理解が困難だったので今まで感想を書かなかったけど、最終回を迎えたので ここで書いてみますか。
何処とも知れぬ異世界で、異形の武装を纏った少女（の姿をしたもの？）達が戦う。
金属が軋むような音を響かせ、重厚な力の激突が繰り返されている。
攻撃の直撃を受けても、声一つ上げる事も無い、表情一つ変わる事も無い･･･何も感じていないのか？
此処は何処なのか、何故 戦っているのか、彼女達は何者なのか？
一方、平行して平和な学校生活が描かれていた。あの異世界の戦いと何の関係があるのか、最初は全く判らなかった。
二つは確かに関係があった。
異世界で闘っている少女達は、現実の少女達の悩み・痛みを全て引き受けて、その感情の爆発を代行していたのだ。 この戦いの結果は大きな影響を齎す。
あの世界での敗北（死？）は、現実世界での少女達の悩みの消滅と云う結果を残した。
但し、関連する記憶も失われる事になる。
それで いいのか、そんな問いかけが最後の方にあった。
人間 誰しも悩みは抱く、逃げ出したくもなるだろう。誰かに押し付けたくもなるだろう、そんな心理を強調して描き出した物語だった･･･と言って いいのかな？
表情の無さが、返って痛みの深さを感じさせる。
感情を顕す事もあった、現実の少女達の意識が入った為だ。この事が物語の決着を生む事となる。
痛みに向き合おう、そう決意して異世界の戦いは一先ず終結する。
観ていて かなり消耗した。誰もが抱く思春期の悩みの話が、異世界での あんな戦闘でもって描かれると･･･
悩むって事は、命懸けの戦いになるのか？ こう感じてしまった。
逃げ出したくもなる。
しかし逃げてはダメなんだろうな、真剣に向き合うのだ･･･と考えました。
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テーマ : ブラック★ロックシューター ジャンル : アニメ・コミック