隣の席の高嶺の花は、僕の前世の妻らしい。

席替えしたら隣になった美少女が、突然「前世の妻です」と迫ってくるようになった。多分、頭がおかしいんだと思う。(サイトの紹介文より)
2024年6月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
サイトの紹介文が短くて、しかもエグるような感じで笑った。まあ、いきなりそんなこと言われたら引くよな、普通。でも隣の席だし、グイグイ来られて、主人公の方にも事情があって、それに寄り添ってくれたりもして、なんのかんの一緒にいるうちに…あれ、なんか既視感が…的な。
ネタではなくて、ちゃんと前世の話も出てきたりして、全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
やり込んでいたゲーム世界の悪役モブに転生しました

(い、いや……。なんでみんなそんな勘違いしてるんだ……?)ひょんなことからやり込んでいたアクションRPG——ファンシーファンタジーのゲーム世界に転生した男。
モブの悪役奴隷商人という立ち位置だったが、悪者は成敗されるというシナリオである。
捕われていた少女を助け出し、トンズラをこくことにする。
当時ため込んでいたアイテムも使いながら、無事に街に送り届けたら——帝都直属の暗躍組織、ヴェルタールの一員? 最高位トレジャーハンター?
ただのモブで強くもないはずが、ゲームの知識を使ったばかりにこんな誤解が広がっていた。(サイトの紹介文より)
2024年6月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
“恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる”とか“貴族令嬢。俺にだけなつく”(1巻の紹介はこちら)の作者の新作。
ため込んでいたアイテム(今は貴重)を惜しげもなく与えたり、思わせぶりな態度を取っていたら、周りが良い方向に解釈してくれて、なんか大物扱い。幸せなのか不幸なのか(笑) まあでもバレなきゃ死亡エンドは無さそうだし、多少失敗しても周囲が勝手に勘違いしてくれて、返って評価が上がったりするかも…?w
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
虚構推理21

一代で財をなした飛島龍子。だが、40の時に夫を亡くし、以降は事業からは手を引いてずっとヴェールを被っているという。孫のもとに出てきた幽霊から話を聞いて、その謎を解こうと琴子に依頼が行くが…。
2024年5月に21巻が発売(前の紹介はこちら)。
20巻からの続き。事件のあらましを聞かされての琴子の推理は…あれ、けっこう普通? と思ったら最後に爆弾を。…まあ、事実はともかく、可能性としてはアリだなって感じで、依頼人の家族もやんわり納得しつつ、混乱する感じ。
終盤で次のエピソードが始まるんだけど、珍しく(?)九郎がメインの話。高校時代の同級生が絡む話なんだけど、これって琴子がからむ余地はないような…?
★やまぞ~的評価:○
スキル『植樹』を使って追放先でのんびり開拓はじめます

貴族家の子は十五になると素養を授かり、それによって将来が決まる。
武を貴ぶコンラート家の嫡子であるウッディ・コンラートが授かったのは、『植樹』という非戦闘系の素養だった。
「『植樹』の素養が使えるんなら、砂漠で一生育たない樹を植えてろよ!」
父から『大魔導』を受け継ぎ、自分の代わりに嫡子となったアシッドの思いつきで、ウッディは砂漠に追放されてしまうことに。
けれど彼が持つ『植樹』の素養で植えられる樹は……伝説の世界樹だった!?
自分を見捨てずについてきてくれたメイドや、実家と絶縁してまで追いかけてきてくれた婚約者、世界樹の実を食べたくてやってきた神獣も増え、日々はどんどん賑やかに。
困っている人を助けたり、世界樹で村を聖域にしたりしているうちに、気付けばウッディは砂漠で絶大な影響力を持つように!?
ウッディは砂漠を緑化しながら、悠々自適なスローライフを満喫していく!(サイトの紹介文より)
2024年6月に3巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
“その亀、地上最強”(紹介はこちら)とか“アラサー魔術師のゆる~いハーレムライフ”(紹介はこちら)とかの作者の新作。
樹を植えてるとレベルが上がって、新しい樹が植えられるスキルで、果物の樹なんかもラインナップにあるので、植えなくて済むね。スキルのおかげで強制的に育つし、砂漠地帯ではオアシスになってまさに救世主。
ウッディの村人になった人達の感謝でまたメニューが増えたりして、ますますすごいことに。。。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○