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【カープ情報】2012.08.08 故障の石原、ウエスタンで試合出場

2012年7月26日の、対ヤクルト戦の試合中に右足を痛め(右大腿二頭筋損傷)、翌27日に登録抹消となっていた石原捕手が、ウエスタンリーグで実戦に復帰した。
試合は8月8日の対オリックス戦で、2番キャッチャーでスタメン出場。
2打数0安打の後、守備の場面から磯村に交代した。

2番という打順から、早期1軍復帰に向かっていることが分かる。
ファームの日程は8月9日もマツダスタジアムでオリックス戦が予定されており、9日の試合での状態次第ではあるが、最短では8月10日の1軍復帰が考えられる。

10日からはナゴヤドームで中日との3連戦となり、1軍は京セラドームでの阪神との3連戦となっていることから、ファームに帯同して名古屋入りするよりは、大阪へ移動して1軍に合流すると考える方が自然だとは思うが、もし1軍での試合出場が難しいと判断されれば、週明けの14日の対ヤクルト戦(マツダスタジアム)までずれ込むかもしれない。

石原については守備面での働きも大きいが、実際のところ離脱前までは打撃での貢献度も大きかった。
石原の離脱後のチーム成績は11戦で4勝5敗2分。
幸い打撃面では倉、白濱とも好調だったが、倉については3試合連続ノーヒット中と、そろそろ陰りが見え始めてきた。
(白濱8打数3安打、打率.375、倉21打数8安打、打率.381)

石原離脱後のチーム防御率も2.66と数字上は合格点なのだが、巨人、中日という上位チーム相手には、防御率3.68。
阪神、横浜DeNA相手には防御率1.83という成績。

石原の今季の巨人、中日相手の防御率は3.06だが、左手首の故障から復帰後の防御率は2.38と優秀。
この防御率の違いは、開幕カードの中日戦で前田健とバリントンが打ち込まれた2試合が含まれたという理由がある。

今後上位との対戦であっても、CS進出のためには苦手チームにやられっ放しでは星勘定が苦しくなる。
終盤になればなるほど、石原の力が必要になってくるだろう。

そう考えると、復帰時期を慎重に決めて欲しいという気持ちもあるし、難しいところだ。



【カープ情報】エルドレッド、ウエスタンリーグで初ヒット初打点【動画】

広島カープの新外国人、ブラッド・エルドレッド内野手が、7月8日のウエスタンリーグの対オリックス」戦で来日初ヒットを放ち、これがタイムリーとなり初打点を挙げた。

 打数安打打点四球三振打率
7月6日30001 
7月7日40002 
7月8日51101 
1211040.083

7月7日の試合では差し込まれる場面も多く、右へのファールが多い印象だが、低めのストレートをセンターに打ち返したりということで、自分のポイントで打つというより、今は合わせに行っているようにも見えた。

若干振り回す傾向がありそうで、今の状態では右方向への打球は少ないのではないだろうか。

新外国人選手が、来日1年目は三振率が多くなる傾向なのは以前の記事で検証し、3Aの通算BB/Kよりも日本でのBB/Kが良化するかどうか、つまりは三振が増えてもボール球の見極めができて四球を選べるようになるのが、日本で成功するかどうかのポイントの一つになりそう、という見解を出してみた。

【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【前半】
【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【後半】

エルドレッドの三振率は、この3試合で.333とまずは予想通りの三振の多さだ。
後は試合に出ながらボール球の見極めができるようになるかどうかだが、ウエスタンの試合を見る限り体調・状態そのものは悪くなさそう。
ただ、まだ本塁打になりそうなスイングには見えなかったので、1軍でいきなりエンジン全開でホームラン量産体制になる可能性は低いと見る。






【カープ情報】バーデン復帰、篠田3試合連続好投

右肘痛のため3軍での調整が続いていたバーデンが、ようやく6月15日のオリックス戦で実戦復帰した。
徐々に試合に慣れていく段階のため、まずは代打での1打席のみでサードゴロに終わったが、とりあえずの目処はたった。

カープの1軍野手はニックが左膝の手術を行うため今季絶望となっており、代わりとなる新外国人選手の獲得を進めている。
ただし、仮に順調に獲得に見合う選手が見つかったとして、来日して試合に出られるとなるとオールスター前後くらいまでずれ込む可能性もあり、そうなるとバーデンの重要性が増してくる。
試合に出られる状態までに回復しているので、後は守備に就いて感覚を取り戻し、10~20ほど打席に立てば、昨季の実績と1軍の外国人選手不在の状況から、交流戦明けか遅くとも6月最終週くらいで1軍に合流してくるのではないだろうか。

サードは堂林がいるため、バーデンは1軍に昇格すればファーストでの出場が予想される。
こうなれば新外国人選手は外野手でも可能ということになる。

一方、1軍の先発投手は現在、前田健、野村、大竹、バリントンの4人だが、交流戦明けには2人ほど召集される予定だ。
そこで、交流戦あたりからのファームでの先発投手の成績を列挙してみると、1人は篠田で間違いないと思う。
首脳陣から名前が挙がっていた選手は、篠田、福井、齊藤、中村恭あたりなのだが、福井、中村恭は調子が悪いながらも抑えるという投球は出来ないため、日によってどころかイニングごとに投球内容が変わることもしばしばある。

また、交流戦ではローテーションに入っていた齊藤は、ソフトバンク戦でKOされてファーム降格となったが、ソフトバンクは右の強打者(内川、カブレラ、松田、ペーニャ)が多く、実際交流戦で4試合に登板し2勝2敗だが、ソフトバンク以外の楽天と西武にはそれぞれ1点しか与えず勝利投手となっている。

もちろん楽天戦で1イニング4四球1死球という投球もあったので、全幅の信頼は置きにくいかもしれないが、15日のウエスタンリーグでの対オリックス戦では、7回を投げて自責点1と十分な内容を残している。

後、ファームで好投実績のあるのは高卒ルーキーの戸田、先発ではそれなりの投球を見せる岩見、キャンプとオープン戦で目立っていた中崎といったところ。
その中で1軍再昇格の可能性が高い投手は、篠田と齊藤だと思う。

  先発投手 投球回打者球数安打三振四死自責
5月11日中日中村(恭)521904523
5月12日中日福井7311153562
5月13日中日永川(勝)626259213
5月18日ソフトバンク大竹7231024321
5月19日ソフトバンク中村(恭)521912540
5月20日ソフトバンク福井7281183560
5月22日中日篠田623765102
5月23日中日中﨑417553122
5月25日阪神中村(恭)4 2/322847124
5月26日阪神福井726914611
5月27日阪神武内5 2/320773212
6月1日ソフトバンク中村(恭)723911930
6月2日ソフトバンク福井2 2/318529217
6月3日ソフトバンク篠田727844621
6月5日オリックス戸田5 1/325797412
6月6日オリックス中崎7271056610
6月7日オリックス弦本3 1/318760221
6月9日中日福井6281016634
6月10日中日篠田730987221
6月12日阪神戸田7 2/3311135430
6月13日阪神中村(恭)5 1/326769214
6月14日阪神岩見521836210
6月15日オリックス齊藤726 4311

【カープ情報】ローテーション投手のファームでの成績

2012年5月23日現在、1軍の開幕ローテーション投手6人のうち、大竹、篠田、福井の3投手はウエスタンリーグで調整を行っている。

大竹については、交流戦に突入し登板間隔が開いてしまうため、ウエスタンで1試合先発して1軍再合流という流れと思う。
その大竹は、中6日となる5月18日のソフトバンク戦で先発し、7回を被安打4、奪三振3、与四球2、自責点1という内容だったが、負け投手となっている。
もっとも投球内容に問題はなく、次回登板は1軍で中6日または中7日となる5月25日か26日の対オリックス戦が有力だろう。


福井は、5月12日の対中日戦と5月20日の対ソフトバンク戦の2試合に先発している。
中日戦 7回を投げて被安打3、奪三振5、与四球6、自責点2で勝ち投手
ソフトバンク戦は、7回を投げて被安打3、奪三振5、与四球6、自責点0で勝ち負けなし
非常に似通った成績となっている。ソフトバンク戦は牽制アウトや盗塁アウトなどでランナーを刺したのが無失点に繋がっている。

与四球は共に6個と、正直言って多い数字だ。確かに抑えてはいるが、このまま1軍に戻ったのでは、ファーム降格前と同じ投球になるだろう。

コントロールは諦めて力で押す方向を目指すのか、多少スピードを犠牲にしても制球力を身に付けるのか、それ以外の方向を模索するのか?
今季のファームではいろいろな経験をさせるという方針で、抑え・リリーフの永川、梅津、武内なども先発しているし、一度抑えの経験もすると面白いと思うのだが。


篠田は、5月22日の対中日戦で、ファーム降格後初めて先発したが、6回を投げて被安打5、奪三振1、与四球0、自責点2で勝ち負けなし
1軍での成績は芳しくなかったが、キャンプ、オープン戦での好調のきっかけとなったカーブを、石原、倉の故障でうまく引き出せなかったという部分もある。

個人的には、何度も当ブログでは言っているかもしれないが、セットアッパーとしての素質が高いと思っている。
ただ、現実的には菊地原、河内を支配下登録したとなれば、左腕のリリーフ枠で1軍に近いのは、菊地原、金丸、河内の3人ということになるだろう。

【カープ情報】菊池原、支配下登録へ ファームで好調の打者は?

菊池原がアキレス腱の断裂から復活し、2012年5月18日に支配下登録される見込みとなり、ようやく再スタートが切れる。
ウエスタンリーグでは、140キロ以上のスピードも記録しているし、失点もしていないことから交流戦に向けて中継ぎの充実を図る上で、重要な戦力になりそうだ。

当初の期待値が高かった今村は、本人も悩み始めているようで少し自分を見失っているようだ。
そこへ、リリーフ経験の豊富な菊池原が一軍に合流出来れば、精神的な柱としても期待できる。

また、ここ最近のウエスタンリーグでは、菊池と土生がまずまず好調を保っている。
菊池は5月12日の試合で、1番打者で出場し、3安打猛打賞。
土生は、固め打ちこそ少ないものの、毎試合1本ずつくらいはヒットが出ている。

特徴的なのは、菊池は三振数が20個とチームで一番多い。ウエスタンリーグ全体でも5位で、上位は長打力を期待されている打者が多い印象で、その4人に次ぐ三振の多さは少し気になる数字だ。
5月12日は3安打したが、翌13日の試合は5打数無安打と爆発力と脆さが同居している感じで、盗塁数も3個(失敗2個)とトップバッターとしては若干物足りない。
それでも、故障で出遅れていた割には、あっという間に規定打席に到達しており首脳陣の期待の大きさは感じられる。
四球が6個で、出塁率が3割近い数字は、何とか合格点の範囲か。

一方、土生は規定打席には20打席ほど不足しているにもかかわらず、打点が13とチームトップの数字。ウエスタンリーグ全体でも4位の数字だ。
打率も.279といつの間にか上げてきており、本人のコメントからも一軍でも通用する打撃を掴みかけているような状況にある。
惜しいのは、カープの外野陣は、左打ちの俊足好打タイプの打者が数だけは揃っていること。
ここに割って入るには、守備と走塁は現状以上の努力があれば一軍レベルまではそのうち追い付いてくると思うが、その他で打点を稼げる打者となることがポイントとなるだろう。
今のカープの打線は、ランナーを返す役割を果たせない打者が多い。
土生は将来のトップバッター候補と期待しているのだが、走塁面と四球の少なさ、打点を上げる能力からみて、5番より後ろの打順の方が向いているのかもしれない。

後は、岩本が可もなく不可もなくという成績なのが物足りなく感じます。


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