ふかふかダンジョン攻略記8
オーク帝国の帝都にたどり着いたクコロたち。思わぬ発展ぶりに人類の未来を危ぶむ。。。
一方、発明品が高く評価されたアロだが、名前が売れたことで困った相談も持ち込まれる事もあって…。
2022年7月に8巻が発売(前の紹介はこちら)。
人間でもオークに味方してるのがいるのか。おまけに知識チートというか。これはなかなかにしんどい状況かもね。
…ってな話も出てきつつ、勇者も出てきたりしてるけど、ジャンたちはマイペースで成長してるというか、未知の領域に突っ込んでってはけっこうスレスレな冒険をしてる感じだね。。。
★やまぞ~的評価:○
→9巻の紹介はこちら
タグ : ふかふかダンジョン攻略記KAKERU
はぐれもの最強空間魔法使いは嫁と静かにスローライフしたい
人類を脅かす魔物の主【魔王】を討伐した半魔族の空間魔法使いのランドロスは、魔王との戦いで全て出し切ってしまっていたために、後からのこのことやってきた勇者シユウに突き刺され、名誉も金も仲間も全てを奪われてしまう。
もはや死ぬしかないという状況で、ランドロスが打ち負かしたはずの魔王が最後の力を振り絞り、魔王の力をランドロスに託す。
生き延びたランドロスは、世界最難関の迷宮に挑むギルド【迷宮鼠】に勧誘される。
【迷宮鼠】はランドロスと同じような特殊な事情がある『追放者』ばかりで構成されるギルドだった。
『ハッキング』という謎の技術を持つ少女、獣人の混血が進みすぎた『ワーキマイラ』、希少種族のエルフの美女、政権争いから逃げてきた他国の王女、人殺しをしたくない暗殺者の少女、そしてそれらをまとめる人間の幼い少女のギルドマスターと、一癖も二癖も十癖も千癖もある仲間達との楽しく愉快な大冒険が始まる!
……しかし、実力もないのに英雄扱いされてしまった勇者はこの先大丈夫なのだろうか?
弱いのに王の前で御前試合をしたり、最前線に立たされるわけだが……?(サイトの紹介文より)
2022年7月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
タイトルにある割に、嫁がなかなか出てこず(正確には出てくるけど、嫁になりそうにない)、まあスローライフをするにはお金がないというか。
半分魔族なので、いろいろ生きるのにも大変だけど、能力的には「最強」とある通り、なかなか優れもの。新しいギルドでもすぐに頭角をあらわす感じ。
ざまぁの方はまあぼちぼちってところかな。メインにはなっていないというか。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
この世界で俺だけが【レベルアップ】を知っている1
―― “レベル”によって命の価値が決まる世界。
Sランク冒険者のテオが転生したのは、人々が【レベルアップ】という力を忘れてしまった1000年後の未来だった。
そこでは、生まれつき定められているレベルが“1”である人間は“最弱種族”として虐げられ、人々は魔物に怯えながら生きていた。
しかし、そんな中でただ1人――。
魔物の生贄にされたテオだけは知っていた。
――世界で唯一【レベルアップ】できる人間こそが、最強に至れる種族だということを……。(サイトの紹介文より)
2022年7月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
前世の記憶があるので、レベルアップという概念が忘れられてる状況が作られたものだって分かって、こっそり鍛錬をしていた感じ。生け贄にされたのをきっかけに、魔物を倒してレベルアップを重ねて…って旅に出るなりレベル77の強敵と当たるとか絶望しかない。かと思ったら、諦めずに攻略してたら勝ってるし。逆にここでがっつりレベルを上げられたのは良い感じ。
まあでも先は長いというか、敵を倒してレベルを上げるほど、さらに強い敵が出てくるというか…。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
アルマーク
戦乱の絶えない北の大地で傭兵団の一員として生きてきた少年アルマークが、父との約束に従って平和な南の魔法学院に入学します。
長い旅の末にたどり着いた学院での生活は、今まで自分がいた世界とは全く異質なものでした。
そのあまりのギャップに、アルマークは戸惑うことばかり。
しかし失敗を重ねながら、仲間や先生の助けを借りて、徐々にその才能の片鱗を見せていきます。(サイトの紹介文より)
2022年8月に1・2巻が同時発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
ふらりと北に来た魔法学院の校長に才能を見出されたアルマークが父親に言われて、学校に通うことに。北から南へ行くまでも、なかなかの冒険だったと思うけど、着いてからも慣れない環境で大変というか。常在戦場の気構えはいらないからなぁ…と思ったら、学院は学院で何やら物騒なこともあったりして、北で身につけた技術を活かしつつ、トラブルを同級生たちと乗り越える内に連帯感みたいなのもできてきて…ってな展開。
主人公が11歳なんで恋愛要素は薄めだけど、全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
保護者怪人ジェノサイバー1
高校に入学したての和泉シオカは普通に憧れる少女。その理由は、早くになくなった母親が悪の科学者だったせいで、シオカの世話係として残されたのは、見るからに怪しげな怪人だったためで…。
2022年7月に発売。
極悪そうな怪人がエプロン付けて家事をするというなかなかシュールな絵柄。家事機能付けるなら、外見ももうちょっと工夫しろよ、博士…。
この怪人、顔(?)に似合わず任務に忠実で、しかもけっこうマメだったりして、まあでも常識はないので、シオカとしてはやっぱり普通に憧れるわけで…。
おまけに、現役の怪人やってた当時はけっこう有名だったらしく、他の怪人がなんかちょっかい出してきたり、正義の味方とかも出てきたりして大騒ぎな感じになったりして。。。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:○
タグ : 保護者怪人ジェノサイバーシミズヒロノリ
クエスト:プレイヤーを大虐殺してください
リーエン=オンライン。
新技術を惜しみなく注いだグラフィックと壮大な世界観。全てが魅力的と言う触れ込みで、巷に噂が広まっていた新作VRMMO。
βテストは一切行われず、内容が垣間見れるのは、公開された短いトレーラームービーのみ。
プレイヤーは成人済みに限定され、アカウント登録時にリモート精神鑑定を含めたメディカルチェックの提出と、生体認証まで必要となるものだから、審査だけでも数日かかる。
それでもVRMMO好きの俺は早々に面倒な登録申請を終わらせ、結果の通知を心待ちにしていた……筈だった。
そんなある日。
リーエン=オンラインの正式リリース前に、運営会社から呼び出しを受けた俺に告げられた言葉は、予想外のものだった。(サイトの紹介文より)
2022年8月に発売。
元はweb小説(サイトはこちら)。
VRMMOもの。物騒なタイトルに惹かれて(?)読んでみた。
まあ、サブタイトルに“VRMMOの運営から俺が特別に依頼されたこと”ということで、ゲームの活性化の目的もあっての依頼だったりするんだけどね。で、ある程度の力を付けないと意味ないから、序盤は他のプレイヤーと変わらないし…って、あれ、なんか我が道を行くプレイ? しかもゲームのシステムでサブキャラみたいなの作れるんだけど、それがまた特殊な設定で、そっち方向に進んだ挙げ句、独自路線を突き進んだ感じかな。まあでもいい感じでゲームを楽しんで、運営から頼まれた裏のお仕事も進みつつあって…。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:○
女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い9
とあるメイドカフェでアルバイトする“花”。可愛く朗らかな性格で人気があるが、実は根暗な男。一方、その“花”を目当てに店に来る凛とした美人“めい”。“花”も憎からず思っているが、正体はヤンキー(♂)。実は、リアルはお互いが最も嫌うタイプで…。
2022年7月に9巻が発売(前の紹介はこちら)。
女装した状態での交友関係が広がったおかげで、いろいろめんどくさいことになってるというか、お互いを女と思っているので、彼氏がいるんじゃないかとか、女装したままで「好き」って口走ってみたりとか(笑)
そんなこじらせをしている中で、文化祭で女装することになって、その指導に“花”が行くことになったりって…中村も親子遭遇だし。。。
★やまぞ~的評価:○
→10巻の紹介はこちら
琥珀の秋、0秒の旅
内気な高校生・麦野カヤトは、修学旅行で函館を訪れている最中、時間が止まるという不思議な現象に遭遇する。全てが止まる中、他にも動く人間・井熊あきらを見つけ、二人で原因とおぼしき、カヤトの叔父の家を目指すことに。電車も止まっている世界で、徒歩で函館から東京への旅が始まる…。
2022年8月に発売。
“夏へのトンネル、さよならの出口”(紹介はこちら)とか“ミモザの告白”とかの作者の新作。
二人の周囲だけは時間が動くんだけど、他は止まっちゃうので、エレベーターとか電車とか文明の利器は全て使えない感じ。青函トンネルがあるから泳ぐ必要は無いけど、黙々とトンネルを歩くのはなぁ。。。ちょっと不良少女っぽいあきらとの二人旅は、性格が合わないとか、カヤトの病気とかいろいろ困難はあるけど、それでも世界で二人ぼっち的な境遇もあってだんだん仲良くなっていく展開。
旅をする内に、原因っぽいものも見えてきたりして、逆に世界がまた動き出したらどうなるかとかも予想できて…あ、でも、ちゃんとハッピーっぽいエンドにはなったかな。。。
全体としては、けっこう面白かった。
★やまぞ~的評価:◯
妄想フライデー
仕事を辞め、次の仕事にもつかずにニートになっていた夏樹は、マッチングアプリで知り合った女性と親しいやりとりをするようになったが、無職であることを言えずにいた。そんなある日、よく行くレンタルビデオ店で新しい女性店員の汐野から渡されたビデオは彼女自身が映っているアダルトビデオて…。
2022年6月に発売。
マッチングアプリの「やよい」の方を大事にしてるんだろうけど、汐野の方も突き放すわけじゃなくて、なんかずるずるとって感じ。まあでも仕事を辞めた理由はいろいろ事情もあったみたいで、ダメダメってわけではないのかなぁ。…ああ、二股敵になってるのはダメダメか(笑) フラフラしてたけどいちおう最後はちゃんと決着付けた感じで、前向きになれたかね。
全体としては、まあまあ面白かったかな。
★やまぞ~的評価:◯