新着記事LATEST STORIES
2024年12月14日(土)
2024年12月13日(金)
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米国で「医療保険への不満」噴出 ユナイテッドヘルスケアCEO射殺受け
ユナイテッドヘルスケアのブライアン・トンプソン最高経営責任者(CEO)がニューヨーク市マンハッタンで射殺された先週の事件をきっかけに、医療を受けられない、もしくは医療費が高くて払えない米国民の間で怒りが噴出している。
新しい働き方のカタチ
ドトールやフジテック、制服でエンゲージメント向上 「街中でも歩ける」
ユニホーム(制服)を見直す会社が増えている。これまでは主に機能性やデザインを重視していたが、制服のあり方にも変化が生じている。ドトールコーヒーやフジテックなど、社員の働きやすさやエンゲージメント向上に配慮した制服づくりが広まり始めた。
その英語学習法は間違い
リーディングの点数伸ばしTOEIC800点台を取る 効果的な3つの学習法
TOEICのリーディングパートで集中力が続かず、目標の800点台に届かないという質問者。読んだ内容を忘れやすい、集中力が続かないという悩みの解決法を紹介します。
日経ESG 徹底予測2025
[ESG徹底予測2025]トランプ2.0 エネルギー価格上昇という意外な観測も
トランプ政権は化石燃料の供給増を目指すが、エネルギー価格への影響は不透明だ。高率の関税を軸に自国産業を保護する一方、インフレ抑制法の見直しが懸念される。
ナショナル ジオグラフィック
エベレストで100年前の登山靴発見 初登頂記録早まる可能性も
1924年にジョージ・マロリーとともに消息を絶ったアンドリュー・アービンの靴をナショナル ジオグラフィックのチームが発見した。
ビジネスTopics
10万人を診た精神科医が教える 心が満たされない人の共通点
「何をしてもおもしろくない」「不足はないのに次から次へと物が欲しくなる」……それは心が飢えているから。だからこそ老子は流れのままに生き、ぜいたくをせず「足るを知る」ことの大切さを説いた。
ビジネスTopics
努力には遅効性のものも すぐ効かなくても諦めない
「無駄だと思った努力でも、伏線回収されることは多い」と行動経済学者・山根承子さん。「この努力、無駄かもしれない」とやめたくなったときに考えるべきことを、「ベストセラー100冊」シリーズの著者・藤吉豊さんと語ります。
テーマ別まとめ記事
次世代車の必須キーワード「SDV」を学ぶ記事7選 躍進中国追う日本
ソフトウエアでクルマの機能を制御する「SDV」。自動運転をはじめとする次世代自動車に欠かせない技術だ。この分野では政府の支援や巨大市場を背景に中国メーカーが先行しており、日本企業は大きく後れを取っている。今回はSDVの開発競争の現状について取り上げた、最近の記事に注目していく。
News Flash
サントリーHD社長交代 新浪氏、米ビームの心を開いた「Yatte Minahare」
サントリーホールディングスが12日、社長交代人事を発表した。初の創業家以外のトップとして同社を率いてきた新浪剛史社長は会長となる。10年間の在任期間中は、かたくなだった米ビームとの相乗効果をいかに引き出すかの戦いだった。
NVIDIA 世界最速経営の全貌
[新連載 NVIDIA]ジェンスン・ファン流型破り経営 社員3万人でも現場に指示
ジェンスン・ファン氏の型破りな経営手法が、エヌビディアの強さの源泉だ。最高幹部を60人置いて組織構造をフラットにし、1対1の会議は決してしない。従業員3万人超の巨大企業では極めて異例だ。AI需要拡大の兆候をいち早く察知したファン流経営の全貌を明らかにする。
松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」
アメリカで言う「真に独立した個人」ってどういう人?
「ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ」という国の根底にあるエートスとは何か。私思うに、それは「人間存在とは、身一つで大自然に立ち向かうものだ」という観念であろう。
金融マルチアングル
名証、手放しで喜べない新規上場2倍 脱「延命装置」への務め
2024年、名古屋証券取引所の新規上場数は19社と23年の2倍に増える見通し(12月11日時点)。東証スタンダードなど既に他市場に上場する企業の重複上場が増えているためだ。その理由を探ると、企業価値をなかなか上げられないでいる企業の苦肉の策という実態が見えてきた。
「暮らし」が語るアメリカ社会
ハリス氏、米大統領選“都市郊外型フェス”の誤算 イメージ戦略効かず
米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプの歴史的な再選が決まった。筆者は選挙直前に選挙の明暗を分けた接戦州の中心都市に入った。アメリカの人々は今回の選挙で何を感じ、どう動いたのか。両陣営最後の集会の地、フィラデルフィアで実施したフィールドワークの結果をお届けする。
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]アマゾン・ショックで出社回帰 週3出社で離職率3割減も
米アマゾン・ドット・コムが「週5日出社」を求める方針を示したことで衝撃が走った。国内でも出社回帰を進める企業が見られるが、リモートワーク廃止による人材の流出も懸念される。今後は出社回帰の動きは広がるのか。
欧州ラグジュアリービジネスの経営学
ブランド学者と歩く銀座 ブルガリなどが集結する通りで見た戦略
スイス生まれの気鋭の学者がラグジュアリー産業を徹底解明。今回は特別編として、大阪大学大学院のドンゼ教授が東京・銀座に飛び出し、実際に街を歩きながらラグジュアリーブランドづくりの最前線を検証。ドンゼ教授は「フィールドワークから見えてくることがある」と強調する。
社長のための新刊本
書評『臆病な経営者こそ「最強」である。』~社員の提案は妥協の産物
中堅・中小企業経営者が今読むべき新刊書籍4冊を紹介する。今月は、ブリヂストン元CEOの荒川詔四氏が語る経営論『臆病な経営者こそ「最強」である。』のほか3冊を取り上げる。
グローバルインテリジェンス
生成AI「FOMO(乗り遅れ不安)」にご用心 成功は企業文化が決め手
生成AIのバブルが叫ばれる中、専門家らはFOMO(見逃すことへの恐怖)から手あたり次第にAI事業に着手する企業に警鐘を鳴らしている。
経営教室
ジャパネットHD・髙田社長「16連休と会議制限で『考える会社』に」
父の代の良さを残しながら、社員の働き方を見つめ直してきた。超長期休暇の導入から、会議改革、オフィス作りなど取り組みは多岐にわたる。生産性一辺倒でなく、「社員の人生」という視点も重視しながら改革を進める。
賢人の警鐘
ワークマン土屋哲雄氏「社員1人当たり納税額を公開せよ」
企業は社員1人当たりの納税額を公開すべきだ。本業から得られる利益による納税こそ企業の社会貢献。過度な節税策に走るのはいかがなものか。
日経ビジネス 私の読み方
セイコーエプソン・小川恭範社長「正しさの追求、組織作りに」
「『地域創生は経営と両立できる』 ジャパネットHD髙田社長」でジャパネットホールディングス(HD)の髙田旭人社長が繰り返し伝えていた「正しいことを目指すという組織文化」の重要性に大変、共感した。関わっている人々を、ビジネスを通してどのように幸せにしていくかということに重きを置くこ…
CULTURE
『ぶち壊し屋(上・下)』~コントロール不能の大統領の実態
2025年1月、トランプ氏が米国大統領に返り咲く。本書は17年から4年間の政権の状況をトランプ氏本人含め関係者へインタビューなどから、彼らの息遣いが伝わるほど克明に描く。
編集長の視点/取材の現場から
エヌビディアCEOの仕事
「私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです」。本号のエヌビディア特集を担当した島津記者が2017年にインタビューした際のジェンスン・ファンCEOの言葉です。フラットな組織で階層を少なくしているのは当時から同じ。現在は60人いる直属の部下は20数人だと答えていました。…
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最
関税と米中関係がリスク 最大の波乱要因はトランプ氏
トランプ次期米大統領は11月25日、2025年1月の就任後に中国とメキシコ、カナダからの輸入品に追加関税を課すと正式表明した。関税を武器にディール(取引)を仕掛け、外交と貿易を有利に進めるトランプ氏の十八番である。
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
データセンターの次はロボット 巨大市場は「動くAI」 日立・安川電機に商機
データセンターでのAI開発需要の次に見定める巨大市場は、ロボットだ。現実世界から直接学習し自律的な動作を可能にする「動くAI」を搭載する。日立、安川電機と協業を開始。日本勢の技術と掛け合わせる余地は大きい。
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
投資会社として高まる存在感 2万3000社の「AI生態系」創出
スタートアップ支援を通じて築いた「AI生態系」も、エヌビディアの強みだ。その数は2万3000社。世界中のAI有望株と連携し、販路拡大につなげる。出資を通じた最新技術の取り込みも強化。投資会社の性格も併せ持つ。
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
[独自調査]AI人材が大量流入 年収4000万円の磁力 インテルが草刈り場に
株価急騰を背景に、エヌビディアの待遇は業界トップクラスに躍り出た。人材争奪戦で優位に立ち、インテルなど競合からの転職者が絶えない。独自調査で、トップ技術者が2015年比で3.5倍に急増したことが分かった。
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
GPUの可能性を信じたブレーン 「AIシフト」決断の舞台裏
エヌビディアの「AIシフト」を支えたブレーンがブライアン・カタンザーロ副社長だ。GPUがAIのディープラーニングに適しているとの信念を持って研究を進めた。2013年にジェンスン・ファン氏がAIへの一点集中を表明した舞台裏を語った。
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
組織図や経営計画はつくらない フラットな3万人企業 ファン流経営の全貌
ジェンスン・ファン氏の型破りな経営手法が、エヌビディアの強さの源泉だ。中期経営計画や組織図をつくらず、幹部と1対1の会議は決してしない。AI需要拡大の兆候をいち早く察知したファン流経営の全貌を明らかにする。
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
記録ずくめの時価総額世界一 爆速成長、見えた600兆円
爆速成長による主役交代だ。6月18日、米エヌビディアの時価総額が米マイクロソフトを抜いて世界一となった。米巨大テック企業群「GAFAM」が他社に首位を明け渡すのは、約11年ぶりとなる。
連載小説「チップス」
真山仁「チップス/ハゲタカ6」 第5章 諸行無常(3)
2度の延期を経て、ジェシーの死後初めての臨時取締役会が開催となった。取締役会の事務局担当として、チャールズはその日、早朝から出社した。昨夜は、結局一睡もできなかった。──玉山基金に、15%を贈りたいとあった。また、私たちにも、自分の取り分を、基金に市場価格の倍で、買い取ってもらう…
エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営
爆発的な成長を続け、時価総額が一時、世界一となった米エヌビディア。AI(人工知能)用で圧倒的な性能を誇るGPU(画像処理半導体)ばかりが注目されるが、強さの本質は、かすかな兆候を捉えて全経営資源をAIに振り向けた経営にこそある。幹部と1対1の会議はせず、中期経営計画もKPI(重要…
第2特集
脱同族経営のススメ 創業家が去っても成長、カギは「育成」と「自制」
意思決定が早く、企業が急成長する原動力にもなる同族経営。だが創業家に権限が集中し、社員が物を言えぬ組織も少なくない。同族経営から脱して成長する。そんな道を選んだ3社の軌跡と今を見ていこう。
編集長インタビュー
1兆円上場の東京メトロ、山村社長「地上と海外に商機あり」
2024年10月に地下鉄会社として初めて株式を上場。時価総額は1兆円を超えた。東京という立地の強みを鉄道事業で生かし、相乗効果が見込める関連事業にも力を入れる。海外事業など、柔軟な発想で新規分野にも取り組む意向だ。
有訓無訓
「人口政策、出生の数や率を目標にするな」 上智大学・鬼頭名誉教授
歴史人口学を専門に研究をしてきましたが、国家による人口政策の危うさを見てきました。中国の「一人っ子政策」など人口を減らす政策は社会にいろいろな弊害をもたらします。
テックトレンド
二酸化炭素を資源に変える 燃料・原料転換で炭素循環型へ
カーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)の潮流の中、矢面に立つ石油化学産業。石化メーカーは “化学の力”を強みに二酸化炭素(CO2)の資源化やリサイクルなど脱炭素技術の開発を進める。脱炭素を超えた、炭素循環型産業に新しく生まれ変わることができるか、その真価が問われる。
2024年12月12日(木)
校了乙
12月16日号特集「エヌビディア」を担当デスクが解説
12月16日号特集「エヌビディア ジェンスン・ファンの世界最速経営」の読みどころを、担当した伊藤正倫デスクが3分間で解説する。
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小林製薬、終わらぬ紅麹問題 物言う株主が調査・提訴請求も
香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントが小林製薬に対して、臨時株主総会の招集を請求したことが明らかになった。紅麹(こうじ)原料による健康被害問題について現状調査は不備があるとして調査者の選任を求めたほか、会社に与えた損害の賠償について前会長らを提訴するように請求した。調査者の…
松元英樹の西海岸TechTrend
Google・Amazonが狙うメルトダウンなき次世代原発 30年実用化の課題
米Googleなど大手IT企業が、次世代型原発の「小型モジュール炉(SMR)」への出資や開発企業との提携を加速している。膨大な電力を消費するAI(人工知能)データセンターの需要を想定し、2030年の実用化を目指すが課題はないのか。
橋本宗明が医薬・医療を読む
エーザイ、認知症治療薬の次は「まん延する顧みられない熱帯病」
エーザイは、顧みられない熱帯病に対する治療薬開発を目指す非営利組織(NPO)のDNDiとパートナーシップを結び、アフリカのスーダンでマイセトーマ(菌腫)の治療薬を開発中だ。現在、スーダンの規制当局に承認申請すべく準備中で、申請資料はほぼ調った。
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]高齢者雇用で悲喜こもごも 大和証券は上限年齢なし職も
「2025年問題」対策として、企業がシニア社員の活躍を促すことは急務だ。成果主義の給与体系の導入など、シニア社員に対し、競争と生産性向上を促す動きも見られる。その結果、25年はシニア間の収入格差が広がりそうだ。
日経ESG
P&G、商品開発に障がい者の声を反映 バリアフリーですべての人に使いやすく
P&Gは、障がい者を念頭に置いた商品開発で「使いやすさ」を追求する。世界の人口の約2割いるとされる障がい者などを取り込み、事業の拡大を狙う。
木村岳史の極言暴論!
DXを攻めと守りに分けるのは愚か 推進部門がタコツボ化
それなりの企業なら大概あるよね、IT部門とは別に設けた「デジタル推進組織」なるものが。優秀な技術者を中途採用し、新たなデジタルサービスの創出を目指すとのことだが、大きな成果が出たなんて話を聞いたことがないぞ。そもそもDXを無理やり2つに分ける必要なんてあるのかね。
ビジネスTopics
老いた親が家の中で転んで骨を折ってしまう医学的理由
なぜ高齢者は、家の中という本来安全であるはずの場所で、転んで骨折までしてしまうのでしょうか。『老いた親はなぜ部屋を片付けないのか』の著者である医師の平松類さんが「真の理由」を解説します。
ビジネスTopics
丸井グループ青井浩社長「『好き』が消費者の行動を利他に変える」
丸井グループの青井浩社長は「理屈や理念だけで消費者の利己的な行動を変容させるのは難しいが、『好き』という感情を入り口にすると本人が意識せずに消費を利他的行動に結びつけることができる可能性がある」と語る。
日経Gooday
強い口臭がある人は認知症を発症しやすい
重度の口臭がある人は、口臭のない人に比べて介護を必要とする認知症になるリスクが約4倍になることが、東京医科歯科大学のDuc Sy Minh Ho氏らの研究(*1)で明らかになりました。
News Flash
日産、自浄作用なき役員交代 新CFOは北米販売改革主導も収益悪化
日産自動車は構造改革の一環として、複数幹部を交代させる役員人事を発表した。新CFOには米国の販売改革を主導したジェレミー・パパン氏が就任する。内田誠CEOは続投のため、抜本的な体制刷新にはつながっていないことに批判の声も上がる。
News Flash
ベネッセ、AIでサイバーエージェントと協業 広告制作期間を半減
ベネッセホールディングス(HD)は11日、サイバーエージェントと生成AI(人工知能)の活用で協業すると発表した。サイバーエージェントが開発したAIを活用し、広告制作期間を半分に短縮することを狙う。今後は主力サービスの教材制作にも生成AIの活用を広げる方針だ。
酒井大輔の欧州トレンド物語
ルーマニア大統領選、「TikTok工作」で泡沫候補が最多得票 再選挙へ
11月24日に行われたルーマニア大統領選挙で、「泡沫候補」が最多得票を獲得。憲法裁判所が選挙のやり直しを命じた。動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を使って不正な選挙運動が行われた疑惑が浮上。機密文書が公開され、欧州連合(EU)が調査に乗り出す事態に発展した。
小売りの未来
北米クシュタール店舗で感じたセブン買収案の本音 平均点では日本に軍配
コンビニエンスストア大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)の買収を狙うアリマンタシォン・クシュタール(ACT)の創業の地、カナダ・ケベック州の店舗を取材した。店内キッチンを備え、オフィスワーカーに新鮮な朝食や昼食を提供していた。新型コロナウイルスの感染拡大によって激化するフ…
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]41歳以上の転職が増加 経営企画や法務でニーズ顕著に
日本には「転職は35歳が上限」という定説があるものの、直近10年間で転職者数の増加率が最も高かったのは41歳以上の中高年だ。国際競争力を高めようと、企業がスキルを持った人材のキャリア採用を強化しているためだ。
日経ESG 徹底予測2025
[ESG徹底予測2025]専門記者が選ぶESG番付 押さえるべきキーワード30
2025年、企業のESG経営は日米の政策転換によって大きく影響を受ける。曖昧なESGの時代は終わり、ESGを企業価値につなげた企業が競争に勝つ。クリーンエネルギーの活用や脱炭素といった大きな流れは止まらない。人的資本は企業価値につなげるべく強化が進む。人権対策は待ったなしだ。ガバ…
Books
変額保険の無料勧誘セミナーにご用心 NISA・オルカンと何が違う?
保険代理店の人から「退社する」と連絡を受けた。理由を尋ねると「資産形成の無料セミナーで変額保険を勧めるのに罪の意識がある」という。無料セミナーで、どう変額保険を売るのか。なぜ、買ってはいけないのか?
日経トップリーダー
アイスタイル吉松会長「採用面接は『当社を辞めた後のこと』を聞く」
日本最大級のコスメ・美容の総合サイト「アットコスメ」などを運営するアイスタイルの創業者、吉松徹郎会長CEO。黒字化を果たした創業後4年頃から社内の熱量の低下を感じる。事業が拡大、社員が増えていく段階で成長の減速をいかに防ぎ、組織の「成長痛」を乗り越えたか。
クルマのうんテク
レクサスLBX新シリーズ「MORIZO RR」 ヤリスクロスとはかなり別物
ちょっと変わったクルマに試乗した。トヨタ自動車の「レクサスLBX MORIZO RR」である。ご存じの読者も多いと思うが、LBXは「ヤリスクロス」のレクサス版といえる車種である。ただし、レクサスの名を冠するために、プラットフォームから大幅な改良が加えられている。
ニュースを突く
稼げないニッポンの元凶 「デジタル赤字」解消に本腰を
1ドル140~150円台の円安が続く。物価高の要因になった円安の根元には、デジタル赤字という難題がある。経済の体質改善を急ぐ時だ。
2024年12月11日(水)
News Flash
日本生命、業界最高の1.2兆円で米系生保買収 出遅れた海外事業を強化
日本生命は11日、既保険契約受託事業を手がける米系生保レゾリューションライフを約1兆2000億円で買収すると発表。買収額は、国内生保によるM&Aとしては史上最高となる。国内市場は成熟しており、出遅れてきた海外事業での巻き返しを急ぐ。
激変 運輸の未来図
JAL、制御不能のパイロット飲酒問題 2人でワイン3本注文も「誤検知」
日本航空の機長2人による過度な飲酒が原因で、飛行機の出発が約3時間遅れる事案が発生した。5月に国土交通省から厳重注意を受け、翌月に再発防止策を提出したばかりだが、再び信頼が揺らぐ事態となった。
日経バイオテク
「老化にあらがう創薬」に熱視線 スタートアップも大手製薬も参入
抗老化(アンチエイジング)と聞くと、科学的な根拠の乏しい化粧品やサプリメントなど、少々うさんくさいビジネスをイメージされる方も少なくないだろう。しかし近年は、老化を科学的に解き明かせるようになり、抗老化のメカニズムを、様々な疾患の治療に応用できるのではないかとの機運が高まっている…
金融マルチアングル
米ナスダック「7社中4社が上場廃止」の深層 落合陽一氏率いる企業も
米ナスダック市場から短期で上場廃止となる日本企業が相次ぐ。メディアアーティストの落合陽一氏が率いるピクシーダストテクノロジーズもその一つだ。2024年にナスダックからの上場廃止を発表した日本企業は4社。そのすべてが23年に上場したばかりだった。あまりに早い退場劇の背景に何があるの…
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]中小の「防衛的賃上げ」、6%巡る攻防 価格転嫁がカギ
33年ぶりの高水準となった24年の春闘だが、大手企業と中小企業の賃上げ幅の差は依然大きい。足元の賃上げ機運がしぼむリスクが指摘され始めたことから、賃上げを促す「官製包囲網」が急速に整備されつつある。
竹中平蔵のみらい思考
竹中平蔵氏「石破政権でも変わらぬ補正予算という抜け穴」
石破内閣が発足し、早速経済対策とそれを裏付ける補正予算案が閣議決定された。残念ながら今回の対策と補正予算には、石破内閣の抱える課題が散見される。
日経ESG
東京地下鉄や第一生命など、カスハラ対応方針を公表 社員守る体制が採用で重要に
SNSによる個人への誹謗中傷などカスハラ行為が悪質化している。保険大手などが対応方針を相次ぎ公表、ガバナンス強化を打ち出している。
ビジネスTopics
高齢になると若いときより12倍塩味を感じなくなる
どんな料理にもドボドボとしょうゆをかけてしまう父親はなぜそのような行動に出てしまうのでしょうか。『老いた親はなぜ部屋を片付けないのか』の著者である医師の平松類さんが「真の理由」を解説します。
ナショナル ジオグラフィック
「手書き」で脳全体を活性化 注意力が必要で複雑な認知運動
近年、手書きの機会は減ってしまった。だが文字を手で書く行為は情報の吸収や記憶の定着に効果があり、脳を活性化させることが多くの研究で示されている。
河合薫 上司と部下の力学
貸金庫窃盗・未確認記事・強盗殺人未遂… あり得ない事件の再発防止策
メガバンクの元行員が貸金庫の金を盗んでいた。証券会社元社員が顧客への強盗殺人未遂などの罪で起訴。事件自体もあり得ないが、企業の再発防止策もあり得ない内容だ。
田村賢司の経済万華鏡
日清紡・OKI、「自動運転の目」支えるアナログ半導体 積層で高機能化
「この新技術は、先端半導体にも生かせて応用範囲はとても広いと考えている」。日清紡ホールディングスの半導体子会社、日清紡マイクロデバイスの吉岡圭一社長は最近開発した新製品の可能性に自信をのぞかせる。視線の先にあるのは、同社とOKI(沖電気工業)が2023年夏から共同開発をしてきた小…
小売りの未来
セブン狙うクシュタール店舗ルポ 「日本最強説」揺るがす食とテック
セブン&アイ・ホールディングスの買収を狙うアリマンタシォン・クシュタール(ACT)の創業の地、カナダ・ケベック州にある店舗を取材。「世界最強」と信じていた日本のコンビニに勝るとも劣らない質を目の当たりにした。
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]スタートアップ投資、そびえる「1兆円の壁」 宇宙・AIに熱視線
スタートアップ投資ではディープテック分野への期待が高まる。2024年は宇宙関連事業を手掛けるアストロスケールホールディングス(HD)が上場するなどし、大学発スタートアップにも資金が集まる。国内のスタートアップ投資額全体では「1兆円の壁」を越えられずにいるが、今こそ他社に差を付ける…
Books
マイクロソフトを凋落の危機から救った ビル・ゲイツの猛烈な読書
愛読書から浮かび上がる、イーロン・マスクとジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツの共通点と違い。1年に2回、別荘にこもって大量の本を読むゲイツ。1995年の「読書週間」は、マイクロソフトの大きな戦略転換を決断させた。
日経ESG
資源大手リオティント、差別・いじめ防止へ文化を変革 人権侵害から再生
人権侵害で窮地に立たされたリオティントは企業文化の変革に乗り出した。社員が声を上げられる職場づくりを進めるが、再生への道は険しい。
「鉄道の日立」大躍進
日立レール、駐在員1人からの英国攻略 最新車両は世界を目指す
1兆円企業をうかがう日立レールの原点は、英国進出にあった。何の実績もない中で日本から駐在員1人を送り込み、受注獲得競争に参戦。苦汁をなめながら、大型受注を勝ち取った。今や世界大手の一角に食い込み、26年春にも納入する最新車両は「世界中で走る」ことを目指す。
櫻田厚氏 創業の心を伝える
元モスフード会長・櫻田氏「心が伝わったとき会社離れを決断する」
本連載の最終回。モスフードサービスに約半世紀携わり続けた櫻田氏が経験談を交えて「経営者はいかにして引き際を考えるべきか」を語る。
2024年12月10日(火)
Views
「すとぷり、ありがとう」 ファンが自腹応援、飛行機・鉄道広告に商機
ファンが個人で「推し」の広告を出す「応援広告」文化が上陸した。駅や街中にある芸能人やアニメの広告は企業が出すもの、という認識が一般的だったが、認知度の高まりとともに、より高単価の応援広告への需要も生まれている。
細川昌彦 深層パワーゲーム
韓国「ポスト尹政権」の“冬の時代”に日本も備えよ
“乱心”とも思える戒厳令の責めを受け、韓国の尹政権は事実上終わろうとしている。左派政権が誕生すれば、日韓関係は「冬の時代」に逆戻りしかねない。韓国の半導体産業が「中国寄り」にシフトする懸念もあり、関係を深めてきた日本の半導体関連企業は技術流出リスクに備える必要がある。
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]年1万社の「大倒産時代」へ ゼロゼロ融資、返済苦戦も
2024年の企業倒産件数は11年ぶりに年1万件を超える見込みだ。25年も緩やかに増え、件数が少なかったこれまでから見れば「大倒産時代」の再来と言える。後継者不足に、新型コロナウイルス禍で売り上げが減った事業者に実質無利子・無担保で融資する「ゼロゼロ融資」の返済、物価高、人手不足……
ともにドラえもんをつくる
ともにドラえもんをつくる AIを活用した組織づくりの可能性
AI研究者の大澤正彦氏が、「一緒にドラえもんをつくるとしたら?」をテーマに語り合う連載。シェアリングエコノミーの活動に取り組む石山アンジュ氏と、コミュニティーや組織の理想的な在り方について対談する。
日経ESG
東証、PBR改善「ダメ開示」公表 褒めるより恥をかかせる方が効果的
東京証券取引所が、企業が公表したPBR改善策について問題点を指摘した。投資家と本気で対話する気があるか意思表示させ、経営者に覚悟を問う。
ビジネスTopics
質問する力がいい文章を書く力を育てる
あなたは質問が上手ですか? 『みんなが読みたがる文章』では、いい文章のためには質問力が大切だといいます。抜粋してご紹介します。
日経Gooday
労災認定は年200件 脳・心臓病で倒れる部下を出さないために
労働者が心筋梗塞や脳卒中を起こし、労災認定されるケースは年間約200件起きています。労災を減らすため職場のリーダーにできることは何か、ヒントを教えていただきましょう。
「起業家たち」のリンカク
エム森氏/一番憧れる漫画のキャラクターはカムイ伝の左卜伝
エムは2021年創業。米ジョンズ・ホプキンス大学開発の脳画像解析技術を活用し、認知症リスク因子である脳の萎縮度と脳血管健康度を可視化する「エムビジョンヘルス」を開発・提供する。代表取締役CEOの森進氏の「リンカク」に迫る。
上野泰也のエコノミック・ソナー
トランプ政権2期目は関税・不法移民送還で「スタートダッシュ」
2025年1月20日に始まるトランプ氏の米大統領2期目、「トランプ2.0」は、議会承認が不要な大統領令をフルに活用しながら「スタートダッシュ」を狙うとみられる。
徹底予測2025 10の大転換
[徹底予測]セブン&アイを呼び水に「黒船」続々 M&A、年5000件も視野に
日本企業が関わるM&A(合併・買収)の件数は2025年にかけて増えそうだ。足元では、カナダのコンビニ大手から買収提案を受けたセブン&アイ・ホールディングス(HD)の動向に注目が集まる。これが呼び水となり、同様の案件が続く可能性もある。日本企業もPBR(株価純資産倍率)改善などに向…
「鉄道の日立」大躍進
「ドクターイエロー」に変身、日立の営業列車 エヌビディアと提携
毎時間走る営業車両が「ドクターイエロー」のような検査車両になる――。日立レールが、米半導体大手エヌビディアと組み、新たなソリューションの提供を始めた。その名も「HMAX(エイチマックス)」。既に欧州で8000両が導入するなど成果を上げている。
日経ESG
ファストリ、無駄な商品作らず最高益 古着販売はインフラの構築に課題
ファーストリテイリングの売上高が初めて3兆円を超え、純利益も過去最高を更新した。成長の鍵を握る海外事業を拡大するためにはESG規制への対応も重要課題となる。
稲盛講演録
稲盛講演録「修羅場をくぐり抜けるには“燃える闘魂”が必要である」
私は(経営の原理原則をまとめた)「経営12カ条」の7条で、経営には岩をもうがつ「強い意志」が必要だと説いています。また8条では、「燃える闘魂」が必要ですとも言っています。「強い意志」「燃える闘魂」とは、まさに、「胆識」のことです。
経営戦略・新時代
【AD】革新的医薬品企業の日本へのコミットメント
日本を重要戦略地域の1つと位置づけるノバルティスCEOヴァス・ナラシンハン氏が語る成長戦略とは?
社長の育て方
ジャパネット創業者「引退する経営者は、批判ではなく応援をしよう」
ジャパネット創業者が語る「引退の心構え」。任せるのは難しく、事業を引き継ぐのには覚悟が必要。息子の経営に心配もあれば、楽しみもあり、両輪を抱えて「陰ながら」応援する日々に、生きがいを見いだす。
世界鳥瞰
トランプ2.0、世界が向かう多極化の実相は多くの人の直感と異なる
世界に保護主義が広がり、経済がブロック化し、グローバル化の時代は終わったと嘆く声が聞かれる。だがデータを見ると、貿易をはじめ世界全体の人と情報と資金の流れはむしろ拡大している。米国が逆行してもグローバル化は終わるわけではなく、多極的な形に移行していくのだ。