車検用の「2年点検整備記録簿」に沿ってチェックしていく
前回のユーザー車検から2年が経ち、再び車検の時期がやってきました。前回の車検の時、このクルマでの車検はこれが最後で、次回は新しいクルマの積りだったのですが・・・・・
さて、点灯しないブレーキランプの交換から気持ちよくスタートと思っていたら、バルブは切れておらず、クルマのどこかで断線の模様という、なんとなくスッキリしないスタートに。
気を取り直して、順番に点検を進めていきましょう。点検に使うのは、この「2年点検整備記録簿」。

上記内容で、点検整備記録簿の項目を色分け(+注意書き追加)。

上の「日常走行で不具合を感じない or 車庫の地面に油シミが無ければOK」というのは、ユーザー車検のマニュアル本から読み取ったことですが、あくまで自己責任において行ってます。
そもそも、自分でクルマの整備点検を行うのは、文字通り自己責任の下に行うものです。新車からの年数が浅いとか、走行距離が少ない場合は、(多分)大きな問題になることはないと思いますが、年数が深くなったり、走行距離が増えていくにつれ、素人の点検整備はリスクも増大していきます。
従って、もしこの記事を参考に自分でクルマの整備点検等を行おうとする方は、これまたあくまで自分の責任において行って下さい。
普段、クルマを運転している中で、エンジンのかかり具合はどうか、ブレーキはキチンと効いているか、ハンドル操作に問題は無いか、走行中に気になる異音はしてないか、車庫内のクルマの定位置の床には油シミが無いか等々、思い出したり確認したりしながら点検簿をチェックしていきます。
「公害発散防止装置等」の各項目に関しても「緑:日常走行で・・・・・」に分類しているので、文字通り日常走行で異音や黒い煙でも出ない限りOKと思っていますが、軽く点検をしておきます。
正直よく分かりませんが、マニュアル本を片手に配管類の損傷や取り付け状態、該当箇所の汚れ等をチェックしていきます。

上は、ホンダ オデッセイのエンジンルームです。車種が違えば当然配置等も変わってきますが、エンジンルーム内で点検できるパーツやゲージは大差無い筈です。
以下の項目は、 “液量” をゲージを引き抜いて確認したり、容器の横の目盛りで確認(Max - Min の間に入っているか)すると共に、周辺にオイル滲みや漏れがないか確認していきます。
ベルトの緩み(張り具合)は、オデッセイの場合はベルトの傍にある「インジケータ」で確認します。
上下の赤線(実際には赤くありません)が一致(近い)していれば、ベルトのテンションは問題無しなんだと思いますが、これはどうだろ?
うーん、判断がつかないのでディーラーに確認して貰うことに。
*後日、ディーラにて点検してもらったら、まだ許容範囲で特に問題無しとのことでした。
エアクリーナーエレメントの汚れ具合等は、4本のネジで固定してある蓋を外し、エレメントを直接見て確認します。
「緑」と「青」の2種類の項目に、(オートマなら)クラッチ等の不要項目を除外すると、ここまでで全項目の2/3くらいのチェックが完了していると思います。
マフラを手で揺らしたり目視で、取り付けの緩み、腐食や損傷等の確認をしていきます。ついでにエンジンをかけ、排気ガスの色を確認(薄紫色ならOK)。
以下のランプ類の点灯を確認。
フレーム、ボデーの外廻りを点検し、緩みや損傷等の確認。
タイヤ、スペアタイヤの空気圧の確認。
これで残すは、少し面倒な足廻りの点検のみです。ってことで、次回に続きます。
さて、点灯しないブレーキランプの交換から気持ちよくスタートと思っていたら、バルブは切れておらず、クルマのどこかで断線の模様という、なんとなくスッキリしないスタートに。
気を取り直して、順番に点検を進めていきましょう。点検に使うのは、この「2年点検整備記録簿」。

点検記録簿の各項目を4種類に分類
この点検記録簿の各項目を、以下の4種類に分類します。緑:日常走行で不具合を感じない or 車庫の地面に油シミが無ければOK
青:エンジンルーム内で点検
橙:タイヤを取り外した時に点検
無印:その他の項目
青:エンジンルーム内で点検
橙:タイヤを取り外した時に点検
無印:その他の項目
上記内容で、点検整備記録簿の項目を色分け(+注意書き追加)。

上の「日常走行で不具合を感じない or 車庫の地面に油シミが無ければOK」というのは、ユーザー車検のマニュアル本から読み取ったことですが、あくまで自己責任において行ってます。
そもそも、自分でクルマの整備点検を行うのは、文字通り自己責任の下に行うものです。新車からの年数が浅いとか、走行距離が少ない場合は、(多分)大きな問題になることはないと思いますが、年数が深くなったり、走行距離が増えていくにつれ、素人の点検整備はリスクも増大していきます。
従って、もしこの記事を参考に自分でクルマの整備点検等を行おうとする方は、これまたあくまで自分の責任において行って下さい。
「緑」の日常の中での不具合等の再確認
点検整備の手順ですが、先ずは「緑」の項目をチェックしていきます。普段、クルマを運転している中で、エンジンのかかり具合はどうか、ブレーキはキチンと効いているか、ハンドル操作に問題は無いか、走行中に気になる異音はしてないか、車庫内のクルマの定位置の床には油シミが無いか等々、思い出したり確認したりしながら点検簿をチェックしていきます。
「公害発散防止装置等」の各項目に関しても「緑:日常走行で・・・・・」に分類しているので、文字通り日常走行で異音や黒い煙でも出ない限りOKと思っていますが、軽く点検をしておきます。
正直よく分かりませんが、マニュアル本を片手に配管類の損傷や取り付け状態、該当箇所の汚れ等をチェックしていきます。
「青」のエンジンルーム内での点検へ
続いて、エンジンルーム内を確認していきましょう。
上は、ホンダ オデッセイのエンジンルームです。車種が違えば当然配置等も変わってきますが、エンジンルーム内で点検できるパーツやゲージは大差無い筈です。
以下の項目は、 “液量” をゲージを引き抜いて確認したり、容器の横の目盛りで確認(Max - Min の間に入っているか)すると共に、周辺にオイル滲みや漏れがないか確認していきます。
- ブレーキリザーブタンク
- エンジンオイルレベルゲージ(汚れ具合も確認)
- ウィンドウウォッシャー液(少なければ補充)
- パワステオイルタンク
- トランスミッションオイルレベルゲージ
- 冷却水リザーブタンク
- バッテリー(+、-のターミナル部の緩みも確認)

上下の赤線(実際には赤くありません)が一致(近い)していれば、ベルトのテンションは問題無しなんだと思いますが、これはどうだろ?
うーん、判断がつかないのでディーラーに確認して貰うことに。
*後日、ディーラにて点検してもらったら、まだ許容範囲で特に問題無しとのことでした。
エアクリーナーエレメントの汚れ具合等は、4本のネジで固定してある蓋を外し、エレメントを直接見て確認します。
「緑」と「青」の2種類の項目に、(オートマなら)クラッチ等の不要項目を除外すると、ここまでで全項目の2/3くらいのチェックが完了していると思います。
「無印」項目のマフラ、ランプ類、外観、タイヤの空気圧等の確認
足廻りの点検はちょっと面倒なので最後に回し、先に「その他」の点検項目を済ませましょう。マフラを手で揺らしたり目視で、取り付けの緩み、腐食や損傷等の確認をしていきます。ついでにエンジンをかけ、排気ガスの色を確認(薄紫色ならOK)。
以下のランプ類の点灯を確認。
- ヘッドライト(スモールライト、ロービーム、ハイビーム)
- ブレーキランプ(ライトのOn/Offでの確認と、ブレーキ操作での確認も)
- ウィンカーランプ(前後4か所のウィンカーランプとハザードスイッチの確認も)
- バックランプ
- ナンバー照明用ランプ
フレーム、ボデーの外廻りを点検し、緩みや損傷等の確認。
タイヤ、スペアタイヤの空気圧の確認。
これで残すは、少し面倒な足廻りの点検のみです。ってことで、次回に続きます。
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