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トランプ再選で余計❝劣化❞しそうなアメリカ

さきのアメリカ大統領選挙において共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が勝利し、大統領候補者が再び大統領に返り咲くという展開となったけど、これまでアメリカの歴史において大統領候補者が再び大統領に就任したケースは1893年のグロバー・クリーブランド(1885年からの4年間第22代大統領を努めた)以来というから、132年ぶりのことです。

来年1月20日の大統領就任式を前に、組閣人事に着手しているトランプ氏ですが、その顔ぶれを見ると一癖もありそうというか訳あり過ぎる人たちばかりで、早くも懸念の声が出ています・・・。
第1次政権で国務長官を努めたマイク・ポンペオ氏や、最後まで? 共和党指名候補者争いを展開したニッキー・ヘイリー元国連大使といった面子を起用せず、国務長官にトランプ氏自身と2016年の大統領選挙共和党候補者争いを繰り広げ、対中強硬派のマルコ・ルビオ氏を起用したが、対中強硬派はいいとしても、他がどうも訳あり過ぎる人たちばかりなんだよねェ・・・!?

国土安全保障長官にサウスダコタ州知事だったクリスティ・ノームを起用したが、ノーム氏は「飼い犬を殺した」と動物愛護団体から非難をかなり浴びそうな発言をしたことで問題視されているが、保健福祉長官にはロバート・ケネディ・ジュニア。ケネディ・ジュニア氏は妄言壁があり、COVID-19が蔓延した頃にはワクチン接種について反ワクチン活動を展開するなど、陰謀論に駆られた危ないヤツ説も出ているし、国防長官に起用したピート・ヘグゼスは過去に性的暴行容疑がかけられており、アメリカって性犯罪をやらかした者は一生監視の刑にされるくらい、性犯罪に厳しいはずのアメリカにおいてこれはあり得ない起用では? です。
最も批判を浴びているのが司法長官に起用されたマット・ゲイツ氏、過去に当時17歳の少女に金を払ってわいせつ行為をしたトンデモ人物らしいけど、前述したように性犯罪者に厳しいはずのアメリカにおいて考えられないし、妊娠中絶派の国民に対してデリカシーのない発言を展開して世間を騒がせたことから、共和党内から最も嫌われている人物(「ロマンシング サガ2」の七英雄でいうクジンシーか)と指摘されているくらいこの起用に批判も出ています。ヘグゼス氏とゲイツ氏の起用はアメリカのフェミ団体や人権団体からクレームが出てもおかしくないが・・・?

これらはいずれもトランプ氏に近い立場の人達だけど、正直トランプ氏が自分の近い人間だけで周りを固めている感じがしてならないが、実績や評価よりも自分についていくかどうかで決めている感じもします。こういう組閣はかえってボロが出やすいのは政治でもビジネスでも当てはまる。イエスマンで固めて自分に異を唱える者には容赦なく首を切ることも厭わないんじゃ、独裁者とやり方が同じだ。即ちアメリカが中国やロシア、北朝鮮のような強権全体主義国家に成り下がる懸念がありそうでならない。

トランプ氏再選で❝劣化❞と❝分断❞が進みそうなアメリカ、トランプというポピュリストに踊らされて乗っ取られそうでならないです・・・。他方日本、今までアメリカべったりというか媚び媚びな姿勢を正さねばいけないのでは? トランプ再選で日米関係がどうなるか、注意深く見たほうがいい。政府もマスコミも。だからといって中国なんかにすり寄るんじゃないぞ!!

theme : ここがヘンだよアメリカ
genre : 政治・経済

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