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【ロッテ】マット・ドミンゲス内野手の成績

ロッテが2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、マット・ドミンゲス内野手(27)の成績

188cm、99kg、右投げ右打ち。

プロ入り後、マイナーとメジャーを通算すれば、シーズン2桁本塁打を10年連続で達成している。
2013年と2014年は年間を通じてメジャーでプレーし、それぞれ21本塁打、16本塁打を放っているが、長距離砲というよりは中距離タイプの打者。

2013年には開幕メジャー、そして下位でスタメン出場を続け、夏場以降はクリーンアップを任されることも多くなった。

打撃スタイルは、早いカウントから勝負を仕掛けていくものの、決してミート率が高い訳ではなくミスショットも多い。

ストレート系にはある程度強さを示す一方、右投手のアウトコースに逃げていくスライダーの見極めは苦手としており、追い込まれてしまうとスライダー、またはフォークで空振りする率が高まる。
相手投手の左右にはあまり影響されず、低めに沈む変化球は共通の弱点となる。

追い込まれてからのボールを振る確率が高いということで、余計に早打ち傾向があるとも言える。
当然四球を選ぶことは少なく、出塁率はあまり高くはない。

走力はまず期待できない。

守備に関しては、プロ入り後はほぼ三塁手として出場しており、次いで一塁手としての出場が多くなっている。
ただし、三塁手としてのグラブ捌きは標準的なレベルに留まるが、守備範囲は広めで、送球の精度が高く併殺の完成度が高い。
一方で一塁手としての守備力は平凡で、三塁手ではなく、あえて一塁手として起用するメリットは少ない。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2007(Rk)5202000200120.100 0.136 0.100 2360.500 0.100
2007(A-)103772014001120.189 0.211 0.324 5350.083 0.324
2008(A)8834510216018700128680.296 0.354 0.499 8530.412 0.197
2009(A+)10338110025111531038680.262 0.333 0.420 7530.559 0.178
2009(AA)31971870290014240.186 0.292 0.320 6120.583 0.247
2010(AA)13850412734214810256960.252 0.333 0.411 7440.583 0.190
2011(A+)4183000200130.167 0.250 0.167 4170.333 0.167
2011(AA)4152000100320.133 0.316 0.133 4491.500 0.133
2011(AAA)873258418112550124500.258 0.312 0.431 7430.480 0.154
2012(AAA)1234471152409690134520.257 0.310 0.371 6810.654 0.116
2015(AAA)11744211930110560019650.269 0.299 0.410 7090.292 0.147
2016(AAA)12747512818018671029700.269 0.318 0.421 7390.414 0.147
2017(AAA)11642411220016673219680.264 0.299 0.425 7240.279 0.160
マイナー通算95335309191945111536572675800.260 0.318 0.412 7300.460 0.164
AAA通算5702113558110265314441253050.264 0.310 0.410 7200.410 0.144
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2011174511400200280.244 0.292 0.333 6250.250 0.178
2012311093122516004170.284 0.310 0.477 7870.235 0.156
201315254313125021770130960.241 0.286 0.403 6890.313 0.177
2014157564121170165701291250.215 0.256 0.330 5860.232 0.222
20165110000000130.000 0.083 0.000 830.333 0.273
メジャー通算36212722944824215202662490.231 0.273 0.371 6440.265 0.196






【カープ情報】レオネル・カンポス投手の成績

広島カープが2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、レオネル・カンポス投手(30)の成績

188cm、97kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は156キロで、持ち球はスライダー、チェンジアップ、ツーシーム。
実際には、ストレートとスライダーが、全投球の8割以上を占め、チェンジアップとツーシームは、1イニングで1球投げるかどうか、という程度。
ストレートはスピードはあるがコントロールが定まりにくく、逆にスライダーはメジャーでも被打率2割強を誇る決め球となっている。

キャリアを通じて、先発経験は少なく、近年ではほぼリリーフのみの登板となっている。

3Aおよびメジャー通算の年間奪三振率がともに10個超となっており、これは近年来日した外国人投手の中では、マルコス・マテオ、スティーブ・デラバーに続き3人目となる。

今季は、3Aでリリーフとして起用され、夏頃からはクローザーに定着。
コントロールもまずまず常識内に収まり、2016年には年間13個のワイルドピッチを記録していたが、2017年は2個に減らしている。
3Aでは与四球率が4.0以下のシーズンでは、WHIPが1.0台を記録しているように、コントロールが纏まっていることが、好投の条件となる。

守備への意識はあまり高くなく、守備範囲は狭く、グラブ捌きもやや苦手。
クイック、牽制はあまり上手な方ではなく、ランナーが塁に出れば、フリーパスを覚悟しないといけない。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2011(A-)1100018.00 2    451042.50 0.00 18.00
2013(A)2802152.23 36 1/3919222631.13 5.45 15.61
2013(AA)2601020.88 30 2/3314016430.98 4.70 12.62
2014(AA)31142715.60 72 1/34569638951.48 4.73 11.82
2014(AAA)11000011.70 10    1320213133.30 11.70 11.70
2015(AAA)3802012.90 49 2/31630221681.03 3.81 12.32
2016(AAA)3702114.32 50    2447230621.54 5.40 11.16
2017(A+)110109.00 1    111021.00 0.00 18.00
2017(AAA)2603091.65 32 2/3620214391.04 3.86 10.74
マイナー通算199161210193.83 284 2/3121225181543891.33 4.87 12.30
AAA通算112071113.73 142 1/3591178781821.37 4.93 11.51
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2014600005.14 7    490491.86 5.14 11.57
2015100009.00 1    110112.00 9.00 9.00
20161801005.73 22    1418314241.45 5.73 9.82
20171300002.63 13 2/341128151.39 5.27 9.88
メジャー通算3801004.74 43 2/32339527491.51 5.56 10.10






【中日】オネルキ・ガルシア投手の成績

中日が2018年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、オネルキ・ガルシア投手(28)の成績
(2017年12月27日契約合意発表)

190cm、102kg、左投げ左打ち。

ストレートの最速は155キロで、持ち球はスライダー、チェンジアップ、シンカー。
コントロールはともかく、スピードはあるということで、プロ入り後2年目にはメジャー初昇格を果たす。

しかし、初登板で左のワンポイントとして起用されるも、ストレートの四球を与えて降板。
2戦目も、大差のビハインドの状況で登板、所謂敗戦処理で起用され、1イニング目は四球を一つ与えたものの、後続を抑えて無失点。
しかし回跨ぎの2イニング目は、常にボール先行の苦しいピッチングで、四球、本塁打、四球と崩れたところで降板となっている。

2017年に再びメジャー登板を果たすが、四球を与えては長打を浴びるという悪癖は解消されておらず、特に初先発となった試合では、先頭打者に四球を与え、そこから3連続長打を浴びるなどし、1アウトしか取れずにKOされている。

マイナーでのピッチングは、リリーフ時はやはり四球を与えて長打を浴びるという傾向は変わらない。
ただ、シーズン途中で先発に転向した今季の3Aでは、
10試合に先発登板し、防御率4.27、WHIP1.54、与四球率3.25、奪三振率7.35
10試合に中継登板し、防御率6.85、WHIP1.57、与四球率5.24、奪三振率8.06
と、若干ではあるが先発適性を示しつつあった。

今オフのドミニカウインターリーグでも、10試合すべてで先発登板し、
防御率3.23、WHIP1.18、与四球率2.31、奪三振率8.54と、コントロールについて改善が見られている。

それでも、守備、クイック、牽制は標準よりも若干下のレベルに留まっており、先発に転向して実質1年目でもあり、先発調整してどこまで伸び代があるか、ということになるだろう。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2012(A+)110000.00 2    000040.00 0.00 18.00
2013(AA)2562312.75 52 1/31641332531.39 5.50 9.11
2013(AAA)1000103.72 9 2/34603140.93 2.79 13.03
2014(A+)1101027.00  2/3220104.50 13.50 0.00
2015(AA)1301005.09 17 2/3101907241.47 3.57 12.23
2015(AAA)2500134.70 38 1/32045322481.75 5.17 11.27
2016(MEX-AAA)1430103.82 33    142829301.12 2.45 8.18
2017(AA)220002.61 10 1/33112161.16 0.87 5.23
2017(AAA)20107305.04 75    4284632631.55 3.84 7.56
マイナー通算11123101044.18 239    111236161072421.44 4.03 9.11
AAA通算69137634.62 156    8016311661551.47 3.81 8.94
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20133000013.50 1 1/3211413.75 27.00 6.75
20172101013.50 6    9122522.83 7.50 3.00
メジャー通算5101013.50 7 1/311133933.00 11.05 3.68






【オリックス】アンドリュー・アルバース投手の成績

オリックスが2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、アンドリュー・アルバース投手(32)の成績

185cm、90kg、左投げ右打ち。

ストレートの最速は147キロで、持ち球はツーシーム、スライダー、チェンジアップ、カーブ。
このうち、カーブについては通常のカーブと100キロ台のスローカーブの2種類を投げ分けている。

プロ入り早々に左肘を故障し、独立リーグなどでのプレーを経て、2013年にメジャーデビューを勝ち取った苦労人。
球速が出る方ではなく、投球術で打ち取るピッチングが持ち味。
コントロールは、ストライクが入るだけというようなレベルを超え、かなりの精度があり、コントロールを乱して自滅というのは考えなくていい。
省エネピッチングで、100球前後で7回、8回まで投げ切ることも出来る。

守備に関する意識も高く、フィールディングは隙がない。
また、クイック、牽制のレベルも高く、簡単に盗塁を狙うことも出来ない。

先発、リリーフのどちらもこなせるタイプではあるが、先発でのゲームメイク能力の高さは捨て難い。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2008(Rk)521000.00 7    030370.86 3.86 9.00
2011(A+)2224141.55 52 1/394827461.05 1.20 7.91
2011(AA)1354102.91 43 1/3144407341.18 1.45 7.06
2012(Rk)211001.93 4 2/3140331.50 5.79 5.79
2012(AA)19174303.75 98 1/341111712731.25 1.10 6.68
2013(AAA)222211502.86 132 1/34212414321161.18 2.18 7.89
2015(AAA)201521105.70 83 2/353110726531.63 2.80 5.70
2016(AAA)212110603.69 124 1/3511501030841.45 2.17 6.08
2017(AAA)261712302.61 120 2/3351206191151.15 1.42 8.58
マイナー通算150102493043.32 666 2/3246714461395311.28 1.88 7.17
AAA通算8975352503.53 461    181504371073681.33 2.09 7.18
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
201310102504.05 60    276467251.18 1.05 3.75
2015100003.37 2 2/3111211.12 6.75 3.37
2016620005.82 17    112756161.94 3.18 8.47
2017965113.51 41    1643610371.29 2.20 8.12
メジャー通算26187614.10 120 2/3551351825791.33 1.86 5.89






【楽天】オコエ・ディクソン外野手の成績

楽天が2018年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、オコエ・ディクソン外野手(27)の成績
(2017年12月26日契約合意発表)

180cm、99kg、右投げ右打ち。

大卒でプロ入りし、27歳の今季にようやくメジャーデビューを果たし、やや遅咲きの印象。
ただ、プロ入り以降、2011年から2017年までの7年連続で2桁本塁打を放ち、今季は3Aで初めて20本塁打超を記録。
反面、昨年度までは三振が少なく四球を選ぶことのできるタイプだったが、三振数は増加している。

3Aでの通算成績では、特別左投手を得意にしているという訳でもなく、投手の利き腕の左右ではあまり違いが出ていない。
あえて違いを挙げるとすれば、左投手からはよく四球を選べているが、長打に関しては左投手からはあまり打てていない。

走力はあまり期待できない。

守備については、内野手としてキャリアをスタートさせたものの、ファーストの守備では71試合で15エラーというシーズンもあり、徐々に外野での出場が増えて行った。

その外野での守備にしても、肩は強い方ではなく、守備範囲も広い方ではない、そして打球判断、打球処理も上手い方ではない、ということで、あまり取り柄がないと言わざるを得ない。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2011(Rk)481896310113381119440.333 0.402 0.603 10050.432 0.233
2012(A)106386105271174811646650.272 0.366 0.479 8450.708 0.168
2013(A+)12246813132315884229680.280 0.338 0.457 7950.426 0.145
2014(AA)12646112436317735638670.269 0.340 0.471 8110.567 0.145
2015(AAA)11738610127013502021630.262 0.305 0.433 7380.333 0.163
2016(AAA)10132910828318641536640.328 0.403 0.596 9990.563 0.195
2017(AAA)1164039922124764144970.246 0.330 0.484 8140.454 0.241
マイナー通算73626227311821211743728212334680.279 0.350 0.491 8410.498 0.178
AAA通算334111830877455190761012240.275 0.343 0.499 8420.451 0.200
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2017771000000220.143 0.300 0.143 4431.000 0.286
メジャー通算771000000220.143 0.300 0.143 4431.000 0.286






【日本ハム】オズワルド・アルシア外野手の成績

日本ハムが2018年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、オズワルド・アルシア外野手(26)の成績
(2017年12月15日契約合意発表)

183cm、102kg、右投げ左打ち。

2013年に3Aで開幕を迎えると、9試合で打率4割超を記録し、その勢いのままメジャー初昇格を果たす。
すぐさまスタメン起用されると、メジャー初打席で初ヒットを放つ。
調子の波があり、3Aと往復する期間はあったものの、6月には月間打率3割超を記録するなど、スタメンでの起用も多かった。

翌2014年は開幕をメジャーで迎えるものの、調子が上がらずに3Aに降格となる。
しかし、3Aでは好調を維持し約1ヶ月でメジャーに復帰以降は、レギュラーに定着し、年間20本塁打と長打力を発揮した。

ストレートには強さを見せる半面、左投手の外に逃げていくスライダーには滅法弱く、フォークにはバットが空を切るケースがほとんど。
右投手の、インコースに食い込んでくるカットボールも苦手としている。
チェンジアップのようにタイミングを外すボールには、上手くタイミングを合わせることが出来る。

左投手ははっきりと苦手としており、外に逃げていくボールを苦手としているために、三振率は高め。
ただし、5年ぶりにメジャー昇格が叶わなかった2017年の今季は、3Aで対左投手の打率が.350を超えており、逆方向への軽打に成長の跡が見られる。

走塁面に関しては、まず期待できない。

守備に関しては、外野の3ポジションを守ることが出来るが、全体的に守備範囲は狭く、凡ミスもある。
肩は強い方で、近年では主にライトを守っている。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2009(Rk)44167461125248015180.275 0.337 0.455 7920.833 0.108
2010(Rk)642599721714514419670.375 0.424 0.672 10960.284 0.259
2011(Rk)284110100010.500 0.500 0.875 13750.000 0.125
2011(A)20712581518229160.352 0.420 0.704 11240.563 0.225
2011(A+)5921356142832119530.263 0.300 0.460 7600.170 0.249
2012(A+)55207641637311323450.309 0.376 0.517 8930.511 0.217
2012(AA)692628620510673228620.328 0.398 0.557 9550.452 0.237
2013(AAA)38128406010302122370.313 0.426 0.594 10200.595 0.289
2014(AAA)22772470518105170.312 0.365 0.597 9620.294 0.221
2015(AAA)792825613012410118820.199 0.257 0.372 6290.220 0.291
2016(A+)9288013700270.286 0.333 0.679 10120.286 0.250
2017(Rk)3122000000130.167 0.231 0.167 3980.333 0.250
2017(AAA)9334111125524870045860.326 0.415 0.639 10540.523 0.252
マイナー通算55720556191422710340722141964940.301 0.368 0.547 9150.397 0.240
AAA通算2328282315155117632902220.279 0.360 0.537 8970.405 0.268
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
20139735188172144312231170.251 0.304 0.430 7340.197 0.333
201410337286163205712311270.231 0.300 0.452 7520.244 0.341
20151958160028004150.276 0.338 0.379 7170.267 0.259
20166920241718231118800.203 0.268 0.366 6340.225 0.396
メジャー通算2889832314064413135763390.235 0.298 0.422 7200.224 0.345






【ロッテ】マイク・ボルシンガー投手の成績

ロッテが2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、マイク・ボルシンガー投手(30)の成績

185cm、97kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は150キロで、持ち球はカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ。
カット気味のストレートを投球の軸にしており、きれいなストレートを投げることはほとんどない。
このカット気味のストレートとカーブが、全投球の8割を占め、とにかくバットの芯を外して内野ゴロを打たせる投球を見せる。

キャリアを通じて、若干左打者を苦手としている傾向はあるが、右打者のアウトコースのカットボールは、相当厄介なボールとなる。

打たせて取るというピッチングスタイルのため、省エネ投球で長いイニングを投げ切ることができる。
カット気味のストレートが芯を外すボールならば、カーブとスライダーは空振りを奪えるボール。
特にスライダーに関しては、メジャーでも十分通用している決め球となっており、打たせて取るタイプの投手でありながら、比較的高い奪三振率を記録している。

守備は全体的に動きが良く、打球処理も問題なくこなせる。
クイック、牽制は上手な部類で、投手として全体的にレベルが高い。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2010(A-)601001.69 10 2/3260360.84 2.53 5.06
2011(A)32136602.66 101 2/33084625911.07 2.21 8.06
2011(AAA)100000.00 1    010001.00 0.00 0.00
2012(A+)773202.37 38    1031113491.16 3.08 11.61
2012(AA)15154303.82 77 2/33382538641.55 4.40 7.42
2013(AA)964002.51 43    1235015311.16 3.14 6.49
2013(AAA)17177704.72 101    531161239971.53 3.48 8.64
2014(AAA)17168303.93 91 2/34092632881.35 3.14 8.64
2015(AAA)1083302.31 46 2/31230218611.03 3.47 11.76
2016(AAA)1983504.64 54 1/32861621611.51 3.48 10.10
2017(AAA)1654211.70 47 2/394228421.05 1.51 7.93
マイナー通算14995433113.36 613 1/3229580402125901.29 3.11 8.66
AAA通算8054252013.74 341 1/3142342281183491.35 3.11 9.20
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20141091605.50 52 1/33266717481.59 2.92 8.25
201521216603.62 109 1/3441041145981.36 3.70 8.07
2016661406.83 27 2/3213379251.52 2.93 8.13
20171150306.31 41 1/32948927391.81 5.88 8.49
メジャー通算484181904.92 230 2/312625134982101.51 3.82 8.19






【ロッテ】エドガー・オルモス投手の成績

ロッテが2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、エドガー・オルモス投手(28)の成績

193cm、99kg、左投げ左打ち。

ストレートの最速は159キロで、持ち球はツーシーム、チェンジアップ、スライダー、カーブ。
若手時代は先発として起用されていたが、スピードはあるものの、コントロールが定まらず、試合を作ることが出来ずに早いイニングで降板することが多かった。
そのためか、徐々に先発機会は失われ、リリーフに配置転換となる。

2012年のシーズン途中にリリーフに配置転換となった後は、コントロールの若干の改善とともに成績も向上していくる。

その甲斐あって、2013年にメジャー初昇格を果たすが、やはりコントロールの不安が顔を覗かせた。
延長戦で登板し、自身のエラー、敬遠、四球で満塁とし、サヨナラ満塁本塁打を浴びるという、自責点こそ付かなかったが派手に散った試合も経験している。

その後は主に3Aでリリーフとしての実績を積み重ね、再度2015年にメジャーで登板。
ロングリリーフでの好投を経て、先発機会が与えられるものの、5イニングで被安打5、与四球5とやはり大荒れとなり、2度目の先発で2回持たずにノックアウトとなったところで、マイナー降格となる。

ここぞというところでコントロールを乱すという印象が強く、勝ちパターンのリリーフというよりも、ロングリリーフで好投するケースが多い投手。

牽制やクイックは標準レベルくらいにはあるが、守備に関しては壊滅的で、安心して見ていられるとは言い難い。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2008(Rk)110000.00 1 2/3020051.20 0.00 27.00
2009(Rk)220000.00 5    010250.60 3.60 9.00
2009(A-)110002.25 4    130241.25 4.50 9.00
2010(A)25253904.37 117 1/3571229591081.54 4.53 8.28
2011(A+)282841706.63 127 2/39416713811011.94 5.71 7.12
2012(A+)24131504.33 89 1/34383548781.47 4.84 7.86
2012(AA)910100.54 16 2/318016131.44 8.64 7.02
2013(AA)3804212.50 50 1/31447127411.47 4.83 7.33
2014(AA)1801024.44 26 1/31322513161.33 4.44 5.47
2014(AAA)3302313.86 51 1/32249417441.29 2.98 7.71
2015(AAA)2021113.55 33    1332013341.36 3.55 9.27
2016(AAA)4204402.88 68 2/32263428761.33 3.67 9.96
2017(AAA)2969342.68 87 1/32667633771.15 3.40 7.94
マイナー通算27079294594.06 678 2/3306666473396021.48 4.50 7.98
AAA通算1248161163.11 240 1/38321114912311.26 3.41 8.65
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2013500107.20 5    472322.00 5.40 3.60
2015621004.50 14    7161841.71 5.14 2.57
メジャー通算1121105.21 19    112331161.79 5.21 2.84






【西武】ファビオ・カスティーヨ投手の成績

西武が2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、ファビオ・カスティーヨ投手(28)の成績

185cm、106kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は158キロで、持ち球はチェンジアップ、スライダー。
先発、リリーフどちらでもこなせるタイプではあるが、先発時はあまり長いイニングを投げることが出来ておらず、マイナー通算で60試合の先発のうち、100球以上投球したのはわずか3試合に留まる。

ストレートで押す投球が持ち味で、スライダーはコントロール、キレともに決め球として使うには、やや物足りなさがある。
球種の少なさと、決め球としての精度を考えると、先発よりもリリーフ向きの投手と思える。

クイック、牽制については標準レベルくらいにはあるが、守備範囲は狭く、打球処理もあまり上手な方ではない。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2006(Rk)110000.00 3    010241.00 6.00 12.00
2007(A-)14143505.92 62 1/34173427461.60 3.90 6.64
2008(A)3672545.22 91 1/353891147811.49 4.63 7.98
2009(A)4023624.05 80    3687525671.40 2.81 7.54
2010(A+)3601361.92 51 2/31141226651.30 4.53 11.32
2010(AA)300004.91 3 2/3230421.91 9.82 4.91
2011(AA)4203696.36 52 1/33758623371.55 3.96 6.36
2012(AA)2102102.89 37 1/31228112281.07 2.89 6.75
2012(AAA)1402004.82 18 2/31017214131.66 6.75 6.27
2013(AA)1422203.34 32 1/31225117441.30 4.73 12.25
2013(AAA)2354506.47 57    4175626511.77 4.11 8.05
2014(AA)2500104.54 35 2/31840523271.77 5.80 6.81
2014(AAA)1502112.74 23    717012151.26 4.70 5.87
2015(AAA)3004423.55 33    133818201.39 2.18 5.45
2016(AA)773404.38 39    1935616401.31 3.69 9.23
2016(AAA)760304.66 38 2/32046317261.63 3.96 6.05
2017(AA)300101.29 7    1100331.86 3.86 3.86
2017(AAA)22164814.27 84 1/34077931851.28 3.31 9.07
マイナー通算353603555254.47 750 1/3373760623336541.46 3.99 7.84
AAA通算11127162144.63 254 2/3131270211082101.48 3.82 7.42
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20172000013.50 1 1/3230123.00 6.75 13.50
メジャー通算2000013.50 1 1/3230123.00 6.75 13.50




【西武】ニール・ワグナー投手の成績

西武が2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、ニール・ワグナー投手(33)の成績

183cm、97kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は159キロで、持ち球はチェンジアップ、スライダー。
球種は少ないが、どのボールでも決め球として使えるほどの精度はある。

2017年の今季、3Aで初めて先発起用されているが、ブルペンデーのために2イニングで降板しており、実質全てリリーフとして登板している。
2013年には、3Aで1シーズンクローザーとして起用されたこともある。

2014年には右肘を痛め、手術をすることになり、長期離脱する。
それ以前にも、故障によりチームを離れることも度々あり、怪我のリスクはつきまとう。

ベテランらしく、守備、牽制、クイックなどは高いレベルでまとまっており、今季は39試合のリリーフ登板のうち、約半数の19試合で回跨ぎ起用されているように、試合の状況に応じて柔軟な起用も可能となる。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2006(A-)26001171.39 32 1/351619500.77 2.51 13.92
2007(A)34014113.68 44    1841311491.18 2.25 10.02
2007(A+)1600003.00 24    81726180.96 2.25 6.75
2008(A+)4103634.50 62    3167121811.42 3.05 11.76
2008(AA)700203.60 10    41014111.40 3.60 9.90
2009(AA)4601322.95 61    2048332691.31 4.72 10.18
2010(AA)4607354.29 63    3072134601.68 4.86 8.57
2011(AA)2801343.38 37 1/31431013531.18 3.13 12.78
2011(AAA)2202123.10 29    1027210341.28 3.10 10.55
2012(AAA)4604215.46 62 2/33877323561.60 3.30 8.04
2013(AAA)23010160.76 23 2/321309380.93 3.42 14.45
2014(Rk)100000.00 0    111000.00 0.00 0.00
2014(AAA)900144.00 9    4603111.00 3.00 11.00
2016(A+)400001.59 5 2/3110240.53 3.18 6.35
2016(AAA)3801224.81 43    2349424441.70 5.02 9.21
2017(A-)000000.00 0    000000.00 0.00 0.00
2017(AAA)4012132.48 54 1/31541318521.09 2.98 8.61
マイナー通算42712329703.59 561    224517252196301.31 3.51 10.11
AAA通算1781107283.74 221 2/39221312872351.35 3.53 9.54
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2011600007.20 5    461341.80 5.40 7.20
20133602403.79 38    1639513331.37 3.08 7.82
20141000008.10 10    9121461.60 3.60 5.40
メジャー通算5202404.92 53    2957720431.45 3.40 7.30




【阪神】ディエゴ・モレノ投手の成績

阪神が2018年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、ディエゴ・モレノ投手(30)の成績

185cm、81kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は157キロで、持ち球はチェンジアップ、スライダー、カーブ。
キャリアのほとんどをリリーフとして登板しており、メジャーでの計2シーズンの登板も全てリリーフとなっている。

ストレートは力強さがあるものの、やや荒れ球傾向がある。
チェンジアップについては、コントロールの精度はあまり高くなく、空振りも奪えるが、失投も多い。
どちらかと言えば、スライダーの方が決め球として有効となり得るが、相手打者の右左に関係なくチェンジアップを投げ込めるため、チェンジアップに頼るケースが多い。

守備への意識は高く、動きは悪くないが、クイック、牽制等に関してはあまり上手な部類とは言えない。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2009(A-)200001.80 5    141141.00 1.80 7.20
2009(A)1801352.60 45    1329314570.96 2.80 11.40
2010(A+)2804111.17 38 1/351435570.50 1.17 13.38
2010(AA)700027.04 7 2/361013121.70 3.52 14.09
2011(A+)3402453.21 33 2/31226215311.22 4.01 8.29
2011(AA)700004.91 11    61013141.18 2.45 11.45
2013(A+)1802404.88 27 2/31526210251.30 3.25 8.13
2013(AA)601000.96 9 1/31402120.64 1.93 11.57
2014(AA)801060.79 11 1/31502130.62 1.59 10.32
2014(AAA)3012324.86 46 1/32562215421.66 2.91 8.16
2015(AAA)2643012.18 53 2/31339116421.02 2.68 7.04
2016(AA)401002.57 7    21002121.71 2.57 15.43
2016(AAA)2826115.14 49    2855517521.47 3.12 9.55
2017(A+)110000.00 1    010021.00 0.00 18.00
2017(AAA)2001050.94 28 2/331715270.77 1.57 8.48
マイナー通算23782416283.15 374 2/3131312221104021.13 2.64 9.66
AAA通算104712493.50 177 2/3691739531631.27 2.68 8.26
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2015401005.23 10 1/3691381.16 2.61 6.97
2017500104.76 5 2/3361261.41 3.18 9.53
メジャー通算901105.06 16    91525141.25 2.81 7.88






【阪神】ウィリン・ロサリオ内野手の成績

阪神が2018年の新外国人選手として、契約合意間近と報じられた、ウィリン・ロサリオ内野手(28)の成績

180cm、99kg、右投げ右打ち。

メジャーでも、シーズン2桁本塁打を3度記録している長距離砲。
近年来日した外国人選手の中でも、メジャー1000打席以上で長打率が.450を超えているのは、このロサリオが初めてとなる。

ビシエド、ギャレット、ゴームズ、ペーニャなどメジャー実績豊富な打者でも、揃って長打率が.450を下回っている。
3A通算で見ても、バレンティン、エルドレッド、エルネスト・メヒア、ペーニャといった日本球界で30本塁打以上を記録している打者と、打席数は少ないが同程度の長打率.550前後の数字を残しており、歴代でもトップレベルの長打力を秘めていると言える。

ストレートには滅法強く、ツーシーム、カットボールといったストレート系の球種も同様に得意としている。
反面、縦のカーブ、チェンジアップ、フォークといった縦の変化には弱さがある。

若手時代は典型的なローボールヒッターの特徴があったが、メジャー昇格時には高めへの対応力も上がっており、高低でどちらかが明確に弱点になることは少なくなっている。

広角に打ち分ける技術もあり、打ち取るためにはインコース高めのストレートと、低めに落ちるボールの組み合わせが有効となりそう。

早いカウントから打ってくることが多く、粘って四球を選ぶ、というスタイルではない。

走塁に関しては、まず期待しないほうがよさそう。

守備に関しては、捕手としてキャリアをスタートさせているが、年間換算で20個近くのパスボールを記録してしまっているように、決して捕手としての守備力が高いとはいえない。
近年では主に一塁手として出場することが多くなっているが、そこでの守備力は平均的。
一塁手限定での出場ならば、守備が大きな弱点となることはなさそう。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2007(Rk)341152440292211380.209 0.283 0.296 5790.289 0.330
2008(Rk)662638315312494324570.316 0.371 0.532 9030.421 0.217
2009(A+)58203541224332110550.266 0.297 0.404 7010.182 0.271
2010(AA)732707713119521021570.285 0.342 0.552 8940.368 0.211
2011(AA)10240510115321481219910.249 0.284 0.457 7410.209 0.225
2014(AAA)262100000010.333 0.333 0.500 8330.000 0.167
2015(AAA)3814844121723115310.297 0.329 0.534 8630.161 0.209
2016(韓国)127492158312331201333900.321 0.364 0.593 9570.367 0.183
2017(韓国)1194451513013711110550610.339 0.406 0.661 10670.820 0.137
マイナー通算3731410385721065214119903300.273 0.319 0.477 7960.273 0.234
AAA通算4015446131723115320.299 0.329 0.532 8610.156 0.208
韓国通算24693730961370231118831510.330 0.384 0.625 10090.550 0.161
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
20111654113138002200.204 0.228 0.463 6910.100 0.370
201211739610719028714525990.270 0.312 0.530 8420.253 0.250
2013121449131221217941151090.292 0.315 0.486 8010.138 0.243
201410638210225013541023700.267 0.305 0.435 7400.329 0.183
20158723162141629218560.268 0.295 0.416 7110.143 0.242
メジャー通算447151241383371241117733540.273 0.306 0.473 7790.206 0.234






【日本ハム】ブライアン・ロドリゲス投手の成績

日本ハムが2018年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、ブライアン・ロドリゲス投手(26)の成績
(2017年12月8日契約合意発表)

196cm、81kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は148キロで、持ち球はツーシーム、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ。
メジャーでのプレー経験はないが、マイナーではプロ入り以降、ほとんど先発として登板している。

ストライクを取ることに苦労することはなく、ボールを動かしながら低めに集め、バットの芯を外して打ち取る投球が持ち味。
ただし、狙って内野ゴロを打たせる、という高いレベルにはまだ達しておらず、結果的に内野ゴロになっているというケースも見られる。

クイックや牽制など、ランナーのケアに関してはまだまだの部分があり、足を絡めた攻撃に対しては、脆さを露呈する可能性もある。

守備への意識は高いものの、技術的に追いついていないために、凡ミスのようなプレーが出てしまうこともある。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2010(Rk)1084103.14 48 2/31737023411.23 4.25 7.58
2012(Rk)1133306.26 41 2/32954218311.73 3.89 6.70
2012(A-)220108.31 4 1/3470332.31 6.23 6.23
2013(A)19142803.19 84 2/33088532521.42 3.40 5.53
2014(A+)27268904.16 149 1/3691549461041.34 2.77 6.27
2015(AA)242361404.44 133 2/366165837831.51 2.49 5.59
2015(AAA)321209.75 12    13240442.33 3.00 3.00
2016(AA)10103503.51 59    2367518321.44 2.75 4.88
2016(AAA)16164805.11 86 1/3491081026511.55 2.71 5.32
2017(AA)220003.18 11 1/34100251.06 1.59 3.97
2017(AAA)26208804.90 126 2/369157937631.53 2.63 4.48
マイナー通算150126395904.43 757 2/3373871482464691.47 2.92 5.57
AAA通算4538131805.24 225    13128919671181.58 2.68 4.72






【ヤクルト】デーブ・ハフ投手の成績

ヤクルトが2018年の新外国人選手として獲得を目指すと報じられた、デーブ・ハフ投手(31)の成績
(2017年12月20日契約合意発表、当初表記デビッド・ハフから変更)
(2015年のオフもヤクルト獲得報道があったため、当時の記事をそのまま掲載します)

185cm、95kg、左投げ両打ち。

プロ入り以降、先発としてマイナーで順調に勝利を重ね、メジャーデビュー年にいきなり先発として11勝を記録している。
しかし、翌年には2勝11敗と大きく負け越し、以降は先発ローテーションへの定着は叶わなかった。

ストレートの最速は154キロで、持ち球はチェンジアップ、ツーシーム、スライダー、カーブ、カットボール。
このうち、チェンジアップをウイニングショットで使用しているが、三振を奪えるボールの半面、被打率は3割超と高くなっており、制球面に甘さがあるものと思われる。

メジャーで先発として数字が残せなかったのは、イニング数を大きく上回る被安打が示すように、絶対的に通用する球種がなかったことが要因の一つ。
また対左打者の被打率が通算で3割となっていることも、要因と考えられる。

もっとも3Aでは対左打者の被打率も.250以下に抑えているし、リリーフ登板では被安打数も低く抑えられており、先発としてローテーションで計算できるというよりは、リリーフの方に適性がありそうに思える。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2006(A-)440105.87 7 2/3590782.09 8.22 9.39
2007(A+)11114202.72 59 2/31857415461.21 2.26 6.94
2008(AA)11105101.92 65 2/31444514620.88 1.92 8.50
2008(AAA)16166403.01 80 2/32768815811.03 1.67 9.04
2009(AAA)775104.35 39 1/31935516321.30 3.66 7.32
2010(AAA)12128204.36 74 1/33684821521.41 2.54 6.30
2011(AAA)18189303.87 107    461111030661.32 2.52 5.55
2012(AA)110000.00 4    010130.50 2.25 6.75
2012(AAA)24227604.97 134    741552734791.41 2.28 5.31
2013(AAA)22144713.90 92 1/34097822921.29 2.14 8.97
2014(AAA)110000.00 3    030011.00 0.00 3.00
2015(AAA)2345202.20 57 1/3144948430.99 1.26 6.75
マイナー通算150120532913.64 725    293713791835651.24 2.27 7.01
AAA通算12394442513.92 588    256602701464461.27 2.23 6.83
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2009232311805.61 128 1/3801591641651.56 2.88 4.56
2010151521106.21 79 2/3551011434371.69 3.84 4.18
201111102604.09 50 2/32355617361.42 3.02 6.39
2012643103.37 26 2/3103055191.31 1.69 6.41
20131423105.50 37 2/3233379311.12 2.15 7.41
20144604103.36 59    2261523391.42 3.51 5.95
2015310009.00 6    6112142.00 1.50 6.00
メジャー通算11855252805.08 388    219450551302311.49 3.02 5.36






【ヤクルト】マット・カラシティー投手の成績

ヤクルトが2018年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、マット・カラシティー投手(26)の成績
(2017年12月5日契約合意発表)

190cm、92kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は156キロで、持ち球はフォーク、シンカー、チェンジアップ、カットボール。
メジャーには2016年に初昇格しているが、そのシーズンではほとんどがビハインドの状況での登板となっている。

2015年は1A+、2016年は2A、2017年は3Aでクローザーを務めており、徐々にステップアップしてきているという見方は出来るが、逆に言えば3Aでの実績は、今季の1年のみということにもなる。

その3Aでの成績についても、春先ははまずまずの成績を残していたが、シーズン中に移籍した後には調子を崩し、夏場以降は大幅に成績が悪化し、クローザーの立場を追われている。

ストレートは球速、球威ともにまずまずではあるが、コントロールはアバウトで追い込んでから甘いコースに来ることも多い。
決め球としてはフォークが有効となっているが、その他の球種についてはチェンジアップもカウント球として考えるならば有効。
その他の球種は、あまり精度が良いとは言えず、いきなりクローザーとして起用するのは躊躇われる。

2017年のWHIPが1.45ということは、1イニング当たり約1.5人の出塁を許しているということでもあり、安定感があるとは言い難い。

ランナーへのケア、守備に関しては最低限こなせるレベルには達しており、少なくともストレートで空振りが取れるくらいの復調が、活躍の前提となりそう。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2012(Rk)14143404.37 68    3380620341.47 2.65 4.50
2013(A)202021007.94 93    82136943601.92 4.16 5.81
2014(A)4606223.08 76    2671628761.30 3.32 9.00
2015(A+)49037223.02 56 2/31954322571.34 3.49 9.05
2016(AA)38002292.31 39    102857430.90 1.62 9.92
2016(AAA)600020.00 7    020250.57 2.57 6.43
2017(AAA)46013213.26 49 2/31849223681.45 4.17 12.32
マイナー通算219341528764.35 389 1/3188420311453431.45 3.35 7.93
AAA通算52013232.86 56 2/31851225731.34 3.97 11.59
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20161901009.19 15 2/31625111172.30 6.32 9.77
メジャー通算1901009.19 15 2/31625111172.30 6.32 9.77




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