juge:新61期任官
最高裁は24日、12月に司法修習を終えた修習生75人を判事補に採用することを内定した。閣議を経て来年1月16日付で発令する。裁判官希望者で不採用となったのは3人。女性は29人で内定者に占める割合は過去最高の38.7%だった。
法学部出身以外を対象とした法科大学院の「法学未修者」コース出身の約30人が初めて含まれた。出身法科大学院別では京都大(19人)、東京大(10人)、早稲田大(8人)、慶応大(6人)の順だった。(07:00)
事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道として全文転載。
昨年のjuge:新60期の任官によれば、「新60期」の司法修習生の中から66人(うち女性25人)を判事補として採用とあるので、9人増加、女性は4人増加、内定者に占める女性割合も若干の増加である。
別の報道によれば女性裁判官の合計が576人となり、全裁判官の16・5%を占めることになったという。
また採用者の平均年齢は27.19歳
9月には、旧司法試験を経た24人が採用されており、年間では計99人となった。この数字は、過去の例(グラフ参照)から見て標準的な水準であり、つまりは法曹増員に対応する裁判官数の増大が全く見られないということを意味する。
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