今日の読書 楽園のカンヴァス/原田マハ
20世紀初頭に作品を残したフランスの画家、アンリ・ルソーの作品の真贋を見極める勝負に巻き込まれた2人のルソー研究家が、その勝負の裏側に隠された狙いにも巻き込まれてという、歴史の謎を解き明かすという類のミステリー作品に近い、絵画ミステリーという物になるんでしょうか、いわゆるミステリー作品としては毛色が変わっている物になりますね。
私は絵画についての知識は全くなく、アンリ・ルソーという名前もこの作品を読むまで知りませんでしたし、ルソーという名前を見ると、同じフランス人でも社会哲学者のジャン・ジャック・ルソーの方しか頭をよぎらなかったりするのですが、その程度の知識であっても、むしろ、ルソーと言えばジャン・ジャック・ルソーの方が頭をよぎるのが当たり前、という前提のもと、アンリ・ルソーの知名度が不当に低いという所から、アンリ・ルソー普及委員会とでもいうように、丁寧に描かれています。
絵画の真贋を見極めるというのと同時に、20世紀初頭の前衛芸術全体を説明してくれているという意味でも知的好奇心を刺激される作品ですね。
これは、いろいろな賞を受賞する作品になるわけだと思えるものですね、私はどうしても作家読みになる傾向があるので、この作者だからこういう形の作品になるという前提条件にどうしても捕らわれてしまうのですが、過去に読んだ事の無い作家に手を出して、しかもその作品が当たりの作品の時に、一番嬉しい事は、作家特有のパターンを一切想定しないでいられる事なのかもしれないと再認識する事ですかね。
私は絵画についての知識は全くなく、アンリ・ルソーという名前もこの作品を読むまで知りませんでしたし、ルソーという名前を見ると、同じフランス人でも社会哲学者のジャン・ジャック・ルソーの方しか頭をよぎらなかったりするのですが、その程度の知識であっても、むしろ、ルソーと言えばジャン・ジャック・ルソーの方が頭をよぎるのが当たり前、という前提のもと、アンリ・ルソーの知名度が不当に低いという所から、アンリ・ルソー普及委員会とでもいうように、丁寧に描かれています。
絵画の真贋を見極めるというのと同時に、20世紀初頭の前衛芸術全体を説明してくれているという意味でも知的好奇心を刺激される作品ですね。
これは、いろいろな賞を受賞する作品になるわけだと思えるものですね、私はどうしても作家読みになる傾向があるので、この作者だからこういう形の作品になるという前提条件にどうしても捕らわれてしまうのですが、過去に読んだ事の無い作家に手を出して、しかもその作品が当たりの作品の時に、一番嬉しい事は、作家特有のパターンを一切想定しないでいられる事なのかもしれないと再認識する事ですかね。
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