本家の「ロード・オブ・ザ・リング」は、「指輪を持て余した結果それを棄てにゆく」というストーリーですが、「指輪を核のゴミに置き換えたら面白いかなあ」という、ただの思いつきです。宮○駿アニメが「子供たちが自然を大切に考えるようになって欲しい」みたいな評価を受けているのなら、これはこれで子供たちへの問題提起になるのではと思っています。(過大評価)
ざっくりと登場人物は実在の人たちと置き換えたほうが作りやすいのではということをふまえて。
【王様】
ゴミを棄てる首謀者。政府とか行政の長の役割。ストーリー上はチート剣士も務める。無敵の強さを誇るが、万が一のことがあったらゲームオーバー/企画自体が終了してしまうので、戦闘に参加できない。ということで、周りからは「肝心なときに」と思われている。
【大臣】
実務を仕切る行政官。「縦割り」になるほど成熟してない(わかりやすくするため)ので、財務とか防衛とか外務とか兼任している形。よーするに偉い人。頭は切れるがヘタレなのが難点。言葉で言いくるめてその場を乗り切る特技を持っている。
【錬金術師】
行政とは離れた設計・開発担当の技術者。政治的な腹芸が使えないので、グループの足並みを乱すトラブルメーカー。エンジニアとしての能力は高く何でも作ってしまうが、余計なものも造りがち。
【神様】(魔法使い)
宗教的な指導者と経済的なリーダー。かつては王を凌ぐほどの人望を集めていたが、経済の発展によって人々の信仰心が弱まり、その力も随分と弱まってしまっている。今回の事態も過去に幾度が「警告」はしていたのだが、低い「信用度」のため歯止めをかけることができなかった。そもそも、「解決」する能力は持っていなくて、人間の力に頼らなければならない。唯一持っている能力が「後回し」。
【鬼娘】
警察・軍隊などの国家による暴力装置。突然変異による人間の亜種。ほぼ無敵だが、物理的な攻撃・防御能力しか持っていない。見た目と武力以外は普通の人。自分の能力を最大限に活かせるので、職業として気に入っている。
もう二人増やして七人にするのが王道だったような。まあ、女の子が少ないので(それが理由で「鬼娘」が誕生しました)、秘書のような女の子を王様の横に置いても良いかもしれませんね。
キャラデザインも考えているのですが、それは後ほど。
物語の背景はやっぱり中世ヨーロッパ風異世界で。核廃棄物だと科学っぽいので、錬金術師の作った「便利なもの」で、やっぱり人造人間(ホムンクルス)でしょうね。寿命があって、棄てなきゃならないのだけど「呪い」が漏れてしまうので、どこにでも棄てるわけにはいかないという代物。ただ、便利なので社会に行き渡っていて「それ無しの生活」はありえないという状況で、これからも作られるし、現時点で大量に出回っているから、それもどうにかしなきゃいけない。まあ、「核のゴミ」と同じ問題を抱えています。
物語のプロローグはこんな感じ。
それは、ずっと昔の話…
ではなくて、未来の物語。
どのくらいの先のお話なのかは
今は言わないでおきましょう。
まあ、どこへ行っても適当な理由を作って断られるというストーリーです。最終回というか、オチもちゃんと考えています。