死闘の末に傷ついた図書隊。世論が逆風となって襲う中、稲嶺はある決意を抱く。
　カミツレの花言葉を胸に、堂上の快復を信じる郁。いま自分にできること、愛するものを守りぬくこと……。郁たちが見つけた答えとは？

　

図書館戦争 【初回限定生産版】 第一巻 (2008/08/06) 井上麻里奈前野智昭 商品詳細を見る

銃創32箇所て、普通死んでるって…。タフすぎる玄田。二階級特進が決まりましたが、それは退任する稲嶺司令に変わって、図書隊を導いていく役目を仰せつかったkら。

　というか、玄田は独身……なんだろうなぁ…。

　
　で、一方堂上は、火傷や怪我は負わなかったものの、心をやられてしまった模様。失認および遂行機能障害。堂上の心を呼び覚ます為に、毎日病院に通う郁。実に甲斐甲斐しい。

　世間からの風当たりは厳しくなる一方。その中、度重なる取材攻勢に郁も捕まってしまうのだが。

　毅然とした態度で自分たちの仕事の誇り、本を人々が作り出した物を守る事を訴える郁。確かに図書隊側からの意見でしかないものの、それは大勢の人の心に届いたようで。生放送後に、たくさんのカミツレの花が届けられた。

　堂上の病室に、たくさんのカミツレを持参。この期に及んで空気が読めてない手塚ｗ

　ようやく堂上への気持ちを素直に告げる事ができた。そして、郁の献身さが、臭い言葉でいうと愛が奇跡を起こしたのか、また堂上が郁が困った時いつもしてくれたように、頭を撫でてくれて話を〆るという…。

　構成としては出来すぎなのですが、見ていてニヤニヤしっぱなしでした。堂上が郁の頭を撫でるのは、絶対に必要だと思ったし、画になるシチュエーションですからね。

　二人とも恋愛は不得手っぽいからとてもぎこちないんだろうけど、それがいいのかもしれない。堂上の気持ちはさっぱり分からないけれど、郁を大事に思っているのは間違いないみたいだし。

　二人とも普段とプライベートは上手く切り分けるんだろうな。堂上の部下デレをもっと見ていたかったが…。

　それなりに上手く最後はまとめたような。だいぶ省力されたエピソードもあるようですが。

　画も良かったし、案外堂上の中の人がハマリっぽくてよかったなぁ。

　スタッフ・キャストお疲れ様でした。でも出来ればフルエピソードでしっかり見たかったかもです。