2013年のペナントレースが終了したことを受け、2013年の新外国人選手(移籍・再入団・残留選手は除く)について期待度を掲載していましたので、2013年の成績を踏まえて考察をしてみたいと思います。
2011年、2012年の新外国人選手についても同様の考察を以前に行っています。
(参考記事:
2011年新外国人選手の結果と期待度についての考察 2012年新外国人選手の結果と期待度についての考察)
2013年 全12球団 新外国人獲得リストと数値で見る期待度
★★★★★・・・<0選手>
★★★★☆・・・<6選手>マニー・アコスタ、マット・クラーク、キラ・カアイフエ、ナイジャー・モーガン、ブライアン・ラヘアー、アンドリュー・ジョーンズの6選手です。
セ・リーグ4位タイの25本塁打を放ったクラーク、来日から3試合連続本塁打とインパクト大のキラ、シーズン中盤からチームの主軸となったモーガン、中盤以降失速したものの春先は本塁打を量産したラヘアー、年間を通して4番を守り打撃でチームを引っ張ったジョーンズ。
ラヘアーの成績は1年目として見ても評価の分かれるところだと思いますが、アコスタ以外の選手に関してはチームへの貢献度は高いと思う。
★★★☆☆・・・<14選手>ホセ・ロペス、ダニエル・カブレラ、エクトル・ルナ、クリス・ラルー、ミゲル・ソコロビッチ、フレッド・ルイス、ブレイン・ボイヤー、ミチェル・アブレイユ、ジャスティン・トーマス、ライアン・スピルボーグス、ポール・オセゲラ、ケーシー・マギー、ケニー・レイ、ブランドン・ディクソンの14選手。
文句なしの成績を残したのが、アブレイユとマギー。離脱期間があったので若干のマイナスはあるもののロペスも十分な成績。
故障による離脱前までは、ルナも首位打者を取ろうかという勢いだった。
カブレラとディクソンは故障に苦しんで年間を通して力を発揮できなかったが、登板時にはまずまずの投球は出来ていたように思う。
来季も先発ローテ入りに近い位置にいる投手ではないだろうか。
オセゲラは1軍での登板が少なかったが、終盤に先発で3連勝するなど来季に向けての足がかりは作っている。
ラルー、ソコロビッチは故障のためほとんど登板できず、ルイス、スピリー、トーマス、レイ、ボイヤーは実力を発揮できないままシーズンを終えた。
14選手中、7選手が今季の実績が文句なし、あるいは来季さらにステップアップできそうな選手ということになりそう。
★★☆☆☆・・・<8選手>ブラッド・バーゲセン、ワーナー・マドリガル、ブルックス・コンラッド、ティム・コーコラン、ビセンテ・パディーヤ、スティーブ・ハモンド、ビニー・ロティーノ、ブラッド・ミルズ
★☆☆☆☆・・・<0選手>
なんとか成績らしい成績を残しているのは、マドリガルのみという状態となっている。
2012年度は★★からまずまず期待以上の成績を残してくれた選手が出ましたが、2013年度はほぼ全滅となってしまっています。
これは昨年の反省から、外国人枠の関係で出番が少なそうという理由で期待度2に分類したであろう選手を、期待度3として記載したことにあります。
あくまで星付けは当ブログの主観で、活躍したと思われる選手の選別も主観で行っています。
あの選手は、数字には表れない部分でもっとチームに貢献していた、ということもあろうかと思いますが、ご容赦ください。
活躍度合いは、
★★★★★は該当なし。
★★★★☆は4/6(ラヘアーを除く)
★★★☆☆は7/14
★★☆☆☆は1/8(マドリガルのみ)
★☆☆☆☆は該当なし。
個人的には無難な結果が出たのではないかと思います。
反省点としては、期待度3に位置付けるというのは若干安全策を取っているところがあるので、この期待度3の精度を上げて行ければなと思います。
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