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本体からミラーボックスの分離とはめ込み方法の訂正  

本体からミラーボックスの分離とはめ込み方法の訂正

 ミラーボックスの分離とはめ込みはシャッターチャージの状態でなくても良いという書き方は間違っていました。
 
 正確には、シャッターチャージというよりは、ミラー動作準備完了状態であります

 動画で記した、指で部品を押し下げた状態がそうです。この状態で本体からの分離、またははめ込みが可能になります。


 動画はOM-10のミラーボックス。

 ちなみに、ミラーが跳ね上がるときの甲高くウルサいカッという音は、レンズ絞りに動きを与える連動部品の動きによるものです。
 一眼レフの大きな音はシャッター音でも、ミラーの上下する音でもなく、この絞り連動部品の音によるものです。
 これの静音対策としては、全体を遮音素材で囲むか材質の変更しかないでしょう。

 古いOM-1やM-1の音がいくぶん静かなのは、材質によるものかと思う。このOM-10はかなり甲高く耳ざわりであります。

 ついでに言いますが、ミラーの戻り音も大きい。ブレーキダンパーが無いためですね。

 それでは、絞り連動部品のみの作動音とは?  
  

   

ミラーボックスの組み込み  

ミラーボックスの組み込みは予想より難なくできた。
 シャッター速度のギアの噛み合いも、組み込んでから、少し浮かして「1秒」をさがして合致させると容易。
 組み込むコツといえば、本体下部の機構を見ながら、突起部品の有るべき所在を確認しながらだと容易です。



  ミラー及び、絞り連動ピンのチャージレバーと、ミラーを跳ね上げさせる「タガ」の位置は赤囲いの所
ミラー駆動バネ引き伸ばし

 にくるようにミラーボックスを組み込む。


ミラーボックスの分離  

 OM-2のミラーボックスを外すにはシャッターチャージをしてミラーアップをした状態でないとできなかったが、M-1は、どうもその条件では無い。ミラーアップ状態でなくとも難なく取り外せた。

 完全分離するには配線を外す。今回の目的の機構はハンダを一カ所外せば露出するのでよかった。

 ついでにシャッターの機構に錆などが無いか確認。


 

セルフタイマーレバー比較  

M-1の分解は、以前に分解したOM-2を参考にしながら進めていくのです。
その過程で部品の違いを発見する事もあると思う。さっそくセルフタイマーレバーの違いが目にとまりました。
セルフタイマーレバー比較
 左がOM-2のもの。造りは簡略されているようですが、ゼンマイを巻くための突起は太く力強い。


M-1 分解 序章  

まぁ、 プロローグですね、、、

トップカバーとプリズムをとる


セルフタイマーレバーをはずす


貼り皮を剥ぐ


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