イジらないで、長瀞さん11

いつも後輩の長瀞にイジられ、からかわれる八王子。それでも何となく長瀞を嫌いにはなれず…。
2021年8月に11巻が発売(前の紹介はこちら)。
余計なお節介かと思ったら、八王子が頑張ったら、何やら長瀞もやる気に。…まあ、結果は惜しかったって感じだけど。
そのままいい感じというか、長瀞が攻めてきてる感じのところに、美術部に入部希望者が。八王子の方も過去が…? って思ったけど、そっちには行かないか。あ、入部希望者って部長の妹なのか、どうりで。。。
ひっかき回るのかと思ったら、けっこう援護射撃っぽい感じで、八王子がちょっと踏み出したな。…まあ、デートって今さらって感じもあるけど(笑)
★やまぞ~的評価:○
→12巻の紹介はこちら
タグ : イジらないで、長瀞さんナナシ
悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします

お兄様、生まれる前から大好きでした!
社畜SE雪村利奈は、乙女ゲームの悪役令嬢エカテリーナに転生した。
前世の頃から皇子より悪役令嬢の兄アレクセイにハマっていたけど、実物はさらに素敵!そして悪役兄妹の生い立ちが可哀想すぎて泣く!
よーし破滅フラグと国の滅亡フラグを回避して、みんなで幸せになるぞー。
かくして建国以来四百年続く超名門ユールノヴァ公爵家の悪役令嬢と、口が悪くて気が強い歴女なアラサー社畜、ふたつの人格が統合。外見は上品なお嬢様、中身は怒涛のツッコミ属性。社会人の常識や歴史の知識で、多忙な兄を助けつつゲームイベントを乗り切ってゆく。
なんかそのたびに、超有能お兄様のシスコンレベルが上がっていくような。いや最初からシスコンだけど。ブラコンシスコンのラブラブ兄妹で幸せだけど。
そして、ヒロインと皇子に近づかないという破滅フラグ対策が、どんどんグダグダになってしまうのはなぜなのか。いや、二人ともいい子でいい友達だけど。けど皇子、君は私にとって破滅フラグの化身なんで……仲良くなるのはまずいんだよう。
それにしても乙女ゲームの世界と言いつつ、設定になかったことだらけ。
とにかく悪役令嬢エカテリーナは、お兄様のために頑張ります!(サイトの紹介文より)
2021年6月に4巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
いや、「ジョブチェンジ」って…。まあ、悪役令嬢っぽいことはやってないので、悪役令嬢ではないんだけどさ。
なんか兄貴の方も、度を越したシスコンで、なんかほっとくと事実婚しそうなレベル(笑) 王子様も頑張ってるんだけど、エカテリーナの方が敬遠(?)してるせいで、なかなか進展しないというか。エカテリーナはヒロインちゃんと王子をくっつけようとしてるけど、それもどうかなぁ、という感じ。いろいろと頑張っちゃったおかげでゲームのルートから外れたイベントがちょこちょこ起こってるけど、大丈夫なんかね。ヘタをすると国が滅びるだろーに。。。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
宇崎ちゃんは遊びたい!7

相変わらず後輩の宇崎に絡まれる桜井。少しは二人の雰囲気も変わってきたように見えるが…。
2021年8月に7巻が発売(前の紹介はこちら)。
桜井の方も実家に帰って、父親に諭され、戻ってきて周囲に言われて、宇崎との関係をちゃんと考えようと…したところで、宇崎がウザったいムーブを。何というか絶妙なタイミングで、やっぱり性格が合わないのでは…と思う瞬間だね(笑) まあでも宇崎の親父さんにバレて、お互いの意識も高まったりして、もう秒読みかな…? ここからがまた長そうな気もしないでもないが(苦笑)
★やまぞ~的評価:○
タグ : 宇崎ちゃんは遊びたい!丈
Free Life Fantasy Online

フリーライフファンタジーオンライン……通称FLFO。
βテストの大会で貰った入賞景品を、妹の秋菜からのプレゼントされやり始める月代 琴音。
キャラクリで選んだ種族は……マニアックな人向けである『人ならざる者』
人外系と言われる中でも不遇の1つ、ゾンビを選択。
サービス開始だひゃっはー! してる人達をガン無視し、ゾンビの種族スタートでマイペースに進め、隠し部屋を発見。
特殊種族への進化ルートを解放するキーアイテムと装備を発見し、種族や見た目から『姫様』と呼ばれるように。
良くPTを組む人物は妹……ではなく、同業者の骨と鎧。
使役系と言えばもふもふ? ところがどっこい。出てくるのはカタカタと頭を揺らす骨。
図書館で読んだ女神様の1柱に『門にして鍵』とか通称書かれたけど華麗にスルー。
様々な神話が混ざってカオスってるのはゲームでは定番。面白ければ良いでしょう。
そんな主人公……月代 琴音がマイペースに楽しむお話。(サイトの紹介文より)
2021年9月に6巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
そもそもなぜゾンビスタートという感じ(笑) スタート地点も墓の中で、なんども死んだりして、よく続けたな。。。まあ、そのおかげで特殊種族になれたんだが。いろいろ怪しげなスキルとかゲットしてかなり無双状態なんだけど、対人は控えめ、というか生産指向が強かったり。確かに「マイペースに楽しむ話」だな(笑)
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようです。3

優勢に試合を進めるフリーダム。このまま進めばコールドゲームも可能というところだが、ヴォルフスムントのファラには太一への対抗策が見えているようで…。
2021年8月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
いかにもデキそうな感じだから、太一を苦しめるか…と思ったら、それも込みで太一の手のひらの上か。。。で、順当に勝ったんだけど、なんのことはないヴォルフスムントだって搾取されてた側で、どうやら、まだまだ戦わなきゃいかんらしい。しかも、いろいろと厄介な相手っぽいなぁ。。。
★やまぞ~的評価:○
贅沢三昧したいのです!

祖父の借金を家族全員で返済したら、事故にあって死んでしまった私。気がつけば乙女ゲームのショボい悪役令嬢になっていた。没落の未来はあるけれど、令嬢というからには贅沢できる!と喜んだのは束の間。超貧乏領地に怒り心頭。そしたら魔法に目覚めた。
魔法を駆使して贅沢生活を目指す少女(見た目は幼女、精神大人)の奮闘記。(サイトの紹介文より)
2021年7月に6巻が発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
ずいぶんと即物的なタイトルに思わず笑ってしまった。
実際には、超貧乏なので、贅沢するより領民を助けないと立ちゆかない感じ。さいわい、目覚めた魔法の力はとんでもないもので、がっつり領地開発に使えるんだけど…。ってな感じで、中身は大人な幼女が奮闘したり。ああでもけっこうな勢いで成長する(というか話が流れてる)な。。。しかし、領地の方はどうにか発展しそうだけど、サレスティア(主人公)がいてこそ、だと、いつまで経っても贅沢三昧できないような…(笑)
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 贅沢三昧したいのです!みわかず
ゲームオブファミリア-家族戦記-7

巨大化したミラカバに取り込まれてしまった支衛だが、事前に打っていた手によりオードを追い詰めていく。しかも、まだ生きているらしく、ヒナナに助けを求めるメッセージを残していて…。
2021年8月に7巻が発売(前の紹介はこちら)。
あれ、やばいんじゃ…? って思ったけど、そんなことないか。というか、誰かのために犠牲になるとかそんな殊勝な性格してないよな。。。まあ、家族は例外の範疇みたいだけど、それでも自己犠牲とか無縁っぽいし。
ということで、敵まで助けて、事件解決。さて次は…お、今度こそなんか苦戦しそうな感じかな?
★やまぞ~的評価:○
→8巻の紹介はこちら
タグ : ゲームオブファミリア山口ミコトD.P
『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで

リアルではぼっちで、せめて…と始めたゲームでもぼっちだった杉崎優真。でも、ちょっとしたイベントで「シュバルツ」と知り合い、仲良くゲームができるように。いろいろ話せるようになって、入学する高校が一緒だと知って、リアルで会おうということに。驚いたことに「シュバルツ」こと上城ゆいは、女の子で、生まれつき白い髪がコンプレックスで引っ込み思案になってしまっていたとのこと。高校入学までに変わりたいという友人の願いを聞いて…。
2021年9月に発売。
“最果ての魔法使い”の作者の新作。
男女の友情は成立するか的な話。いろいろ頑張ってくれる優真に心を開いて懐いて…ってのはいいんだけど、美少女の気軽なスキンシップに優真の方が落ち着かない感じ。それでも友達のためって頑張ってるんだけど、いつまで持つのやら…。ゆいの方だって、意識はしてないけど、さらっと恋の落ちそうな感じだし。。。
1巻の段階では、まだ友達やってるけど、2巻とかで早々に「友達じゃなくなる」可能性はあるかなぁ。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
勇者小隊1

引きこもり気味でめんどくさがりやの黒須優士は、突然異世界に召喚され、勇者としての役割を期待される。びっくりして黙っていたら冷静沈着で寡黙だと勘違いされ、都合がいいのでそのまま魔王を倒すことに。討伐後、無事に元の世界に帰れるかと思ったら、王女が転移魔術陣に乗ってきて一緒に…別の世界へ。そこは、優士の元の世界とは違って…。
2021年8月に発売。
タイトルがよく分からなかったんだけど、なんとなく惹かれるものがあって読んでみた。
って、この勇者、明らかにファンタジー向きの能力じゃないというか、SF向きの能力だな。…転移後の世界の方が生き生きとしてる…わけでもないか。寡黙キャラの裏でぶつぶつ考えているところとかはけっこう面白い。戦闘では役に立たない王女様が代わりにしゃべってくれるんだけど、どうにも勇者の意向をちゃんと汲んでくれていないというか、ズレた理解をしているというか…。
面倒くさがって更に面倒くさいことになってる勇者とか、ロボットもので主人公というより悪役向きな能力とか、個人的にはかなり面白かった。
★やまぞ~的評価:◎
→2巻の紹介はこちら