2019年8月8日に行われた、広島対DeNAの公式戦18回戦の試合結果
DeNA 000 000 001|1
広 島 000 130 00×|4
勝 野村 6勝3敗
負 京山 0勝5敗
S -
【本塁打】バティスタ26号
野村の立ち上がりは、筒香のセンターフライが高めのボールだった以外は、ほぼコントロールミスなく攻め切って三者凡退。
対するカープの初回の攻撃は、先頭の西川がフルカウントから粘って四球を選ぶ。
京山のコントロールは、はっきりと分かるボールが多く、じっくりと攻めていきたいところ。
菊池の打席では動きを見せず、ボール先行から打っていったが、アウトコース低めのスライダーが良いコースに決まり、内野フライでランナー動けず。
バティスタの打席でエンドランを仕掛けると、空振り三振で、二塁も悠々アウトのタイミング。
ソトのタッチが甘かったためにいったんはセーフの判定が出たが、リクエストで覆り三振ゲッツー。
ボール球を振らされているということは、キレがあるのと腕を振ってきているということで、短いイニングを全力で来られると、捉えるのが難しくなってしまう。
野村、京山共にリズムのよいピッチングで、1時間足らずで3回を終える。
ただ気になるのは、野村の3回4奪三振という、良い意味でらしくない投球内容。
この投球が出来れば、十分試合を作っていけるが、どこまで持つのだろうという思いもある。
4回裏の攻撃では、先頭の菊池が低めのストレートを捉え、左中間突破の二塁打でチャンスメイク。
嶺井のパスボールでチャンスが拡大し、ここは1点貰っておきたいところ。
鈴木が四球を選び、1アウト1、3塁で松山の打席となり、外野フライ狙いで目付を高くしているタイミングの取り方。
しかし、低めを突いてくる投球で、思うようなスイングをさえてもらえず、追い込まれてしまうと、鈴木が二盗を決める。
嶺井の送球は、投手がカットできる低さだったが、京山がグラブを出し遅れたような感じでスルー。
その隙を突いて、菊池が三塁から生還して先制する。
ただ京山自体は、初回から飛ばして3回1失点という投球でもあるし、DeNAとしてもある程度計算通りの継投策に入ってきた。
4回裏からは早くも桜井が登板し、リリーフから試合を立て直しに掛かってくる。
しかし、この桜井の乱調に付け込み、バティスタが自己最多の26号スリーランを放って点差を広げる。
野村は、8回無失点、被安打1で無四球という、準パーフェクトペースの投球。
完封も視野に入っていたと思うが、8回でマウンドを降りたということは、9連戦中でもあり、次回登板はジョンソンと共に中5日で先発する可能性が高いということなのだろう。
9回はフランスアが1失点で締めてゲームセット。
点差があり、1点はOKという内野守備を敷いての、内野ゴロの間の1点でもあり、ここは気にしない。
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