2004/10/19
今日は『花と爆弾』から広がっていった支援の輪についてお知らせします。
9月11日の「花と爆弾-ピースライブと朗読会」で、「タイの子どもたちに絵本を!」と呼びかけさせていただきましたが、ライブに来てくださっていた本屋さんがその呼びかけに応えてくださって、出版業界紙に頼んで、不要な絵本があれば譲ってくださいとの記事を載せてくださいました。
結果は・・・段ボール3箱分の絵本の山!おとつい本屋さんからその連絡を受け、昨日さっそくタイでの図書館建設に奔走されているメイティニーさんのお家に届けました。新しくてきれいな絵本ばかりだったので、本当に喜んでもらえましたし、まだ続々と届けられるようですよとお伝えすると、とても素敵な笑顔を返してくれました。来年の図書館完成に向けて、時々内装についてアイデアを出さしてもらったりしているのですが、子どもたちが寝そべって本を読めるように、畳の間も作ったらどうかいう案でこの前盛り上がりました。そして、「完成のあかつきには、一緒に図書館に泊まりましょう」と誘われてしまいました。私もメイティニーさんの図書館が完成するのが本当に楽しみになってきました。
一昨日の土曜日には、もう一つ素敵な広がりがありました。ホームページのリンク一覧でも紹介させていただいているPeace of Cakeさんが、神戸外国クラブで毎年開かれているグローバル・チャリティ・フェスティバルに出店してクッキーを販売されるとのことで、私も仲間に入れてもらいました。もちろん収益はアフガンで活動されているNGOに寄付されます。1つ50円とか100円のクッキーでも、一日の売り上げはかなりの額になりました。小さな支援も大勢の人からいただければ、大きな支援になるんだな~と実感したしだいです。『花と爆弾』も少し売れましたけど、何と言っても小さなクッキーで大きな支援ができたこと、そのお手伝いをできたことがとても嬉しい一日となりました。
最後に、『花と爆弾』とはまったく関係ない話ですが、神戸市民として、ちょっと神戸の宣伝を。フェスティバルが終わってから、一緒にクッキーを売っていた大阪から来た女の子とトアーロードを歩いていたら、「神戸って大阪と全然違いますね~。こんな素敵な所だったんですね。この辺りに来たのは初めてです。」との発言。「ええ~、大阪の人なのに、北野に来たことないの?」と聞いたら、「神戸に来たのは今日で2回目です。初めて来たときは南京街に行きました。」とのこと。大阪みたいに近いところの人にも、神戸の良さが全然知られていないなんて!と思い愕然としました。NHKの朝の連続ドラマ「わかば」で神戸が舞台となり、観光客の増加を市民としては願っているのですが、それよりも先にすることがあるのかもと、考えさせられました。もっと近くに住んでいる方に頻繁に来て貰えるようなピーアールが必要かもしれません。
神戸以外の地にお住まいの皆様。南京街も旧居留地も素敵ですが、神戸の良さはやっぱり北野です。素敵な雑貨屋さん、カフェ、それに本場の人が長年開いている世界中の味が楽しめる数々のレストラン。各国の味を守っている北野のレストランで、ハズレはありません。皆さん、北野を散策して、自分好みのカフェやレストランを見つけてくださ~い!本当に、素敵な街ですよ~。
9月11日の「花と爆弾-ピースライブと朗読会」で、「タイの子どもたちに絵本を!」と呼びかけさせていただきましたが、ライブに来てくださっていた本屋さんがその呼びかけに応えてくださって、出版業界紙に頼んで、不要な絵本があれば譲ってくださいとの記事を載せてくださいました。
結果は・・・段ボール3箱分の絵本の山!おとつい本屋さんからその連絡を受け、昨日さっそくタイでの図書館建設に奔走されているメイティニーさんのお家に届けました。新しくてきれいな絵本ばかりだったので、本当に喜んでもらえましたし、まだ続々と届けられるようですよとお伝えすると、とても素敵な笑顔を返してくれました。来年の図書館完成に向けて、時々内装についてアイデアを出さしてもらったりしているのですが、子どもたちが寝そべって本を読めるように、畳の間も作ったらどうかいう案でこの前盛り上がりました。そして、「完成のあかつきには、一緒に図書館に泊まりましょう」と誘われてしまいました。私もメイティニーさんの図書館が完成するのが本当に楽しみになってきました。
一昨日の土曜日には、もう一つ素敵な広がりがありました。ホームページのリンク一覧でも紹介させていただいているPeace of Cakeさんが、神戸外国クラブで毎年開かれているグローバル・チャリティ・フェスティバルに出店してクッキーを販売されるとのことで、私も仲間に入れてもらいました。もちろん収益はアフガンで活動されているNGOに寄付されます。1つ50円とか100円のクッキーでも、一日の売り上げはかなりの額になりました。小さな支援も大勢の人からいただければ、大きな支援になるんだな~と実感したしだいです。『花と爆弾』も少し売れましたけど、何と言っても小さなクッキーで大きな支援ができたこと、そのお手伝いをできたことがとても嬉しい一日となりました。
最後に、『花と爆弾』とはまったく関係ない話ですが、神戸市民として、ちょっと神戸の宣伝を。フェスティバルが終わってから、一緒にクッキーを売っていた大阪から来た女の子とトアーロードを歩いていたら、「神戸って大阪と全然違いますね~。こんな素敵な所だったんですね。この辺りに来たのは初めてです。」との発言。「ええ~、大阪の人なのに、北野に来たことないの?」と聞いたら、「神戸に来たのは今日で2回目です。初めて来たときは南京街に行きました。」とのこと。大阪みたいに近いところの人にも、神戸の良さが全然知られていないなんて!と思い愕然としました。NHKの朝の連続ドラマ「わかば」で神戸が舞台となり、観光客の増加を市民としては願っているのですが、それよりも先にすることがあるのかもと、考えさせられました。もっと近くに住んでいる方に頻繁に来て貰えるようなピーアールが必要かもしれません。
神戸以外の地にお住まいの皆様。南京街も旧居留地も素敵ですが、神戸の良さはやっぱり北野です。素敵な雑貨屋さん、カフェ、それに本場の人が長年開いている世界中の味が楽しめる数々のレストラン。各国の味を守っている北野のレストランで、ハズレはありません。皆さん、北野を散策して、自分好みのカフェやレストランを見つけてくださ~い!本当に、素敵な街ですよ~。
2004/10/01
第1回収益寄付のお知らせ
3月25日の『花と爆弾』出版よりまる6ヶ月となった9月25日、これまでの売り上げ総数と収益を計算し、昨日9月30日に第1回の寄付をさせていただきました。このような寄付が可能になりましたのも、『花と爆弾』をお買いあげくださった皆様のおかげと、深く感謝いたしております。詩集を作って、多くの人に読んでもらって、収益を寄付するという希望の連鎖が、スケールはまだまだ小さいながらもようやく一巡しました。ほんとうに嬉しく思います。
過去半年間の売り上げ総数は302冊、皆様からの寄付金15035円を含む売り上げ総額453578円、302冊分の出版経費、送料などの諸経費を引いた純益は202447円となり、内20万円をアフガンやイラクの子どもたちのために活動を続ける6つのNGO団体に寄付させていただきました。寄付の内訳は次のようになりました。(2447円は次期繰り越し金)
宝塚・アフガニスタン友好協会 5万円
ペシャワール会 5万円
セーブ・ザ・チルドレン・アフガン基金 2万円
アフガニスタン義肢装具支援の会 2万円
ユニセフイラク緊急募金 3万円
JVCイラク基金 3万円
計 20万円
宝塚・アフガニスタン友好協会は、Words for Peaceでもご紹介させていただいたとおり、代表の西垣さんとも交流があり、そのご活動には大変敬服いたしております。現在は、アフガニスタンの学校の環境整備に力を注いでいらっしゃって、今年12月にもアフガニスタンを訪問されるご予定です。次回の訪問でなさることは、大学の井戸の掘削支援と、学校用の理科の教材一式、書籍類、ボール類、購入等となるそうです。また、大学の女子寮の建設も希望されていますが、こちらはまだまだ資金集めからという段階だそうです。しかし、建設は全て現地のアフガニスタンの業者に発注されるとのことで、女子の大学教育支援だけではなく、現地の雇用状況改善にもつながるプロジェクトだと思いますので、私としましても、今後もできるだけのご支援をさせていただきたいと思っております。
ペシャワール会は医師・中村哲さんの活動を中心とした団体ですが、アフガン空爆の際には非常にメディアにも取り上げられた団体ですので、皆様もよくご存じだと思います。2004年5月刊の『空爆と「復興」』という著書を読ませていただいたり、NHKスペシャルで拝見いたしましたが、現在アフガニスタンにて「緑の大地」計画を実行中でいらっしゃいます。アフガニスタンに潅漑設備を整えて、荒れ果てた大地を緑の大地に戻そうという壮大な計画ですが、実現されれば、アフガンの人々が自立し、真の復興へと歩み出す1歩となる素晴らしい計画です。また、この土木工事では現地の雇用も生み出しいます。長期的展望にたってアフガニスタンを支援されているペシャワール会に、少しでも貢献できることを、光栄に思います。
アフガニスタン義肢装具支援の会は奈良を本部とする団体で、日本で唯一義肢装具をアフガニスタンに限って義足を直接製作されています。具体的には、日本国内で使われなくなった義足をリサイクルしてアフガニスタンに届けて、アフガンで型取りして製作するという活動と、人材育成(アフガン国内で義肢装具専門学校の開設)を行っていらっしゃるそうです。代表の滝口さんは映画「アイ・ラブ・ピース」の義肢も製作されたそうです。地雷などで足を失った子どもたちが、少しでも快適な義肢を身に付け、自由に動き回り、明るい未来を思い描けるよう、少しではありますが、寄付をさせていただくことにしました。
JVC(日本国際ボランティアセンター)は、イラクにおいて、小児ガン、白血病患者を支援されている団体です。具体的には、『マンスール子ども病院』はじめ、バグダッドやバスラの病院に治療器具や医薬品を支援されているそうです。こちらの団体通して、 4500円で白血病患者を1ヶ月間支援できるそうです。1991年の湾岸戦争時から、イラクでは劣化ウラン弾の影響で多くの子どもたちが白血病で苦しんでいると聞きます。まだまだ混迷が続くイラクで活動を続けていらっしゃることに感銘を受け、少しながら寄付をさせていただくことにしました。
ユニセフとセーブ・ザ・チルドレンは非常に有名な団体ですので、皆様の多くがすでに何らかの形で寄付なさっているのではないかと思います。今回はユニセフには「イラク緊急募金」として、セーブ・ザ・チルドレンには学校建設のための「アフガン基金」として、寄付させていただきました。
上記の団体につきましては、後日、『花と爆弾』HPのリンクにも追加させていただきまして、皆様がいつでも団体の活動内容を確認できるようにさせていただきたいと考えております。最近HP担当の妹が少々忙しくなりまして、HP更新が滞り気味ですが、何卒お許し下さい。
次回の寄付は『花と爆弾』刊行より1周年となる2005年3月末を予定いたしております。より一層の寄付が可能となりますよう、皆様の変わらぬご支援を頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
3月25日の『花と爆弾』出版よりまる6ヶ月となった9月25日、これまでの売り上げ総数と収益を計算し、昨日9月30日に第1回の寄付をさせていただきました。このような寄付が可能になりましたのも、『花と爆弾』をお買いあげくださった皆様のおかげと、深く感謝いたしております。詩集を作って、多くの人に読んでもらって、収益を寄付するという希望の連鎖が、スケールはまだまだ小さいながらもようやく一巡しました。ほんとうに嬉しく思います。
過去半年間の売り上げ総数は302冊、皆様からの寄付金15035円を含む売り上げ総額453578円、302冊分の出版経費、送料などの諸経費を引いた純益は202447円となり、内20万円をアフガンやイラクの子どもたちのために活動を続ける6つのNGO団体に寄付させていただきました。寄付の内訳は次のようになりました。(2447円は次期繰り越し金)
宝塚・アフガニスタン友好協会 5万円
ペシャワール会 5万円
セーブ・ザ・チルドレン・アフガン基金 2万円
アフガニスタン義肢装具支援の会 2万円
ユニセフイラク緊急募金 3万円
JVCイラク基金 3万円
計 20万円
宝塚・アフガニスタン友好協会は、Words for Peaceでもご紹介させていただいたとおり、代表の西垣さんとも交流があり、そのご活動には大変敬服いたしております。現在は、アフガニスタンの学校の環境整備に力を注いでいらっしゃって、今年12月にもアフガニスタンを訪問されるご予定です。次回の訪問でなさることは、大学の井戸の掘削支援と、学校用の理科の教材一式、書籍類、ボール類、購入等となるそうです。また、大学の女子寮の建設も希望されていますが、こちらはまだまだ資金集めからという段階だそうです。しかし、建設は全て現地のアフガニスタンの業者に発注されるとのことで、女子の大学教育支援だけではなく、現地の雇用状況改善にもつながるプロジェクトだと思いますので、私としましても、今後もできるだけのご支援をさせていただきたいと思っております。
ペシャワール会は医師・中村哲さんの活動を中心とした団体ですが、アフガン空爆の際には非常にメディアにも取り上げられた団体ですので、皆様もよくご存じだと思います。2004年5月刊の『空爆と「復興」』という著書を読ませていただいたり、NHKスペシャルで拝見いたしましたが、現在アフガニスタンにて「緑の大地」計画を実行中でいらっしゃいます。アフガニスタンに潅漑設備を整えて、荒れ果てた大地を緑の大地に戻そうという壮大な計画ですが、実現されれば、アフガンの人々が自立し、真の復興へと歩み出す1歩となる素晴らしい計画です。また、この土木工事では現地の雇用も生み出しいます。長期的展望にたってアフガニスタンを支援されているペシャワール会に、少しでも貢献できることを、光栄に思います。
アフガニスタン義肢装具支援の会は奈良を本部とする団体で、日本で唯一義肢装具をアフガニスタンに限って義足を直接製作されています。具体的には、日本国内で使われなくなった義足をリサイクルしてアフガニスタンに届けて、アフガンで型取りして製作するという活動と、人材育成(アフガン国内で義肢装具専門学校の開設)を行っていらっしゃるそうです。代表の滝口さんは映画「アイ・ラブ・ピース」の義肢も製作されたそうです。地雷などで足を失った子どもたちが、少しでも快適な義肢を身に付け、自由に動き回り、明るい未来を思い描けるよう、少しではありますが、寄付をさせていただくことにしました。
JVC(日本国際ボランティアセンター)は、イラクにおいて、小児ガン、白血病患者を支援されている団体です。具体的には、『マンスール子ども病院』はじめ、バグダッドやバスラの病院に治療器具や医薬品を支援されているそうです。こちらの団体通して、 4500円で白血病患者を1ヶ月間支援できるそうです。1991年の湾岸戦争時から、イラクでは劣化ウラン弾の影響で多くの子どもたちが白血病で苦しんでいると聞きます。まだまだ混迷が続くイラクで活動を続けていらっしゃることに感銘を受け、少しながら寄付をさせていただくことにしました。
ユニセフとセーブ・ザ・チルドレンは非常に有名な団体ですので、皆様の多くがすでに何らかの形で寄付なさっているのではないかと思います。今回はユニセフには「イラク緊急募金」として、セーブ・ザ・チルドレンには学校建設のための「アフガン基金」として、寄付させていただきました。
上記の団体につきましては、後日、『花と爆弾』HPのリンクにも追加させていただきまして、皆様がいつでも団体の活動内容を確認できるようにさせていただきたいと考えております。最近HP担当の妹が少々忙しくなりまして、HP更新が滞り気味ですが、何卒お許し下さい。
次回の寄付は『花と爆弾』刊行より1周年となる2005年3月末を予定いたしております。より一層の寄付が可能となりますよう、皆様の変わらぬご支援を頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。