juge:新63期任官
毎年この時期になると、裁判官の任官ニュースが伝えられる。
日経新聞Web刊によれば、以下の通り。(直接のリンクは禁止されているらしいのでしない。また時事の雑報と見なし、全文引用)
最高裁は24日、司法修習を15日に終えた1949人のうち、98人を判事補として採用することを決めた。うち女性は31人でほぼ3分の1を占めた。閣議を経て来年1月16日付で発令される。不採用となったのは2人。採用内定者の平均年齢は27.23歳で、出身法科大学院別では東大が24人で最多だった。
98人のうち、31人というのは、約3割というべきであって、ほぼ3分の1というのはミスリーディングだ。
ちなみに、このブログでは毎年任官数のニュースを記録している。
juge:新62期任官
この記事でも「女性は33人で3分の1を占めた。」とあるが、この年の任官数は99人で、ちょうど3分の1だった。
juge:新61期任官
「女性は29人で内定者に占める割合は過去最高の38.7%だった。」ということなので、割合的には漸減傾向にあるが、人数的にはほぼ横ばいである。
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