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フリスクケースに電子オルゴールを組み込んで → 方向転換して

フリスクのケースの中に電子工作機器を組み込んで、って記事を色々と見かける事があり、私もその内に何か作ってみたいなってずっと思ってました。

ということで、半田ゴテも新調したので、久しぶりに電子工作をやってみようかな。

取り敢えず、フリスクケースのサイズを調べてみると、外寸:70×32×10mm、内寸:67(小部屋部分含む) x 28.5 x 8.5mm とのこと。

意外と(意外でもないか)厚みが少ないのが気になるなあ。

フリスクのケースは止めて、小さなブリキ缶に入れてみよう

さて、ここで一つ問題が。わたし、フリスクってそれほど好きではないんですよね。

せっかく作るなら、いくつか作って人にプレゼントしようと思うけど、そのためには複数個買わなければならない。中身不要のプラスチックケースのためだけに200円×必要数は、ちと気分が悪い。

なんか似たようなサイズのケースはないかなってeBayで探していたら、大きさも良く、デザイン的にも面白そうなブリキ缶を見つけました。

小さなブリキ缶

試しに4つほど注文してみましたが、届くまで最低でも10日は必要。でも、気持ち的には早く作ってみたくてウズウズと。

商品スペックで大きさは(外寸だけど)分かっているので、それに合わせて組み込む中身を先に作ってみようと思います。

作るのは電子オルゴール。電子オルゴール自体はATtiny85を使って何度も作っているし、最小構成で作ろうとすると、ATtiny85以外にスピーカーと電源さえあればOKなので、至極簡単。

今回は、その先の発展系も考慮に入れ、もう少し複雑な構成で作ってみようかと。

ATtiny85にATtiny13Aを組み合わせ、スピーカー出力には半固定抵抗を組み入れ、さらにLEDをプラス。こちらも以前(近いものは)作っているので、それほど難しくはない。

実は以前、ATtiny13Aで2つのATtiny85を制御して、複数の楽曲を演奏できないかと試した事があったんだけど、ATtiny85の数だけスピーカーが必要という罠から抜け出せなった過去が。

それが少し前、ある人から「これこれ、こうやったら出来るんじゃね」ってコメントを頂き、先々それも試してみたいなという深謀遠慮(ってほどでもないか)もあったりして。

小さな基板上にマイコン、ボタン電池、LED等を配置して

先ずはシンプルな形でATtiny85、ATtiny13Aを各1個に、ATtiny85を駆動するためのトランジスタ(S8050)。そこにLED、スピーカーを加え、電源はボタン電池(CR2032)を使う予定。

PasSというプリント基板エディタを使って実体配線図にすると、こんな感じに。

電子オルゴール(tiny13a制御)

組み込み予定のブリキ缶の大きさは、外径寸法:55×40×25mmなので、基板の大きさは少し余裕をみて48×32mmで製作していきます。

ATtiny85の駆動電圧はDC2.7~5.5V(ATtiny13AはDC1.8~5.5V)なので、CR2032の3Vで何の問題も無いはず。ただ、2枚重ね(直列接続)では6Vになってしまい、これはダメなようです。

これまでは単四電池3本直列(4.5V)で作っていたので、ボタン電池駆動は初の試み。次男に、学校帰りに秋月電子に寄ってもらい、CR2032用の電池ホルダを買ってきて貰いました。

CR2032電池ホルダ

多回転半固定抵抗は、以前にeBayにて(20個まとめて)買ったので、こちらはそれを使いましょう。

手元のは200Ωタイプ。25回転で0Ω~200Ωまで変化するわけで、1回転で8Ω増減することになります。うーん、こんなに精密な変化は不要なので、もう少し多きめのを買っておくべきだった。

使うのは初めてですが、2端子の半固定抵抗として使うには、下図の通り②と③ピンを接続してあげればいいらしい。

多回転半固定抵抗配線

回路図も描けたし、部品も揃ったので、次回組み上げていきます。



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