召喚主は家出猫4
召喚主は家出猫 (4)英雄と皇帝のファイナルゲーム (角川スニーカー文庫) (2014/09/30) 鷹見 一幸 商品詳細を見る |
再び帝国軍にとらえられた翔馬は、皇帝と対面し、異世界人同士ということもあって捕虜ながら、作戦などを聞き出すことに成功する。なんとかそれを瀬里奈に伝え、王国の作戦を成功させたいところだが…。
2014年9月に最終4巻が発売(前の紹介はこちら)。
皇帝よりも進んだ時代から来たということもあって、知識を披露してうまいこと興味を引いて、瀬里奈をぼろくそにけなして帝国の味方のふりをしたり。単に知識チートだけじゃなくて、この辺のなりふり構わないところはそれなりに良かったかな。
最後、皇帝の野望をくじいてどうするのかと思ったけど、普通に和解かぁ。まあここで殺伐とした結果だと、あまり後味の良くない終わり方になりそうだしね。。。
★やまぞ~的評価:○
ほむんの錬金術部1
ほむんの錬金術部 (1) (カドカワコミックス・エース) (2014/10/24) 長谷川 真也 商品詳細を見る |
特にやりたいこともなく周囲に流されて生活している石神霧歩。ある時、廃部になった錬金術部の部室で、ほむんと名乗る“人工生命体(ホムンクルス)”に出会い…。
2014年10月に発売。
やりたいことが何もないというほむんに成り行きで霧歩がやりたいことを教えるハメになってしまい…という展開。常識もなく、手当たり次第に食べて様々なものの特性を取り込むほむんに振り回される的な。とはいえ、色んなことをやってみて、ほむんと一緒に霧歩も成長するとかそういう感じかな。
最初にほむんが裸で現れたりと、サービスシーンもぼちぼちな感じwで入ってる。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
魔技科の剣士と召喚魔王6
魔技科の剣士と召喚魔王<ヴァシレウス>6 (MF文庫J) (2014/07/24) 三原 みつき 商品詳細を見る |
日本神話の神魔によって制圧された西日本。影で動いている中華道国を排除するべく伊勢神宮へ潜入を図る一樹たちだったが…。
2014年7月に6巻が発売(前の紹介はこちら)。
しまった、周回遅れになっちまった。…って最近なんかこんなのが多いな。。。
西日本に乗り込んで…ってことなんだけど、潜入の相方には一羽が選ばれて、好感度稼ぎ。まあ剣士として憂愁というのはあるんだけどね。
香耶も絡んできたりして状況はますます混沌としてきたり。中華道国から味方になるのが来たり、今まで協調していた北欧騎士団は中立になったりして世界中を巻き込んだ戦になるわけか…。一樹のハーレムが国際的になるってことだな(笑)
★やまぞ~的評価:○
→7巻の紹介はこちら
タグ : 魔技科の剣士と召喚魔王三原みつき
エンバンメイズ1
エンバンメイズ(1) (アフタヌーンKC) (2014/11/07) 田中 一行 商品詳細を見る |
賭けダーツの世界では有名な烏丸徨(からすま こう)。“迷宮の悪魔”とも呼ばれる彼は、今回、とある女子高生の依頼で、神谷というプレイヤーと勝負をすることになるが…。
2014年11月に発売。
“イコン”の作者の新作。
賭けダーツっていういかにもな感じのゲームで、悪者を相手以上に悪辣な手段で倒すというダークヒーローというかそんな感じの話。勝ったと思って調子に乗った相手を逆転で倒すとことか、相手を追い詰めるときの楽しそうな顔とか、なかなか悪趣味でいい感じ。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
→2巻の紹介はこちら
未確認未来少女
未確認未来少女 (ガガガ文庫) (2014/11/18) サイトウ ケンジ 商品詳細を見る |
とある事件で、少し先の未来が見えるようになった果瀬春太郞(はせ しゅんたろう)と、通常の視力を失った静理(しずり)の兄妹。ある日、いつも通り登校した春太郞は、自分の席に見知らぬ少女が座っているのに驚く。しかも周囲は、その少女・東冬海(あずま ふゆみ)が前からいたかのような態度で…。
2014年11月に発売。
“トリニティセブン”(1巻の紹介はこちら)の原作者の新作。
こっちはSF風かな。いろいろ不可解な現象が起こったりとかするのを春太郞が、未来から来た冬海と解決しようとして…ってな感じの話。意外と作中での時間は経ってないんだけど、えらくバタバタって感じ。丁寧に描写されてる分、登場人物の目線で展開を追いかけられる感じだったかな。
最初に妹の着替えを力でのぞくとか、エロシーンもありか? って思ったら…それだけでした。。。(笑)
全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 未確認未来少女
さんかれあ11
さんかれあ(11)<完> (講談社コミックス) (2014/11/07) はっとり みつる 商品詳細を見る |
理性を失った礼弥と一緒に講堂に閉じこもる千紘。勝算は低いながらも打開策はあるようだが…。
2014年11月に最終11巻が発売(前の紹介はこちら)。
…ってなんか行き当たりばったりのような気が。なんとか礼弥は正気を取り戻したものの、千紘は代償として心臓を失って…。あれ、死んじゃったの? って思ったら。。。う~ん、なかなかあざとい演出(笑) まあ良かったけどね。
しかし、ゾンビ娘萌えってところから11巻も続いたんだなぁ。ある意味、すごい。
★やまぞ~的評価:○
デスマーチからはじまる異世界狂想曲3
デスマーチからはじまる異世界狂想曲 (3) (FUJIMI SHOBO NOVELS) (2014/11/18) 愛七 ひろ 商品詳細を見る |
ホムンクルスのナナを仲間に迎えて旅を続ける一行。はじめての体験も多く、賑やかで楽しい道行きだが…。
2014年11月に3巻が発売(前の紹介はこちら)。
今回は旅の途中でいろいろと実験したり作ったりという生産系がメインの話。web版でもいろいろやってたからなぁ。本編でも出てきたエピソードの間にがっつりオリジナルのネタが入っているので、3巻はけっこう新鮮だったかな。
ルルが飛び跳ねて喜んでる挿絵とかなかなか良かったのと、前に出てきた小悪党キャラを再利用してたのは笑った。
★やまぞ~的評価:◎
→4巻の紹介はこちら
ばってんが!
ばってんが! (講談社ラノベ文庫) (2014/10/31) やます ゆきたか 商品詳細を見る |
他人を疑うことを知らない早木守人(さき もりと)は、教師の手伝いで日本史の資料室を整理している時にとある箱に施されていたお札をはがしてしまう。そこから出てきたのは、元寇の時に博多を守るために生まれた神様・博多姫だった。だが目覚めた時に力を拡散させてしまい、悪用されないように回収しなければならないといい…。
2014年10月に発売。
“まお×にん!”(1巻の紹介はこちら)とかの作者の新作。
タイトルの意味が分からん、と思ったら博多弁なのか。舞台も博多だし、ヒロインは博多弁バリバリだし、何とも地方色にあふれる話。ま、えらく新鮮だけど(笑)
ストーリーとしては、博多姫の分身の力を得た人間が悪さをしたり、襲いかかってくるのを撃退していく…というシンプルな展開で、ラスボスも何か途中で分かってストレートな感じ。とりあえず賑やかではあったかな。
全体としては、まあまあ面白かった。
★やまぞ~的評価:○
亜人5
亜人(5) (アフタヌーンKC) (2014/11/07) 桜井 画門 商品詳細を見る |
事件現場の佐藤を押さえるべく出動したSAT。生き返る佐藤を殺し続けることで身柄を押さえようとするが…。
2014年11月に5巻が発売(前の紹介はこちら)。
なかなかいい作戦だと思ったんだけどね。。。残念、佐藤の仲間がいて、SATの隊員を殺し始めたことで、佐藤を殺し続けることができなくなって負け。
ただ、このあたりの状況が大々的に放送されたことで、改めて亜人は危険だという認識が広がって圭も危機に。で、佐藤をどうにかしなきゃってことに…。
やっと自分から動いたか、この主人公…(笑)
★やまぞ~的評価:○
→6巻の紹介はこちら
聖剣使いの禁呪詠唱8・9
聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>8 (GA文庫) (2014/08/08) あわむら 赤光 商品詳細を見る |
聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 9 (GA文庫) (2014/11/14) あわむら 赤光 商品詳細を見る |
(8巻)学園祭でまさかの活躍をするサツキ。そんなサツキを見た諸葉は思わず出会った頃、記憶が取り戻せないまま懐かれ距離感に戸惑っていたことを思い出し…。
(9巻)《異端者》発祥の地と思われる場所が見つかったと呼び出される諸葉たち。かつてない強敵に、日・仏・英の三カ国合同の作戦が立案されるが…。
2014年8月に8巻、11月に9巻が発売(前の紹介はこちら)。
まとめて紹介してみたものの、8巻は外伝的な短編集、9巻は本編の佳境ということでつながらんなぁ(笑)
中国支部のトップも出てきたり、なんか怪しげな組織っぽいのも出てきたり、何というか核心に迫ってきた感じの展開。敵も強いけど、味方も強くなってるし、諸葉は相変わらず反則級だし。…って、あ、春鹿も正式に諸葉争奪戦に参戦か? まあ、サツキとか静乃とかレーシャとかが強烈だからなぁ。。。(笑)
★やまぞ~的評価:○
→10巻の紹介はこちら