山崎拓巳著 「人生のプロジェクト」
山崎拓巳著 「人生のプロジェクト」のご紹介。
この本のコンセプトは、題名の通り「人生は一つのプロジェクトだ」ってことです。
また、何のためにその目標を達成するのかというプロジェクトの“目的”があるのも、人生そのままです。
人生において使える時間は限られています。誰にでも「終わりの時」が訪れます。その限られた時間の中で誰もが目的を持ち、その目的を達成するための目標を設定する。
なぜ目標を設定するかと言えば、それは人生を“楽しむ”ため。毎日を楽しむためには、目標(夢)を持ち、その目標までの期限を決めてしまうことが秘訣なのかもしれません。
期限が決まれば、予定が組めます。そして、予定が決まれば、今やるべきことが見えてくるのです。プロジェクトの発進です。
夢をかなえるまでのプロセスは単純です。やるべきことを決め、それを着実にやっていけばいいだけなんです。間に合わないことはあっても、できないことは何もありません。
人生を楽しむって、言ってみれば、「朝、目覚めたときにワクワクしている」かどうかってことだと思います。今日も一日、楽しい日が待っているぞ。あれもやりたい、これもやりたいって。
「これはいけるぞ!」っていう感覚があると、間違いなくワクワクしてきます(最近感じていないかも)。でも、この「これはいけるぞ!」というワクワク感は、何かを目指していない限り感じることはないんです。また、その目指しているものが大きければ大きいほど、ワクワク、ゾクゾクしてくることでしょう。
自分は何がしたいのか? どうなりたいのか? 心が躍り、ワクワクさせてくれるものは何なのか?
自分の人生を楽しむためには、まず「何から解放されたいか」「どうなったら嬉しいか」を確認することです。
あなたは今、何かに縛られていますか、人生を楽しめていない理由がありますか。あるいは欲しい人生がありますか、こうなりたいという思いがありますか。
間違いなく誰にでもあることだと思いますが、では自分で見えるかというと、これが難しいんですね。なぜなら、自分で見ないようにして来たから。見てしまうと、それを解決する必要が出て来るので、普段の生活の中では目を背けているんです。
あなたの心の奥底にあるものを引きずり出して来るには、いつもいつも自分に問いかけていくしかないでしょう。自分と対話することでしか、自分の人生の目的は見えてこないのだと思います。
ビジョンとはビジュアル化された未来の予想図です。絵や写真など、視覚に訴えかける素材をたくさん集めることで、イメージをはっきりさせることが可能です。
自分のビジョンと関連がありそうな素材を目にしながら、自分と対話してみませんか。1日5分でもいいので、ノートを広げ、一人で考える時間を持ちましょう。
そして出来れば、ここで書いたように、それを“日誌”として記録していくのです。思いつくままにペンを走らせ、自分の中にある「小さな心の声」を外に出してあげましょう。
思いを文字にするうちに、いろんな考えが整理され、不要な物が振るい落とされ、最後に自分の中のまっすぐな欲求が見えてきます。
「親孝行をする」はイメージにすぎませんが、「両親を年に一回、海外旅行に連れていく」は具体的な事実です。頭に描かれた「イメージ」は、明確な「事実」にすることによって、はじめて目標になるのです。
さて、ゴールは何処なのか? 「金持ちになりたい」と言っているだけでは、決して金持ちにはなれません。なぜなら、そこには終わりがないから。
「お金がもっと欲しい」と願い続けるのではなく、「月収を5万円アップさせる」と決めれば、何をどうすればいいのかが分かります。
目標は、A・B・Cという3段階の目標を決めておいた方がいいと著者は言います。
うまくいかないときに、どれだけ前に進めるか、その合計こそが「人生の差」になっていくのでしょう。
将来こうなりたい。そのためには今年中にこうなりたい。今年そうなるためには、今月中までにこうなっておきたい。それならば今日はこれをやっておくべきだ。
段取りによってデザインされた小さな一日が、奇跡のような未来につながっていくのです。
段取りとはゴールまでの階段をつくることです。雲の上にあるような目標も、一段一段を登れる高さに設定すれば、やがてたどり着くことができるのです。
また、イチローの言葉を紹介しておきましょう。
不敗の方程式は、「ゴールまでに必要な作業」を洗い出すことです。
できる限り、思いつく限り、時間が許す限り。作業を洗い出せば出すほど、一つの階段が小さくなり、手に届きそうもなかったゴールがリアルに見えてきます。
また、一つの階段を小さくすればするほど、シンプル&具体的になってくるというメリットもあります。
ゴールまでに必要な作業を洗い出すことができれば、いろいろ悩むことなく、「あとはこれだけやっておけば必ず達成できる」という安心感が生まれます。
その確信こそが人を全力にさせてくれるのです。プロジェクトを成功させるために、これ以上大事なことはありません。
こうしてプロジェクト達成のために、「何をすればいいか?」が導き出されました。あとはただ行動するだけです。
この本のコンセプトは、題名の通り「人生は一つのプロジェクトだ」ってことです。
人生をワクワクドキドキ生きる。そのために目標を決めよう
達成すべき“目標”があり、そのための“計画”を立て、それを“実行”に移していけば、全てはプロジェクトになります。人生をプロジェクトになぞらえるのも自然ですよね。また、何のためにその目標を達成するのかというプロジェクトの“目的”があるのも、人生そのままです。
人生において使える時間は限られています。誰にでも「終わりの時」が訪れます。その限られた時間の中で誰もが目的を持ち、その目的を達成するための目標を設定する。
なぜ目標を設定するかと言えば、それは人生を“楽しむ”ため。毎日を楽しむためには、目標(夢)を持ち、その目標までの期限を決めてしまうことが秘訣なのかもしれません。
期限が決まれば、予定が組めます。そして、予定が決まれば、今やるべきことが見えてくるのです。プロジェクトの発進です。
夢をかなえるまでのプロセスは単純です。やるべきことを決め、それを着実にやっていけばいいだけなんです。間に合わないことはあっても、できないことは何もありません。
「これはいけるぞ!」という感覚がいまここにあるかどうか。ワクワク感が、つねに人生の羅針盤だ。
人生を楽しむって、言ってみれば、「朝、目覚めたときにワクワクしている」かどうかってことだと思います。今日も一日、楽しい日が待っているぞ。あれもやりたい、これもやりたいって。
「これはいけるぞ!」っていう感覚があると、間違いなくワクワクしてきます(最近感じていないかも)。でも、この「これはいけるぞ!」というワクワク感は、何かを目指していない限り感じることはないんです。また、その目指しているものが大きければ大きいほど、ワクワク、ゾクゾクしてくることでしょう。
毎日必ず自分との対話の時間を持つ
でも、何を目指すのか。自分の人生の目的は何なのか。(これこそが、「7つの習慣」の第2の習慣「目的を持って始める」なのですが、その詳しい内容に関しては、この続きとして、後日書いていきたいと思います)自分は何がしたいのか? どうなりたいのか? 心が躍り、ワクワクさせてくれるものは何なのか?
自分の人生を楽しむためには、まず「何から解放されたいか」「どうなったら嬉しいか」を確認することです。
あなたは今、何かに縛られていますか、人生を楽しめていない理由がありますか。あるいは欲しい人生がありますか、こうなりたいという思いがありますか。
間違いなく誰にでもあることだと思いますが、では自分で見えるかというと、これが難しいんですね。なぜなら、自分で見ないようにして来たから。見てしまうと、それを解決する必要が出て来るので、普段の生活の中では目を背けているんです。
あなたの心の奥底にあるものを引きずり出して来るには、いつもいつも自分に問いかけていくしかないでしょう。自分と対話することでしか、自分の人生の目的は見えてこないのだと思います。
ビジョンとはビジュアル化された未来の予想図です。絵や写真など、視覚に訴えかける素材をたくさん集めることで、イメージをはっきりさせることが可能です。
自分のビジョンと関連がありそうな素材を目にしながら、自分と対話してみませんか。1日5分でもいいので、ノートを広げ、一人で考える時間を持ちましょう。
そして出来れば、ここで書いたように、それを“日誌”として記録していくのです。思いつくままにペンを走らせ、自分の中にある「小さな心の声」を外に出してあげましょう。
思いを文字にするうちに、いろんな考えが整理され、不要な物が振るい落とされ、最後に自分の中のまっすぐな欲求が見えてきます。
目標は“事実”にしよう
そして、目標は“具体的に”ね。本書では、目標はシンプルな「事実」にしよう、と表現しています。「親孝行をする」はイメージにすぎませんが、「両親を年に一回、海外旅行に連れていく」は具体的な事実です。頭に描かれた「イメージ」は、明確な「事実」にすることによって、はじめて目標になるのです。
さて、ゴールは何処なのか? 「金持ちになりたい」と言っているだけでは、決して金持ちにはなれません。なぜなら、そこには終わりがないから。
「お金がもっと欲しい」と願い続けるのではなく、「月収を5万円アップさせる」と決めれば、何をどうすればいいのかが分かります。
目標は、A・B・Cという3段階の目標を決めておいた方がいいと著者は言います。
- A目標:もし叶ったら、小躍りするほど嬉しい目標 ・・・クリアできたら最高。
- B目標:ちょっと頑張ればできるかもしれない目標 ・・・ここを目指す。
- C目標:絶対いける自信がある目標 ・・・何があってもクリアしたい。
うまくいかないときに、どれだけ前に進めるか、その合計こそが「人生の差」になっていくのでしょう。
ステップを小さくするほど、ゴールが近づく
そして、「どんなふうに進めるか」です。将来こうなりたい。そのためには今年中にこうなりたい。今年そうなるためには、今月中までにこうなっておきたい。それならば今日はこれをやっておくべきだ。
段取りによってデザインされた小さな一日が、奇跡のような未来につながっていくのです。
段取りとはゴールまでの階段をつくることです。雲の上にあるような目標も、一段一段を登れる高さに設定すれば、やがてたどり着くことができるのです。
また、イチローの言葉を紹介しておきましょう。
小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただ一つの道だと思っています。
とんでもないところへ行く
ただ一つの道だと思っています。
不敗の方程式は、「ゴールまでに必要な作業」を洗い出すことです。
できる限り、思いつく限り、時間が許す限り。作業を洗い出せば出すほど、一つの階段が小さくなり、手に届きそうもなかったゴールがリアルに見えてきます。
また、一つの階段を小さくすればするほど、シンプル&具体的になってくるというメリットもあります。
ゴールまでに必要な作業を洗い出すことができれば、いろいろ悩むことなく、「あとはこれだけやっておけば必ず達成できる」という安心感が生まれます。
その確信こそが人を全力にさせてくれるのです。プロジェクトを成功させるために、これ以上大事なことはありません。
こうしてプロジェクト達成のために、「何をすればいいか?」が導き出されました。あとはただ行動するだけです。
成功の反対は失敗ではない。
成功は必ず失敗の延長線上に存在している。
一番避けたいのは、やらずに後悔すること。
思っていても、変わらない。
はじめないと、はじまらない。
考え込むより行動。
動けば自然に見えてくる。
さあ、はじめよう!
成功は必ず失敗の延長線上に存在している。
一番避けたいのは、やらずに後悔すること。
思っていても、変わらない。
はじめないと、はじまらない。
考え込むより行動。
動けば自然に見えてくる。
さあ、はじめよう!
- 関連記事
-
- 金哲彦著 「ランニング・メソッド」
- KIMIKO著 「歩く姿勢が美しくなる本」
- 山崎拓巳著 「人生のプロジェクト」
- 丸山浩路著 「本気で生きよう!なにかが変わる」
- 小林正観著 「100%幸せな1%の人々」