2014年のペナントレースが終了したことを受け、2014年の新外国人選手(移籍・再入団・残留選手は除く)について期待度を掲載していましたので、2014年の成績を踏まえて考察をしてみたいと思います。
参考記事:
2011年新外国人選手の結果と期待度についての考察
2012年新外国人選手の結果と期待度についての考察
2013年新外国人選手の結果と期待度についての考察
2014年 全12球団 新外国人獲得リストと数値で見る期待度
★★★★★・・・<2選手>
呉昇桓、マイケル・ボウデン
非常に分かりやすく、呉昇桓(セーブ王)は期待通り、ボウデンは期待通りにはいかず、という結果が出ています。
★★★★☆・・・<5選手>
ギジェルモ・モスコーソ、ユリエスキ・グリエル、トラビス・ブラックリー、グレッグ・レイノルズ、バーバロ・カニザレスの5選手です。
モスコーソは勝ち星には恵まれませんでしたが、安定感は高かったと思います。
グリエルはシーズン途中の来日で、怪我による途中離脱もありながら、インパクト大の成績を残しています。
ブラックリーは来日以降、一向に調子が上がらず、レイノルズは開幕からの5連敗でリズムに乗れずじまいで、シーズン終盤に自由契約となってしまっています。
評価の難しいのはカニザレスで、ファームで3割を打って、数少ない一軍での試合でも3割を打っても、外国人枠の制限で試合出場がままならず。
ただ、星4つという評価を付けたのは、李大浩の獲得が決まる前ということもあり、ここまで出番がないというのは予想外でした。
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★★★☆☆・・・<21選手>
クリス・セドン、フレデリク・セペダ、エクトル・メンドーサ、マウロ・ゴメス、ザック・フィリップス、デュアンテ・ヒース、アレクシス・ゴメス、アンダーソン・エルナンデス、クリス・カーペンター、クリス・ナーブソン、ケビン・ユーキリス、ライナー・クルーズ、ニック・エバンス、コーディ・ランサム、エルネスト・メヒア、ルイス・クルーズ、アルフレド・デスパイネ、ユニエスキー・ベタンコート、ジョーイ・バトラー、ルイス・メンドーサ、ホアン・ミランダ、の21選手。
この星3つの中からは、例年タイトル級の選手が出てくるが、今回の場合はゴメス(打点王)、メヒア(本塁打王)がタイトルを獲得している。
次点でチームの主力級として活躍した選手は、ヒース、デスパイネ、クルーズ(日)、メンドーサ(日)の4人。
ここまでの6人が合格点の働きが出来たのではないかと思う。
例外としては、メンドーサ(巨)は育成重視で獲得されたという経緯もあり、出番がありませんでした。
その他は、チーム事情で重用されたが成績があまり芳しくなかった、出番自体がなかった、成績が伴わなかった、故障で試合出場すら難しかったという選手となると思う。
★★☆☆☆・・・<8選手>
レスリー・アンダーソン、ライネル・ロサリオ、ルーク・ファンミル、ザック・ラッツ、チャッド・ハフマン、ダン・ランズラー、マイケル・クロッタ、アンソニー・カーター
この星2つとした選手には、大変申し訳なく思うほど、ほとんどの選手が大活躍を見せてくれた。
貢献度があまり高くないと思われるのは、ファンミル、ランズラーの2人のみで、あとは短期間で故障離脱のラッツ、助っ人という側面で見れば迫力不足ではあったハフマンは、可もなく不可もなくという感じだろうか。
アンダーソン、ロサリオは実力で4番を任された時期もあり、クロッタ、カーターは勝ちパターンのリリーフ投手として起用されていた。
★☆☆☆☆・・・<0選手>
あくまで星付けは当ブログの主観で、活躍したと思われる選手の選別も主観で行っています。
あの選手は、数字には表れない部分でもっとチームに貢献していた、ということもあろうかと思いますが、ご容赦ください。
活躍度合いは、
★★★★★は1/2。
★★★★☆は2/5
★★★☆☆は6/21
★★☆☆☆は4/8
★☆☆☆☆は該当なし。
偶然にも、星5つ50%、星4つ40%、星3つ28.6%という並びとなりました。
個人的には星2つを付けた選手の活躍に対し、非常に反省するところがあると思っています。
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