Flowers and Bombs: Words for Peace

暴力の連鎖の果てに・・・

いつかはこんなことに・・・と心の中では分かっていながら、アフガニスタンやイラクへ旅立つ人たちを見送ってきた。

「自分が行っても何もできないから」と言い訳をして、自分は平和な日本でぬくぬくとしながら。
自分では怖くて行けないくせに、「現地でしっかりと活動しているNGOに寄付したい」って・・・。


私は自分勝手な臆病者。


でもね、「花と爆弾」を出版したとき、「平和なアフガニスタンが戻るまで、一生でも支援し続ける」って心に決めたの。


だから、どんなに状況が悪化しようと、絶対に希望を捨てないで、アフガニスタンのためにできることを続けていきます。


拉致された伊藤さんを捜索するため、１０００人もの村人が総出で山を登ったとのこと。
伊藤さん、ほんとうに、ほんとうにありがとう。
志半ばの無念・・・いつかかならずアフガンの大地が緑に覆われると信じて、待っていてください。



パレスチナやアフリカでのアメリカによる暴力から９１１は生まれ、
そこから世界中を巻き込んでいった巨大な暴力の連鎖のうねりに、多くの罪もない人々が命を落としていった。伊藤さんもその中で逝ってしまった。


この暴力の連鎖を、何としても止めなければ。



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本日のエフエム宝塚（http://835.jp)の夕方６時２０分～４０分の放送は、９月１３日に予定している「花と爆弾」ピースライブについて。歌は、川辺ゆかさんによる宮古民謡の「まいどうま」。愛する人との別れを切々と綴った歌です。

どうか無事に・・・

昨日飛び込んできたペシャワール会の現地ワーカー、伊藤和也さんの拉致事件。
情報が錯綜して、一時は「無事救出か」とも報じられたけど、すぐさま取り消され、今現在詳しい情報は不明。。。


「花と爆弾」の活動を始めてから、ずっとペシャワール会を支援させてもらっていますが、皆さんから託された浄財を安心してペシャワール会に寄付できたのも、伊藤さんのようにアフガニスタンの地でずっと、現地の人たちと一緒に汗を流し、指導してくれるスタッフがいらっしゃるからできたこと。


６月のペシャワール会報でも、農業計画現地担当の伊藤さんは、日本米の収穫量の多かったことやブドウの収穫をとても喜ばれていて、また新たにサツマイモの栽培指導への期待を報告されていました。。。



どうか、本当に、一刻も早く無事解放されますように。
本当に心から祈っています。




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今年になってから、急激な治安悪化が伝えられてきたアフガニスタンですが、タリバン政権時代も活動されてきたペシャワール会のスタッフまで拉致される事態に、アフガンの治安悪化と、外国人への敵対意識が高まってしまったことをまざまざと見せつけられました。。。今後のアフガニスタンが心配でなりません。。。


これからの活動についても書いてくれている西日本新聞の記事。
＊情報錯綜　募る不安　アフガン邦人拉致事件　「早く本人と連絡を」　福岡市のペシャワール会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080827-00000013-nnp-l40

駄菓子屋

エフエム宝塚さんでの２回目の放送日が明日に迫ってまいりました。
明日の放送では、嬉し恥ずかしの初の「花と爆弾」挿絵原画展と、ワークショップのお話を中心にさせてもらっています。

パーソナリティの陽子さんは、実はとっても絵がうまくて、プロの漫画家級の腕前なんですが、以前からすごくあの私の描いた拙い絵に興味を持ってくれてて、いろいろ描き方とか質問されてしまいました。


今日の音楽は、チャリティ・ライブではお世話になりっぱなしの、ラグパパズ・ジャグバンドさんの「駄菓子屋」


♪　駄菓子屋のおばちゃんは、にっこり笑い
　　駄菓子屋のおばちゃんは、夢売りあきんど　♪


すごく心がほんわかあたたまる、大好きな曲です。
お近くの方は、ぜひ聞いてくださいね

☆エフエム宝塚（http://835.jp)の夕方６時２０分～４０分の宝塚フォーリンカルチャーの中国語のコーナーです

☆写真は「花と爆弾」ピースライブでのラグパパさんです




～　原画展＆ワークショップ　～　

☆「花と爆弾」挿絵原画展
●日時：2008年9月1日（月）～29日（月）
　9:00 ～ 17:00(最終日15:00)　
　土日休館（但し９月６日（土）は開館）
●場所：芦屋市男女共同参画センター
　ウィザスあしや（JR芦屋駅すぐ）
　http://www.city.ashiya.hyogo.jp/women/
●入場無料
●主催： 芦屋市男女共同参画センター


★「花と爆弾」ワークショップ
～Art for Peace～
●日時2008年９月６日（土）14:00 ～ 16:00
●場所：芦屋市男女共同参画センター
●参加費無料
●コーディネーター：小橋かおる
あなたの平和への思いを表現してみませんか？

エフエム宝塚にゲスト出演します☆

明日の８月14日木曜日から、21日、28日、９月４日の計４回、エフエム宝塚さんの夕方６時２０分～４０分の宝塚フォーリンカルチャーの中国語のコーナーに、私、小橋かおるがゲスト出演させていただきます：）

去年に続き、今年もお呼びいただいて、本当に嬉しいです。これから毎週放送日のあたりに、ちょっと番組の内容をお知らせをさせていただきますね。

明日の放送は、やはり宝塚市提供の番組ということで、「花と爆弾」で強力に支援させていただいている宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんの活動（ナンガハル大学の女子寮建設など）と、西垣さんと私の出会いについてです☆


そして、今回は９月に予定している「花と爆弾」ピースライブに出演していただくアーティストの皆さんの曲を毎週１曲づつかけさせていただくのですが、明日は、「花と爆弾」を心から愛してくれている大阪の地球音楽家族バンド、ココペリさんの「いのち抱きしめて」です。


８月15日は終戦記念日。戦争で本当にたくさんの命が失われたことを心に深く刻む日ですよね。失われた命も、今生きている命も、そしてこれから生まれてくる命も大切にしたいとの思いをこめて、この曲をかけさせていただきます。


宝塚周辺の皆様、ご都合よろしければ、ぜひお聞きください。

灯ろう流しと「花と爆弾」

昨日は原爆投下から63回目の8月6日。
広島出身のシンガーソングライター田中ルミ子さんのご縁で、去年に引き続き8月6日の広島を訪れました。
広島で平和活動を続けられているNPO法人Ant-Hiroshimaさんとの出会いや、祇園東中学校の皆さんとの出会い、そして再会と素敵な一日を過ごさせてもらいました。


そして夜。
ルミ子さんの歌声と中学生たちが朗読する「花と爆弾」が、平和を祈り灯ろうを流す人々の集う元安川のテラスで、披露されました。

子どもたちのまごころこもった朗読を聞きながら、灯ろうを見ていました。
元安川は潮の満ち引きにとても影響される川だそうで、灯ろうがず～とず～と、そしてゆっくりと上流へ上流へと流されていきました。


まるで時の流れをさかのぼるかのように。。。
時がさかのぼって、63年前のあの朝の前に戻れたら。。。
そしてあの惨禍を止めることができたら。。。


そんな魂の願いのように、どこまでもどこまでも灯ろうは流れていきました。



写真は、リハーサル中のルミ子さんと中学生の皆さんです。

なんて光栄！

「花と爆弾」に曲をつけてくださった田中ルミ子さん。昨年は、神戸、広島、東京、NY、そして多くの学校などで、楽曲「花と爆弾」を披露してくださいました。

そして、今年は、なんと８月６日に原爆ドームの前を流れる元安川の護岸ステージで、広島の中学生たちとともに、「花と爆弾」を歌ってくれることになりました！

あまりに光栄すぎて、言葉もありません。以下にルミ子さんからいただいた情報をご紹介します。お近くの方は、ぜひぜひお越しください。私ももちろん神戸から駆けつけます♪

☆　田中ルミ子　in 地球ハーモニー
日時：2008年８月６日（水）午後８時５０分～
場所：元安川親水テラス（とうろう流し会場）
曲目：祇園東中学校の有志男女５人の朗読で「花と爆弾」
　　　ギター伴奏による「夏の朝」

☆田中ルミ子出演
広島テレビ『旬感テレビ派ッ！』
2008年８月６日　午後５時３０分頃～
原爆の日特集に出演し、原爆直下消えた猿楽町細工町の復元３DCG映像と「夏の朝」のコレボレーションをドーム対岸（原爆の子の像付近）からライブ中継