漫画感想「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」18巻
「艦隊これくしょん -艦これ- アンソロジーコミック 横須賀鎮守府編」18巻を読了。出たのは昨年の秋口になりますね。
坂巻あきむの「お届けしゅしゅしゅっ〜♪」は神威と占守が主役。新艦娘2人が主役だと組み合わせとして予想のつかない面白さがありますね。海防艦サイズなら神威の籠に入ってしまう、という着想も楽しい。
築山竜二の「夏の昼下がり。」は翔鶴と嵐の組み合わせ。嵐が常に翔鶴の想像を超える所を見せていくのがコミカルですが、最後に逆襲……と見せかけて瑞鶴が持っていくオチがバランス良くて秀逸。嵐かわいい。
つっこの「戦艦榛名の秘密を追え！」は、こっそり何かをしているらしい榛名に金剛達が探りを入れて……というある種定番の滑り出しですが、明かされる秘密はちょっと予想外、それでいて彼女らしくほっこりするもので納得。榛名は大丈夫です。
かまぼこREDの「たまたまくまったじたい」は、球磨と多摩がいつもの調子でコタツでゴロゴロ……と思いきや、残暑の季節で熱い！という奇妙な状況設定が楽しい。途中のドタバタも笑えますが、オチで出てくるコタツ艦娘に納得の笑い。よく平気だったなw
智の「かわいいからの脱却」は、タイトル通りかわいいからの脱却を図りたい巻雲の頑張りがとにかく明後日の方向で笑わずにおられません。実装された夕雲型の艦娘が増えた故のネタでもありますね。
この他、定番のイチャイチャであるみにまるの「夏と羽黒の仕掛け花火」、北上様の単装砲ネタを拾うむねきちの「朝潮と単装砲」、占守も加えて更に賑やかな桐ヶ谷ユウジの「睦月と夜の殲滅作戦にゃしい！」、ネタの吹っ飛び具合では他の追随を許さないノブヨシ侍の「第七駆逐ランドへようこそ！」など、季節を感じさせつつ元気溢れる1冊です。鈴穂ほたるによるガングートと第六駆逐隊の集合イラストも素敵。
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