
しかし それでも涼風のようなものを感じさせる終わり方をしてくれた。
全ては、syaynight に繋がるんだな。



ところで何故 ここで消滅するのか?
何でもエクスカリバーに魔力の全てを持っていかれたとか・・・一滴残らず命を吸い取られたって感じだな。
今までは こうはならなかったが、つまりセーブしていたと云う訳か?
令呪による発動だと、セーブできないのか・・・


ブラックホールみたいだな、ここから泥みたいなものが溢れ出てくるのである。

どんな気分だったろう? 「おのれ、雑種め!」 とか言う余裕もなかったみたいだ。

泥と云うより溶岩みたいな代物だ。


そしてやみくもに生存者を救出しようとし始めるのだ。



しかしアイリの声に慰められ、イリヤは笑顔になる。
ここでの会話は、22話の聖杯内のアイリのシーンとオーバーラップしていた。
これは、聖杯自身がイリヤに話しかけて来ていたのだろうか? アイリは声は すれど、姿は見えなかったな。
次代の器に夢を託そうとして、聖杯はイリヤを励ます・・・勝手な妄想です。



「ありがとう、雁夜お父さん」二人は雁夜に感謝する、しかし・・・


これが彼の願望だ、この幻の中で果てた事は ある意味 幸せな事だったのかもしれない。

“ある種”の人々を虜にする表情である。

ギルちゃんは受肉したらしい。 聖杯の泥に呑み込まれたのだが、その影響みたいだ。
これは地上の支配者になれとの天の意志だ、とか言っていたが、この後 彼が世界制覇に乗り出したかと言うと・・・?
違うな、現代を満喫しただけみたいだ・・・この後 10年間は・・・・・・
愉悦主義者としては、当然の事か?

英雄王にして裸王(ラオウ)、降臨だ!

実際に死んだままらしいが、思考し、動く事が可能となっている。
どうもギルと契約していた事が関係しているらしい、彼が受肉した影響で綺礼にも何らかの不条理が起きたとか・・・
何の事か、よく判らないわ。



崩壊した街を見て綺礼は狂気じみた笑いをあげる、「こんな邪悪、こんな鬼畜が私の願望だと?」
綺礼の愉悦は、他人の不幸・・・それが行き着く所まで行ってしまえば こうなると云う訳か?
確かに切嗣とは対極だな。


無視を決め込むのだが、歯噛みしていた。
何処か収まらないものがあるのだろう。
さて、この結果は綺礼にとって納得できるものではなかった。
過程を省略して いきなり解答が与えられている。 答を導き出すに至る方程式が判らない。
よって彼は、方程式を捜し求めるのだそうだ。
つまり今後も、悪さを繰り返すって事だな・・・愉悦が彼の願望なんだから。

“実はね、ボクが殺っちゃったんだよ”



この時の綺礼の表情と来たら・・・押し殺していたが、嬉しくて、嬉しくて仕方がないって感じだった。
“そいつでね、アンタのお父っつぁんを殺っちゃったんだよ”


絞首の後遺症か、脳がやられてしまったんだな。


失うものは大きかったが、ウェイバーは それ以上に大きなものを手に入れた。






ここで来るのか! 先週がアレだったので、不満だったのだが、ようやくランスロットの気持ちが判った。
彼はアーサー王の妻 ギネビアとの間で不義を働いた。 ギネビアへの想いは捨てられず、そんな自分が許せなかった。
だがアーサー王はランスロットを裁く事もなく、ただ自分が正しく在ろうとしたのだった。
彼にとって、それが耐えられなかったらしい。 裁いてくれれば、狂う事もなく償えたのに・・・

「ただ これだけは言える・・・アーサー王、貴女こそが最高の王であった・・・貴女の下に仕えた誰もが、そう 思っていました」
「王になるべきは、私では・・・なかった・・・・・・」
これは完全な行き違いだ。 ランスロットの言い分も随分と身勝手にも思える。 セイバーが臣下の気持ちを察しなかったのも事実みたいだが、こうまで自分を否定するのは何故か?
これもまた、正しく在ろうとするが故なのか・・・確かに、「痛々しくて見ちゃいられん」 by ライダー


自分を救い出した時の切嗣の姿は、士郎にとって極めて印象的だったらしい。
生きていてくれた事に、救い出せた事に心から感謝し、涙する・・・それは士郎の心に刻まれた。

それは切嗣の人生に、ようやくと言える安寧を与えたらしい。
イリヤとの再会は果たせなくなった、だが それを最後に失われる者は居なくなったようだ。




士郎による召喚か・・・ staynight への道が開く。
希望は未来へ、正義は士郎が受け継ぐと言う訳だ。

「ケリーはさ、どんな大人になりたいの?」
「僕はね、正義の味方になりたいんだよ」
Fate/Zero ・・・それは継承の物語だった、とも言えるかもね。
それで、staynight も ufotable で作ってくれないかな?
このクォリティで観たい!

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テーマ : Fate/Zero 2ndシーズン ジャンル : アニメ・コミック