのスライドショー、松本英輝さん×きくちゆみさんの対談もあります。

以下、主催者からの情報

小樽できくちゆみさん、森田玄さん、松本英揮さん、中渓宏一さんとお会いしませんか?
環境問題、世界平和などに関心のある皆様 小樽にすごいメンバーが集結します
この機会に是非一緒に親睦を深め、一緒に活動していきませんか? こんな機会、めったにありません 講演会ではなく宿泊型のワークショップ 直接ご本人たちとお話できる機会 しかも、このメンバー

きくちゆみさん>平和省をつくろう! と、世界で活躍される方です。 環境問題に関わるなかで、戦争がどれほどの被害をもたらしているかを考え幅広く活動している方です。 著書も多数!読んだ事のある方も多いのでは???

松本英揮さん> 自転車で世界を巡り環境講演会1000回! 美しい写真のスライドショーが今回は見られます! きくちゆみさんとの対談もあります!

森田玄さん> 千葉県鴨川のリモ農場の主人で、自称「楽農家」。
かつては現代医学と栄養学に頼りきったストレスフルな生活を送っていたという自分自身のからだの不調をきっかけに訪れた千葉県鴨川で、「自然の一部としての自分の存在」を見つめなおす。その後、「快療法」と出会い自分の中に宿る自然治癒力のパワーに気づき、ゆみさんと共に農場で無農薬・無化学肥料の自然農法で自給用の野菜とお米を作っている。
食事と健康に関心の高い方! ソフト断食も今回のワークショップで経験できますよ!

中渓宏一さん> 世界中を木を植えて歩いてきました。 先の北京オリンピックにもあわせヨーロッパから中国への旅をされています(詳細は彼のブログを!)。
ただ今執筆活動中! 全国での講演会多数!
テレビ取材はこちら



彼が一緒に歩いたポールの書籍はこちらです。
お申し込みは、 中渓宏一さん、または柿崎智子さんまでどうぞ。

<中渓さんメール> [email protected]
<たまじメール> [email protected]

中渓さんからのイベント(詳細)紹介です
毎月末、森田玄さんときくちゆみさんの住む鴨川の「ハーモニクスライフセンター」で行われている大人気のワークショップがここ北海道の小樽で開催されます。
小樽はちょうど紅葉で最も美しい季節。
操体法や温熱療法、ライフエネルギーテストなどを知って、自分や家族の健康を自分で守れる人になりましょう。僕はこれまで世界各地と日本を歩いて、木を植えてきましたが、今度のワークショップは自分自身の体と心にも木を植えるような企画。 気がめぐる僕の家・ドームハウスもぜひ見学してください。

また、二日目の夜には、世界中を自転車で旅をし、世界中の人々と美しい自然を写真におさめた松本英揮さんの、スライドショーときくちゆみさんのトークショー、そしてお二人の対談もあります。
こんな贅沢な企画はここだけだと思います。
参加人数が限られていますので、お早めにお申込み下さい。

【日時】2008年10月21日午後2時から23日自由解散
【場所】忍路・北大臨海実験所
【費用】2万3千円 (二泊三日の宿泊費、ワークショップ参加費、講演会参加費、ソフト断食中の食事込み→両日の夕食費は別途)
*原則として部分参加はご遠慮ください(ご相談ください)。
【宿泊所】北大臨海実験所
【集合場所と時間】 10月21日午後1時半までに昼食を食べて、小樽の「北大臨海実験所」に集合してください。
【交通案内】
JR小樽駅前バス乗り場5番、余市梅川車庫前行きに乗って、忍路バス停下車、バス進行方向に進み、トンネル手前の道を右折。後は港までの一本道が北大臨海実験所まで続いています。
港に着いたら、左側に見える赤い屋根の建物です。
新千歳空港駅から小樽までは毎時4分、34分に快速電車が走っています。
【スケジュール】
●10月21日 (午後2時 ワークショップ開始) <講師>森田玄/きくちゆみ
ハーモニクスヒーリングの基本理論 操体法の理論と実践 温熱療法の理論と実践 食の話、ドリームワークの準備 (夕食後、自由行動) *夜の町を散策したり、温泉にでもいきましょう! 宿泊:北大臨海実験所
●10月22日 (午前9時から午後5時まで) ライフエネルギーテストの理論と実践 復習 ドリームワーク
(午後6時から9時半まで) 松本英揮の地球のスライドショー きくちゆみのトークショー 対談:松本英揮Xきくちゆみ 宿泊:北大臨海実験所
10月23日 自由解散

中渓 宏一(なかたに こういち)