今日の読書 よっつ屋根の下/大崎梢
勤め先の不祥事の関係で東京から千葉の端っこである犬吠埼の病院に転勤させられることになった父。
その転勤先に一緒について行くことになった小学生の息子、東京に残ることにした母と娘。
転勤をきっかけに親子四人は二手に分かれて暮らすことになってしまった。
その4人が転勤をきっかけにそれぞれ家族について思いを巡らすことになるという、家族四人、それぞれが主役の短編を繋いでいき最後にそれぞれ転勤をきっかけで、どう影響されたのかとまとめる連作短編型長編になります。
最初の『海に吠える』という作品は、犬に関する小説をまとめたアンソロジーに大崎梢が犬崎梢名義で発表された作品で、すでに読んだことがあり、それを確認しないまま読み始めて、これ読んだことあるなぁと、作品全体を未読作品のつもりで再読し始めたのかと混乱しましたが、あくまで最初の分だけでした。
そして、『海に吠える』という作品が家族としてわけあり感があって、まだ描かれていないところでいろいろ描こうと思えばできる余地はあるかもしれないなぁという印象が外れていなかったんだなと、この作品集を読んで確認できて良かったと思えますね。
家族というのは、外から見ているだけでは分からない問題を抱えていたりするものですが、裕福で何不自由ないようにしか見えない家庭にも問題があり、それでいてその問題が必要以上に大げさでどろどろした方向にはいかない感じにまとめていて、全体的に読んでいて優しい気持ちになれるものを欲する人は手にするといいんじゃないかなと思えますね。
その転勤先に一緒について行くことになった小学生の息子、東京に残ることにした母と娘。
転勤をきっかけに親子四人は二手に分かれて暮らすことになってしまった。
その4人が転勤をきっかけにそれぞれ家族について思いを巡らすことになるという、家族四人、それぞれが主役の短編を繋いでいき最後にそれぞれ転勤をきっかけで、どう影響されたのかとまとめる連作短編型長編になります。
最初の『海に吠える』という作品は、犬に関する小説をまとめたアンソロジーに大崎梢が犬崎梢名義で発表された作品で、すでに読んだことがあり、それを確認しないまま読み始めて、これ読んだことあるなぁと、作品全体を未読作品のつもりで再読し始めたのかと混乱しましたが、あくまで最初の分だけでした。
そして、『海に吠える』という作品が家族としてわけあり感があって、まだ描かれていないところでいろいろ描こうと思えばできる余地はあるかもしれないなぁという印象が外れていなかったんだなと、この作品集を読んで確認できて良かったと思えますね。
家族というのは、外から見ているだけでは分からない問題を抱えていたりするものですが、裕福で何不自由ないようにしか見えない家庭にも問題があり、それでいてその問題が必要以上に大げさでどろどろした方向にはいかない感じにまとめていて、全体的に読んでいて優しい気持ちになれるものを欲する人は手にするといいんじゃないかなと思えますね。