2010/01/28
★だんらんトーク会★
2010年最初の「花と爆弾」挿絵原画展の最後を飾るイベント「だんらんトーク会~アフガニスタンから日本を見てみませんか?」は、たくさんの方のご参加をいただき、とても楽しくそして有意義なイベントとなりました。
会場はごパンさんの2階の畳の部屋ということで、皆さんには窮屈な思いと、映像などが見えにくいというご迷惑をおかけしましたが、それにもかかわらずアフガン支援を続けている宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんの話を聞いてくださり、ほんとうにうれしく思いました。
参加者は、学生さんから70代の方まですべての年齢層にわたっていましたが、中でも20代、30代のユニークな若者が大多数であったことがうれしい驚きでした(こういう会はどうしても中高年が主になることが多いので:)
質疑応答では、今までにないような質問もありました。
「アフガニスタンの女性は未亡人になったらどうなるの?」
「再婚はできるの?」
「アフガンのトイレはどんな感じ?」
「アフガンでは自給自足生活が成り立つの?」
私もいろいろとアフガニスタンについて勉強してきたつもりでしたが、トイレについては詳しく知りませんでした。本で「家の外につながる溝があって、そこに流れていくようになっている。」と読んだことはあっても、その後どうなるのか考えなかったのですが、西垣さんによると「どうやら土の中で終わるようです」とのこと。
するとアジアの国々を支援されている女性が「川に流したりしないで、土に返すという方法だとまだいいですね。」とおっしゃっていました。
なるほど、素人目には川に流した方がよいのかと思ってしまいましたが、土に返る量ぐらいで収まるのであれば、そちらの方が自然には負荷が少ないのですね。
今回ほんとうにいろんな分野で活躍されている若者が集まってくれたので、私もとても勉強になりました。一番強く感じたのは、もっともっと途上国と言われている国の人々の暮らし方を知りたいなということです。伝統的な、自然と共生する生き方。これからの地球に必要であろう生き方をもっともっと学んで、そのような暮らし方を壊さないような支援の仕方を考えなければと思いました。
また会では、アフガニスタンの若者が作ったアニメ映像が上映されました。ブラウンのやわらかい線で描かれたアニメでした。片足をなくした少年が、不要になった自分の靴の片方を小鳥に巣としてあげていました。その悲しみとやさしさ・・・胸がつまりました。
最後になりますが、寄付のご報告です。
当日お集まりいただいた皆様からいただいた参加費から、ごパンさんへの会場費とびわ茶(祝島産)のお礼を差し引かせてもらった収益金と、募金箱にお寄せいただいた募金をあわせて、13010円を宝塚・アフガニスタン友好協会に寄付させていただきました。
ご参加の皆様、また募金にご協力いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。
そしてこの小さなイベントを告知欄に掲載してくださった朝日新聞様にも感謝しています。
そして、ごパンさんとのご縁もまだまだ続きます。
オーナーさんが拙メールマガジン「7世代に思いをはせて」の読者さんでもいらっしゃり、もっと話が聞きたいとおっしゃってくださったので、3月にメルマガ読者の集いのようなトーク会をさせてもらうことになりました。
まだまだ先のことですが、もしもよろしければカレンダーに印をつけておいてください♪
「7世代に思いをはせるアメリカとのつきあい方」
日時: 2010年3月6日(土) 18:30 ~ 20:00
場所: 自然派カフェ ごパン
(JR六甲道・阪急六甲駅、徒歩5分 八幡神社境内南)
話す人: 小橋 かおる
参加費: カンパ制(ドリンク1杯ご注文ください)
★ご予約・お問い合わせは、自然派カフェごパンへ
TEL&FAX 078-802-2016
2010年最初の「花と爆弾」挿絵原画展の最後を飾るイベント「だんらんトーク会~アフガニスタンから日本を見てみませんか?」は、たくさんの方のご参加をいただき、とても楽しくそして有意義なイベントとなりました。
会場はごパンさんの2階の畳の部屋ということで、皆さんには窮屈な思いと、映像などが見えにくいというご迷惑をおかけしましたが、それにもかかわらずアフガン支援を続けている宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんの話を聞いてくださり、ほんとうにうれしく思いました。
参加者は、学生さんから70代の方まですべての年齢層にわたっていましたが、中でも20代、30代のユニークな若者が大多数であったことがうれしい驚きでした(こういう会はどうしても中高年が主になることが多いので:)
質疑応答では、今までにないような質問もありました。
「アフガニスタンの女性は未亡人になったらどうなるの?」
「再婚はできるの?」
「アフガンのトイレはどんな感じ?」
「アフガンでは自給自足生活が成り立つの?」
私もいろいろとアフガニスタンについて勉強してきたつもりでしたが、トイレについては詳しく知りませんでした。本で「家の外につながる溝があって、そこに流れていくようになっている。」と読んだことはあっても、その後どうなるのか考えなかったのですが、西垣さんによると「どうやら土の中で終わるようです」とのこと。
するとアジアの国々を支援されている女性が「川に流したりしないで、土に返すという方法だとまだいいですね。」とおっしゃっていました。
なるほど、素人目には川に流した方がよいのかと思ってしまいましたが、土に返る量ぐらいで収まるのであれば、そちらの方が自然には負荷が少ないのですね。
今回ほんとうにいろんな分野で活躍されている若者が集まってくれたので、私もとても勉強になりました。一番強く感じたのは、もっともっと途上国と言われている国の人々の暮らし方を知りたいなということです。伝統的な、自然と共生する生き方。これからの地球に必要であろう生き方をもっともっと学んで、そのような暮らし方を壊さないような支援の仕方を考えなければと思いました。
また会では、アフガニスタンの若者が作ったアニメ映像が上映されました。ブラウンのやわらかい線で描かれたアニメでした。片足をなくした少年が、不要になった自分の靴の片方を小鳥に巣としてあげていました。その悲しみとやさしさ・・・胸がつまりました。
最後になりますが、寄付のご報告です。
当日お集まりいただいた皆様からいただいた参加費から、ごパンさんへの会場費とびわ茶(祝島産)のお礼を差し引かせてもらった収益金と、募金箱にお寄せいただいた募金をあわせて、13010円を宝塚・アフガニスタン友好協会に寄付させていただきました。
ご参加の皆様、また募金にご協力いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。
そしてこの小さなイベントを告知欄に掲載してくださった朝日新聞様にも感謝しています。
そして、ごパンさんとのご縁もまだまだ続きます。
オーナーさんが拙メールマガジン「7世代に思いをはせて」の読者さんでもいらっしゃり、もっと話が聞きたいとおっしゃってくださったので、3月にメルマガ読者の集いのようなトーク会をさせてもらうことになりました。
まだまだ先のことですが、もしもよろしければカレンダーに印をつけておいてください♪
「7世代に思いをはせるアメリカとのつきあい方」
日時: 2010年3月6日(土) 18:30 ~ 20:00
場所: 自然派カフェ ごパン
(JR六甲道・阪急六甲駅、徒歩5分 八幡神社境内南)
話す人: 小橋 かおる
参加費: カンパ制(ドリンク1杯ご注文ください)
★ご予約・お問い合わせは、自然派カフェごパンへ
TEL&FAX 078-802-2016
2010/01/21
原画展開催中
1月10日より開催中の「花と爆弾」挿絵原画展。
阪急六甲駅南側の八幡神社の境内のすぐ南の小さなカフェ「ごパン」。なんとなく不思議なご縁で、原画展をさせてもらうことになりましたが、ごパンのオーナーさんの人脈はとっても広く、毎回お店に行くごとに素敵な出会いがあって、とっても楽しい2010年の幕開けとなりました。
16日には、ライブサンドという第3土曜日恒例のライブがあったのですが、以前からお世話になっているマルコさんや矢谷さんに加えて、素敵な女性シンガーのライブもあり、お店はたくさんのお客さんではちきれんばかりでした。(ライブの様子は、マルコさんのブログに写真が満載です。)
じっくり見られるお店の雰囲気からか、拙原画を気に入ってくださる方もいらして、絵を通してのご縁もいただきました。中でもうれしかったのは、自らも手作り絵本を作った若い女の子との出会いだったかな。とってもかわいい「しろくま」のものがたり。若者と友達になれるのは、うれしいな☆
20日も仕事帰りにごパンさんに寄っていたら、先日のごパンさんのライブでも歌ってくださった矢谷トモヨシさんが、珍しいアフガニスタン音楽のCDをもってきてくれました。
1968~70年にかけて録音されたもので、「無傷のアフガニスタン」というCDタイトルがついてました。
とっても力強いというのかな、プリミティブっていうのかな、素朴っていうのかな、中東っぽいながらも、アフガンの土のにおいがするような音楽でした。
トーク会のある23日にも、ごパンさんでBGMとしてこのCDをかけてもらいますね。
23日は原画展の最終日でもあります。
トーク会でも、素敵な方と素敵な時間をすごせることを楽しみにしています。
★だんらんトーク会のご案内★
「アフガニスタンから日本の暮らしを見てみませんか?」
1994年からアフガニスタンと日本を行き来し、紛争に苦しむ現地の女性や子どもたちを支援されてきた西垣敬子さんを講師にお迎えし、アフガニスタンの人々の暮らしや子どもたちの様子をお聞きしたいと思います。そこから私たちの日本の暮らしや生き方を見つめると、何かが見つかるかもしれませんよ。
★日時:2010年1月23日(土) 18:00~20:00
★場所:自然派カフェごパン2階
(JR六甲道・阪急六甲駅、徒歩5分・八幡神社鳥居前)
☆主催:小橋かおる
★講師:西垣敬子さん(宝塚・アフガニスタン友好協会代表)
★参加費:1000円
(経費を差し引いた全額を宝塚・アフガニスタン友好協会に寄付させていただきます。)
★ご予約・お問い合わせは、自然派カフェごパンへ。
TEL&FAX 078-802-2016(人数に限りがあるので、ご予約お願いします。)
同時開催
「花と爆弾」挿絵原画展
●日時:2010年1月10日(日)~23日(土) 12:00pm~22:00pm
●場所:自然派カフェごパン
(JR六甲道・阪急六甲駅、徒歩5分・八幡神社鳥居前)
●主催:小橋かおる
写真は「ごパン」での原画展の様子です。
2010/01/02
2010年の幕開け
2000年代の新たなる10年の幕開けをいかがお過ごしですか?
改めて過去の10年間を振り返ると、世界的には本当に混乱した10年だったと思います。1900年代が植民地主義とイデオロギー対立の100年だったとすると、2000年に入ってからは、何がどういう考えて動いているのかよくわからないような、欲と暴力という人間のもっとも抑圧しなければならない部分が解き放たれ、世界を我が物顔で歩き回った・・・そんな10年だったのではないでしょうか。
年末年始も多くの恐ろしいニュースが飛び込んできました。クリスマスにはアメリカで旅客機を使ったテロ未遂事件がありました。12月30日には、アフガニスタンのCIAの基地への攻撃。また1月2日には、パキスタンでテロ掃討作戦の報復と思われる自爆攻撃により88人が死亡したとの報道もありました。
人々は恐怖と憎悪の念に駆られ、人を疑い恐れ、どんどん自分の殻に閉じこもり、他には攻撃的になっているように思います。
これからの10年は、願わくば人間のもっと根源的な感情、愛に基づく行動が世界に広まりますように。家族への愛、地域への愛、身の回りの自然への愛、それが世界に広がれば、きっと人間も地球も穏やかに暮らせる時代がやってくるでしょう。
私も今年も小さなことでも、できることをやっていきます。
「花と爆弾」挿絵原画展 & トーク会
●日時:2010年1月10日(日)~23日(土) 12:00pm~22:00pm
●場所:自然派カフェごパン(JR六甲道・阪急六甲駅、徒歩5分・八幡神社鳥居前)
☆トーク会「アフガニスタンから日本の暮らしを見てみませんか?」
★日時:2010年1月23日(土) 18:00~20:00
★場所:自然派カフェごパン2階
★講師:西垣敬子さん(宝塚・アフガニスタン友好協会代表)
★参加費:1000円
(経費を差し引いた全額を宝塚・アフガニスタン友好協会に寄付させていただきます。)
詳しくは、「花と爆弾」HPをご覧ください。
2000年代の新たなる10年の幕開けをいかがお過ごしですか?
改めて過去の10年間を振り返ると、世界的には本当に混乱した10年だったと思います。1900年代が植民地主義とイデオロギー対立の100年だったとすると、2000年に入ってからは、何がどういう考えて動いているのかよくわからないような、欲と暴力という人間のもっとも抑圧しなければならない部分が解き放たれ、世界を我が物顔で歩き回った・・・そんな10年だったのではないでしょうか。
年末年始も多くの恐ろしいニュースが飛び込んできました。クリスマスにはアメリカで旅客機を使ったテロ未遂事件がありました。12月30日には、アフガニスタンのCIAの基地への攻撃。また1月2日には、パキスタンでテロ掃討作戦の報復と思われる自爆攻撃により88人が死亡したとの報道もありました。
人々は恐怖と憎悪の念に駆られ、人を疑い恐れ、どんどん自分の殻に閉じこもり、他には攻撃的になっているように思います。
これからの10年は、願わくば人間のもっと根源的な感情、愛に基づく行動が世界に広まりますように。家族への愛、地域への愛、身の回りの自然への愛、それが世界に広がれば、きっと人間も地球も穏やかに暮らせる時代がやってくるでしょう。
私も今年も小さなことでも、できることをやっていきます。
「花と爆弾」挿絵原画展 & トーク会
●日時:2010年1月10日(日)~23日(土) 12:00pm~22:00pm
●場所:自然派カフェごパン(JR六甲道・阪急六甲駅、徒歩5分・八幡神社鳥居前)
☆トーク会「アフガニスタンから日本の暮らしを見てみませんか?」
★日時:2010年1月23日(土) 18:00~20:00
★場所:自然派カフェごパン2階
★講師:西垣敬子さん(宝塚・アフガニスタン友好協会代表)
★参加費:1000円
(経費を差し引いた全額を宝塚・アフガニスタン友好協会に寄付させていただきます。)
詳しくは、「花と爆弾」HPをご覧ください。