今日、匿名の方から以下のような投稿をいただきましたので、私なりの考えを書いてみます。
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『私は日本の製薬会社で新薬の研究をしています。新薬の開発は非常に難しく、さらに長い年月を要します。しかし、患者様のQOLを改善することを望み、希望を持ちながら研究しています。しかしもしもマシュー君の言うような病気のない時代がくるとすれば、今私が行っている研究はまったく意味を為しません。なぜならもし有用な新薬を開発できたとしても承認されるまでに10年近くかかるからです。また、日々化学薬品を浴びていること、動物実験に非常に多くの動物の命を犠牲にしていることが、アセッションに向けて良くない方向性であるような気がしています。今後の自分の仕事について悩んでいる毎日です。』
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匿名さんへ、
まず、病気で苦しんでいる人たちを救いたいというあなたの真摯な気持ちを素直に素晴らしいと思います。そして同時に、新薬開発という非常に困難な仕事に取り組んでいることも理解します。私たちは、この世界になにかやるべきことをしに、過去に積んだネガティブなエネルギーを解決するために来ているのだと考えると、”何かに悩む”ことの意味は、自分の魂が信号を送っているということかもしれません。
私は最近、非暴力コミュニケーション(NVC)という言わば平和なこころとか平和的な関係性を求めるための勉強を始めています。これから述べることは、まったく私個人の解釈であるNVCであることをお断りしておきます。
”何かに悩む”ということは、NVCの観点から言えば、自分のやっていることが本当のニーズ、つまりこころのレベル、あるいは魂のレベルで求めていることと食い違っているからだと解釈するのです。言い換えると、頭で考えていることとこころが求めていることがちがっていると言う意味です。では、どうしたら自己のニーズを探せるのでしょう?
匿名さんは、たぶん具体的な方向、つまり仕事上のアドバイスを期待しているのだと思います。でも、それは頭脳による意識的な解決法であって、そのレベルで答えを求めてもたぶん決して期待するような”こころの平和”は訪れないと思います。なぜなら、そこには自己の本当のニーズがないからです。
それを自己の意識とこころとの和解と言います。そこで重要なファクターが感情です。感情は意識や思考とは関係なく、自然と起きてくるものだからです。今のあなたは、多分、多少いら立っていて、悲しく、不満で、もしかしたら怒っているかもしれません。それはそれで構いません。どうか決してその感情をいいとか悪いとか判断しないでください。自己のニーズが満たされないからそういった感情が起こるのですから、そのニーズが何か見つけてその通りにしてあげればいいのです。
あなたのニーズがこころの平和であることは間違いありませんね。では、何があなたにその平和をもたらすのか、探索してみましょう。
そこで、仕事のことや将来のことなど、とりあえず出来るだけ忘れて、自分の感情だけにこころを集中してみて下さい。ネガティブな感情はそのままにして・・自分がもっとも嬉しくなる情景や人間、または無条件に”ありがたい”と思えるようなこと・・好きな人、大好きな海や空や夕焼け、恋人や家族など・・を思い浮かべるのです。
思い浮かべたら、つぎに、そのような気分で活動している自分を想像してみてください。
そのとき、あなたは何をしていますか?
もし、それが明瞭にこころに浮かんだら、今日からそれに向かって歩み始めてみたらどうでしょう。きっと、納得の行く結果が待っていることでしょう。
月曜日, 8月 10, 2009
卒業生へのスピーチ
ポール・ホーケンというアメリカの環境活動家、企業家、ジャーナリストを知っている方は少ないかもしれません。山川紘矢・亜希子訳「フィンドホーンの魔法」の著者といえば、あーと言う人もいるでしょう。なかなか興味ある経歴の持ち主で、若い頃はボストンの久司道夫の元でマクロバイオティック自然食品会社エレウォンの設立に関わったり、ロッキーマウンテンインスティテュートのエイモリー・ロビンズとベストセラーになった「自然資本の経済」を書いています。数日前、オレゴンのユージーンにいる友人のトム・アトリーから送られてきたポール・ホーケンの講演録を一読して、その素晴らしい内容に感銘させられました。さすが時代の流れを適格に捉える目を持ったご両人だと思います。”生命は、生命に相応しい条件を創造する”・・これに反することを人類はいかにこれまでやって来たのでしょうか。頭脳ばかりではなく、いのちが喜ぶような技術と文化と暮らしをこれからの人類の道程基盤にしなければいけません。
以下は、ポール・ホーケンがポートランド大学人道文学名誉博士号を授与されたことを記念して5月3日に行った2009年度卒業生への講演です。
「この講演を頼まれたとき、「ストレートで、ありのままの、厳格で、正直な、情熱ある、身震いする、驚くような、そして素直な」スピーチをよろしくと言われました。でもプレッシャーなんかありませんよ。
まず驚きの部分から始めましょうか。2009年度のクラスのみなさん。あなたたちは、あらゆる生命システムが衰えつつあり、しかもそのスピードが加速されつつある時代の地球に、人間として生きる意味を考えなければいけません。唖然とするような状況です・・でも、過去30年間に出された学術論文でこの主張に反論できるものは一つもないのです。基本的に、人類社会は新しいオペレーションシステムが必要です。そしてあなたたちがそのプログラマーなのです。それも、あと数十年のうちに必要です。
この惑星には説明書が付いていたのですが、どうやら私たちはそれをどこかになくしたようです。水や土壌、空気を汚さないこと、地球を人口過密にしないこと、温度調節器には触らないことといった大切な決まりを守って来なかったのです。バックミンスター・フラーが、宇宙船地球号は非常に巧妙にデザインされているので、それが時速100万マイルで宇宙を飛んでいること、しかもシートベルトも要らず、余裕たっぷりの座席と本当に美味しい食事まであることなど、私たちは夢にも思っていないと言っています。でもそれもみな変りつつあります。
あなたたちが授与される卒業証書の裏には見えない言葉が書かれています。もしあなたたちがその解読用のレモンジュースを持って来ていなかったら、何が書いてあるのか言って上げましょう。それにはこう書いてあります。「”優秀”な生徒のあなたを地球が採用します」。地球には求人担当者やリムジンをあなたたちの学校に送る余裕はありません。その代わり、雨や夕陽、熟したチェリー、夜花開くジャスミン、そしてデートの相手のあの素晴らしく可愛い子をあなたたちに送って来ています。この意味が分かりますね。つまりこういうことです。必要とされる期間内にこの惑星を救出するなんて無理だ、という考えを忘れるのです。不可能に決まっているだろうという人たちの言葉に気をくじかされてはいけません。やるべきことをやるだけです。やってみて初めてそれが無理かどうか分かるでしょう。
未来について楽観的か悲観的かとよく訊かれますが、私はいつも同じ答えです。いま地球に起きている科学的事実を見て悲観的にならなかったら、データを理解していないということです。でも、みなさんがこの地球をなんとか元に戻そう,貧しい人たちの生活を改善しようと活動している人たちに会っても楽観的にならないとしたら、それはいま起きていることを把握できていないからです。私が見る所、世界中で普通の人びとが絶望的状況や権力、そして想像を超えるハンディキャップに対して立ち上がり、この世界にかつてあった品位と公正さと美を回復させようと運動しています。詩人のアドリエンヌ・リッチはこう書いています。「余りにも多くが破壊された。私はそれでも、何歳になっても執拗に、なんの特別な力も無いままに、世界を復活させる人々と運命を供にするのだ」。これ以上によく語っているものはないでしょう。人類はひとつになっているのです。世界の再構築をしているのです。そしてその活動は、教室や農場、ジャングル、村々、キャンパス、会社、難民キャンプ、砂漠、漁場、スラムで起きています。
あなたたちは人々を思いやるたくさんの仲間に入るのです。いま私たちの時代のもっとも緊急な課題に取り組んでいる団体や組織がいくつあるのか知りようもありません。気候変動、貧困、森林破壊、平和、水、飢餓、保護管理、人権などたくさんの問題があります。かつてない規模の運動がこの地球に起きつつあるのです。それはなにかをコントロールするのではなく、関係性を求める運動です。支配力の集中ではなく、それを分散させる活動なのです。マーシーコープス(Mercy Corps)のように、見えない所で活動し、坦々と仕事をやり遂げます。大きな組織ですが、この運動の本当の規模を知る人はいません。
それは世界中の何十億の人々に希望と援助と意味あることを与えています。その影響力はアイデアであり、力ではありません。それには、教師、子どもたち、農民、ビジネスマン、ラッパー、オーガニックファーマー、修道女、アーティスト、役人、漁民、エンジニア、学生、自称作家、嘆くイスラム教徒、不安を抱く母親、詩人、国境なき医師たち、悲しむキリスト教徒、ストリートミュージシャン、アメリカ合衆国大統領、そして作家のデービッド・ジェームズ・ダンカンが言うように、私たちを計り知れないほど愛している存在の創造主がいます。
ユダヤ教の教えに、「もし世界が終わる時がきて救世主(メサイア)が現れたら、まず木を植えよ。そうすればそれが本当か分かるだろう」というのがあります。インスピレーションは、私たちに降り掛かるかもしれないことをいくら追いかけても得られません。それは、再興し、誤りを正し、改正し、作り直し、回復させ、考え直し、再検討を進んでやろうという人類の意欲の中にあるのです。「あなたはある日なすべきことをやっと見出した、そして、周りの人々が良からぬ忠告を大声で叫んでも、それを始めたのだ」と、メアリー・オリバーは俗世間から離れて、生きている世界への深い繋がりに向かうことを描写しています。
夜のニュースがいつも見知らぬ人々の死を伝えているのにもかかわらず、何百万の人々が見知らぬ人々のために働いています。この見知らぬ人々の親切さの起源は、宗教的で、神話的でさえあるのですが、特に18世紀にその始まりが見出されます。奴隷廃止論者たちが、このような見知らぬ人々の権利を守ろうという運動を国内(イギリス)と世界で始めた最初の人たちです。そのときまで、自分たちのため以外に苦情を訴える人々はいませんでした。この運動の創始者たち(注:奴隷貿易廃止促進協会)はよく知られていました・・グランビル・クラーク、トーマス・クラークソン、ジョサイア・ウェッジウッド・・そして彼らの目標は表向きにはとんでもないものだったのです。当時、世界人口の4人のうち3人は奴隷だったからです。お互いを奴隷にすることが人類が何世代に渡ってやってきたことです。
そして奴隷廃止論者たちの運動は不信の念で迎えられました。保守派論者は奴隷廃止論者をリベラル、進歩派、偽善家、余計な世話好き、活動家などと馬鹿にしました。彼らは経済を破滅させイギリスを貧困に陥れると言われました。しかし、歴史上初めて、人々が自分たちとはまったく直接的にも間接的にも利害関係がない人々を助けようと集まって組織を作ったのでした。そして今日、何千万という人々がこれを毎日やっているのです。それは、非営利の世界、市民社会、学校、社会的企業活動、NGO、そして社会的、環境的公正さをその営業目標に置く企業などと呼ばれています。その活動の範囲と規模は歴史上例を見ません。
生きている世界とは”どこか”にあるのではありません。あなたたちの心にあるのです。私たちは生命について何を知っているのでしょう。生物学者のジャニン・ベニュアスの言葉で言えば、”生命は生命にふさわしい条件を創造する”と言います。未来の経済のモットーとしてこれ以上のものを考えつきません。いま人が住まない放置された何万という家屋があり、また家が無い何万と言うホームレスの人たちがいます。経営の破綻した銀行家たちが、破綻した資産をどう救い出すべきかと機能不全に陥っている監督機関に助言しているのです。この惑星上で完全雇用でないのは私たちの人類種のみです。おわつらえむきじゃないですか。私たちの経済によれば、地球をリアルタイムで破壊する方が、それを再生、回復、持続するよりも安くつくと言うのです。銀行を救済するにはお金を印刷すればいい、でも、惑星地球の救済に生命を印刷する訳にはいきません。現在、私たちは未来を盗んで、今の時代に売っているんです。そしてそれを国民総生産と呼んでいるのです。盗む代わりに、未来を癒すことに基ずいた経済にすることは難しいことではありません。未来への資産を創造するか、あるいは未来の資産を使うかのどちらかなのです。ひとつは復元と呼ばれ、もう一つは搾取と呼ばれます。そして私たちが地球を搾取するたびに、人々が搾取され、言うに言えない苦しみがもたらされるのです。地球のために働くことは豊かになるための手段ではありません。豊かにあるための方法です。
最初の生物細胞が現れたのは約40億年前です。その直接の子孫たちが私たちの血流中にすべて存在しています。実際、この瞬間にも、毎秒私たちが呼吸している(気体)分子はモーゼやマザーテレサやボノが吸ったものです。私たちはとてつもない規模でお互いに結び合っているのです。私たちの運命は別々に分離できません。すべての細胞のそれぞれの夢が二つの細胞になることだからこそ、私たちは今ここに存在しているのです。そしてその夢が実現しているのです。あなたたち一人ひとりに1、000兆個の細胞があり、その90%は人間の細胞ではありません。あなたたちのカラダはコミュニティ(共同体)なのです。それらの他の微生物たちがいなかったら、あなたたちは数時間以内で死んでしまうでしょう。人間の各細胞には4、000億個の分子があって、何兆という数の原子の間での何百万という反応プロセスを行っています。一人の人間の中で行われている細胞活動の規模は驚くべきものです。一瞬の間に1セプテリアン(10の24乗)、つまり1の後に24個のゼロがつく数なのです。1,000分の1秒の間に、私たちのカラダはこの宇宙にある星の数よりも10倍も多くの反応プロセスを経験しているのです。それは、チャールズ・ダーウィンが、生物はみな”小さな宇宙で、それは考えられないほど微小で空の星ほど無数の自己増殖器官で造られている”ことを科学が発見するだろうと言った予言とまったく同じです。
それで、あなたたちに二つの質問があります。まず最初に、自分のカラダを感じられますか?ちょっと止まって、自分のカラダを感じてみて下さい。同時に1セプタリアンの生体活動が起こっているのです。あなたたちのからだはそれを余りにも見事にやるので、あなたたちはそんなことよりも、いつこの話が終わるんだろうなどと考えるのです。でもあなたたちはそれを感じることができます。それが生命と呼ばれるものです。これこそあなたたちなのです。もう一つの質問。あなたたちのカラダはだれがコントロールしているのですか?それらの体内分子を管理しているのは誰ですか?どこかの政治政党でないといいのですが。生命は、生命にふさわしい条件をあなたたちの中に創造しています。それはあらゆる自然の中でも同じです。私たちが持って生まれた性質とは、生命にとって助けになるような条件を創り出すことなのです。私があなたたちに想像して欲しいことは、人類全体が本来心の奥に持っている叡智を明らかに示して、一体となって過去の傷と誤った行動を癒している姿です。
ラルフ・ワルドー・エマーソン(19世紀アメリカの哲学者)がかつてこう訊ねました。「もし星々が数千年にわずか一回しか現れないとしたらどうするだろう?」もちろん、その夜は誰も眠らないでしょうね。世界には新しい宗教が一夜にしてできるでしょう。私たちは興奮して熱狂し、神の栄光を称えるでしょう。でもその代わり、星々は毎晩現れて、私たちはテレビを見ます。
世界中の人間たちがお互いの存在に気づき、文明社会を脅かしている多くの危機に気づいているというこの特別な時代は、過去数千年でも、数万年でもなかったことです。私たちの一人ひとりが宇宙のすべての星々のように、複雑で美しい存在です。私たちは偉大なことを成し遂げてきました。そしてまた、創造を敬うということでは、道を逸れても来ました。これまでのどの世代にも贈られたことのないびっくりするようなすごいチャレンジにあなたたちは進んでいるのです。あなたたち以前の先輩たちは失敗しました。彼らは夜中起きていなかったのです。彼らは気を逸らせてしまい、生命があらゆる瞬間奇跡の存在だという事実を見失ってしまったのです。自然の神があなたたちにこっちにいらっしゃいと手招きしています。これより良い社長などいませんよ。世界で現実からもっとも離れている人が皮肉屋さんです。夢を見る人ではありません。どう考えてもうまく行きそうもないときに、期待することほど価値あることはありません。これはあなたたちの世紀です。それを受け入れ、一生をかける思いで参加して始めてください。
原文:http://www.charityfocus.org/blog/view.php?id=2077
以下は、ポール・ホーケンがポートランド大学人道文学名誉博士号を授与されたことを記念して5月3日に行った2009年度卒業生への講演です。
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「この講演を頼まれたとき、「ストレートで、ありのままの、厳格で、正直な、情熱ある、身震いする、驚くような、そして素直な」スピーチをよろしくと言われました。でもプレッシャーなんかありませんよ。
まず驚きの部分から始めましょうか。2009年度のクラスのみなさん。あなたたちは、あらゆる生命システムが衰えつつあり、しかもそのスピードが加速されつつある時代の地球に、人間として生きる意味を考えなければいけません。唖然とするような状況です・・でも、過去30年間に出された学術論文でこの主張に反論できるものは一つもないのです。基本的に、人類社会は新しいオペレーションシステムが必要です。そしてあなたたちがそのプログラマーなのです。それも、あと数十年のうちに必要です。
この惑星には説明書が付いていたのですが、どうやら私たちはそれをどこかになくしたようです。水や土壌、空気を汚さないこと、地球を人口過密にしないこと、温度調節器には触らないことといった大切な決まりを守って来なかったのです。バックミンスター・フラーが、宇宙船地球号は非常に巧妙にデザインされているので、それが時速100万マイルで宇宙を飛んでいること、しかもシートベルトも要らず、余裕たっぷりの座席と本当に美味しい食事まであることなど、私たちは夢にも思っていないと言っています。でもそれもみな変りつつあります。
あなたたちが授与される卒業証書の裏には見えない言葉が書かれています。もしあなたたちがその解読用のレモンジュースを持って来ていなかったら、何が書いてあるのか言って上げましょう。それにはこう書いてあります。「”優秀”な生徒のあなたを地球が採用します」。地球には求人担当者やリムジンをあなたたちの学校に送る余裕はありません。その代わり、雨や夕陽、熟したチェリー、夜花開くジャスミン、そしてデートの相手のあの素晴らしく可愛い子をあなたたちに送って来ています。この意味が分かりますね。つまりこういうことです。必要とされる期間内にこの惑星を救出するなんて無理だ、という考えを忘れるのです。不可能に決まっているだろうという人たちの言葉に気をくじかされてはいけません。やるべきことをやるだけです。やってみて初めてそれが無理かどうか分かるでしょう。
未来について楽観的か悲観的かとよく訊かれますが、私はいつも同じ答えです。いま地球に起きている科学的事実を見て悲観的にならなかったら、データを理解していないということです。でも、みなさんがこの地球をなんとか元に戻そう,貧しい人たちの生活を改善しようと活動している人たちに会っても楽観的にならないとしたら、それはいま起きていることを把握できていないからです。私が見る所、世界中で普通の人びとが絶望的状況や権力、そして想像を超えるハンディキャップに対して立ち上がり、この世界にかつてあった品位と公正さと美を回復させようと運動しています。詩人のアドリエンヌ・リッチはこう書いています。「余りにも多くが破壊された。私はそれでも、何歳になっても執拗に、なんの特別な力も無いままに、世界を復活させる人々と運命を供にするのだ」。これ以上によく語っているものはないでしょう。人類はひとつになっているのです。世界の再構築をしているのです。そしてその活動は、教室や農場、ジャングル、村々、キャンパス、会社、難民キャンプ、砂漠、漁場、スラムで起きています。
あなたたちは人々を思いやるたくさんの仲間に入るのです。いま私たちの時代のもっとも緊急な課題に取り組んでいる団体や組織がいくつあるのか知りようもありません。気候変動、貧困、森林破壊、平和、水、飢餓、保護管理、人権などたくさんの問題があります。かつてない規模の運動がこの地球に起きつつあるのです。それはなにかをコントロールするのではなく、関係性を求める運動です。支配力の集中ではなく、それを分散させる活動なのです。マーシーコープス(Mercy Corps)のように、見えない所で活動し、坦々と仕事をやり遂げます。大きな組織ですが、この運動の本当の規模を知る人はいません。
それは世界中の何十億の人々に希望と援助と意味あることを与えています。その影響力はアイデアであり、力ではありません。それには、教師、子どもたち、農民、ビジネスマン、ラッパー、オーガニックファーマー、修道女、アーティスト、役人、漁民、エンジニア、学生、自称作家、嘆くイスラム教徒、不安を抱く母親、詩人、国境なき医師たち、悲しむキリスト教徒、ストリートミュージシャン、アメリカ合衆国大統領、そして作家のデービッド・ジェームズ・ダンカンが言うように、私たちを計り知れないほど愛している存在の創造主がいます。
ユダヤ教の教えに、「もし世界が終わる時がきて救世主(メサイア)が現れたら、まず木を植えよ。そうすればそれが本当か分かるだろう」というのがあります。インスピレーションは、私たちに降り掛かるかもしれないことをいくら追いかけても得られません。それは、再興し、誤りを正し、改正し、作り直し、回復させ、考え直し、再検討を進んでやろうという人類の意欲の中にあるのです。「あなたはある日なすべきことをやっと見出した、そして、周りの人々が良からぬ忠告を大声で叫んでも、それを始めたのだ」と、メアリー・オリバーは俗世間から離れて、生きている世界への深い繋がりに向かうことを描写しています。
夜のニュースがいつも見知らぬ人々の死を伝えているのにもかかわらず、何百万の人々が見知らぬ人々のために働いています。この見知らぬ人々の親切さの起源は、宗教的で、神話的でさえあるのですが、特に18世紀にその始まりが見出されます。奴隷廃止論者たちが、このような見知らぬ人々の権利を守ろうという運動を国内(イギリス)と世界で始めた最初の人たちです。そのときまで、自分たちのため以外に苦情を訴える人々はいませんでした。この運動の創始者たち(注:奴隷貿易廃止促進協会)はよく知られていました・・グランビル・クラーク、トーマス・クラークソン、ジョサイア・ウェッジウッド・・そして彼らの目標は表向きにはとんでもないものだったのです。当時、世界人口の4人のうち3人は奴隷だったからです。お互いを奴隷にすることが人類が何世代に渡ってやってきたことです。
そして奴隷廃止論者たちの運動は不信の念で迎えられました。保守派論者は奴隷廃止論者をリベラル、進歩派、偽善家、余計な世話好き、活動家などと馬鹿にしました。彼らは経済を破滅させイギリスを貧困に陥れると言われました。しかし、歴史上初めて、人々が自分たちとはまったく直接的にも間接的にも利害関係がない人々を助けようと集まって組織を作ったのでした。そして今日、何千万という人々がこれを毎日やっているのです。それは、非営利の世界、市民社会、学校、社会的企業活動、NGO、そして社会的、環境的公正さをその営業目標に置く企業などと呼ばれています。その活動の範囲と規模は歴史上例を見ません。
生きている世界とは”どこか”にあるのではありません。あなたたちの心にあるのです。私たちは生命について何を知っているのでしょう。生物学者のジャニン・ベニュアスの言葉で言えば、”生命は生命にふさわしい条件を創造する”と言います。未来の経済のモットーとしてこれ以上のものを考えつきません。いま人が住まない放置された何万という家屋があり、また家が無い何万と言うホームレスの人たちがいます。経営の破綻した銀行家たちが、破綻した資産をどう救い出すべきかと機能不全に陥っている監督機関に助言しているのです。この惑星上で完全雇用でないのは私たちの人類種のみです。おわつらえむきじゃないですか。私たちの経済によれば、地球をリアルタイムで破壊する方が、それを再生、回復、持続するよりも安くつくと言うのです。銀行を救済するにはお金を印刷すればいい、でも、惑星地球の救済に生命を印刷する訳にはいきません。現在、私たちは未来を盗んで、今の時代に売っているんです。そしてそれを国民総生産と呼んでいるのです。盗む代わりに、未来を癒すことに基ずいた経済にすることは難しいことではありません。未来への資産を創造するか、あるいは未来の資産を使うかのどちらかなのです。ひとつは復元と呼ばれ、もう一つは搾取と呼ばれます。そして私たちが地球を搾取するたびに、人々が搾取され、言うに言えない苦しみがもたらされるのです。地球のために働くことは豊かになるための手段ではありません。豊かにあるための方法です。
最初の生物細胞が現れたのは約40億年前です。その直接の子孫たちが私たちの血流中にすべて存在しています。実際、この瞬間にも、毎秒私たちが呼吸している(気体)分子はモーゼやマザーテレサやボノが吸ったものです。私たちはとてつもない規模でお互いに結び合っているのです。私たちの運命は別々に分離できません。すべての細胞のそれぞれの夢が二つの細胞になることだからこそ、私たちは今ここに存在しているのです。そしてその夢が実現しているのです。あなたたち一人ひとりに1、000兆個の細胞があり、その90%は人間の細胞ではありません。あなたたちのカラダはコミュニティ(共同体)なのです。それらの他の微生物たちがいなかったら、あなたたちは数時間以内で死んでしまうでしょう。人間の各細胞には4、000億個の分子があって、何兆という数の原子の間での何百万という反応プロセスを行っています。一人の人間の中で行われている細胞活動の規模は驚くべきものです。一瞬の間に1セプテリアン(10の24乗)、つまり1の後に24個のゼロがつく数なのです。1,000分の1秒の間に、私たちのカラダはこの宇宙にある星の数よりも10倍も多くの反応プロセスを経験しているのです。それは、チャールズ・ダーウィンが、生物はみな”小さな宇宙で、それは考えられないほど微小で空の星ほど無数の自己増殖器官で造られている”ことを科学が発見するだろうと言った予言とまったく同じです。
それで、あなたたちに二つの質問があります。まず最初に、自分のカラダを感じられますか?ちょっと止まって、自分のカラダを感じてみて下さい。同時に1セプタリアンの生体活動が起こっているのです。あなたたちのからだはそれを余りにも見事にやるので、あなたたちはそんなことよりも、いつこの話が終わるんだろうなどと考えるのです。でもあなたたちはそれを感じることができます。それが生命と呼ばれるものです。これこそあなたたちなのです。もう一つの質問。あなたたちのカラダはだれがコントロールしているのですか?それらの体内分子を管理しているのは誰ですか?どこかの政治政党でないといいのですが。生命は、生命にふさわしい条件をあなたたちの中に創造しています。それはあらゆる自然の中でも同じです。私たちが持って生まれた性質とは、生命にとって助けになるような条件を創り出すことなのです。私があなたたちに想像して欲しいことは、人類全体が本来心の奥に持っている叡智を明らかに示して、一体となって過去の傷と誤った行動を癒している姿です。
ラルフ・ワルドー・エマーソン(19世紀アメリカの哲学者)がかつてこう訊ねました。「もし星々が数千年にわずか一回しか現れないとしたらどうするだろう?」もちろん、その夜は誰も眠らないでしょうね。世界には新しい宗教が一夜にしてできるでしょう。私たちは興奮して熱狂し、神の栄光を称えるでしょう。でもその代わり、星々は毎晩現れて、私たちはテレビを見ます。
世界中の人間たちがお互いの存在に気づき、文明社会を脅かしている多くの危機に気づいているというこの特別な時代は、過去数千年でも、数万年でもなかったことです。私たちの一人ひとりが宇宙のすべての星々のように、複雑で美しい存在です。私たちは偉大なことを成し遂げてきました。そしてまた、創造を敬うということでは、道を逸れても来ました。これまでのどの世代にも贈られたことのないびっくりするようなすごいチャレンジにあなたたちは進んでいるのです。あなたたち以前の先輩たちは失敗しました。彼らは夜中起きていなかったのです。彼らは気を逸らせてしまい、生命があらゆる瞬間奇跡の存在だという事実を見失ってしまったのです。自然の神があなたたちにこっちにいらっしゃいと手招きしています。これより良い社長などいませんよ。世界で現実からもっとも離れている人が皮肉屋さんです。夢を見る人ではありません。どう考えてもうまく行きそうもないときに、期待することほど価値あることはありません。これはあなたたちの世紀です。それを受け入れ、一生をかける思いで参加して始めてください。
原文:http://www.charityfocus.org/blog/view.php?id=2077
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コメント
月曜日, 4月 13, 2009
マインドコントロール
一昨日、昨日の講演会にたくさんの方々が来て下さり、本当にありがとうございました。中には和歌山県からはるばる来て下さった方もいて感激です。やはり、ローフードの話しは盛り上がりますね。この”宇宙食”を食べているだけで、こころとからだに光が入って来てアセンションするという意味が分かっていただけたでしょうか?それにしても、会場はすでにエンパワーメントされている女性たちの発するエネルギーで溢れていましたね。みなさんどんどん美しくなって、世界を明るくしてくれています。
____________________
さて、ちょっと重い話題ですが、とても大切なことなのでShade of Paleさんの投稿をコメント欄からここに引用させてもらいます。
***********
A Shade of Pale さんが投稿「ウグイスが啼いています。」にコメントを書き込みました。
森田さん、スージーさん、マシュー君、本当にありがとうございまいした。
現実という世界は厳然と存在するように見えて、今生を終えてみればうたた寝から覚めた後のような…、映画、「マトリックス」のサブテーマとして作品に織り込まれていた、「君の生きている現実は本当の現実なのか?」といったその存在を証明しようのない不確かなものという感覚を強くしています。
ですが、私たちに起こっている不可解な状況は、一部分ですがその映像や音声を記録することができます。これは私たちの精神の外側の世界で起こっている、起こされていると認識せざるを得ません。
それが人知を超えた力の為せる業でなければ。
今回、回答を頂いて、やはり人為的なものだと確信を持てました。そして、そこには未知のマインドコントロールテクノロジーが使われているかもしれないと。
このような犯罪が世界規模で同時多発的に発生しています。
私たちの存在が炭鉱のカナリアだと思ってもらえたら、毒気を振り撒く文章を承知で書かせてもらった意味もあったのかなと思っています。
状況を客観的に観察されているサイトです。
http://blogs.yahoo.co.jp/vanmoon84
これからの更なるご活躍に期待いたすとともに、重ねて、今回は森田さんにお骨折り頂いて感謝申し上げます。
************
Shade of Paleさん、コメントありがとうございます。
マインドコントロールについてマシュー君が語っている部分がありますのでここに引用しましょう。
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「なにか落ち着かない、説明のつかない気分の主な原因は、あなたたちのからだの中に普段流れている電気が阻害されているからだ。この障害は、この惑星の周りを完全に囲っている統合電気グリッドシステムに一部原因がある。グリッドの低波長波動が大気中の自然電流を妨害しているために、からだがそれ自体持っている電気システムに”ショート(短絡)”を起こしているのだ。それに加え、地球のすべての生命体の反応からの影響が累積的に人間一人ひとりに影響を与えている。
その破壊的電流の注入は、ネガティブな影響を広範囲に与えようと意図されたもので、強力な闇の、あるいはネガティブな勢力の地球への影響のひとつの例だ。そのグリッドを計画し組立てた人間たちは、そのようなネガティブなパワーの下で操作しているが、彼らのほとんどはその背後に闇の謀略があることに気づいていない。それは、あなたたちのからだの電気システムに過剰電流を流し、からだの機能低下を起こさせ、バランスをとれないようにしておくためのものだ。バランスは、光を吸収する能力にとって非常に重要であり、また、光はスピリチュアルな明晰性にとって本質的なものだから、あなたたちをバランスのとれないようにしておくのが、闇勢力の最大の目的なのだ。
グリッドにはまた別の恐ろしい目的がある。表向きには、それはグローバルコミュニケーションと天候モニターのためということになっている。しかし、そのデザインは世界人類の監視と、それを使った人類支配が目的だ。そして、その意図そのものが同様にネガティビティ(破壊的エネルギー)を生んでいる。
闇の勢力だけが、地球を超える方向から送られているエネルギーの源(ソース)ではない。光エネルギーもまたこの惑星に向けて大量に放射されつつある。それは地球とそのあるゆる生命体が今の第三密度から第四密度に移行するための準備としてあなたたちの波動速度を高めている。闇エネルギーと光エネルギーが混然一体となって、さまざまな肉体的、感情的な異常をもたらしたり、悪化させている。それには断続的耳鳴り、体腔中のガス発生、頭がクラクラする、短期記憶喪失、気分不安定、不安、鬱、筋肉の不快感、深刻な頭痛などがある。
相対抗するエネルギーの力の場によって引き起こされている状況が激しくなっているのにもかかわらず、光エネルギーの働きは計り知れない恩恵をもたらすばかりでなく、この時点では、非常に重要なものだ。より多くの光エネルギーを吸収すればするほど、あなたたちのバランスを崩そうという闇の勢力の影響を受けにくくなるからだ。
肉体的、感情的な不快感を和らげ、からだのシステムのバランス回復に役立つアドバイスがある。たくさんの液体を飲むことだ・・とくに真水、でも健康水ならなんでもよい。これがこれほど必要だったことはかつて今までなかった。液体が、妨害されている電流の流れをもっとスムースに体中に流れるようにする。そうすることで、それほど深刻な影響を受けないで済む。
できるだけ休んでよく眠り、からだを休息させ落ち着いた状態に保つことだ。ストレスを解放することが、渦巻くネガティブなエネルギーからの影響で落着きをなくすことから逃れる助けになる。常識を使い、不断の努力で、どのようなものであれストレスを減らすようにすることだ。ネガティブな感情は増大するので、できるだけ不快な出会いは避けることだ。どうしてもストレスになるような状況が避けられない場合は、その人や状況を光で包むというスピリチュアルな方法を使いなさい。そして、そのような状況に対処するできるように自分自身のバランスを普段とっておきなさい。
アルコールを飲むことや危険な薬の使用、そしてタバコをやめなさい。それらの成分がそのものへの依存性をさらに高めるだけでなく、グリッド電流と相互に反応して、からだの電気システムへの悪影響を増加させ、その結果として、精神的、肉体的、感情的なアンバランスを促進させる。あらゆる人間の暮らしの中でのバランスの重要な側面をもう一度考えてみれば、そのグリッドがどんなに陰湿な影響力を持つのか分かるだろう。
しかし、これについては良いニュースがある。いま地球に向かって送られている光の勢力パワーからのエネルギーが、このグリッドシステムによってさらに強化され、加速されている。この力の場の背後にいる優秀だけれども闇に影響された人間たちが、もしこれはまずいと決めたら、このグリッドはコミュニケーションや天候モニター、そしてもちろん監視用という本来の目的のみに使われるだろう。でも、そうなれば、あなたたちのからだの電気システムへのショックもなくなる。たぶん、こうなったのはこのテクノロジーの背後にある頭脳優秀な連中が自分自身の策におぼれたのだろう。
いくつものプロセスが作用してあなたたちのバランスを崩そうとしているこのような時期に、ひどくなっている個人的な状況を和らげたいと思ったら、あなたたちの内なる声、”ハイアーセルフ”、つまり神自身に最善の助けを求めれば良い。ただ、バランスを求めればいいのだ!覇権と生存を賭けたいま進行中の銀河系間の戦いの小宇宙にすぎないあなたたちの地球世界に蔓延(はびこ)る混乱の最中にあっては、バランスを保っていかなければならない。
これはお母さん、あなたに知らせることで、なにも恐れさせるようというものではない。恐れと混乱は何が起きているのか知らないことから来る。こころの平静さは知ることから得られる。平静さは一人から始まり、それが一人ひとりに伝わって行くことでそれぞれが生き残っていく方法に取り組むことができる。混乱する感情を超えて考えることが大切だ。そしてこれはいくら強調しても足りないことだが、周りをぐるっと光で囲まれている地球の姿を想像することが、ポジティブなエネルギーを与えることになる。
人の恐れと痛みを余りに深刻に受け止めてしまい、自分自身のエネルギーのバランスを崩し、調和した流れまで乱してしまうのでは、助けにならない。僕がそう言うのは、同情や思いやりを持つなということではもちろんない・・バランスをとるとは無関心ということでは決してない。無関心はただネガティビティを拡げるだけだ。でも、出来事のネガティブな面にあまりにも感情的に捉えられてしまい、それに縛られるようでは、自身にとっても、苦しんでいる人にとっても、そしてせっかくのよいエネルギーにとってもためにならない。それが正に、邪悪な勢力がなんとしてもやろうとしていることだ!」
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注記:統合電気グリッドシステムとはいわゆるHAARP(The High Frequency Active Auroral Research Program/高周波活性オーロラ研究プログラム)のことを指すと思われます。マシュー君はこのことを再三言及しています。これはアメリカ軍がアラスカにつくった施設で、そのホームページによると表向きには、「地球電離層が軍と民間の通信システムに与える物理・電気的影響を研究する」と書いてあります。
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さて、ちょっと重い話題ですが、とても大切なことなのでShade of Paleさんの投稿をコメント欄からここに引用させてもらいます。
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A Shade of Pale さんが投稿「ウグイスが啼いています。」にコメントを書き込みました。
森田さん、スージーさん、マシュー君、本当にありがとうございまいした。
現実という世界は厳然と存在するように見えて、今生を終えてみればうたた寝から覚めた後のような…、映画、「マトリックス」のサブテーマとして作品に織り込まれていた、「君の生きている現実は本当の現実なのか?」といったその存在を証明しようのない不確かなものという感覚を強くしています。
ですが、私たちに起こっている不可解な状況は、一部分ですがその映像や音声を記録することができます。これは私たちの精神の外側の世界で起こっている、起こされていると認識せざるを得ません。
それが人知を超えた力の為せる業でなければ。
今回、回答を頂いて、やはり人為的なものだと確信を持てました。そして、そこには未知のマインドコントロールテクノロジーが使われているかもしれないと。
このような犯罪が世界規模で同時多発的に発生しています。
私たちの存在が炭鉱のカナリアだと思ってもらえたら、毒気を振り撒く文章を承知で書かせてもらった意味もあったのかなと思っています。
状況を客観的に観察されているサイトです。
http://blogs.yahoo.co.jp/vanmoon84
これからの更なるご活躍に期待いたすとともに、重ねて、今回は森田さんにお骨折り頂いて感謝申し上げます。
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Shade of Paleさん、コメントありがとうございます。
マインドコントロールについてマシュー君が語っている部分がありますのでここに引用しましょう。
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「なにか落ち着かない、説明のつかない気分の主な原因は、あなたたちのからだの中に普段流れている電気が阻害されているからだ。この障害は、この惑星の周りを完全に囲っている統合電気グリッドシステムに一部原因がある。グリッドの低波長波動が大気中の自然電流を妨害しているために、からだがそれ自体持っている電気システムに”ショート(短絡)”を起こしているのだ。それに加え、地球のすべての生命体の反応からの影響が累積的に人間一人ひとりに影響を与えている。
その破壊的電流の注入は、ネガティブな影響を広範囲に与えようと意図されたもので、強力な闇の、あるいはネガティブな勢力の地球への影響のひとつの例だ。そのグリッドを計画し組立てた人間たちは、そのようなネガティブなパワーの下で操作しているが、彼らのほとんどはその背後に闇の謀略があることに気づいていない。それは、あなたたちのからだの電気システムに過剰電流を流し、からだの機能低下を起こさせ、バランスをとれないようにしておくためのものだ。バランスは、光を吸収する能力にとって非常に重要であり、また、光はスピリチュアルな明晰性にとって本質的なものだから、あなたたちをバランスのとれないようにしておくのが、闇勢力の最大の目的なのだ。
グリッドにはまた別の恐ろしい目的がある。表向きには、それはグローバルコミュニケーションと天候モニターのためということになっている。しかし、そのデザインは世界人類の監視と、それを使った人類支配が目的だ。そして、その意図そのものが同様にネガティビティ(破壊的エネルギー)を生んでいる。
闇の勢力だけが、地球を超える方向から送られているエネルギーの源(ソース)ではない。光エネルギーもまたこの惑星に向けて大量に放射されつつある。それは地球とそのあるゆる生命体が今の第三密度から第四密度に移行するための準備としてあなたたちの波動速度を高めている。闇エネルギーと光エネルギーが混然一体となって、さまざまな肉体的、感情的な異常をもたらしたり、悪化させている。それには断続的耳鳴り、体腔中のガス発生、頭がクラクラする、短期記憶喪失、気分不安定、不安、鬱、筋肉の不快感、深刻な頭痛などがある。
相対抗するエネルギーの力の場によって引き起こされている状況が激しくなっているのにもかかわらず、光エネルギーの働きは計り知れない恩恵をもたらすばかりでなく、この時点では、非常に重要なものだ。より多くの光エネルギーを吸収すればするほど、あなたたちのバランスを崩そうという闇の勢力の影響を受けにくくなるからだ。
肉体的、感情的な不快感を和らげ、からだのシステムのバランス回復に役立つアドバイスがある。たくさんの液体を飲むことだ・・とくに真水、でも健康水ならなんでもよい。これがこれほど必要だったことはかつて今までなかった。液体が、妨害されている電流の流れをもっとスムースに体中に流れるようにする。そうすることで、それほど深刻な影響を受けないで済む。
できるだけ休んでよく眠り、からだを休息させ落ち着いた状態に保つことだ。ストレスを解放することが、渦巻くネガティブなエネルギーからの影響で落着きをなくすことから逃れる助けになる。常識を使い、不断の努力で、どのようなものであれストレスを減らすようにすることだ。ネガティブな感情は増大するので、できるだけ不快な出会いは避けることだ。どうしてもストレスになるような状況が避けられない場合は、その人や状況を光で包むというスピリチュアルな方法を使いなさい。そして、そのような状況に対処するできるように自分自身のバランスを普段とっておきなさい。
アルコールを飲むことや危険な薬の使用、そしてタバコをやめなさい。それらの成分がそのものへの依存性をさらに高めるだけでなく、グリッド電流と相互に反応して、からだの電気システムへの悪影響を増加させ、その結果として、精神的、肉体的、感情的なアンバランスを促進させる。あらゆる人間の暮らしの中でのバランスの重要な側面をもう一度考えてみれば、そのグリッドがどんなに陰湿な影響力を持つのか分かるだろう。
しかし、これについては良いニュースがある。いま地球に向かって送られている光の勢力パワーからのエネルギーが、このグリッドシステムによってさらに強化され、加速されている。この力の場の背後にいる優秀だけれども闇に影響された人間たちが、もしこれはまずいと決めたら、このグリッドはコミュニケーションや天候モニター、そしてもちろん監視用という本来の目的のみに使われるだろう。でも、そうなれば、あなたたちのからだの電気システムへのショックもなくなる。たぶん、こうなったのはこのテクノロジーの背後にある頭脳優秀な連中が自分自身の策におぼれたのだろう。
いくつものプロセスが作用してあなたたちのバランスを崩そうとしているこのような時期に、ひどくなっている個人的な状況を和らげたいと思ったら、あなたたちの内なる声、”ハイアーセルフ”、つまり神自身に最善の助けを求めれば良い。ただ、バランスを求めればいいのだ!覇権と生存を賭けたいま進行中の銀河系間の戦いの小宇宙にすぎないあなたたちの地球世界に蔓延(はびこ)る混乱の最中にあっては、バランスを保っていかなければならない。
これはお母さん、あなたに知らせることで、なにも恐れさせるようというものではない。恐れと混乱は何が起きているのか知らないことから来る。こころの平静さは知ることから得られる。平静さは一人から始まり、それが一人ひとりに伝わって行くことでそれぞれが生き残っていく方法に取り組むことができる。混乱する感情を超えて考えることが大切だ。そしてこれはいくら強調しても足りないことだが、周りをぐるっと光で囲まれている地球の姿を想像することが、ポジティブなエネルギーを与えることになる。
人の恐れと痛みを余りに深刻に受け止めてしまい、自分自身のエネルギーのバランスを崩し、調和した流れまで乱してしまうのでは、助けにならない。僕がそう言うのは、同情や思いやりを持つなということではもちろんない・・バランスをとるとは無関心ということでは決してない。無関心はただネガティビティを拡げるだけだ。でも、出来事のネガティブな面にあまりにも感情的に捉えられてしまい、それに縛られるようでは、自身にとっても、苦しんでいる人にとっても、そしてせっかくのよいエネルギーにとってもためにならない。それが正に、邪悪な勢力がなんとしてもやろうとしていることだ!」
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注記:統合電気グリッドシステムとはいわゆるHAARP(The High Frequency Active Auroral Research Program/高周波活性オーロラ研究プログラム)のことを指すと思われます。マシュー君はこのことを再三言及しています。これはアメリカ軍がアラスカにつくった施設で、そのホームページによると表向きには、「地球電離層が軍と民間の通信システムに与える物理・電気的影響を研究する」と書いてあります。
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