四年目の祟りの真相。そして集いし最後の駒。

　

ひぐらしのなく頃に解 捜査録 -紡- file.01〈初回限定版〉 坂井久太; 川瀬敏文; 保志総一朗; 中原麻衣; 雪野五月; かないみか; 田村ゆかり (2007/09/21) Frontier Works Inc.(PLC)(D) この商品の詳細を見る

　カケラ結びも今回で最後。今回は今まで謎だった悟史の失踪の真相が明かされる。

　沙都子の誕生日プレゼントのぬいぐるみを買って失踪した悟史。しかし実は入江の車に乗せてもらい、その途中で雛見沢症候群の末期症状が出てしまったのだ…。

　この時点では生死不明となっていますが、果たして…。

　
　今回は鷹野視点の話はなく、淡々と語られるは部活メンバーの話。レナの両親の離婚。母親派手な人だなｗ　というかレナはやはり母親似？　第一話の30代のレナと感じが近いか。

　風呂場でのリストカット。そして見てしまった蛆虫。ごめんなさいとひたすら謝る声が聞こえたのは、羽入が謝っていたからだったのね。

　
　そしてまた四年目の夏。悟史が消えた夏。一人の男が雛見沢に家を買い求める。息子が起こした事件。家族全員で新たな出発をするべく、彼はここに居を定める。

　そこで遊ぶ二人の少女。彼女たちは待っていた。彼が、最後の駒が揃うのを待っていた。

　現時点で昭和57年なら、53年に赤坂もやってきてるし、部活メンバーも揃いつつある。そして、奇跡を起こす男、前原圭一もやってくる。

　圭一は鬼隠し編から回を重ねるごとに成長していっているキャラですが、正直なところ祭囃し編では少々霞がちになります。ただ彼の役割は十二分に果たせた。

　すでに悟史が消えた後、お魎も今までの因習に嫌気が差しており、新しい風が淀んだ空気を吹き飛ばしてくれる事を願っていたのだった。


　ルールＺである「祟りがあるという雛見沢の縛られた土壌」。これを打ち破ったのは他でもない圭一。そしてルールＸである「仲間同士の疑心暗鬼」に陥ったレナを解放したのも圭一だった。

　そして最後のルールＹ「雛見沢の死と女王古手梨花の死」。もっとも過酷にして逃れがたい強固な意志を持った鷹野三四に対するために、集いし仲間たち。


　この時が来るのを百年かけて待っていた。そして、本当に最後の最後の駒とは、他でもないオヤシロさまこと、羽入だった。
　終始傍観者に徹してた羽入が、ついに鷹野の運命に立ち向かう為に顕現する。


　昭和54年の祟りからの復讐、そして舞台背景の予習はＯＫということで、次回からいよいよ次回からが真の祭囃し編の幕開けです。