ラベル 案内、平和 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 案内、平和 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

月曜日, 1月 07, 2013

1/16『幸せの経済学』上映会とトークショー

おすすめのイベントのご案内です。

(以下きくちゆみのブログから転載)

   ******************

 

2013年1月16日、『幸せの経済学』上映会とトークショー 安部芳裕xきくちゆみx玉蔵

前にもちらっと「この日を空けておいてね」、と書きました。いよいよ発表です!

プロジェクト99の安部芳裕さんと、「黄金の金玉を知らないか」の玉蔵さんと、2013年1月16日に新春の上映会とトークショーを文京シビック小ホールでやります。

こちらに情報がアップされたので、転載します。
http://project99.jp/?p=4043


映画『幸せの経済学』上映会&安部芳裕×きくちゆみ×玉蔵が語る「ここだけの話」
 
 
◆今こそ、グローバルからローカルへ
40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価を得ている「ラダック懐かしい未来」の著者であり、世界のローカリゼーション運動のパイオニアでもあるヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん。彼女の最新ドキュメンタリー「幸せの経済学」が5年の歳月をかけて2010年に完成致しました。この映画は、「グローバルからローカルへ」をテーマに、世界中の環境活動家たちがこれからの「豊かな暮らし」について語るドキュメンタリー映画です。消費型社会を見直し、地域に眼を向けることによって、その土地にある資源や文化を再認識し、人と人、人と自然との関係を紡いでいく「コミュニティの再生」の重要性を訴えています。
◆映画「幸せの経済学」あらすじ
~なぜ今、ローカリゼーションなのか?~
今まで世界では、国の豊かさを測る指標として「国内総生産:GDP(Gross Domestic Product)」などが使用され、経済成長を遂げることが豊かな国の定義だと信じられてきました。しかし近年、ブータン国王が「国民全体の豊かさ・幸福度」を示す指標「GNH」(「GNP」のP=ProductをH=Happinessに置き換えた造語)を提唱したことにより、「モノではない豊かさ」について多くの人が関心を持ち始めるようになりました。
この映画は、開発という名の消費文化に翻弄されるラダックの人びとの姿を追い、世界中の環境活動家たちが「本当の豊かさとは何か」について説いていく内容となっています。
民族紛争や異常気象、多様性の損失、失業、アイデンティティの崩壊など、グローバリゼーションの拡大が引き起こす8つの不都合な真実について述べながら、世界各地で発生している問題について取り上げています。監督のヘレナさんは、その解決の糸口として「ローカリゼーション」を提唱し、ローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていくと語ります。実際に世界では持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティ構築が広がりつつあり、映画の後半では、そのムーブメントの事例を紹介しています。
新しい豊かさの指標「GNH」が広まる中、持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか。そのヒントは、人と人の繋がりを重んじる日本の伝統文化の中にもあるのではないでしょうか。この映画は、その気づきを我々に与えてくれるでしょう。

◆スペシャルゲストによるスペシャルな鼎談
映画『幸せの経済学』を観たあとは、この問題の解決に取り組む安部芳裕×きくちゆみ×玉蔵の三人が、ここだけしか言えない「とっておきの話」を語り合います。

【安部芳裕プロフィール】
サスティナブル経済研究所所長。プロジェクト99%代表。ソーシャルアクティビスト。
著作に「だれでもわかる地域通貨入門」「ボクらの街のボクらのお金」「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」「日本人が知らない恐るべき真実」「金融崩壊後の世界」「国際銀行家の地球支配/管理のしくみ」「みんなが幸せになるお金の話」「原発大震災の超ヤバイ話」「原発震災後の日本の行方~知られざるTPPの真実」「世界超恐慌の正体ーコーポラティズムvs国民国家の最終戦争」などがある。
持続可能な自立型経済の構築をテーマに情報を発信している。

【きくちゆみプロフィール】
平和で持続可能なコミュニティ作りを目指して、森田玄と共にハーモニクスライフセンターを1998年に設立。
現在、千葉県鴨川市とハワイ州ハワイ島コナに、自給的な暮らしと学びの場を持ち、自然食・自然療法・自然エネルギー・NVC(非暴力コミュニケーション)などの勉強会や合宿を主催している。
911事件以降は、戦争を止めるために911事件の真相究明に、311原発震災以降は地震国の原発を廃炉にすることに取り組んでいる。2012年は、東京脱原発音楽祭、ガンダーセン講演会などを企画。

【玉蔵プロフィール】
ブログ「黄金の金玉を知らないか?」のカリスマ・ブロガー。
3年前は先物投資部門ブログランキング1位に輝くも、2012年以降何故か音楽ブログへ変身。ネット上では褌一丁の老人として振舞う。都内外資系勤務の社員だったが、3年前、全てを捨てて信州の田舎に引っ越す。現在は、半自給自足生活を行い、読者を募って230名程の信州疎開村コミュニティを主催。また元レベッカのバンドメンバーと共に、コンサートを開催するなど音楽活動を行う。最近はフリーエネルギーや放射能除去技術などの実験を行っている。

◆映画「幸せの経済学」の監督
<ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ>
スウェーデン生まれ。ISEC(International Society for Ecology and Culture)創設者、代表。世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニア。1975年、言語学者としてインドのラダック地方に入り、ラダック語の英語訳辞典を制作。以来、ラダックの暮らしに魅了され、そこで暮らす人々と共に、失われつつある文化や環境を保全するプロジェクトLEDeGを開始。この活動が評価され、もう一つのノーベル賞と知られるライト・ライブリフッド賞を1986年に受賞。ダライ・ラマ法王の訪問も受けている。また、著書「ラダック懐かしい未来(Ancient Futures)」は日本語を含む40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価を得ている。
* ISEC
* 幸せの経済学HP
 
 
◆イベント概要
日時:1月16日水曜日 午後6時半から9時半
会場:文京シビックセンター 小ホール
東京都文京区春日1丁目16番21号
参加費:スライディング・スケール
〈前売り〉1500円から5000円
〈当日〉2000円から10000円
※「スライディング・スケール」とは、参加者が“経済的余裕”や“イベント開催をサポートしたい気持ち”に合わせて、提示された金額の範囲で参加費を決める方法です。

参加ご希望の方は、タイトルを「1/16イベント参加希望」として、お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレス、人数をご記入の上、
[email protected]
までお申し込みください。

【振込先】郵便振替 00110-1-144224 ハーモニクスライフセンター
*2名以上の参加費をまとめて振込む場合は、通信欄に全員のお名前をご記入ください。
*当日、受付で「ご利用明細票(または受領証)」をチケットと交換しますので、必ずご持参ください!

◆懇親会
イベント終了後にスペシャルゲストの三人を招いて懇親会をおこないます。
安部芳裕、きくちゆみ、玉蔵とじっくり話すチャンス!
午後10時から11時半まで予定。
参加費:5000円
人数に制限がありますので、イベント申込み時に合わせて「懇親会参加希望」とご記入ください。

金曜日, 12月 28, 2012

きくちゆみの地球平和ニュース

今回の衆議院選挙が不正選挙ではないかという疑惑がいま全国で持ち上がっています。

「アメリカ合衆国は民主主義の拠点とされているが、それはまったくの茶番だよ。そこでは“民主的”選挙によって公正で正直な手続きが行なわれているとあなたたちは思っているかもしれないが、そんなことがあったのははるか昔のことだ。それにまた、これまで地球上で公正な選挙が行われた場所などない。だがアメリカ合衆国では彼らの声と投票がまともに考慮されているとあまりにも長い間市民が信じ込まされているので、不正な選挙が行われていることが表立っていないだけなのだ。」(マシューブック4:宇宙の声より) 

つまり日本も例外ではない?

今日は「きくちゆみの地球平和ニュース」の紹介です。

■■*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*■■
グローバルピースキャンペーン

● きくちゆみの地球平和ニュース ● 第149号

 発行:Global Peace Campaign
 きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com   
■■*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*■■
登録と登録解除はこちら: http://www.mag2.com/m/0000172015.html

“Be the change you wish to see in the world
─世界を変えたければ、あなたがその変化になりなさい”


注目のメルマガ:

森田玄の「マシューの宇宙通信」
http://www.mag2.com/m/0001529830.html

マシューブック全4巻、日本語版が完成しました。
アマゾンでどうぞ:
http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&index=blended&keywords=マシューブック

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
選挙結果にがっくりして、しばらく何もできませんでしたが、何もしないでいたらもっと酷くなるので、情報発信再開です。今回の選挙は違憲確実。そして不正もあり得る。

こんなに一票の格差があっていいわけない。一人一票が当たり前よね!
http://www.ippyo.org/index.php

九州電力が玄海原発に新しい核燃料を搬送した、というニュース。
http://www.kyuden.co.jp/press_121218-1
311原発震災はまだ終わっていないのに。

福島周辺の大勢の人々がこんなに苦しんでも、まだ原発を再稼働するつもりなのかしらね。二度の夏を無事乗り切り、原発なしでも電気は足りていることも証明されたのに、核燃料搬入とは信じられません。

ところで、これはご存知ですか?
http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11434643447.html
選挙の票の集計マシーンを作ってい株式会社ムサシの社長が、自民党に献金していた、という話。社員ならいいけど、社長はまずいんじゃないか。

さて、今日の本題はまもなく帰国する私の1月の予定です。

玉蔵さんがブログに1月16日のことを書いたら、申込みが急増しています。
今日だけで25名。さすが濃いファンのいるカリスマブロガー。

私もあの写真の老人ではない本物の玉蔵さんに会いたいもの(私の友人評は「若くてイケメン」)。きっと日本には私のような人がごまんといるでしょう。

このペースだと当日前に満席になるかもしれません。

前回、私がオーガナイズした「アーニー・ガンダーセン講演会」のときも、本番前に満席になり、多くの方をお断りすることになりました。

なので、今話題の映画『幸せの経済学』を観て、3人の話を聞きたい(不正選挙や放射能瓦礫&不当逮捕の話もします。違憲&不正選挙、核燃料搬入、下地さんたちの逮捕のことでも怒っている私)、本物の玉蔵さんや安部さんや私と会って話したい(懇親会やります)、なんて思っている方はお早めにお申込み下さい(懇親会に参加できるのは、このイベントに参加した方のみです)。

1月16日の詳細:http://kikuchiyumi.blogspot.com/2012/11/2013xx.html

今回の帰国は11日間と短いですが、東京以外にもあちこちへ行きますので、お近くの方はお会いしましょう。

帰国してすぐ福岡でユナイテッド・ピープルの関根さんと映画『サバイビング・プログレス 進歩の罠』上映会の後、トークショーをやります。

翌日16日が東京で『幸福の経済学』上映の後、玉蔵さんと安部芳裕さんと「ここだけの話」。

17、18日は長野県原村のピースドームでローフードやNVC(非暴力コミュニケーション)のワークショップ、19日は母の法事(もうあれから2年。時の過ぎるのは早い)。1月20~23日は北海道各地(余市、ニセコ、伊達)で非暴力コミュニケーションとローフードのワークショップです。

それぞれ主催者が違いますので、申込み、問合せは直接お願いします。
(16日はハーモニクスライフセンターが事務局)

2013年1月15日 福岡で映画『サバイビング・プログレス 進歩の罠』
上映後、関根健司さんとトークショー http://peatix.com/event/8713

2013年1月16日 東京で映画『幸福の経済学』
上映後、玉蔵&安部芳裕&きくちゆみの「ここだけの話」 
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2012/11/2013xx.html

2013年1月17、18日 長野・原村ピースドーム
http://blogs.yahoo.co.jp/peacedome1/8102827.html

2013年1月20、21日 北海道余市でロー&共感のコミュニケーションリトリート
たぶん、こちらに内容がアップされるでしょう: http://www.yoichihareruya.com/

2013年1月22、23日 ニセコ(22日)と伊達(23日)で
「共感のコミュニケーション」&ロースィーツのワークショップをやる予定です。
お問合せ:高橋さん[email protected]

2013年1月24日、25日は福岡にいます。
私を「活用」したい方はご連絡下さい。

◎きくちゆみの地球平和ニュース/Global Peace Newsのバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000172015/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

金曜日, 11月 02, 2012

11月のハワイリトリート

 
先週はカリフォルニア・サンホゼに出向き、講演やワークショップなど非常に充実したスケジュールをこなしてきました。これを企画し、素晴らしいオーガナイズ/コーディネートをしていただいた渡辺ご夫妻のきめ細かい尽力のおかげです。このつながりを大切に、来年もいろいろな計画が進行中ですのでご期待ください。
三育学院が講演会の会場を提供してくださいました










滞在中、たくさんの方々から相談を受けたのは、やはり日本の放射能の健康への影響です。とくに若い妊婦の方や子どもを抱えたお母さんたちは、遠く海外にいるだけに余計に日本のことが心配で、また情報が少ないことで不安を抱えていました。

世界の現実に真正面から向かいつつ、どうしたら心身ともになるべく安心できるようになれるか、暮らしの智慧と必要な情報を共有しました。お母さんたちから、不安がだいぶなくなりましたという感想をいただき、行って良かったと思っています。


ハーモニクスヒーリングのセミナーでは、私たちの自然治癒力である免疫力を高めるシンプルですぐできる方法を教えます。


何と言っても人気は薬になるローフードのスウィーツ    


さて11月22日から1週間、ハーモニクスヒーリング・ハワイ・リトリートが開催されます。まだ2名ほど空きがありますので、ご希望の方は[email protected]までご連絡ください。

リトリートの詳細はここをクリックしてください。


木曜日, 10月 11, 2012

サンノゼ講演会とワークショップ

この春、ハーモニクスヒーリング・ハワイリトリートに参加されたカリフォルニア州サンノゼ在住の渡辺ご夫妻が、以下のような素晴らしいイベントを企画してくださいましたので、その案内をここに転載させていただきます。

          **************

みなさま

朝晩すっかり冷え込むようになり、秋の気配を感じられるようになった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今日は皆様に、特別素晴らしいイベントのお知らせをさせていただきたく、メールしております。

<森田玄さんときくちゆみさんをサンノゼにお迎えして>
来月10月末(10月25日から29日まで)、サンノゼに素晴らしいゲストをお迎えし、講演会、ワークショップ、お話し会などを開かせていただくことになりました。環境活動家、そして平和活動家として、日本ばかりでなく世界中を飛び回ってご活躍されていらっしゃる、森田玄さん、きくちゆみさんご夫妻が、現在の活動拠点であるハワイからサンノゼを訪問してくださることになりました。お二人とも、環境問題解決や平和のための運動に長く携わり、講演会やワークショップを通じて、環境、平和、自然療法、ローフード、非暴力コミュニケーションなどの普及に努めていらっしゃいいます。また、ハワイでは「ハーモニクスヒーリング」のワークショップを定期的に行なっていらっしゃいます。

<ハーモニクスヒーリング ワークショップ>
今年の4月、私たち家族は、ハワイにお二人を訪ね、ハーモニクスヒーリングのワークショップの1週間コースを受講してきました。お二人とも、お会いするだけでこちらのエネルギーがチャージされるような、素敵なお二人です。ワークショップでは、ほんとうに学ぶことが多く、目から鱗がぽろぽろ落ちることがたくさんありました。「息」「食」「動」「想」「環」をメインの柱に、人が肉体的にも精神的にも心地よく生きていく方法を学びます。詳しくはこちらをご覧ください。 http://harmonicshealing.blogspot.com/ 私たちが受講した1週間のコースでも、まだまだ時間が足りないほどに、お二人から学ぶことはたくさんあります。今回、サンノゼ滞在中に開催されるワークショップは、時間的にかなりの制約があるため、通常のコースではなく、1日コースとして行なわれることになりました。ハーモニクスヒーリングの、基本的な、そして大切なたくさんのことが短時間にぎゅっと詰められたワークショップです。参加されると、健康面、精神面において、必ず何かの気づきを得、毎日がよりわくわく楽しいものになること受け合いです。また、日本とハワイ以外では、なかなか開催されることがありませんので、今回の機会はとても貴重なものだと思います。ぜひ、たくさんの方々にご参加いただきたいです。

<その他のワークショップ、お話し会など>
また、ハーモニクスヒーリングワークショップの他に、お二人が、今の世の中を生きていくために、たくさんの人たちに知ってもらいたい様々なことをテーマに、講演会といくつかのワークショップ、お話し会を企画いたしました。お二人のプロフィールを以下に、そしてイベントのスケジュールと詳細を添付書類にて、ご紹介させていただいております。どうぞご覧の上、ご興味のあるイベントにぜひご参加くださいませ。

<お申し込み方法>
お申し込みは、イベント番号(個人健康相談の場合、ご希望の日時)、お名前、お電話番号を記載の上、[email protected] (渡辺)まで、メールにてお願いいたします。折り返し、こちらから確認のメールをさせていただきます(確認メールが無い場合は、メールが届いていない可能性があります。その場合は、408-781-3614までご連絡くださいませ。)。参加費は、イベント当日に、現金、またはチェック(Gen Morita 宛)にてお支払いください。なお、個人相談の日時は、スケジュールされている日時以外をご希望の方は、メールにてご相談ください。できる限り、柔軟に対応させていただきます。

<転送のお願い>
最後にお願いですが、このメールを添付書類と共に、ご興味を持たれそうなお知り合いの方々に、転送いただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

いつも私が関係しているイベントをサポートしてくださり、ありがとうございます。心より感謝しております。

皆様からのお申し込みを、お待ちしております。

渡辺智子

<きくちゆみ プロフィール>

東京に生まれ育つ。お茶の水女子大学卒業後、マスコミ、金融界を経て、90年より脱原発と環境問題の解決をライフワークにする。92年、ブラジルのリオで開催された国連開発環境会議でNGO条約の作成に関わる。98年より南房総の山間地にある古民家で米・野菜・果物を育て、自給的な暮らしを始める。現在、環境・平和・自然療法・911事件・ローフード・非暴力コミュニケーション(NVC)などをテーマに書き、話し、訳し、教え、企画している。311原発震災以降、脱原発とエネルギーシフトを目指して活動中。著書に『地球と一緒に生きる』『地球を愛して生きる』『ハーモニクスライフ 自然派生活のすすめ』『バタフライ』『テロと戦争詐欺師たちのマッチポンプ』、訳書に『9・11事件は謀略か』『9・11の矛盾』『一本の樹が遺したもの』他。『戦争中毒』を監訳、『ローフード』を企画。東京平和映画祭プロデューサー、「つなぐ光」発起人。2011年5月よりハワイ島にも持続可能な暮らしの拠点を作り始める。2010年より米国のBAY NVCで非暴力コミュニケーションを学んでいる。

 ゆみさんのブログ :http://kikuchiyumi.blogspot.com/

<森田玄 プロフィール>

早稲田大学理工学部卒業後、渡米。EASTとしてデビューし音楽活動をする。86年帰国後、肝臓を患い快医学により快癒。瓜生良介の通訳を務めたあと、海外部長として快医学を国際的に伝え始める。98年よりきくちゆみとハーモニクスライフセンターを鴨川に開設し、定期的にワークショップを行う。2011年5月よりハワイ島にも持続可能な暮らしの拠点を作り始め、ハーモニクスヒーリングを伝えている。著訳書に『ハーモニクスライフ』『現代社会のスピリチュアルな真相』『新しい時代への啓示』『新しい時代への輝き』『宇宙生命論』。現在、ハワイ東洋医学大学理事。未来地球研究所代表。

玄さんのブログ:http://moritagen.blogspot.com/










水曜日, 6月 27, 2012

アルバート・アインシュタイン


最近刊行された『アルバート・アインシュタイン:ラジカルな市民、科学者』(ピ−ター・ドレイヤー著)の抜粋を読みました。なにかアインシュタインの生きた軌跡と彼の願いが、今の日本や世界と重なって感じられたのでここで紹介します。以下は本の抜粋です。

              ********




1931年のカリフォルニア訪問の際、当時ヨーロッパに住んでいた物理学者アルバート・アインシュタインはチャーリー・チャップリンと国際的な著名人や政治的に過激的な人物たちと会うことを望んだ。チャップリンは彼を映画“街の灯”の公開日に招いた。二人がカメラマンたちにポーズを取っているとき、チャップリンは言った、「彼らが私を歓迎するのは、私を理解するからです。彼らがあなたを歓迎するのは、だれもあなたを理解しないからです。」

アインシュタインは世界的に有名になった最初の科学者だ。彼の科学的業績を何も知らない人たちでも(たぶん、相対性理論とかE = mc2公式になにか関係していることぐらいは別として)、その名前とイメージから“天才”という言葉が出て来るだろう。

1921年ウィーンでの講義



TIMEは、宇宙と私たち自身を見る目を永遠に変えた人間として「世紀の人」に選んだ。しかしアインシュタインは科学の世界自身を変える可能性も示した・・理性的思考とテクノロジーによって私たちの暮らしを向上させることだ。 その反対に、高性能の戦争兵器のように、世界を破壊し得る科学の可能性も示した。

アインシュタインはこのモラルと現実的なジレンマを理解していた。科学的知識だけで世界が救われるとは信じていなかった。科学とテクノロジーを誰がコントロールするかで善くも悪く使われるだろう。それで彼はヨーロッパとアメリカ(1933年以降)での人生を平和と社会的公平のための活動に費やした。アインシュタインは平和主義者、人間主義者、社会主義者、シオニストであった。アインシュタインは不本意な有名人だったが、より人間性あふれる民主的な世界を創造するために自分の名声を使えることは知っていた。そして進んでそうした。常に政治的支配体制に挑戦するほかの科学者や活動家たちと連携したのだ。

 
彼は人生の中で、彼の政治的意見のためにドイツ政府とアメリカ政府の両方から脅かされたことがある。冷戦中、FBIのアインシュタインのファイルは1,800ページを越え、それには彼が支持した何十もの“破壊活動“組織とされる団体がリストされていた。伝記作家のジム・グリーンは、「彼の手紙はチェックされ、電話は盗聴され、自宅とオフィスは探索され、ゴミまで調べられた」と書いている。ジョセフ・マッカーシー上院議員はアインシュタインを”アメリカの敵“と呼んだ。

アインシュタインの科学と正義への情熱はドイツで子供の頃に培った。彼の両親は無宗教でミドルクラスのユダヤ人だった。5歳のとき、目に見えない力でコンパスの針が動くのを知って興味をかき立てられ、それが見えないフォース(力)への生涯の興味のきっかけになった。7年後、彼が“聖なる小さな幾何学形状の本”と呼ぶのを読み、それが別の生涯にわたる情熱をもたらした。プルシャ型教育の学校が彼の本来の心を抑えつけ、専横的な権威に対する懐疑心を形づくった。ある教師は彼はどうしようもない人間に成るだけだろうとさえ言った。アインシュタインが20代になるまでは、彼の教師が正しかったように見えた。

訳注:アインシュタインのその後の科学者としての世界的な成功話は、大体みなさんもご承知だと思います。その頂点は1921年の“理論物理学、とくに光電効果法則の発見への貢献”に対するノーベル物理学賞授与でした。

アインシュタインが初めて真剣に政治的活動に関わったのは第一世界大戦中で、ドイツの軍国主義と戦争に反対するいくつかの団体と関わった。彼はドイツの戦争参入に反対する声明文に署名した数名の知識人の一人だった。彼はナショナリズムを“人類の麻疹(はしか)”と呼んだ。

アインシュタインは、当時インドのガンジーが唱えていた市民不服従運動に希望を見出した。1930年9月彼は仲間の平和主義者たちに言葉ではなく行動で示せと批判した。徴兵される者たちの2%だけでもそれを拒否すれば、そんなに多くの人間を投獄できないので政府は無力化すると言った。

ユダヤ人のラジカルな有名人として、アインシュタインはナチス嫌いのあからさまな目標だった。ナチスはアインシュタインの科学を“ユダヤ人物理学”と呼び、アインシュタインと彼の理論を批判する会議と焚書を組織し、彼の講義を妨害した。当然のことだが、アインシュタインは身の危険を感じた。ヒットラーがドイツ総統に就任した後の1933年、彼と妻のエルザはアメリカを訪問中だった。ベルリンに戻る代わりに、アインシュタインはニュージャージーのプリンストンにある先端科学研究所での職を選んだ。

彼はドイツ市民権を放棄し、7年後アメリカ市民になった。1934年彼は軍需産業を“いたるところにあるナショナリズムの陰に隠れた邪悪なパワー”と呼んだ。しかしその年、ナチスの脅威を見て、彼はアメリカとヨーロッパ諸国にドイツとの戦争に備えるよう勧告し、軍役を拒否すべきというそれまでの主張を翻した。彼はスペイン内乱戦争で中立な立場のアメリカを批難した。ほかの多くの人々のように彼はそれをファシストと反ファシストとの闘いと見ていた。

アメリカが第二次世界大戦に参入する2年以上前、アインシュタインはフランクリン・ルーズベルト大統領に手紙を書き、ドイツが原子爆弾を開発できるかもしれないと警告した。彼は、アメリカの科学界を総動員して原子爆弾開発に必要な研究を始めるべきだと大統領に進言した。ルーズベルト大統領はすぐに返事をして、すでにこの問題を検討する委員会をつくったことをアインシュタインに伝えた。皮肉なことに、1941年にアメリカのトップの科学者たちが、原子爆弾開発のマンハッタン計画のためにニューメキシコ州ロスアラモスに集結したとき、そのプロジェクトのレールを敷いた理論の発見者であるアインシュタインは招かれなかった。何年か後に、公開されたFBIのファイルから、アインシュタインは長い間平和団体と社会主義団体と関わってきたためブラックリストに載り、このプロジェクトから外されていたことが明らかになった。

1953年彼は、冷戦時の魔女狩りの中心組織、下院非米活動委員会での証言を拒否するようアメリカ国民に呼びかけた。

アインシュタインはその後ルーズベルト大統領に手紙を書いたことを後悔するようになった。1945年のアメリカの日本への原爆投下による大量殺戮に彼は震え上がった。彼は冷戦時の軍拡競争と核兵器の拡大を恐れた。1954年彼は友人のライナス・ポーリングに、「私の人生で最大の過ちは、原子爆弾をつくるべきというルーズベルト大統領宛の手紙に署名したときだ。しかし、正当化できる理由がないわけではない・・ドイツ人たちがそれをつくる危険があったからだ」と語った。

1945年アインシュタインは先端科学研究所から引退したが、その後も一生の間社会的問題について発言をつづけた。1946年彼は水爆を含む核兵器拡散を止めるための新しい原子力科学者たちの緊急委員会の議長になった。

エリノア・ルーズベルトのテレビ番組でのインタビューで、アインシュタインは「国家の軍備で安全保障を達成しようというのは、現在の軍事技術からすれば、破滅的な幻想です」と語った。1955年死ぬ直前、アインシュタインと哲学者のバートランド・ラッセルは9人の著名な科学者たちを促して、核兵器と戦争そのものの廃絶を求めるラッセル・アインシュタイン宣言に署名した。

アインシュタインはしばしばアフリカ系アメリカ人の公民権問題についても公に発言した。1946年、モントゴメリーのバスボイコットが近代公民権運動のきっかけをつくる10年ほど前に、アインシュタインはエッセイ“黒人問題”の中で、アメリカの人種問題は国家の“最悪の病”と呼んだ。

アインシュタインはアメリカの民主主義と平等主義を手放しで称賛はしていたが、アメリカ人の“平等と人間的尊厳という意味は主に白い肌の男性たちだけのことだ”と指摘した。10年ほどアメリカで暮らして、アインシュタインは“自分をアメリカ人と感じれば感じるほど、この状況がさらに辛くなる」と書いている。

アインシュタインの政治と人種問題への急進的態度は、経済問題の分析批判にも及んだ。1949年に出版されたマンスリーリビュー創刊号の有名なエッセー“なぜ社会主義か?”の中で、彼は“市民を破壊する”のは“資本主義の最悪な罪”だと指摘した。彼は資本主義の“経済的無政府主義”、“私有資産による独占、民主的に構成された政治社会によっても実際にはチェックされない巨大なパワー”を批判した。

彼は、社会主義的経済と政治的民主主義が連携しなければならない、そうでなければ、個人の人権は強大で傲慢な官僚主義によって脅かされるだろう、と信じていた。彼をソ連共産主義に反対するように導いたのはこの急進的人間主義だ。

ドイツの若い科学者として反ユダヤ主義の犠牲者だったアインシュタインは、ユダヤ人の国家成立を熱心に唱えた。ユダヤ人を迫害から解放しユダヤ人文化が栄えることを彼は期待したからだ。彼はまたユダヤ人とアラブ人が権力を共有し、ひとつの国家で共存できるようになることを期待したが、それが実現しなかったことに失望した。

青年時代から死ぬまで、この合理主義科学者は熱心な世界市民だった。死ぬ1年前、アインシュタインはこう説明した。“社会的な問題で私が書いたり話したりするのは、状況があまりにも酷く不幸に見えるときはいつでも、黙っていることは共犯者だという罪の意識にかられるからです。” (引用抜粋はここまで)


             ************ 

先週の4万5千人総理官邸前デモは壮観でした。今週の29日(金)は10万人を目指すそうです。これが全国的な大きなうねりになって政治を動かすようになるとすごいことですね。

これを”紫陽花革命”と呼ぶそうです。いまこの国会中継ビデオで知りました。
http://www.youtube.com/watch?v=lT4fFf37z0w&feature=youtube_gdata_player 
それにしても、首相や閣僚たちに国家の未曾有の危機だという気配がまったく感じられないのは私だけでしょうか。子どもたちのいのちが危機に晒されているというのに・・・

今週末に東京で行なわれるふたつの脱原発のイベントも、そのうねりを増大させることがその目的のひとつです。いまあらゆるレベルでの変化が起きつつあります。その変化のうねりに加わるのか、端でただ見ているだけなのか、すべての人々の意識が問われる時代なのでしょう。ぜひ参加してください。


      ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
       

           東京脱原発音楽祭 
          大切なものは何ですか  
http://tokyonukefreemusicfes.org/ 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

■日時:2012年6月30日(土)14:00~19:00
■会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 
出演者(出演順):
橋本美香&制服向上委員会、Kダブシャイン(14:10~)
尾米タケル之一座(スイシンジャー)(15:00~)
藤波心 (15:15~)
上杉隆 (16:25~)
南ぬ風人まーちゃんバンド (17:55~)


進行役:藤波心&きくちゆみ 


■参加方法:会場の規定で、以下の予約ページより事前申込み、振込みが必要です(当日も受付で登録をすれば入場できます)。
http://tokyonukefreemusicfes.org/ticket.html 


■参加費:「スライディングスケール」から選んで下さい。 (経済状況と貢献したい気持ちに合わせて参加者が選ぶ方法)
一般席(自由席):1~5千円
サポーター席(指定席):1~5万円
 問合せ先:[email protected]


翌7月1日も同じ会場で、素晴らしい映画&映像をトークと共に丸一日楽しめます。
多くの方のサポートのおかげで今年で9回目の開催。 この日、大飯原発3号機が動くことになっていますが・・。地震国で原発はダメ〜


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
   第9回東京平和映画祭  
 今こそいのちつながる選択を
   原発のない世界へ!    
 http://www.peacefilm.net/
 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 昨年に引き続き、今年も「原発のない世界を目指して、 第9回東京平和映画祭を開催します。良質のドキュメン タリー映画、多彩なトークゲストを揃えてのイベント。


どうぞお誘い合わせてご参加ください。 


■日時:2012年7月1日(日)10:00~20:10
■会場:国立オリンピック記念青少年総合センター


●上映作品(予定)  
◎『The Story of Stuff』  http://www.storyofstuff.org/  
◎『放射性廃棄物~終わらない悪夢~』  http://www.takeshobo.co.jp/sp/waste/  ◎『friends after 3.11』  http://www.iwaiff.com/fa311/  
◎『フクシマの嘘』(ドイツZDF制作)日本語字幕つき完全版、国内初上映! 
◆ トークゲスト  
◇佐藤潤一氏(グリーンピース・ジャパン事務局長)  
◇松井英介氏(医師)  
◇藤波 心氏(タレント)  
◇上杉 隆氏(自由報道協会代表)  
◇A・ガンダーセン氏(Fair Winds)ビデオメッセージ
 ■詳細:http://www.peacefilm.net/