news:選挙差止は却下
議員1人当たりの有権者数の格差(1票の格差)について最高裁が「違憲状態」と指摘した区割りのまま衆院選が行われることを巡り、東京地裁(川神裕裁判長)は21日の決定で、選挙の差し止めなどを国に求めた山口邦明弁護士らのグループの申し立てを却下した。グループは東京高裁に即時抗告する。
決定理由では「差し止め訴訟を提起できるとした法律の規定はない。仮に差し止めを認めて国政の停滞を招くことがあれば、かえって種々の弊害が生じる恐れがある」とした。
ただ決定は、各都道府県にまず1議席を配分する「1人別枠方式」の速やかな廃止を求めた最高裁判決を踏まえ、「判決の趣旨に反する状態での選挙を防止したいという申し立ての意図は十分理解できる」と指摘した。
選挙差止請求訴訟には法律の規定がないということだが、総選挙を全体として差し止める規定があったら、その方が奇妙ともいえよう。
決定で興味深いのは、某元判事には司法のしゃべりすぎと批判されるだろうが、申し立ての意図は十分理解できるなどと指摘している部分であり、リップ・サービスではあるが、内閣のやり口に対して一つの見識を示したものというところだ。
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コメント
選挙妨害受けました 投票行けませんでした
私にも土曜日風呂がま交換に家が爆破される工作がほどこされてるって何日も前から読売新聞テレビ欄にもでていた 選挙に出かけられなかった おまけに創価学会員で隣のなくなったご主人が二日続けて危なさを、降霊して危機をしらせてくれている
公明党を処分して下さい
維新の弁護士橋下を逮捕して下さい 暗殺予定か暗号がずっと前から爆破予告を自宅にされていた
計画的な卑怯な公明党を処分して下さい
法華経は仏陀の教えのひとつ 仏陀にイエスもアラーもない 諸天善神じゃないか
それなのにステマといって学会脱会員を攻撃するとはひどい
私は六幸石橋家の管理会社に勤めていた(奥島)です スパイ容疑をかけられました
滋賀県木村太三郎の孫ですので
狙われました
投稿: 被害者 | 2012/12/17 23:21