アニメができたらいいなと妄想しているブログ

他人の作品を観て、「自分ならこうするのに」と、妄想するのって楽しいですよね。その妄想を割と本気でまとめてみたら、アニメの原作ができるんじゃないかっていう、さらに妄想なんですけれど、二次創作という名前の寄生をして、誰かに完成品を作ってもらおうと素材になりそうなものをばらまいています。

相互RSS募集中です

2017年10月

「宝石の国」 第4話 感想 3Dアニメの未来

ちょっと前に僕の中で「立体GIFアニメ」というものがブームになっていました。

jpg

こんな感じのものなのですが、2次元なのに立体感を感じる不思議なGIFだったのです。

よくある3Dものとか、立体視と言うものは左右の眼に別々の情報を与えて脳の中の立体を認知する機能を利用しているのですが、これは片目で見ても立体に見えるすごく不思議なGIFアニメです。

これで、空間が表現できるのなら、2次元の表現方法として取り入れるべきだと思うのです。というか、映画の世界では既に日常的にやっていることなんですけどね。

giphy

なんてことないのですが、「カメラが動くことで、空間が認知できる」というものです。僕がこのブログで3Dアニメの話題を採り上げる時に「カメラの動き」にこだわっているのはこういうことなんです。

このGIFほど強調しなくても、少しだけカメラが動くだけで、そのシーンの奥行とかが表現できて、その空間がストーリー上で重要であるのなら、必ずそういうカメラワークは必要なはすです。それをアニメに取り入れようとして、背景画をレイヤー状に重ねてそれをずらすことで擬似的に表現をしたり大変な作業をしているのですが、背景が3Dなら、「カメラ位置」という概念さえあればすごく簡単に処理できると思うのです。

いや、簡単だからこそ積極的に取り入れることが3Dアニメの大きなメリットだと思っています。

宝石の国

いや、こんな素晴らしい素材があるのだから…

original

ちなみに、これは1991年の作品。
個人的には、このカメラワークは「遠近法」くらいに研究が進んでいて、日本の映画界(アニメを含む)がハリウッドから大きく引き離されている部分だと思っています。

祝「モブサイコ100」実写化

s-モブサイコ実写化

「モブサイコ100」が実写化されるそうで、役者さんの実年齢とかそのアジャストとかいろいろ考えてみて、この作品は「ちょーのーりよくばとる」じゃなくて、別の方向性もあったんじゃないかと考えています。

まあ、ズバリBLなんですけどね。

もう既に非公式ではそういう方向の作品をスタートさせている人もいると思うのですが、茂夫と霊幻の関係がすごく美味しいところにあって、これを使わない手はないなと。二人の関係をストーリーのメインに置いて共に成長していく物語です。あ、BLと言っても「広義のソフトなやつ」です。

霊幻はちょっと設定を変えて、バツイチで別れた奥さんとヨリを戻したいということにして、茂夫の彼女を作りたいという願望と合わせてお互いが助け合いながらイチャイチャするっていう感じです。僕のイメージだと大泉洋をもう少し寡黙でイケメンにした感じでしょうか?オダギリジョーとか福山雅治ではかっこよすぎて微妙なんですけどね。

二人の年齢がポイント高くて茂夫は中二病丸出しで、霊幻はやっぱり周りの声が聞こえなくなってしまう年齢なのです。二人ともやっていることが上手くいかなくて、見ている方がもどかしくなるような応援したくなるようなキャラに育ってくれたら成功なんですけどね。

応援というか二人を見守る雰囲気を大切にしたいので、俯瞰した観点からストーリーを進める必要性を感じていて、そうなるとジジイ目線か女性目線かの二者択一になると思うのです。ジジイ目線は需要がなさそうなので女性目線で進めていくと、やっぱりBLになってしまうのかなあと…。「響け!ユーフォニアム」が百合アニメかってくらい広義のBLなんですけどね。

目線の重要性というのは、「天元突破グレンラガン」の最初の頃のシモンとカミナの設定がそれにすごく近いのだけれど全くそう見えなかったのはTRIGGER視点だったからじゃないかと僕は推測していて、マツコデラックスさんから「そこがカワイイのよ」と、言わせるキャラに持って行くのが生命線じゃないかと考えています。まあ、カミナの設定が17歳ということなので、もうちょっと上だったら面白かったかなあとか、惜しいです。

元妻もまんざらではない設定にしておかないとひっつきそうでひっつかない関係にならない(したい)ので。ひっつけない理由も必要になります。

経済的な問題というのは王道ですね。霊幻がちゃんとした職業に就いてくれないというところまではテンプレートですが、やめられない理由と打ち明けられない秘密が必要になってきます。「呪い」というのはわりと簡単な策で、「男性としての能力」を封印されたというのがギャグ要素としても使えるし、エロを入れても越えられない壁として有効なんじゃないかと企んでいます。茂夫にも同じ呪いがかかっていることにすれば彼女が作れない理由にもなるし、ふたりの絆としても使えるのではと期待しています。

オープニングエピソードで、初めて二人で組んだ仕事で失敗して呪われるというのもいいですね。霊幻は、ずっとインチキだったのに茂夫という本物に出会って、そこで調子に乗りすぎてやらかしたみたいな感じです。

全裸になった時に、股間をモザイクにして「俺の◯◯をこんなにしやがって!」と絶叫して、面白いかというのがポイントで、そこが霊幻をオダギリさんや福山さんにやらせて面白いかというところです。生田斗真はちょっとハッタリの凄みとか背の高いイメージがなくて、松田龍平あたりが適役でしょうか。いや、実写化のキャストの希望じゃなくて、僕がつくりたいストーリーのキャライメージなんですよ。

「少女終末旅行」 第2話 感想 というかエンディング感想



このアニメを制作したのは原作者のつくみずさんだということで、原作の絵が動くっていうのはある意味不思議な感覚があるものですね。僕の勉強不足で申し訳ないのですが、原作のことは全く知らなくて、改めてネットの中でチェックしてみたのですが、メチャメチャ絵がカッコよくてびっくりしています。

少女終末旅行

なんだか、すごく簡単に描いていますが、只者じゃないと感じました。ものすごい厚着なのに体の姿勢とかすごくわかるし、それでいて、ちゃんと可愛らしく描けているし、これが動くのだからたまらないですね。この人は多分絵を描くスピードがとてつもなく速い気がします。じゃないと、アニメなんて作れないでしょう?それでいて、このクォリティなんだから、人間じゃないかもしれないです。

少女終末旅行3
少女終末旅行2
少女終末旅行4

原作絵を見ると白黒のコントラストとか、パースの使い方とか、すごくカッコよくて、「これをアニメにしたい」っていう気持ちで、アニメを作っている人はウズウズしちゃうんでしょうね。ところが、原作者がアニメまで作っちゃったもんだから、本職のアニメーターさん達はハードルが上げられちゃったというか、スゴイプレッシャーだと思います。

少女終末旅行5
少女終末旅行6

世界観というか、原作の持っているビジュアルイメージを再現できるかとか、あるいはそれ以上のものが作れるのかとか、興味深い作品です。

s-身長の違い

僕なんかは、この二人の身長の違いに反応というか共鳴してしまうのです。なんか、いいでしょ?この感じ。


スマホが壊れると社会からはみ出してしまう

スマホが壊れると、人間としての強度がぐっと下がってしまうというお話。

スマホを持ち歩くのに、夏の間はポケットのついていない服装が多く、ズボンの尻ポケットでは壊してしまいそうなので、首からぶら下げていたのですが、穴の開いている部分が上向きになってしまうので、どうやらそこから水が入ったみたいです。というか、iPhoneって防水じゃなかったの?というそもそもの疑問は置いておいて、本体の中に液体が確認できるとのことです。

ある日、突然電源が切れてしまい、再起動するとバッテリーの残量が足りず、充電を始めると既に100%という状態で、フル充電できているかと思いきや、再度電源が切れるという症状で、なんだか思いっきりテンションが下がるような壊れ方なのでした。

近くにAppleが無いくらいの田舎なので、キャリア会社に行くとメチャメチャ待たされて、時間が足りずに一発で修理できずにダラダラとやってしまい、更にテンションが下がってしまうのでした。一緒にやる気というか、人間強度(って使っているけどどういう意味なんだろう?)が下がってしまい、ぐだぐだな日々を過ごしてしまっているのでした。

以下、そういう人間強度が下がっている時の思考を漫画にしてみました。

スマホ妖精_001




「メイドインアビス」と「ツイン・ピークス」 共通理解と時間軸

面倒くさそうなタイトルですが、ストーリー上の時間のスピードと作品の上映スピードのギャップをどう埋めるのかというお話です。

s-傷の癒えたリコ

とりあえず、傷は治っていますが、複雑骨折して神経をぶった斬られているのですから、あれから3ヶ月くらいは経っていると思うのですよ。そのうちリコがどのくらい昏睡状態だったかはわかりませんが、テレビもゲーム機もないわけですから、三人が会話する時間はたっぷりあったと想像するほうが普通なんじゃないかと思うのです。

それをふまえての「レグが私を守ってくれた証拠なのよ」だし、「私たちと一緒に来てくれないかな?」という発言なのだと思います。まあ、かなり重い言葉だと思ったほうが懸命です。結局、何が言いたいのかというと、この作品は、想像以上に省略されている部分が多いと思ってよいのではということです。

ナナチがレグにミーティのことを頼むまでにでも、二人が話し合う時間はかなりあったのではと僕は想像しているのです。レグのリコに対する気持ちとか、そういう話は聞かされていると想像するのは難しいことではないと思います。「受け手」がどう判断するかなのですが、実際にオンエアされている時間と物語の時間とを調整する必要があると思うのです。

s-ミーティは暖かいなぁ

これは作者のつくしあきひとさんの美学だと思うのです。

IMG_0179

ミーティの命を断つ相談をしている時にナナチは釣りをしているのですが、この描写も興味深いです。釣りの目的は食事なわけで、釣った魚の命は彼らの食料になるために消費されてしまうわけで、その前段階として餌の虫は釣りという行為のためだけに命を断たれてしまうのです。そういう関係を背景にして、自分達の手でミーティの命を断つ計画を立てているわけで、「命ってなんだろう?」というのが作品の中に隠されているテーマだと思うのです。

省略された時間

そういう部分は敢えて直接的に描かずに観ている人の完成に委ねているのではないでしょうか?とにかく意図的な省略がかなり多いので、観客の補完能力が問われる作品なのではないかと感じています。リコの前向きな性格も、「普通だったらこっちを選択するはず」というのは省略している可能性もあります。散々試してみたけど、こういう一般とは違う選択をするほどの状況になっている描写という可能性もあります。

ツイン・ピークス ダイアン

そう思ったのは、「ツイン・ピークス THE RETURN」というツイン・ピークスの続編を観たからで、この作品はその逆で、物語のスピードを観客に体験させる方法をとっているからです。具体的には、タバコを我慢する登場人物の我慢しているイライラが伝わってくるように、観客にもイライラさせる時間を与えているのです。漫画にはそういう時間のスピードを読者に委ねているので、あまり感じないのかもしれませんが、アニメや映画にすると、共通理解を得るためのさじ加減というのが重要になるのではないかと思うのでした。

作者の描きたかったものにどうしてもエネルギーが集中してしまうのですが、漫画と違ってアニメの場合はそれが「時間」という具体的な形になってしまうということだと思います。
三浦建太郎さんがメイドインアビスの作者だったら、単行本は40巻くらいまで出ているのに、まだ、リコ達は第四層あたりをウロウロしているんじゃないかとか、そういうイメージです。決してdisっているわけではなく、「ベルセルク」と「メイドインアビス」は、それぞれの作者がその作品で一番描きたかったものが違うということだと思います。


2017秋アニメは再放送祭り (笑)

恥ずかしながら、僕にはコレクター癖があって、アニメを鑑賞するだけではなく録画してディスクに保存して、それを収集しているのですが、これが結構大変な作業になっていて、どこでペースを落とそうかと悩んでいるのです。

収集が目的になってしまっていて、全然観ていないのに録画だけしていたり、気に入ったものは「保存用」とか「布教用」とか、もう、自分で呆れているのですけどね。そこに今期の再放送ラッシュがやってきて、僕のキャパシティを完全に超えているのです。

それでもなんとか行けるところまでは頑張ってみようとは思っているのですが 、やはりそれなりに評価が高かった作品はつい、見入ってしまいますね。ユーフォニアムの1期とかヤバイです。

劇場版 響け!ユーフォニアム

今、劇場版をやっていてその販促活動という意味合いが強いのだと思いますが、1期を録画できなかったコレクターとしてはとてもありがたいです。それにしても、この作品は全体のストーリーがしっかりとできているので、劇場版は総集編のような作りになっているみたいですね(観ていない)。僕としては2期はあすか先輩推しなので、もう、彼女を主人公にしちゃって、あすか先輩目線のストーリーに書き変えちゃったほうがいいのではとか考えています。

というか、「涼宮ハルヒの消失」とか、「たまこラブストーリー」みたいに、TVシリーズが序章だったのかと思うくらいのスゴイ劇場版とかになっちゃうのじゃないかとかまで、妄想は膨らんでいるのです。


今回の再放送の目玉は何と言っても「妖怪人間ベム」でしょう(笑)。と言うか、何で今「妖怪人間ベム」なのかっていう話なんですけどね。それにしても、色の使い方とか、今観ても新鮮です。次の放映がいつになるのか(これが最後?)わからないので、とりあえず、コレクションの中に入れるしかないでしょう。
ベラ
 
記念に僕が以前描いた〈おでこ萌〉ベラの絵を貼っておきます


声優さんのお仕事

ものすご~く昔のお話なのですが、声優さん絡みのお仕事をさせていただいたことがあります。とは言っても直接お会いしたわけではなく、ある電子機器の音声ガイドを「特別バージョン」として、アニメの声優さんのものにしたバージョンを作るということで、そのプロトタイプを制作させていただきました。

当時としては画期的なものだったらしいのですが、その頃の僕はアニメに関して全く知識がなかったので、その声優さんがどのくらい「スペシャル」だったのか、全然記憶にありません。最近では、いろいろな電化製品から人の声がするので、ふと、そんな昔のことを思い出すのでした。

一般に家電製品のその独特の喋り方は画一的で、逆にもっと個性的にしてもいいんじゃないかという僕の考え方は異端なのでしょうね。とはいえ、カーナビなどでは、アニメ声優さんバージョンとかあって、使い方が間違わなければ個性的で面白いものができるとは思うのです。

それもきっと「クレーマー」とか呼ばれる人達がうるさいので、家電と呼ばれる実用性を重視されるものについては、なるべく余計なところで個性を強調せず、穏便に目立たないほうが望ましいとされているのでしょうね。

それでも、僕なら「新井里美さんの真面目な大人声」なら、あの味気ない声よりも100倍は高級な雰囲気が味わえるのではとか抵抗してみるのですけどね。

hqdefault

逆に、電化製品がこうろぎさとみさんとか、久野美咲さんとかの声で喋りだすとか、そういう方向も見てみたいという気持ちも無いわけではなかったりするのです。

<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-2725067-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
記事検索
ギャラリー
  • 忍者ハットリさん その後
  • 「ロード・オブ・ザ・プルトニウム」を考えてみました
  • アニメ「pet」についてひとことふたこと言わせてください
  • 「謎設定」を血肉にしてみる
  • 「バトルもの」に足りないもの
  • スティーブン・キングに捧ぐ(死んでないけど)
楽天市場
読者登録
LINE読者登録QRコード
カテゴリー
アーカイブ
RSS
メッセージ

名前
メール
本文

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('