Poitiers:世界遺産Saint Savin
ポアチエに来て二日目の日曜日、世話係となって頂いているジョエル・モネ先生ご夫妻の車で近郊のサンサバンという修道院にやってきた。ここは世界文化遺産登録地でもある。
8世紀のシャルルマーニュの頃に創建された修道院で、11世紀に聖堂がつくられたが、そのフレスコ画が有名で保存状態がよく、ユネスコの世界文化遺産に登録されたとのことである。
教会の大天井部分には、旧約聖書の物語が長大な蒔絵のように描かれている。
かなりの部分が残されているが、逆にいうとかなりの部分が失われており、最初の方に見えるのは神がイブを作ってアダムに紹介した場面であった。
そのほか、私の好みでノアの方舟とか、バベルの塔とかも絵本の挿絵のような雰囲気で描かれている。
それと、これとは別の鐘楼の下の天井にはドラゴンと女性が絵かがれており、このドラゴンはやがてサン・ミッシェルに退治されてしまう運命である。その絵もあるが、ちょっとよくわからない。
ということで、世界遺産が至るところにあるフランスらしい、エクスカーションの一日であった。
ポアチエ近郊は大気汚染などどこ吹く風の好天・青空が広がっていた。
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