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ティアーズ・トゥ・ティアラ 第26話 「力の言葉」
2009-09-28 Mon 14:42

 レクトールを追い詰めたアルサルたち。だがそのとき、轟音と共に地中から巨大なモンスターが出現する。それは神の戦車と呼ばれた絶対殲滅兵器であり、先の大戦で多くの都市を焼き払い、そしてアロウンの命を奪ったメルカディスであった。レクトールは自らの身を与えることで、メルカディスのパワーを増大。その強大な力の前に、アルサルたちは逃げ惑うしかなかった。だがアロウンとアルサルは、希望の炎を絶やさぬため最後の力を振り絞る。

 
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電撃プレイステーション編集部

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 叙事詩もついに終了。タリエシンも帰ってきて、アロウンも相討ちで斃れることなく物語は完結。

 これはこれで良かったのではないかと。うたわれるものが、最後物悲しい終わり方だっただけに、同じアクアプラス作品との対比で、明るく〆ることができてよかったのではないかと。(うたわれるものはうたわれるもので希望を持たせる終わり方で好きだったけど)

 OPに出てくる塔のようなものこそ、メルカディスだったわけで。いきなり規格外の化物が出てきたけど、ほとんど死者が出ていないというのもすごいですな…。

 力の言葉を思い出したプリムラ=リアンノンによって、メルカディスは崩壊し、レクトールも斃される。

 やはりどうにも悪役の描き方が弱かったかな…。レクトールももっと序盤からラスボス伏線が欲しかったですが…。

 
 ラストはペンドラゴンの称号を手に入れたアルサルが戴冠式を終えて、各人のその後が少しずつ語られる。みんな息災でEDまで駆け抜けられて良かったと思う。最近BADEND作品が多いですからねー。 彼らの物語は、まだこれから続く。希望を持たせる終わり方でした。

 PC版があって、そのリメイクのゲーム、アニメなのでどうなるかと見ておりましたが、最後までまさにアロウンの目指す王道的なアニメで楽しめた。

 スタッフ、キャストの方々、お疲れでした。
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