芸術を評価する方法は性別によって大きく異なるようだ。研究者によれば、女性は芸術作品をきちんと鑑賞する一方で、男性はアーティストの経歴や信頼性に注目するそうだ。
本研究はミシガン州立大学の研究者が発表したもので、アーティストの「ブランド」が一般的な消費者にとって持つ影響力が史上初めて調査された。その結果は、6400億円ほどの市場規模を誇るアート市場や、レストランやファッション業界にとって非常に示唆に富んでいる。
研究チーム率いたステファニー・マングスによれば、消費者、特に男性の場合はアーティストのやる気や情熱を全面に打ち出した作品を評価する傾向にあった。それゆえに自分自身がアーティストであったり、アーティストをプロモートする立場にあるのなら、その人間が真のアーティストであるというメッセージを伝えることが必要不可欠だ。
この調査では518人に、画家の架空の経歴を添えた2点の無名の絵画を鑑賞してもらった。片方の経歴はアーティストは紛れも無い真のアーティストで、生涯にわたって個性的な作品を制作し続けている旨が説明されている。もう一方の経歴は、並のアーティストで最近になって製作活動を開始した旨が説明されている。
被験者が本物のアーティストの作品を鑑賞したとき、アーティスト本人や作品に強い好感を抱き、絵画を買いたいという意向を表明し、より高値を付ける傾向にあった。
しかし被験者が男性の場合、作品の評価を決定する要素がアーティストのブランドであるという傾向が特に強かった。これは男性が意思決定において既知の要素(ここではアーティストのブランド)を判断基準にするという過去の研究結果とも一致している。
女性もまたアーティスト本人のブランドを考慮に入れるが、より影響力があったのは作品自体だった。したがって、男性が「偉大な芸術家の作品だから買おう」と考えるのに対して、女性の場合は自分で作品を評価するという複雑なプロセスを経ることを厭わない傾向にある。
アート市場は過去10年の間着実な成長を見せた分野で、その早さは同時期の株式市場を上回るペースであった。ところが消費者が芸術作品の価値を実際に決定する要因に関する研究の数は限られていた。アーティスト自身のブランド価値が消費者の評価に果たす役割が理解されれば、ディーラーによる価格設定に役立てることができそうだ。
同時に消費者が作品を購入する際にも役立つだろう。アーティストの経歴や、その実力を理解していれば、消費者がガラクタ同然作品を法外な値段で購入してしまうリスクを減らすことができる。
またアート市場のほかにも、ファッション、ジュエリー、レストラン業界をはじめとする、作り手の関与が大きく、名前が知られることが多いその他の産業においても重要な発見と言える。普段は裏方で働くデザイナーやシェフたちが、その情熱や熱意を上手く伝えることでブランドイメージや売上を伸ばすことができるはずだ。
女性は主に作品そのものを堪能する
※ただしイケメン作家を除く
美術館展に行ってもほとんど解説を読まないなあ。
作品をより深く知るために作者や時代などのバックグラウンドストーリーを知ることは大事だとは思う。
ただそれを、「いい絵だな」と思ってから知るのと、知ってから「いい絵だな」って思うのはなんか違うんじゃないかな~と思った。
とはいえ、楽しみ方は人それぞれだけども。
ファッションでも言える
女はブランドというよりも自分の気に入ったデザインで選ぶ気がする
「シャネルだから」って理由で物を買うのは女性ばっかりな気がしますが
※4
貰う、に関してはブランド価値最重視な気がするねw転売が頭にあるから。
でも流行って確かに先ずは女性が流れを生み出して、そこに男が乗っかってバブルになっていつの間にか消えていくってサイクルだよね。
「例え俺以外の全ての人間がこの絵を嫌いでも(好きでも)俺はこの絵が好きなんだ(嫌いなんだ)」←これがアートを評価する女性思考ということか。男から見てもカッコイイと思うぞ。プライスレスの想いに貴賎なし。
女が買い物に時間が掛かるのもよく揶揄されるね
女が好きなのは「アートを嗜むアテクシ」だけどな
創作も女性の方がルールや形式に縛られない柔軟性があるね。
特定のプロダクトを好む男の人は
商品に関わった人物や開発の背景に興味を
持つ傾向があるよね。
スティーブ・ジョブス とか 本田宗一郎
「プロジェクトX」とか。
なるほど、ぼくは女の子のような感性だったのか
女性はいろんなブランド組み合わせるけど、男性は同じブランドの物ばっかになっちゃうね。
てか芸術って「作家のバックボーン」も含めて楽しむ て聞いたことあんだけど
音楽に関してはこの結果と逆な傾向強いと思うけどな
兄と姉と一緒に第二次大戦ものの戦争映画をみたとき、
俺は連合軍(主にUSA)が悪の権化ドイツをフルボッコにする爽快な映画だな、ってのが感想だったんだけど、
姉が、なんて悲しくて胸に迫る映画なんだ、ドイツも大変だったんだねって感想を述べた。
言われてみればドイツ兵が結構人間的に描かれているシーンがあって、
激しく戦ったけどドイツ人も同じ人間なんだよってことを暗に含んでいるような気がしたので俺は感心して姉の感想に同意したんだけど、兄がそれに猛反発しだした。
映画監督はこの映画について「ナチスドイツという悪に残虐な目に合わされている人々を解放した連合軍の働きを忠実に再現した」って言ってる!
評論でもそういう風に紹介されてる!だからこの映画ではドイツは絶対悪で、それを懲らしめる映画なんだからドイツがかわいそうなんてことは絶対にない!ってことだった。
兄にとっては映画の評論や映画監督がなんて言ってるかが重要で、実際に観て抱いた感想はあってないようなもんだった。
前評判や他人の感想ばっかりで自分の感想をもたない人は男に多い気がするね。
その点俺はどちらかというと女っぽい脳の作りをしてるのかも。
俺は男だけど、まず作品そのものを楽しむけどなぁ。作家とか時代背景とかは後回しにする。
記事にイチャモンつけるようで申し訳ないんだけど、調査に参加した518人の結果が数字としてきちんと表記されてなくて、「女性は~~の傾向にある」みたいな書かれ方されても曖昧すぎて判断に困る。
絵でなくても、たとえば映画を見たとき、その役者の演技がいかに素晴らしくても、その役者の自身のスペックに対して自分が批判的(例えばその人が事件を起こした人であるとか、自分と違う政治思想の持ち主だとか)だと、いけないとは思いつつ、どうもその映画の評価にバイアスがかかってしまうのは、僕が男だからと言うわけか。
女の人の方が、ワイドショー好きで、そういうのが激しいイメージがあったんだけど。
日本の女に限ればこの傾向は逆な気がする
こういう話は女叩き厨がわくから嫌だ
通販関係の仕事をしてるけど
男性と女性で買い物の仕方もかなり違うことを実感するね。
シリーズ物の本だと男性はシリーズ全部を揃えることにこだわるけど
女性は気に入った本しか買わない場合が多い。
女性のお客さんが多いけど、同じ作者のものでも、物によって売上が全然違う。
予備知識が無ければ、人はその見たままを評価するしかない
男女では興味の対象が違うためにおきる差異だと思う
男は、好きな料理を作る料理人に興味を持ち、女は料理自体に興味を持つ。
男はその料理人の作る料理を全て食べてみたいと考え、女は全ての料理人の作るその料理を食べてみたいと思う。
当然、個人差や環境の違いはある。
正直、この検証に意味は無いように思えるよ。
> こういう話は女叩き厨がわくから嫌だ
同感。
『○○だから、こうだ』と決めつけるのは簡単だしな。
『そういう傾向がある』で理解しとけばいいだけだ。
なのに有名画家は男性の方が多いという不思議
※26
男好みの経歴を持ってるのが男の芸術家ばかりだからとか?(適当)
まあこの研究もアレだろ、対象を男と女に分けてデータとったら、そりゃ完全に同じにはならなくてどっちかに偏りは出るさ。
でも100倍違うとかそういうことは当然ないわけで、結局大事なのは個人の見方じゃあないのかな。
作り手を意識させる作品は鬱陶しい
経済力でも変わってくるんじゃないかな
男性はコレクションしたがる性を持ってるし
女性は「コレが一番」っていう突き詰め方が好き
そういった傾向があるだけだよ、という話であって愛で方に貴賤はないよね
大勢が素晴らしいと評価するものを安易に否定してはいけないという気持ちが心の何処かにあって、それが大きく影響している気がする
確かにpixivも女性が多いな
納得した
男の方が多いかは怪しいけど、実際評判ばっかり気にして中身みないやつはいるよね。
音楽とか絵とか、自分がそれに関する情報を知ってますよってアピールする事で
自分の価値が高くなったと勘違いしてる人
一番大事な事は感じるか、感じないか。
ただ、解説やその人の経緯を知るとより面白くなる場合もある。
純粋に楽しむべき事かと思う。
男性の場合、第一感で良いと思っても、経歴とか実績見て評価覆したりするかもな
心の奥では評価低くした方の絵の方が実は好きってこともありそう
※35
1.独身にしろ既婚にしろ職業として芸術に打ち込みやすかったのが男性という時代的環境が長らく続いた。たとえば音楽家のメンデルスゾーンの曲の中には、彼の姉の作品も含まれているそうだ。姉弟とも作曲の才能があったが、姉のみ「女だから」とその道を閉ざされた。
2.人類の半分である男性がアーティストの信頼性や経歴等で評価する傾向であり、その男性は男性というだけで女性より信頼感を置くという傾向。逆にもう半分の女性はそうではないので、逆の現象はない。
1が大きいけど2も思ってる以上にありそうだ。
女叩き厨の話になるけど、最初は作品を評価してても、作者が女だと分かった瞬間、そういえばここのデッサンが狂ってるだのここの部分つまらなかったんだよねとか文句つける奴がうじゃうじゃ湧いてくるよね。
男の方がブランド志向は高いからね でもそれは悪い事ではないよ?
だから女ガー、女の方ガーと言うのはみっともないよ
読んでるうちに売り手と買い手の違いじゃないかって気がしてきた
男って自分が価値を感じたものを社会に対して売り出していくことにあんまり抵抗ないけど
女性は自分がいいと思ったものでも「自分がそう思うだけだから」ってせいぜい個人売買ぐらいしかしないんだよな
そういやぁ生物ってだいたい
男が並んで女が選ぶように出来てるね・・
俺は音楽好きでよく聞くけど、女の人みたいな傾向だわ。
そもそもアート好きな男が少ない気がする
俺の周りには絵画見て唸ったりする奴いねえ
確信した
ここって女だらけだったんだね
男は絵画自体にあまり興味が無くて投資や投機の手段としての価値を見出して
女は純粋にインテリア等の観賞用に絵画を見ているというのが正しいよな
ブランド志向や権威主義的側面云々の話じゃなくて単に好みや価値基準、需要とその用途の問題ではないのか
男は作品そのものよりも作家の社会的位置づけの方に興味があるのかもな。
なんか男性が発狂し過ぎているからか
男性をフォローするコメントが多くて笑う
男でオシャレにこだわりある奴ってそのブランドや服のウンチク語るの好きな奴多いよな
女だと「だってカワイイから」「好きだから」ってあっけらかんとしてる
女叩きをすると叩き潰され、男叩きをすると+評価がつく。不思議だなぁ。
22に同感。
女のこととなると反応せずにいられない迷惑な男の性。
コメントで女の数が多いとか気にしてどうするんだろうか。
女のことを好きなように書いてないから女だらけと確信したんだ。男って・・・
男だけど同意できる。
芸術やアートって作り手と受け手がいる点でコミュニケーションだと思うんだよ。
自分の知ってる良いものを人に伝えたいと思って表現するし、
見聞きすればその感覚を共有できる。
人と物事を共有する能力は女性の方が高いってのは自明だからさ。
女の人ってなんか物事をリアルに捉えてるのかな
もともとの調査がテキトーだと思う
他の人は知らんが俺はどちらかというとネームバリューというより古物崇拝的な気がする
どんなにうまくて著名な作者でも近代以降だとちょっと萎える(横山大観とか印象派とか)
逆に古ければ古いほど多少不恰好でも味が・・とか思ってしまう
なお現代アートは論外
別にどちらでもいいじゃない。作品を楽しめたもの勝ちだよ。
他人がどうこうじゃなくて、自分がどう感じたか考えたかほうが合理的かつ有益的だ。
女性がブランドではなく作品に魅かれる傾向は 女子がたった16Pなのに500円などという法外な価格の無名サークルの薄い本を簡単に購入する事にもよく表れていると思う
男性向けは有名じゃなければそんな値段の本は売れない
ブランドが好きな女性はそのデザインが好きだから違うシリーズ出ても買いにこなかったりする
こうゆう記事で反応しちゃうからダメダメなんだよ女叩きは。
ただの傾向の話であって、どっちが優れててどっちが劣ってるとかいう話じゃないんだから。
なぜその違いがあるのか、普段の行動原理も辿ってみると関連してるのか?
とかって考えた方が面白い。
良く言われてる、自分の為に歌を歌う女性と、モテたいが為に歌を歌う男性みたいなものかね。
これは決して男叩きでは無くて、個人的なことなんだけど、父親とフィギュアスケート見てたら、やれ回転が少なかったとか加算されないとか、細かな採点ルールに縛られて、自分では滑れないくせにうるせーって思う。
純粋に楽しんだ方が吸収できるものが多くて良いと思う派です。
元々 絵を描くのは女が多いし
女性のほうがアート向いてるのかもね
服は分からんけど時計とか財布とかは女性よりブランド気にしてる男性多いなと思う
※61
女叩きが横行してるブログばっかだからね。
人口の半分は女だってことを忘れてるお前らが不思議だわ