2019年8月9日に行われた、広島対阪神の公式戦19回戦の試合結果
広島 000 500 015|11
阪神 040 000 010| 5
勝 大瀬良 9勝6敗
負 高橋遥 2勝4敗
S -
【本塁打】メヒア4号
1週間前と同じ顔合わせとなったこのカードで、髙橋遥に対してノーヒットに終わっていた小園がスタメンを外れ、代わって三好がショートで起用された。
それ以外は全く同じメンバーで臨むことになり、継続力で初回からどう捉えていけるか、ということになる。
ただ、初回の攻撃では三者凡退に倒れると、3イニングをパーフェクトに抑えられ、試合の主導権を握られる。
大瀬良の投球は、初回は悪くない立ち上がりだったが、糸井の内野安打といい、不運な打球が多いという前兆はあった。
2回は、どんな投球をしてもヒットになってしまい、どう勢いをとめていいのか分からないような状況に陥ってしまう。
4失点し、さらに4番を迎えるという場面で、二盗を狙った一塁ランナーの糸井を刺した。
もし、ここでもう一本出ているようだと、試合の流れは完全に阪神だっただろう。
失点の仕方が良くはなく、1点ずつでも返していければという矢先、鈴木の併殺コースの打球が併殺にならず、残ったランナーを、メヒアが逆方向へのライナーで、京セラドームでスタンドへ放り込んだ。
流れの悪さを、一振りで払拭するような逆転スリーランとなり、大瀬良はここから立ち直った。
3回以降はヒットを許さず、6回までリードを保って、リリーフ陣に託す。
今村は、かつてのような、失点してもリードは保ってクローザーに任せるという投球。
1失点はあったものの、リードを保って9回の攻防へ移ると、阪神側の失策絡みで突き放した。
リードが6点と広がったことで、フランスアではなく中村恭がマウンドに上がり、1四球はあったものの無失点で締めた。
中村恭はまだ勝ちパターン復帰となった訳ではないが、徐々に存在感を取り戻しつつある。
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