すべての人類を破壊する。それらは再生できない。7
ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました
成果がすべて上に搾取される騎士団で奴隷のように働いていた俺だったが、ギルドマスターを名乗る可愛らしい幼女からスカウトを受ける。
冗談半分で了承したつもりが巨額の前金を見せられ、俺は騎士団の脱退を決める。ギルドに行くとSランクの称号まで用意されていた。
――これは生まれて一度も良いことがなかった男のサクセスストーリー(サイトの紹介文より)
2021年6月に4巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。コミカライズもされてる。
魔物があふれる森で10年暮らしたとか、それは強くなるよな。で、そんな生活よりは楽だからって、ブラックな騎士団で奴隷のように働かされて…。
引き抜きの後もワーカホリックなところは変わらないというか、ワーカホリックになっちゃった性格が変わらないというか。他人の嫌がる仕事も率先してやるし、ギルドとしてもいい人材を引き抜いた感じ。難しい仕事も淡々とこなして、ちゃっかり女の子の気を引いてるところはさすが主人公というか(笑)
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
(コミック版)転生ごときで逃げられるとでも、兄さん?1
トラックに轢かれて異世界に転生することになった少年。だが、転生前に自分を監禁していた妹も同じ世界に転生すると知って、絶望する。どうにか逃げ隠れて過ごそうと、転生後のジャックとしての生を幸せに暮らそうと決意するが…。
2021年4月に発売。
少し前に出た同タイトルのラノベ(紹介はこちら)とかのコミカライズ。原作がなかなか印象深かったので読んでみた。
前世の妹の怖さはコミック版でも変わらないんだけど、監禁してる時の描写とか、具体的にイメージがあると拍車がかかるというか、さらに怖いな、これ。
ホラーだったりグロかったりもするので面白いという感想は合わないけど、全体としてはけっこう印象的だった。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
週4で部屋に遊びにくる小悪魔ガールはくびったけ!2
相変わらず遠慮なく聖也の家に入り浸り、誘うような言動をする美沙。そんな折、母親がいない日があり、一人だと不安だという美沙に止まっていけばいいと聖也の母親が許可を出してしまい…。
2021年6月に2巻が発売(前の紹介はこちら)。
中学生とお泊まりとか、なかなかヤバいな。まあ、一緒のベッドとかではないけど(当たり前だw)。
こんな感じで仲良くなりつつ、ちょっとは前向きになった聖也が球技大会で活躍したりして、…そこで出てくるか元カノ。まあ、美沙の焦りを誘うにはいいタイミングなんだが。当然ながら、聖也の方がちっとも動じてないというか。
着実に仲は進展してるなって感じだけど、聖也を完全に崩すにはまだちょっと足りない印象かなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
じいさんばあさん若返る3
長年リンゴ農家を営み、貧しくとも仲良くやってきた老夫婦の正蔵とイネ。ある日、目覚めるとなぜか二人とも若返っていて
…。
2021年4月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
じいさんだけ戻ってどうなることかと思ったら、とりあえず中身は若いままっぽい。一安心(?)というところだけど、若いままのばあさんはそれはそれで考えるところがあるらしい。
二人のなれそめ的な話も出てきたりして、なかなか興味深かったけど…って、あっさりまた若返ったなじいさん。。。
★やまぞ~的評価:○
→4巻の紹介はこちら
タグ : じいさんばあさん若返る新挑限
魔境生活
「ギョエエエエエエ!!!!!」
周囲のジャングルから怪鳥の鳴き声がする。
鬱蒼とした植物が、小動物を捕食している姿が見える。
空を見ると巨大コウモリのような魔物が猿の赤ん坊を掴んで飛んで行ってしまった。
呆然としていれば即座に死が待っている魔境サバイバル!
遺物が導く古代文明の謎!
うだつの上がらない冒険者が「魔境」を買ったら、どこかから追放された奴らが集まってきてしまった。家賃も払わないそいつらを追い返したい地主の話。(サイトの紹介文より)
2021年5月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
それはまあ、地の果てで、追っ手も来ないとなったら、すねに傷持つ身としては逃げ込んでくるよな。で、意外に暮らせるとなったらなおのこと。いやまて、こんなところで暮らせるなら、普通に冒険者やっていけたような。。。
まあでも賑やかにやってるようで、何よりなのでは…?w
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
(コミック版)銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。1
人類が宇宙に進出してから数千年、零細運輸会社足利運輸の社長足利光輝は、元軍人で姉さん女房の今日子と弟の清輝、可愛げのないアンドロイド、キヨマロと共に、購入した宇宙船カナガワのローンを返済すべく奮闘していた。
ところが、突然仕事中にカナガワごと異次元宙流に巻き込まれてしまう。
飛ばされた先は過去の日本であったが、それは光輝達の知る歴史とは微妙に違っていた。
誰よりも自分達が可愛い三人は、歴史が変わってしまう事も恐れずにこの世界で自由に生きていこうと決意するのであった。(サイトより)
2021年4月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)で、書籍化済み(1巻の紹介はこちら)。けっこう好きな作品なんで、コミック版も読んでみた。
飄々とした感じの光輝たちがうまく描かれてることもあるけど、お城とかのスケール感とかがイメージできてコミック版もけっこう良い感じだな。ちょっとオリジナルな要素も入っているので、それも新鮮だし。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
転生魔王の大誤算3
海王ダンテ12
勇者パーティーを追い出された補助魔法使いは自分の冒険を始める
勇者パーティーに所属する賢者エトウは、唯一得意とする補助魔法の価値を認めてもらえず、差別的な扱いを受けていた。
それでもエトウは役に立とうと頑張ってきたが、幼馴染みの剣聖から誤解を受けて距離をとられたことをきっかけに、勇者パーティーにいるのも潮時と思い始める。
パーティーを出て行ってほしいという勇者たちの言葉に従い、ついにエトウは勇者パーティーを離れることを決めた。
役に立たないと禁じられていた補助魔法を自在に使い、エトウは自分の冒険を始めていく。
「エトウ! どこでこれほどの力を!」
「補助魔法だと言いましたよ。もともと私に備わっていた力です。あなたが持つ勇者の称号と同じようにね」
エトウの力は、自分自身の想像を超えて、勇者の力を上回るほどの成長を遂げていた。(サイトの紹介文より)
2021年5月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
作者自身が書いているように、“ざまぁ”要素はあるけど、それがメインではない話。
パーティーでヒドい目に遭って、でも補助魔法使いだから仲間がいた方が良くて…奴隷からスタートですか。まあ、裏切られないってのが第一なのでしょうがないか。ちゃんと解放する道筋は作ってるし良いのかね。
勇者たちから離れたら、あっさり頭角を現してるけど、これは補助魔法が解禁になったからってことだよなぁ。
あと序盤の勇者パーティーから離脱するまでがけっこう長め(?)だけど、全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○