宇宙よりも遠い場所 #13 「きっとまた旅に出る」<終>
最後にすごいカウンター! 「宇宙よりも遠い場所」の最終話。
南極観測隊の一員となって働くマリ達、しかし夏隊はあと3日で帰還。
残りの日数もあちこちへ移動し、南極の氷やペンギンを堪能する。
大人達はそのまま越冬、マリはそのまま一緒に残ろうと言い出す。
が、まわりの事情がそんな事を許すはずもなく日向にデコピンを食らう。
しかしマリはまた四人で来て今度こそ越冬しようと話しかける。
隊長の計らいで最後にやりたいことを考えていたマリは隊員達との
ソフトボールを提案する。
剛速球で男性隊員をノックアウトする隊長。
そして次の打席はその剛速球を打ったという貴子の娘、報瀬。
襲う速球にへっぴり腰で振ったバットははるか遠くへとボールを飛ばす。
お別れ会を前に髪をバッサリと切るという報瀬。
会場に現れると隊長達を驚かせるが貴子とそっくりの笑顔を見せる。
代表として挨拶をする報瀬、自分がここへやってきた理由、そして南極で感じた事。
「私はここが大好きです。越冬頑張って下さい。私はここへ帰ってきます、ここに」と
閉めると見送る隊員達は皆、涙。
お土産、託されたもの、そして実は熱烈な結月のファンらしき男性隊員からの
CDへのサインとドラマへの期待の言葉。
自分を応援してくれているファンがいると、改めて気付く結月。
最後にかなえは実はプロジェクトがかなり危機的な状況だったとうち空かす。
それでもここまで来られたのは報瀬達の存在が後押ししてくれたからだと。
そして報瀬は母の使っていたノートパソコンを隊長と一緒に越冬させて欲しいと託す。
驚く隊長に「私はもう無くても平気ですから!」と報瀬の表情を見ると
「分かった」と受け取る隊長。
マリ達を乗せて離れていくヘリを見送る隊員達。
貴子のノートパソコンの報瀬からのメールを見ていた隊長はあることに気付く。
船上でビデオレポートを撮影しようとしていたマリは上空にオーロラを見つける。
白夜で見ることが出来ずに心残りとなっていたオーロラ。
日向は一生懸命に美しくビデオに収めようとするがなかなか美味くいかず焦る。
そんな日向に「良いんじゃないかな?」とここは自分の目で堪能しようとマリ。
甲板に寝そべって空を仰いでいると報瀬にメールの着信が。
母からの「本物はこの一万倍綺麗だよ」とオーロラの写真。
ふっと笑顔になった報瀬は「知ってる!」と返す。
日本に着いてすぐに「ここで別れよ」と提案するマリ。
「もう、一緒にいられないという事ですか?」と質問する結月に「逆だよ、一緒に
いられなくても一緒にいられる、だって私たちは私たちだもん」と返すマリ。
思わぬ名言(迷言?)に納得した四人はそれぞれのやるべき事をやって
また一緒に旅に出ようと約束を交わす。
そして報瀬の100万円の話が出ると「あれはもう無い」と三人を驚かす。
空よりも遠い場所に「おたから」として置いてきたと言ってさらに驚かせる。
それぞれ自分達の場所へと帰っていく四人、そして彼女達を迎える人達。
彼女達は改めて自分達の済んで居た場所のことを知る。
ベッドに横たわりひと息付いたマリはめぐみに帰宅の報告を送る。
が、返ってきた答えは意外なものだった。
「残念だったな、私は今、北極だ」とオーロラを背にした写真を添付してきた。
涙ぐみながら「なんでー!」とツッコむマリ。
女子高生と南極観測隊という特異な組み合わせのドラマ。
前半は彼女達の無謀で滑稽なエピソードが中心で面白さのウェイトが高かったけど
いざ南極向かってからの道中、そして南極に上陸してからはコミカルな中にも
ちゃんと泣かせてくれる話があって。
人間ドラマとしてすごく完成度が高かった作品だと思います。
これから彼女達はまたそれぞれに旅の準備を進めることだろう。
もちろん先ずは南極、今度こそ大人になって何らかのエキスパートとならないと
隊員として南極へと足を踏み入れることは出来ないかも知れない。
それでも彼女達の次の南極大陸上陸に期待するしかない。
そして無事にまた帰るべき処に帰ってくること。
すごく面白い作品でした。
スタッフとキャストの皆さん、ありがとう。そしてお疲れさまでした。
南極観測隊の一員となって働くマリ達、しかし夏隊はあと3日で帰還。
残りの日数もあちこちへ移動し、南極の氷やペンギンを堪能する。
大人達はそのまま越冬、マリはそのまま一緒に残ろうと言い出す。
が、まわりの事情がそんな事を許すはずもなく日向にデコピンを食らう。
しかしマリはまた四人で来て今度こそ越冬しようと話しかける。
隊長の計らいで最後にやりたいことを考えていたマリは隊員達との
ソフトボールを提案する。
剛速球で男性隊員をノックアウトする隊長。
そして次の打席はその剛速球を打ったという貴子の娘、報瀬。
襲う速球にへっぴり腰で振ったバットははるか遠くへとボールを飛ばす。
お別れ会を前に髪をバッサリと切るという報瀬。
会場に現れると隊長達を驚かせるが貴子とそっくりの笑顔を見せる。
代表として挨拶をする報瀬、自分がここへやってきた理由、そして南極で感じた事。
「私はここが大好きです。越冬頑張って下さい。私はここへ帰ってきます、ここに」と
閉めると見送る隊員達は皆、涙。
お土産、託されたもの、そして実は熱烈な結月のファンらしき男性隊員からの
CDへのサインとドラマへの期待の言葉。
自分を応援してくれているファンがいると、改めて気付く結月。
最後にかなえは実はプロジェクトがかなり危機的な状況だったとうち空かす。
それでもここまで来られたのは報瀬達の存在が後押ししてくれたからだと。
そして報瀬は母の使っていたノートパソコンを隊長と一緒に越冬させて欲しいと託す。
驚く隊長に「私はもう無くても平気ですから!」と報瀬の表情を見ると
「分かった」と受け取る隊長。
マリ達を乗せて離れていくヘリを見送る隊員達。
貴子のノートパソコンの報瀬からのメールを見ていた隊長はあることに気付く。
船上でビデオレポートを撮影しようとしていたマリは上空にオーロラを見つける。
白夜で見ることが出来ずに心残りとなっていたオーロラ。
日向は一生懸命に美しくビデオに収めようとするがなかなか美味くいかず焦る。
そんな日向に「良いんじゃないかな?」とここは自分の目で堪能しようとマリ。
甲板に寝そべって空を仰いでいると報瀬にメールの着信が。
母からの「本物はこの一万倍綺麗だよ」とオーロラの写真。
ふっと笑顔になった報瀬は「知ってる!」と返す。
日本に着いてすぐに「ここで別れよ」と提案するマリ。
「もう、一緒にいられないという事ですか?」と質問する結月に「逆だよ、一緒に
いられなくても一緒にいられる、だって私たちは私たちだもん」と返すマリ。
思わぬ名言(迷言?)に納得した四人はそれぞれのやるべき事をやって
また一緒に旅に出ようと約束を交わす。
そして報瀬の100万円の話が出ると「あれはもう無い」と三人を驚かす。
空よりも遠い場所に「おたから」として置いてきたと言ってさらに驚かせる。
それぞれ自分達の場所へと帰っていく四人、そして彼女達を迎える人達。
彼女達は改めて自分達の済んで居た場所のことを知る。
ベッドに横たわりひと息付いたマリはめぐみに帰宅の報告を送る。
が、返ってきた答えは意外なものだった。
「残念だったな、私は今、北極だ」とオーロラを背にした写真を添付してきた。
涙ぐみながら「なんでー!」とツッコむマリ。
女子高生と南極観測隊という特異な組み合わせのドラマ。
前半は彼女達の無謀で滑稽なエピソードが中心で面白さのウェイトが高かったけど
いざ南極向かってからの道中、そして南極に上陸してからはコミカルな中にも
ちゃんと泣かせてくれる話があって。
人間ドラマとしてすごく完成度が高かった作品だと思います。
これから彼女達はまたそれぞれに旅の準備を進めることだろう。
もちろん先ずは南極、今度こそ大人になって何らかのエキスパートとならないと
隊員として南極へと足を踏み入れることは出来ないかも知れない。
それでも彼女達の次の南極大陸上陸に期待するしかない。
そして無事にまた帰るべき処に帰ってくること。
すごく面白い作品でした。
スタッフとキャストの皆さん、ありがとう。そしてお疲れさまでした。