アニメができたらいいなと妄想しているブログ

他人の作品を観て、「自分ならこうするのに」と、妄想するのって楽しいですよね。その妄想を割と本気でまとめてみたら、アニメの原作ができるんじゃないかっていう、さらに妄想なんですけれど、二次創作という名前の寄生をして、誰かに完成品を作ってもらおうと素材になりそうなものをばらまいています。

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2019年04月

「暁星記」というマンガをご存知ですか?

【ネタバレしてます】僕も長い間忘れていた作品なんですけどね。まだ、紙のマンガ週刊誌を毎週買っていた頃に「モーニング」で連載していて、「島耕作がまだ課長だった頃の」というくらい昔の作品です。

暁星記

「何をいまさら」なお話ですが、当時の僕は諸星大二郎さんを追っかけていて、同時に同じ雑誌に掲載されていて似たような作風だったので「気になっていた」作品だったのです。で、過去形になっているのは、途中から消えてしまって後を追えなくなっていたからで、今頃になってヤフオクの全巻セットで見つけて読み返しているのです。

消えた理由は、「連載打ち切り」になってしまっていたからのようで、単行本は8巻までありますが、6巻からは描き下ろしとなっています。モーニングに連載していたのが2003年の49号までで、8巻が出たのが2008年の10月ですから、5年近くかかっていて、今が2019年ですから…。割と古くからやっている漫画喫茶(ネットカフェ)くらいしか置いていないでしょうね。僕が購入したものは閉店した漫画喫茶(ネットカフェ)からの「お下がり」でした。

作者の菅原雅雪さんも漫画家として活動なさっているか微妙(ブログとTwitterが2017年から更新がありません)なので、この作品は「おすすめ」というよりも、「資料」としてのご紹介になると思います。ネタバレもそういうポジションにある作品なのでという前提です。

ぶっちゃけ、あらすじは「ナウシカ」です。今のアニメが「事故死した主人公が異世界にチート転生して大活躍する」作品ばかりなのと同様に、この頃(昭和から平成初期)には、「ナウシカもどき」が大量発生していて、その中に埋もれてしまった感も少なからずある気もしています。とはいえ、よく8巻の中に詰め込めたと感心するほどの壮大なストーリーなので、「部品取り」としての価値は高いのではないかというのがここで紹介する理由のひとつです。

個人的には、ストーリーとしては(大ヒット長編どこまで続くのか作品)「ベルセルク」よりも、設定やギミックは複雑で、「ヒットしなかった理由」を探すことも、「価値」のひとつかもしれません。「可愛いヒロインの不在」と「明確な敵役の不在」というのはすぐにわかりますが。

「明確な敵役」が存在しないと、主人公はただの「喧嘩っ早い人」になってしまいますが、この作品でも主人公の「ヒルコ」はそう見えてしまっています。とりあえずこの2つは別の記事で紹介したいと思っています。「入れなければよかった」細かいプロットはたくさんありますが、その辺りをすっきりさせるというのも、作品をヒットさせるには必要なテクニックなのかなとも思っています。この作品をdisるのが目的ではないので、あくまでも「ヒット作との比較論」なのですけどね。


まず、大まかなストーリーの解説をすると


地球の環境が悪化して人間の住める状況ではなくなった遠い未来で、金星への移住計画が立ち上がり、まずは金星が人間の住める場所へとなるために環境の改善が行われました。その一環で人間の体そのものが有機物素材として使われ、数億人の人類がそのことを知らされないまま犠牲になったのでした。それから数万年の月日が流れ、金星は新たな生命を生み出し進化を続けていったのですが、一方で人類の科学も進化して、人間は永久に生き続けることが可能になり、金星への移住計画そのものが必要とされない目的を失ったものへとなっていた。というのが背景です。

金星の管理者はその目的を失い、自身の好奇心のみが金星の生物への干渉の理由になっています。金星で生まれた生物は「魂」を持っていて、死してもその「魂」は存在し続け、その一部が過去に犠牲になった人類の「魂」と融合してしまいます。一方で「精霊」と呼ばれる存在が主人公たち金星で生まれた人類の「魂」を別の方向へ誘導しようと企て、主人公たちを巻き込んで対立します。

最終的に、金星で生まれた種族たちや、犠牲になった地球から送られた人類の怨念とか、金星を管理している人間、精霊と呼ばれる存在などが入り乱れての戦いになるのですが、複雑過ぎてどことどこで対立しているのかわからない(作品がヒットしなかった原因のひとつ?)まま、「主人公たちが自分の意志で未来を選択する」という王道ストーリーで終焉を迎えます。


お話が壮大過ぎて8巻では足りないはずで、「ベルセルク」みたいに続くくらいでちょうどよい尺になるのではと思っています。


「部品取り」として使えそうなのは、
  • 主人公たちは人間に見えるが、実は人間ではない
  • 「悪」同士の対立
  • 「時間」の使い方
  • 主人公の「チート」の理由
  • 超文明と原始的な生き物との接点
  • 種族の違いができた理由

これらは「部品取り」のために抜き出したもので、実際のストーリーの中とは内容が変わっている可能性もあります。


最初の「主人公は人間でなかった」というのは、金星に人間を移住させるために環境を整備していたら勝手に人間型の生物が生まれていたというもので、別の言い方をすると「テラフォーマー」ですね。ゴキブリ側の視点で描いたストーリーですが、こっちのほうが先に作られています。ファンタジー作品に必須の「人間とは思えないほどの能力」も、人間じゃないのですから持っていても当然で、とっても都合の良い設定です。

「悪同士の対立」というのは、「悪」が誰なのかわかりにくいところがこの作品の弱点なのですが、それを整理すると、主人公たちを裏で操ろうとする勢力があって、ストーリーが進むとその勢力がひとつではなくてお互いが牽制しあっていて、それが元で主人公たちは争いに巻き込まれるようになっていて、どんでん返し的な想像できないような裏切りの原因を作ることに成功しています。ただ、この作品の中では、その影で操ろうとしている者の存在が、うまく描写できていない(ページの都合?)ので、せっかくの設定が、ちょっと残念な形になっています。

「時間の使い方」に関しては、せっかく金星を人間が移住できるように改良しているのに、その途中で、人間が先に進化してしまい必要なくなってしまっていた。というプロットが僕のアンテナに引っかかりました。過去の日本で、将来の木材の需要を見込んでたくさん植林をしていったのに、それらの育った現在では木材に関する状況が激変していて…みたいなことは実際に起こっていて、あまり遠い先の未来は想像の範囲を超えているということもよくあるものだなあということをフィクション作品の中に取り入れたいという願望はすごく持っていて、「使えそうなパターン」として引き出しに入れておきたいアイテムです。

主人公をチートにしたほうがストーリーを進めやすいというのが常套手段で、そのための理由も考えておかなければならなくて、最近では「異世界に転生する」というのが流行っています。「主人公が人間でない」の中に含まれるのですが、その中でも最強の称号を得ている理由は、「そう作られたから」というのもよくある設定です。「銃夢」のガリィ(アリータ)もその中に分類されるのでしょうね。花の受粉のためにミツバチを使う方法はよく知られていますが、外敵が多い場合にミツバチを強くできれば高効率化できるのですが、あまり強くしすぎると副作用も懸念されます。この作品の主人公もそういう背景を持っていて、管理者からコントロールできなくなってしまったというところまでが使えそうです。

この作品の「ナウシカ」と一番異なっている部分が「火の7日間」で滅びてしまった過去の人類と接点ができるというところだと思います。「ナウシカ」で出てくるメーヴェとかガンシップとかのガジェットで、「作った人」から助言を貰えれば更にチートに磨きがかかるのですが、宮崎駿さんはそれを選択しませんでした。「それ」を選択したい時の設定が「管理者」だったわけで、助言のレベルでチートのレベルがコントロールできるという選択肢を持っておくのもアリなのかもしれません。

「種族の違い」については、主人公を「何か」と戦わせる必要があって、その戦う理由としてわかりやすいのが種族間の争いなわけなのですが、そもそも異なる種族をどうやって作り出すのかに頭をひねらなければならなくて、手っ取り早く「異世界」を使ってしまう人も多いと思います。あとは伝説の生物みたいに「吸血鬼」だとか「鬼」だとか「妖怪」とかは使いやすい設定です。テラフォーミングによる「新種」もその中のひとつだと思うのですが、思いのほか使用例が少ないようなので、今なら「狙い目」かなとか思っています。

僕がざっとひろってみたのがこんなところでしょうか。まだまだたくさん「部品取り」できそうなものはあるので、この作品を手にすることができたら、是非ご覧になっていただいきたいと思っています。

時間があれば「なぜヒットしなかったのか?」を考える材料にも使えると思うので、それもやってみようと思っています。




「ウエストワールド シーズン2」レビュー

【ネタバレ注意】シーズン1のレビューは載せたので、シーズン2についても語らせてもらいます。というか、Amazonのレビューでシーズン2が酷評されていて、それについての僕の見解のようなものなので、かなりのネタバレをしていると思います。

酷評されている理由は、いくつかの「気に入らない部分」が消化できなかったのと、ストーリーのテーマについての直接的な描写が少なかったため、それが見つけられなかったからというのが僕の大まかな見解です。また、その部分を精査することで、自分の作品のレベルを上げることができるのじゃないかと思い、レビューを書くことで再確認しようと企んでいます。

「気に入らない部分」の多くは「将軍ワールド」についてのものが多いですね。まあ、「日本についての描写がおかしい」というものなのですが、実際、「僕らの知っているもの」ですら、フィクションから得た知識が大半なわけですから、それと違っていることが間違いなのかという証明が先に必要なんですけどね。それと、メインの「ウエストワールド」がどのくらい誇張されているのか正確に測れていることが前提で、その間の比較で語る問題だと思うのです。

メイヴ姐さん

僕自身は、メイヴ姐さんの日本語の言い回し(字幕版がおすすめ)がとてもカッコよくて「イケイケ」で観ていたので、お気に入りの部分だったのですけど…。

もうひとつの「気に入らない部分」としては、「人間が弱すぎる」と感じている人が多いようです。ロボットに無双されて、気分が悪い人が続出しているみたいです。SFというもの自体が「仮定」をいくつか重ねてその上でドラマを繰り広げるという特質があるので、その「仮定」の中にロボットの未来を組み込めば、人間よりも高い能力を持つ様になるのは必然とも言えるので、それが不満ならSFのメインストリームからは外れてしまうと思うのです。意地悪な言い方をすると「なろう原作のアニメのほうが向いている」人たちです。

オンラインゲームで課金すればするほど強くなるシステムに嫌気が差して、ユーザーが減ってしまいサービス終了にまでなってしまうことがあるわけですから、強者と弱者とのバランスというものもある程度考慮する必要もあると思いますが、ストーリーを最後まで追いかけると、その設定は「必要」だったものだというのが僕の感想です。

人ならざるものとの戦いで、人間の最後の切り札が「友情パワー」とか、「愛の力」というのはよく使われるメソッドのひとつなのですが、この作品ではその逆の逆になっています。つまり、戦いを優位にしていたロボット側のほうが「愛」とかに敏感で、人間のほうが「家族の絆」を否定した態度を取るようになります。そして、その「愛」のためにロボットは人間に敗北してしまうのです。僕はこのストーリーがめちゃめちゃショックで、「よくこんな方向に舵が切れたものだなあ」と感心しているのですが、そこが「気に入らない」方もたくさんいるようです。

「人間らしく」作ろうとしたロボットが、本物の人間よりも道徳的に優れていて、かつ、人間の方は不完全過ぎて使い物にならなかったというのが、この「ウエストワールド」に関わった3人(アーノルド、フォード博士、ウィリアム)が出した「たどり着いた答え」のようなものだったのですが、「人間と機械との違いは『愛』だ」という呪縛にとらわれている人には「認めたくない」ストーリーだったわけで、そこが楽しめるかどうかで、この作品の評価が大きく分かれるような気がします。

いわゆる「定説」をひっくり返すことがこの作品の骨子にあるわけなのですが、自分(人間)の道徳感を否定されるのが嫌なのか、そこに拒否反応を示している人が多いように思います。

ここで少しネタを入れると、サムスングループという韓国を代表する大企業(コングロマリット)は誰でも知っているくらい超大財閥なのですが、そこの代表のイ・ゴンヒという方は2014年に病気で倒れられて以来、ずっと意識不明らしいにもかかわらず、オリンピック委員をやったり1日2回の経営報告を受けたり、声明を出したり、寄付をしたりとか結構忙しい身だったりするのです。

なぜこんな事になっているかというと、サムスングループの韓国経済に占める割合が大きすぎて、その相続税だけで6000億円以上になるとか、その生死が韓国経済を揺るがすとか言われています。まあ、簡単に死ぬことも許されない地位にいるわけなのですが、SFのネタとしては大変面白かったりするのです。

お話を「ウエストワールド」に戻すと、「お金じゃないのよ」とか言えるのも、その金額によるわけで、お金の量もある一線を超えてしまうとその力も大きすぎて、それが集中する場所では道徳とかモラルとかの基準も歪んでしまい、人間の行動も変わってしまうのではないかという想像でファンタジー世界が作ったのが、この作品だと思うのです。つまり、想像を絶するお金を目の前にして狂気にさらされた人間と、理想的な人間を模倣しようとした機械との戦いが繰り広げられるストーリーができがったわけで、単純な「人間と機械の戦い」だと思っていると、この作品に込められた重要なメッセージに気づかないでいるのかもしれないです。

最終的には「あなたならどうする?」という問いかけが作り手から投げかけられているのではと僕は思いました。そして、「もし、〇〇の立場だったら?」というサンプルとして、たくさんの脇役が取り上げられているのだと思います。

それと、「時系列がわかりにくい」という不満もたくさんあるようですが、これも、シーズン1と同じように「そう思わせるテクニック」なのですが、目的はシーズン1の「ホストの感じている不愉快な違和感を追体験させる」とは全く違っていて、「因果関係なんて後からわかるもので、今、行わなければならない選択に対して、与えられる情報はこんなもんだ」という体験を観客にさせているのだと思います。「迷った」と感じたのは時系列ではなくて判断の方で、製作者の罠に正しくハマっているので、気にしなくても良いところだと思います。


「盾の勇者の成り上がり」主人公はラフタリアちゃんで その2

「盾の勇者の成り上がり」主人公はラフタリアちゃんで その2

その前にちょっと気になったキャラを

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コイツなんですけどね。まず、何をやっているのかわからないという…。

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亜人の村を襲うっていうことで、何のメリットがあるのか考えてしまうのです。兵隊というものは、装備は揃えなきゃいけないし、腕利きは集めなきゃいけないし、従わせなければならないし、雇い入れるのはけっこう大変なはずで、それを動かすのにも「理由」が必要になると思うのです。で、この亜人の村の襲撃は何の意味があるのかわからないということです。強いて言えば、これが彼の「仕事」だとして解決するしか僕には思い浮かびませんでした。

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そして、拷問。単純に亜人の殲滅が目的なら、わざわざ連れて帰って、衣・食・住の面倒まで見ている理由が見つかりません。状況から判断すると、「拷問」が目的のようです。これについては、全く金銭的、物質的な利益を生みそうにないので、彼の「趣味」としか考えられないのです。逆に、このあとにラフタリアを「出荷」しているわけですから、商品に毀損を与える行為は全くのナンセンスです。「高く売ろう」という描写もまったくないのです。

人間の行動には「理由」とか「目的」が存在するわけで、彼の行動の「理由」や「目的」は何なのでしょう?もう、単純に「悪人」としてのメタファーを集めて作ったとしか考えられなくて、彼とラフタリアを関連付けてしまうことで、かえってラフタリアのキャラが薄っぺらなものになってしまいとても残念に感じました。

また、両親の死というものは、人格形成にとても影響を与えると僕は考えているのですが、「何だったのだろう?」というくらい影響がなくて、彼女の心の中の傷を説明するチャンスを逃してしまった感も少なからず感じています。友人との結びつきも、普通の友達と特別な友達との違いを、もう少し説明してもらわないと、その関係が両親よりも上位になっている説明が必要になります。


話をラフタリアに戻すと、彼女は「攻撃型キャラ」として大成して欲しいと思っています。というのは、主人公が「盾の勇者」なわけですから、「防御力チート」という設定のほうがわかりやすく、その分攻撃力としてパーティーを引っ張るキャラが必要なわけで、メンバー構成から、ラフタリアちゃんが適任かと思われるからです。尚文くんが「盾キャラ」なのに、チート攻撃力を持ってしまうのが正しい「なろう」なのだったら、ちょっと悲しいですけどね。

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僕の感覚では、亜人自体が攻撃力のとても強い種族として、殲滅しなければならない理由とか、拷問と見せかけて実はその「力」を恐れているとか、いろいろと背景の要素として使えるとは思うのですけどね。僕としては、「鬼に金棒」みたいに、「誰だよ、亜人に剣を持たせたのは?」くらいの謗言を投げかけられるくらい強いキャラに育って欲しいと思っています。

「グリーンマン」主人公のキャラ設定

背景についてはストーリーがどう進むのかまだ固まっていなくて、枝分かれや流動的な部分もあると思うので、先に人物について詰めてゆこうと思っています。

「他人の本当の気持」なんて解るはずもなく、そもそもが解決しないテーマなのですが、逆に「歌」って、自分の気持を相手に伝える方法のひとつだったり、多くの人を感動させたり、「もしかしたら…」という幻想も僕の中にあるので、「歌を歌う」と「仲間」というのが重要なファクターになると思うのです。で、それを組み合わせると「バンド」になるという、単純計算の結果で、とあるバンドを中心にお話が進んでゆきます。

メンバー構成はシャッフルを繰り返して一番しっくり来るものがベストだとは思いますが、とりあえずのたたき台的なもので進めてゆきます。

中心的になるふたりの「出会い」を演出したいので、片方は途中参加という形になってもらいます。二人の名前は仮に「ギタ夫」と「ウタ子」として、それぞれの設定は、



ギタ夫:旧人類。バンドのギタリスト、作曲担当。作曲の才能のほか、人を見る目(他人の音楽の才能を見抜く)も持っている。交友関係が広く、インディーズバンドに身を置きながら、メジャー関係者とのつながりもある。

ウタ子:新人類。ヴォーカル担当。後に作詞も手がける。元々はギタ夫のバンドの追っかけで、前任のヴォーカルが脱退した後継として、バンドに参加する。



ここで思いついた背景として、前述の「新人類の就けない一定の業種」の中に「100人以上を前にした演説など」という設定を作っておきます。新人類が「同調力」を使って演説をすれば、かつてヒットラーがやったことが再現できるわけで、普通に禁止されると考えられます。法律的に「など」というのはよく付け加えられる言い回しで、その中に「歌う」ことも含まれることは想像の範囲です。

ウタ子には歌う才能があり、歌うことが好きで、周りも望んでいるのに、その行為が反社会的行動になってしまうというジレンマを抱えます。バンドも彼女の歌を認めながらもメジャーデビューとの板挟みになります。

この「100人以上」というのは、少人数なら影響力も少ないだろうし、何でもかんでも禁止にすると人権侵害などと言われてしまうので、「言い訳の余地」のような法律によくある部分です。それを逆手に取る人たちも存在して、「99人コンサート」とか、あからさまに「新人類がやってますよ(違法じゃない範囲で感動できますよ)」的な地下アイドルも作ろうかなと思っています。

ウタ子がバンドに加入する経緯は、元々前任のヴォーカルの子(女子)の友達だったとか、いつも一緒にいる仲間の中のひとりという存在で、前任者が健康上の理由でバンド活動が続けられなくなるというのがきっかけになります。バンド自体はインディーズの中では割と有名で、後任のヴォーカルを見つけて活動を存続させようということに決めているのですが、なかなか適任者が見つからずにいます。

バンドメンバーが揃ったとき(練習とか)に、「ウタ子やってみない?」っていう冗談とか、マイクテストのようなイベントが発生して、その時のウタ子の実力に全員が圧倒されてしまいます。ウタ子が新人類だというのはみんな知っていて、「同調力」の効果とかわかっていても、それをひっくり返すくらいの衝撃を受けてるほどの歌唱力だったのでした。

あまりに衝撃が大きすぎて、その日は一旦解散して全員が帰宅したのですが、ギタ夫はそれを録音していて、改めて自宅でそれを聴いてみるのでした。

注:録音されたものには「同調力」効果はなくて、純粋に歌唱力の実力を計る事ができることにしておきます。

ギタ夫は、その録音されたもの(スマホ?タブレット?)を友人の大手レーベルのプロデューサーのところへ持ってゆくのでした。


ギタ夫「とりあえず、説明無しでこれを聴いてくれ。」
友人P「何?新曲?」
ギタ夫「・・・・・」
友人P「オーディション?」 (流れた楽曲をギタ夫のバンドのものだと知っていての反応)
ギタ夫「・・・・・」
友人P「いいね!」 (歌が始まったところで)
ギタ夫「・・・・・」
友人P「・・・・・」  (みるみる顔色が変わる)
ギタ夫「・・・・・」
友人P「これはとんだ掘り出し物じゃないか!ここに持ってきたってことは、ウチでデビューする気なのか?」
ギタ夫「・・・・・」
友人P「誰?どこで見つけたの?」  
ギタ夫「・・・・・ウタ子だよ。」
友人P「ウタ子ちゃんって、あの…?」  
ギタ夫「そうだ。」
友人P「確か彼女、新人類だったよね?」
   「いや…でも…録音だから…。」  (「同調力」に関する回想)
   「(落ち着け、俺)とにかく、冷静になって、、この話は他所へは持って行かないでくれ。」
ギタ夫「わかった。そうする。」
友人P「で、どうだったんだ?」  
ギタ夫「・・・・・」
友人P「お前は、直接聴いたんだろ?その歌を…。」


と、こんな感じでウタ子の秘密は暴かれ、メジャーデビューの道を歩むのですが、彼女の歌を「同調力」込みで聴いた時の麻薬的な凄さでストーリーを進めてゆくのか、「同調力」を使わなくても人を感動させる事ができるというストーリーに進めるのか、未だに枝分かれしたままになっています。

ギタ夫と友人Pのやり取りの温度差は、ふたりの間に時間差で衝撃が来ているということを表していて、要約すると「凄えな → でも、どうすんだ?」という感じで、そこから枝分かれしています。



「グリーンマン」新カテゴリ作りました

前回の記事で紹介した「新人類物語」ですが、作品のタイトルを「グリーンマン(仮)」ということにしておきます。タイトルの「グリーン」は映画の「グリーンブック」からいただきました。そして、(仮)設定として、新人類の体にはどこかに緑色の痣があり、それで見分けられると同時に、肌の一部に緑色の部分を持つことで差別を受けてしまう「グリーンマン」と呼ばれる存在になってしまうという設定(仮)を作ったからです。

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大まかなストーリーの方向性だけ決めておいて、小さな設定については複数用意しておいてその中からお話が広がりそうなものをチョイスして行こうと思っています。外見上の差異については「ある・なし」で枝分かれしています。その中でも、「潜在的なものと一見してすぐに分かるもの」という枝分かれも作っておきます。潜在的なものというのは、服を着てしまえば隠れる場所に「痣」が現れる設定にしておくと、「実は新人類だった」というプロットが作れるのと、「自己申告がないと確かめられない」という設定が、疑心暗鬼という設定にプラスに働くのではないかという期待です。

「実はオレ…」と言って痣を見せる演出にも使えそうです。公衆の面前で裸もしくは裸に近いファッションをすることで「我らは旧人類である」というアピールをする運動になったりします。逆に緑色のタトゥーを入れて「我らは新人類の仲間である」アピールをする人たちもいたりします。「緑の痣」とか、思いっきり差別用語っぽくって面白いなあとか考えています。旧人類とか新人類とかを騙る者も現れて詐欺行為を行うことで、誤解がますます広がるというのも面白いです。

法律的にもある程度整備されている必要があるかもしれませんね。「同調力」を使うことで起こる不公平をなくすために、一定の業種に新人類は就けないようになっています。その埋め合わせのために新人類は優遇されている部分(生活保護みたいなもの)もあって、逆に旧人類から反感を買っていたりします。

主人公は、「音楽ユニットを組む男女」というものを考えています。「お互いの気持は『歌』で伝えることができるから『同調力』は、僕らには無意味だ」と考えていて、それに賛同する人もいれば、「危険思想」だと、糾弾する人たちもいて、対立構造の引き金になっていたりします。お互いに愛し合っていて、その表現が「相手に支配されてもいいくらい愛している」という表現がさらに問題を大きくしてしまいます。

「能力が相手と接触することで使用可能になる」という枝分かれも考えています。その設定を入れることで、握手やハグといった相手との親睦を深めるために有効だと思われている行為が禁忌とされてしまいます。つまり、自分を守ろうという行為が行き過ぎて、他人との交流を遮断してしまうようになります。「利己主義」の是非についても人類の課題として取り上げられるようになります。

ストーリーを作る上ではまだ大雑把すぎるのかもしれませんが、まず最初の一歩として、まとめてみました。






フィクション界で今最もアツいテーマ

第91回 アカデミー賞 で賞をとった作品には「差別問題」を取り上げたものが多かったようです。

グリーンブック

今回のアカデミー賞に限らず、海外でのフィクション作品では「差別問題」をストーリーの中心においたり、差別を受けている側が主人公だったりして、またその作品がヒットしているのです。

今までは、そういうものはヒットしないというのが定説だったのですが、逆にヒット作品にそういうものが多くなってきている(町山智浩さん調べ)らしいので、日本でもその傾向が無いとは言えないと思うのです。

辛いこと・苦しいことを克服してゆくストーリーは感動を呼ぶのですが、あからさまに「差別」を取り扱うことが日本ではまだタブー扱いなので、どうしても「女子高生が病気になって…」というストーリーでお茶を濁しているのが現状(町山智浩さん調べ)らしいです。まあ、今一番共感を得られる(トレンド)苦労が「差別」ということなのでしょう。

アニメでもそういうタブーとされているものを取り入れれば、ヒット作も夢じゃないとかもしれないと思っています。今、アニメで「差別問題」をストレートに扱っているものはありませんが、一番近いなと思われるのが「東京喰種」なのでしょうか?

東京喰種と差別問題

僕はこの作品がヒットしている理由がわからず、(原作の絵が綺麗だったり、キャラが良かったりはあるのかもしれないけれど、作品がこれほどヒットしている根拠になるまでといえるか…ということ)やっとその答えが見つかったような気がしています。

作品が迷走しているように見えるのは、初期設定の「差別との戦い」というテーマから少しずれてきたからではないでしょうか。つまり、「今がチャンス」なわけで、「差別問題」ど真ん中をえぐるような作品が出現する下地は出来上がっているのかもしれないのです。「カムイ伝」のリメイクとかいいですね。「ゴールデンカムイ」もいいセン行っているかもしれないです。「どろろ」はあえて外しているかもしれないですね。

僕が考えているのは「新人類系」でしょうか。新しく進化しちゃった子どもたちが生まれるようになって、「旧人類」との争いに発展してしまうというものです。竹宮恵子さんが開拓してくださっているジャンルではありますが、1970年代よりは更に差別についての描写を突っ込んだものが作れるのではないかと思っています。

新人類の能力は、ファンタジーとしてはちょっと期待はずれなくらい低いものを考えています。あまり能力が高すぎると「ヒーローもの」になってしまい、テーマからそれてしまう心配があるからです。アイデアとしてあるのは「同調力」と呼ばれるもので、人間同士で相手を納得させたり、行動を制限したりできるというものです。かわいい女の子からの「お願い」とほぼ同じものなのですが、「能力として発動できる」のが大きな違いです。また、能力の個人差も大きかったり、成功率も100%でなかったりと、ヒーローとしての能力としては「役に立ちそうもない」レベルで、一見すると「どこに問題があるの?」というのがポイントになっています。

あえて能力値を低くしたのは理由があって、「相手を疑心暗鬼にさせる」のを問題にしたかったからです。つまり、その能力が科学的に立証されていて、アドバンテージが存在していた場合、「お互いが対等に付き合えるのか?」を、ストーリーの骨子にしようと企んでいるからです。例えば、約束や契約をするときに自分の意志を相手の能力によってコントロールされるとしたら、その相手と普通に接することができるのかということです。

福島の放射能に対して過剰に反応する人たちを見ていると、「もし、そんな能力が存在したら」という妄想が僕の中で膨らんでスゴイことになっています。もう、デマとか中傷とかが広まって収拾がつかなくなってしまい、おそらく最終的には「人種隔離政策」という非人道的な道を選ぶ人たちが出て来ることも、ありえない話ではないと思います。新人類の割合の少ない地域では「魔女狩り」に近い騒動が起きる可能性もあると思います。

能力としては些細なものでよいのですが、それによって一部の人たちに不利益が生じるというのがデマを育て、大きな社会問題となってしまうというものです。新人類の外観が旧人類と違っていたりすれば、もう本当に地球全体を揺るがすような事件になると思います。


僕の考えているストーリー背景は、

ある日、新種のインフルエンザが地球上で猛威をふるい、人口の何割かが失われてしまうという事件が起きたのが発端になります。人口の急激な減少によって大都市ではその機能が制限され、危機的な状態に陥ります。それを打開するために移民政策が各地で積極的にとられるわけですが、その中で、地球上のとある種族がウイルスに耐性を持っていて、移民に対して優遇され、全世界に彼らの遺伝子を持つ「子孫」が増えることになるのです。

ところが、その「混血児」の中から人類の「新種」と思われる者たちが生まれるようになるのです。最初のうちは、外観が少し違っているだけでそれ以外は同じ、つまり、人間として平等な付き合いをしていたのですが、彼らが成人して社会に出るようになると、「ある違い」について噂が広まるようになるのです。そして、その噂を確かめようといくつかの実験が行われその結果に世界が揺れるというものです。


いろいろと、解決方法とか良いアイデアとか生まれてはくるのですが、反対勢力とか市民運動とかで潰されたりとか、なかなか前に進まないというのは現実世界を参考にするればいくらでもあると思うのです。そして、その中で主人公はお互いの勢力の間で恋人同士とか、古典作品からエッセンスとかディティールを分けていただいて、大団円は望めませんが「希望」が生まれてハッピーエンドみたいなものを考えています。



「盾の勇者の成り上がり」主人公はラフタリアちゃんでいいんじゃない?

「原作者は友達いないんじゃ…?」って、思っちゃたんだからしょうがない。まあ、主人公が勇者のくせに仲間を作るスキルが全然なくて、お金で買ったり、くじの景品とその友達とか、そういうメンバーでパーティーを組んでいるというのが現状だから。MMORPGでギルドマスターだったら、やばい人。

本当に娘の身を案じているのなら、素行の悪さから妹よりも王位継承権を低くされてしまった姉とか、

鞭使い

こんなやつを野放しにしている王とか、本当に娘を溺愛しているの?っていう。

まあ、人と人との結びつきに関して独特の価値観を持っている人なのだなあ…と。物語の主人公は観客(読者)から共感を得なきゃならないのだけど、それを考えると尚文くんにも共感する人が一定数以上いて、ラノベもヒットしているということなのでしょうね。


それはさておき、

ラフタリアちゃん

僕だったら(このブログの主旨)、ラフタリアちゃんを主人公にしちゃうんだけどなあ。ということで、僕の考えた設定は、。

尚文くんは、寡黙で周りから誤解されているだけで本当はいい人っていう、高倉健さん的なキャラになってもらいます。そんな健さんと一緒に旅をするって、ラフタリアとフィーロは武田鉄矢と桃井かおりってことになりますね。「幸福の黄色いハンカチ」かよ。

過去にヒットした作品から成分を抽出して自分の作品にエッセンスとして加えるのは常套手段で、山田作品レベルになれば、それを引き出しの中に入れておくのは「パクリ」というよりも、基礎知識として身につけておくべきものなのかもしれませんが。

ラフタリアはそんな寡黙で不器用な尚文くんを一生懸命サポートする役回りになってもらいます。で、亜人という設定はそのまま被差別民族という形で残します。この「被差別民族」が、今のトレンドじゃないかと(この話はいずれブログで紹介する予定です)考えていて、ラフタリアの設定の中で最重要な部分だと思っています。もうひとつの重要な設定で、ラフタリアは人間よりも寿命が短いっていうのはどうでしょう?まあ、成長も早かった(買ったときは子供だった)わけだから、旅の途中で「ごめんなさい。私はここまで…。」みたいなタイムリミットが存在するのです。

被差別民族という設定は、周りから疎まれる存在で、そこから一生懸命仲間を増やしてゆくというストーリーになります。と、ここまで考えて、「努力したぶんだけ見返りがあるストーリー」って、ヒットしないんだろうな…。

異世界に転生して、いきなりチートキャラで再スタートするっていうのが、そもそもだからなあ…。

尚文くんが旅をする理由も考えておかないとストーリーが作れないのですが、また、そんな「義務」を設定に入れちゃうと、ヒットしないのだろうなあ…。



人工知能VS人間で戦争をしたら 令和編「道化兵」とは?

よくある近未来物で「機械VS人間」「ロボットVS人間」的なものは作られまくっているので、新たに何かを作れる隙間も、もう無いんじゃないかと思っています。ただ、A.I.というものを現実として見ることができるようになった現代では、過去の「想像でしかなかったもの」に比べてもう少し深い考察のされたストーリーが作れるのじゃないかというのが、僕のA.I.研究なのです。

人工知能VS人間

単体同士での人工知能VS人間では、A.I.の方に分があるというか、進化のスピードが違いすぎるのでいずれ人間を凌駕するだろうという予想は確実視されていますし、一部の分野では全く相手にならないほどになっています。そして、人間にはどうしても克服できない弱点があるわけで、(例えば、記憶というデータの処理をする量やスピードの限界が低かったり、記憶そのものの正確性が劣ったりなど)その弱点を突かれるとあっさりと機械に敗北してしまうのです。

逆に「A.I.の弱点」がわかれば、人間側にも逆転のチャンスはあるわけで、その辺りのせめぎあいをドラマにできるのではないかと考えています。

爆岡弾十郎

ネタ元になったのは片山まさゆきさんの「ノーマーク爆牌党」で、この作品に登場する爆岡弾十郎というキャラは相手の手牌が全て読めてしまうという特技を持っていて、その特技はA.I.ならできそうで、それを身につけられたら人間は太刀打ちできそうにないというものなのです。

親切な解説をしようと思って余計にわかりにくくすると、麻雀が将棋やチェスと異なるのは「見えないもの」の存在で、単純な可能性の選択だけでなく、「相手の手札を読む」といった、より複雑な手順が必要になるのです。セオリーと外れていたり、うっかりミスを犯していたりというような人間にありがちな行動が、A.I.には予想のできない「ジョーカー」となって、その「予想」を崩すことができるのです。

「ノーマーク爆牌党」の設定では、当大介という素人キャラが、場を乱す行動をとって爆岡弾十郎の予想を迷わせるという弱点になっています。



で、思いついたのが、敵側のA.I.を惑わせるのが目的の捨て駒で名付けて「道化兵」。最初の設定は、未来の戦争で「戦士はサイボーグとかロボットが主流になっている世界」というもの。当然、指揮を取るのはA.I.に任されるようになっていて、より高度化されていった結果、相手の予想を混乱させるために非論理的な行動をとる生身の人間を「道化兵」として部隊の中に組み込むようになっているというもの。

道化兵の人選は、その目的のために「ランダム」で行われ、当然、やる気のない者や未成年者も含まれてしまいます。そして、敵側とすればその「道化兵」を消去することで自身の予想の精度を上げることができるので、真っ先に標的にされてしまう、とっても残酷な運命にさらされることになります。

簡単に「道化兵」だと見抜かれてしまってはならないので、それそれ、特殊能力を持っていてカモフラージュになっていて、その分野では本物の兵士よりも能力が高かったりします。

どこが面白いのかを自己判定すると…

「戦争モノ」って、感情の起伏を大きくしやすくて、フィクション向きの舞台だとは思うのですが、今までさんざん僕が言ってきたようにアニメやマンガでは戦争の描写がグダグダで、全体を台無しにしている事がよくあって、その設定の解決に役立てられるのではないかと考えています。

たとえば実際の活躍している「兵隊さん」はエリートの集団のはずで、一般の人(観客)から共感を得やすい普通の人キャラにしてしまうと「落ちこぼれ」になってしまうのに、物語の主人公なわけですから(戦争に)勝ち続ける義務も負っていて、その辺りのバランスのとり方に不自然な部分ができてしまい、リアリティの薄い仕上がりになってしまうのです。

また、子供が最新鋭の戦闘機を操縦していたり、上官の命令を無視したり、絶対死ななかったり、実際に戦争を行っているのであればありえない設定なのですが、フィクションとしては割と重要な要素だったりというジレンマも同時にあって、この「道化兵」というキャラは、そこの部分をつなぎ合わせる画期的な発明じゃないかと自負しています。

もちろん上記の「敵に見抜かれないための特殊能力」で、個性たっぷりのキャラも作れますし、兵士に志願しているわけではないので、「戦争反対」とかの「そもそものイデオロギー」が間違っていても戦争に参加させることもできるのです。

たとえ味方同士であっても、誰が道化兵なのか知らされてしまうと敵にも読まれやすくなってしまうので、それすらもわからないようにすれば物語は更に複雑になって面白くなると思っています。

ストーリーの一例として、

「道化兵」の主人公が、ずっとコンビを組んでいた親友と「戦争が終わったら…」みたいな世間話をしているところを敵に狙撃され、その相方が瀕死の状態になってしまうのですが、その時、自分と同じ「道化兵」だと思っていた相方が、ロボットだったことに気付かされるところから物語は始まります。


面白そうでしょ?せっかく元号が令和に変わるので、戦争アニメもこのくらい進化しても良いのではと思っています。

<追記>
「道化兵」に求められる能力は一つだけあります。それは「運の良さ」で、これをエッセンスに、超ファンタジーの世界が作れると思っています。


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