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【カープ情報】2015.07.20 広島対中日 公式戦14回戦 8イニング連続無得点での敗戦

2015年7月20日に行われた、広島対中日の公式戦14回戦の試合結果

中日 020 000 010|3
広島 200 000 000|2

勝 又吉 5勝3敗
負 ヒース 0勝4敗4S
S 福谷 3勝3敗19S

【本塁打】丸12号、平田7号、8号

ジョンソンの立ち上がりは、若干大島に粘られた以外は、コントロール、球威ともまずまずで調子自体は良さそうな印象を受けた。
課題の立ち上がりで、盗塁死もあり3人で攻撃終了となったのは、良いリズムでの投球が期待できる。

一方のカープの初回の攻撃は、田中のライト線ぎりぎりへのツーベースでいきなりチャンスをつかむと、菊池の右打ちが進塁打となり、いい形でランナーを三塁に進めることが出来た。
今日の若松の立ち上がりは、ややボール先行の投球となっており、このチャンスで丸はストライクを取りにきたインコースのストレートを狙い打ったかのようなスイングでライトスタンドに叩き込んだ。

ナゴヤドームでの中日戦では、3試合でわずか3得点のみ。
しかも27イニング連続無得点という結果が示すとおり、どうやっても点が入らない雰囲気があっただけに、初回に2点を奪ったことで、その時の記憶は消し去ることができたはず。

さてジョンソンの立ち上がりの状態から考えると、この先制点は大きな援護となると思われたが、2回にすぐさま平田のツーランで追いつかれてしまう。
低めに制球されており、決して悪いボールではなかったと思うが、狙い通りのボールが来て、逃さず捉えたバッティングを見せた平田が見事というべきか。

赤坂にも詰まりながらレフト前に落とされるも、桂を5-4-3の併殺打に打ち取り、最低限の傷口で留めることが出来ている。

2回裏の攻撃で、先頭のエルドレッドのツーベースで、打席に梵が向かう場面。
初球のアウトコースの変化球を思いきり引っかけて、三塁線へファールの打球が飛んでいた。
初回は菊池が右方向へ転がすバッティングを見せているだけに、この打ち方はまずいという意識が出てきたのか、初球のファール以降は全て右打ちを意識したバッティングに変わっていった。

この右打ちの意識が功を奏し、ライト線へポトリと落ちるヒットで、ノーアウト1、3塁のチャンスを迎える。
ここは石原、ジョンソンと続く下位打線ということで残念ながら得点には至らなかったが、この試合での若松攻略の意識は高いように感じられ、今後もチャンスは掴めそう。

さて中盤に差し掛かり、先にピンチを迎えたのはジョンソン。
2アウトから大島にツーベースを打たれると、荒木には粘られた挙句に四球を選ばれ、遠藤にも細心の注意を払っての投球で、なかなか簡単にストライク先行とはいかない。
カウントを悪くして、ストレート一本に狙いを絞ってフルスイングをされて、痛烈な当たりが一二塁間を襲う。
しかし、新井のファインプレーで何とかしのぎ切った。

そしてピンチの後の5回の攻撃は、田中の高く弾んだ内野安打を、菊池が送って、初回の本塁打を放っている丸が打席に向かう。
しかし、カウントを悪くしても、流石に簡単にストレートでカウントを取りにくることはなく、甘いボールはほとんどなく、投ゴロに打ち取られてしまう。

この辺りから、お互いにチャンスを作る場面が多くなり、6回のジョンソンは簡単に2アウトを取った後に、連打と2四球で満塁のピンチとなるが、明らかに狙ったコースの逆球が増えてきつつあった。
最後は代打のエルナンデスを空振り三振に打ち取ったが、6回で116球となり、この回までという状態になってきた。

6回裏には、今日右打ちが嵌っている梵が、やはり右中間へツーベースを放ちチャンスメイク。
石原、ジョンソンと続く打順というところで、小窪、松山の代打攻勢を仕掛ける。
この策自体は非常に評価できるし、小窪が四球で繋ぎ、松山もライト前ヒットで結果は出した。
しかし、平田の好返球で梵が本塁憤死となり、良い流れの攻撃でも本塁が遠いという我慢の展開が続く。

8回には、回跨ぎのヒースが安定感を欠くピッチングを続けてしまう。
7回の2アウトからマウンドに上がっているが、ルナにはアウトコース高めのストレートを弾き返され、良い当たりのセカンドライナーを打たれていた。
この8回には、先頭の和田には高めに抜けたフォークがセンターフライ、平田にも高めに抜けたフォークをレフトスタンドに勝ち越し本塁打を叩き込まれ、赤坂にも高めのナックルカーブをレフト前に運ばれてしまっている。

1点でもリード出来ていれば、8回から大瀬良がマウンドに上がる場面には違いないが、同点だっただけに、勝負球が高めに抜けてしまうほど調子の悪いヒースを続投させてしまったのも仕方がないのかもしれない。

ともあれ、1点のビハインドで8回と9回の攻撃を残すのみとなり、何度もチャンスを作りながら、初回の2点だけのカープ打線にかかるプレッシャーは大きい。
結局、反撃も叶わず1点差での敗戦。

明日以降の試合で、又吉、田島、福谷と繋がれる継投策を何とか崩していきたいが、どの投手にもタイミングの合っていない、ミスショットも多いエルドレッドの状態が最も心配ではある。



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