しっとう？岩田亜矢那

プロ野球って面白い！
プロ野球って素晴らしい！

これぞ首位攻防戦！
これぞ伝統の一戦！

結果的には３連勝、３連敗と一方的な結果となったが
原ジャイアンツとて、なんら恥じる事はない。
ひとつ間違えれば、この連勝連敗なそのまま反対の結果となっていたかも知れない。
それ程、紙一重の３連戦であった。

この戦いに敗者はいない。
両チームに「アリガトウ」とスタンディング・オベーションを贈りたい。

唯一敗者がいるとすれば
折角放映権をもっているのに
そのひとつをＮＨＫに売り飛ばしてしまい
残りの２戦も８時５４分で放送を打ち切ってしまった
日本テレビ放送網であろう。

そしてタイガース、２５年振りの１０連勝！！
奇跡はまだまだ始まったばかり。

日本の一番のライバルと思われていたサウジがカタールに負け、
そのカタールがゴマメ扱いされていたベトナムと引き分けと
実はドングリの背比べという事が判明したグループＣ。

灼熱のアウエーのサウジ戦
日本は如何に戦うのか？
平山を外してデカモリシの１トップで挑んだ。

当然、今回も点が入らない。
ホームのベトナム戦でもわずか１点なのだから
アウエーのサウジ戦でこの展開は当然か？
後半焦ったサウジが２枚目のイエローを貰い退場
一人少ない相手に、日本はどう戦うのか？

試合前は「ここは引き分けで上出来」と考えていた気もするが
急に元気がでて攻めに勢いを増す日本。
しかし、ここで反町の意思表示がはっきりしない。
「攻めれそうやったら、いって！でも基本守って。
負けたらシャレならんし」って感じか。

途中からサウジは明らかに
「ここは引き分けで如何ですか？」
と明らかに意思表示をしてきていたが
筆者はここは乗るべきではないかと思っていた。
スケジュール的にも一番キツイこの試合
後の事を考えると、体力温存するのもひとつだと。
まあ、案の定攻めきれず、結果的にスコアレスドローなのだが・・・

勝負はこの直後のホームのカタール戦。
現在の勝ち点上の当面のライバルはカタール、
しかもベトナムからの移動のカタールは時差も少ない、
今度は必勝体制で挑まなければならない日本五輪代表。
とりあえず残暑納まらないかな～
それとも急遽、北海道で試合する？！