タイトルの気の根元にある光の玉が３つになってたな。


　

CLANNAD -クラナド- 初回限定版 (2004/04/28) 不明 商品詳細を見る

　ことみエピソードも起承転結の転に入った。

　語られることみと朋也の過去。ことみは友達がいなかった分、迷い込んできて先入観なく遊んでくれた朋也の事をずっと憶えていた。得てしてこういうことは男はさっぱり忘れてしまうものだｗ

　両親が飛行機事故で他界。突然の事故で大切な人を喪う苦しみと哀しみ。この前のバス事故でそれが想起されてしまったことみのトラウマであった。

　誕生日、一緒にお祝いしてくれるはずだった両親が死んでしまった。

　最後にかわした言葉が、大嫌いだったのだから余りに出来すぎですが、それもまたことみの心に深い傷になってしまったのだろう。

　頭ではわかっていても。それでも自分が両親を嫌いなんて言わなければ、両親はいなくなったりしなかったんじゃないか、って。

　勉強して、両親の事が載ってる論文や新聞記事を切り抜いていたのは、両親への罪滅しだった。

　そして、ことみを忘れていた朋也もまた罪滅しを考える。

　両親が死去して以来、荒れ果てた庭。それはことみの心の象徴ともいえる。

　その庭を昔の、両親がまだ健在だったころのように戻すことが、彼女の心を束縛から解き放つ唯一の罪滅しと信じ、朋也は庭の掃除を始める。

　思い出の庭を蘇らせるために。

　ことみエピソードは、終盤、特に両親の手紙辺りでゲーム版で大泣きした覚えがあります。風子エピソードもよい出来だっただけに、ことみエピソードも期待したいところです…。