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【カープ情報】2015.07.05 広島対ヤクルト 公式戦12回戦 中崎節目の10セーブを達成

2015年7月5日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦12回戦の試合結果

ヤクルト 000 001 100|2
広  島 005 000 00×|5

勝 野村 4勝5敗
負 新垣 2勝7敗
S 中崎 0勝4敗10S

【本塁打】エルドレッド7号、山田18号

今日の先発野村は、ローテの順番をずらしてまで、今季3勝のうち全ての勝利を記録している巨人戦の先発を飛ばして、ヤクルト戦の3戦目に先発してきた。
結果は出ていないことはもちろん、ストライクゾーンで勝負できないことで、印象自体も良くはない。

今日こそは、ストライクで勝負できるキレを取り戻せているか、という点に注目して見ると、先頭の山田にはあまりいい攻め方は出来ていない。
低めに外れるスライダーも、いつものイメージ通りだったが、3-2から投じたストレートには振り遅れた。
結局四球を与えてしまったが、このストレートの走りがあれば、他の変化球も活かせるはず。

1アウトからは、川端に低めのスライダーをうまくセンター前に落とされたが、畠山には低めを突いて併殺に打ち取り、ピンチを脱した。

対する新垣は、ヤクルト移籍後は初対戦となるが、かつての150キロ超のストレートの印象はなくなっていた。
三者凡退となってはいるが、丸、菊池はしっかり捕らえた打球がアウトになり、ランナーが一人でも出れば、じっくり攻略していくことも可能に思える。

2回に入ると、野村は自身のボールのキレを感じ取っているようで、自信を持ってストライク先行で投球出来ている。
簡単に三者凡退で打ち取って、リズムの良さを感じる。
3回には再び山田を迎え、今度はレフト前ヒットを打たれるが、インコースのシュートでバットはへし折った。
ますます自信を持って投球していけるだろう。

この野村のリズムの良い投球もあり、3回表を終わった時点で、試合開始から40分しか経過していない。
こうなれば打線も、攻撃に専念できるというもの。

3回裏は簡単に2アウトを取られた後、1番に戻って丸が四球を選ぶと、菊池がピッチャー返しの打球を放つと、ちょうどセカンドベース上を通過し、ショートとセカンドのどちかがベースカバーに入るか、打球を処理するかを一瞬迷ってお見合いしている間にセンター前に打球が抜けて行った。
そしてシアーホルツの三塁後方の小飛球は、サード川端が追い切れず、ポトリと落ちるタイムリーで1点先制。

続く新井が10球近く粘って、最後はアウトコースのストレートをライト前に弾き返し、さらに2点追加。
ここでは、2アウトで自動的にスタートが切れる場面ではあったが、ライトの雄平がかなり浅めに守っており、セカンドランナーのシアーホルツが本塁を陥れるには微妙な打球だったように思う。
結果的に、雄平のファンブルがあって楽々本塁にかえってくることが出来たが、端から三塁で止まってもおかしくない打球の勢いだっただけに、しっかりと本塁に帰ってきたシアーホルツの走塁は、よく集中出来ていた。

続くエルドレッドは初球を左中間スタンドへ放り込んで、この回一挙に5点を奪い、完全に試合の流れをつかんだ。

野村も初回以降は、得点圏にランナーを背負うこともなく、スイスイと投げていっており、ヤクルト打線も攻撃の糸口をつかめないといったところ。

6回に入ると、先頭の代打武内にはライトオーバーの打球を打たれるが、シアーホルツの好捕で事なきを得る。
そして山田の3打席目、それまではストレート、シュートで十分勝負出来ていたところで、スライダーを左中間スタンドへ本塁打を打たれてしまう。
これは勿体ないピッチングに映った。

そして直後のイニングの打席では、スリーバントで送りバント失敗というミス。

7回には、先頭の畠山に対し、カウントを悪くした後にレフト前ヒット。
6回からの投球内容とミスが出てきた状況から考えれば、この時点で交代でも良かったように思う。
それでも続投の野村だったが、このイニングは、アウトになった打球も芯でとらえられており、2アウトから大引にタイムリーを浴び、3点差に迫られた。

こうなると残りの2イニングを、勝ちパターンのリレーを投入していくことになる。
8回大瀬良、9回中崎という起用が本線で、状況に応じてヒース登板の可能性もある。

じわじわと追い上げてくるヤクルト打線は、正直なところ不気味に感じる。
こういう展開だからこそ、8回に登板して、ヤクルトの追い上げムードを消沈させる圧倒的な投球を見せて欲しいところ。
その役割を担うのが、大瀬良。

大瀬良のコールがあった際、球場からは大歓声が上がり、8回を迎えるムードとしては悪くない。
その大瀬良は、わずか9球で三者凡退に抑え、これで第1関門突破。
あとは中崎に最終関門を突破してもらうだけになった。

そして9回表にマウンドに上がる中崎は、球場からの中崎コールがあった。
登板時にザワザワとなった一時期の雰囲気からは、かなり信頼を得てきているのは間違いない。
その期待に応え、しっかりと三者凡退で抑えて10セーブ目を達成し、これで4連勝となった。





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